1/2(日) 2021-22シーズン第15節 富山グラウジーズ戦 GAME2 試合結果
1/2(日) 2021-22シーズン第15節富山グラウジーズ戦GAME2の
スタッツ、戦評、会見コメントをお伝えいたします。
<スコア>
2021-22 シーズン第15節富山グラウジーズ戦GAME2
広島ドラゴンフライズ 74–90 富山グラウジーズ
(1Q:19-22、2Q:20-26、3Q:20-20、4Q:15-22)
<スターター>
広島:寺嶋良、辻直人、アイザイア・マーフィー、グレゴリー・エチェニケ、ニック・メイヨ
富山:ブライス・ジョンソン、水戸健史、宇都直輝、晴山ケビン、ジョシュア・スミス
【主なスタッツ】
◎広島ドラゴンフライズ
◆得点
チャールズ・ジャクソン 19得点
辻直人 17得点
寺嶋良 16得点
◆リバウンド
チャールズ・ジャクソン 8リバウンド
ニック・メイヨ 7リバウンド
アイザイア・マーフィー 4リバウンド
◆アシスト
寺嶋良 5アシスト
青木保憲 3アシスト
辻直人 2アシスト
ニック・メイヨ 2アシスト
◎富山グラウジーズ
◆得点
ブライス・ジョンソン 21得点
宇都直輝 21得点
ドワイト・ラモス 15得点
◆リバウンド
ブライス・ジョンソン 9リバウンド
ジョシュア・スミス 9リバウンド
小野龍猛 3リバウンド
飴谷由毅 3リバウンド
ジュリアン・マブンガ 3リバウンド
晴山ケビン 3リバウンド
◆アシスト
宇都直輝 7アシスト
ジュリアン・マブンガ 6アシスト
ブライス・ジョンソン 3アシスト
ジョシュア・スミス 3アシスト
【戦評】
1Q
広島はマンツーマンディフェンス、富山はGAME1に引き続きゾーンディフェンスで試合開始。#5ジョンソンの2Pシュートで富山が先制。対する広島は#5マーフィーがジャンプシュートを成功させ最初の得点をあげる。富山のゾーンディフェンスの攻略に苦しむ広島を尻目に富山は#5ジョンソン、#11宇都が思い切りの良いプレーで次々と得点をあげる。さらには広島のターンオーバーから富山#5ジョンソンがダンクシュートを叩き込み6-15。広島がタイムアウトを要求。悪い流れを断ち切りたい広島は#3辻が3Pシュートを成功させると、#4青木、#10ジャクソンがフリースローから加点。富山は#24ラモスが3Pを成功させるもオフェンスが停滞。1Q終了のブザーと同時に広島#1ケネディが難しい体勢から2Pシュートを成功させ19-22で富山が3点リードで1Q終了。富山の22得点の内、#5ジョンソン、#11宇都が二人で17得点をあげる活躍を見せた。
2Q
開始早々、富山#0小野が得点すると、続けて#24ラモスがバスケットカウント、3Pシュートと得点を重ねる。さらに#0小野が3Pシュートを成功させ23-33と富山が二桁のリードを奪う。反撃の糸口を掴みたい広島は#0寺嶋がバスケットカウントを成功させると、鋭いドライブからレイアップシュートを決めると、#10ジャクソンが2Pシュートで加点し30-33と富山の背中を捉える。流れに乗りたい広島だが、富山#16松井の3Pシュートが2本連続で成功し32-41。残り時間2:52、広島がタイムアウトを要求。広島はタイムアウト明け、#24メイヨが奮闘し得点を重ねるが、富山#34スミスが存在感を発揮。リバウンド、得点を重ね39-48と富山がリードを広げ2Q終了。
3Q
富山#11宇都が好調。富山が得点を重ねる中、広島#3辻が奮闘しフリースローで加点。流れに乗りたいところだが、広島はオフェンスが嚙み合わず得点に伸び悩む。対する富山は#5ジョンソンが次々と得点を重ねていく。さらに#34スミスのバスケットカウントが決まり48-63と富山が大きくリード。広島も#3辻の3P、#0寺嶋のフリースローで加点するが富山#24ラモスが3Pシュートを成功させ追い上げを阻む。さらに#11宇都が2Pシュートで加点し57-68。終盤、広島#10ジャクソンがフリースローで得点し59-68と点差は変わらず9点差で富山がリードを保ち3Q終了。
4Q
富山#24ラモスのバスケットカウントから4Qがスタート。さらに#11宇都、#5ジョンソンが続けて得点し61-75とリードを広げる。逆転に向け時間が無い広島だが、オフェンスが停滞。リズムに乗れない時間帯が続く。富山は#16松井、#34スミスが得点をあげ、点差を広げていく。反撃したい広島は#24メイヨのダンクシュート、フリースローで加点、さらに#10ジャクソンがバスケットカウントを奪う。たまらず富山がタイムアウトを要求。広島が流れに乗るかと思われたが富山#16松井の2Pシュートが決まると、#5ジョンソンがスティールから豪快なダンクシュートを叩き込み広島を引き離す。広島は#10ジャクソンがインサイドで奮闘し加点するも、富山#34スミス、#11宇都のダメ押しの得点で点差は縮まらず74-90で富山が勝利を収めた。
まとめ
広島はゲームを通して3Pシュートの確率が20%(4/20)と上がらず、GAME1同様に富山のゾーンディフェンスに苦しめられる試合となった。広島は#10ジャクソンが19得点、#3辻が17得点と奮闘するも、ホームでの悔しい敗戦となった。富山は#5ジョンソン、#11宇都がともに21得点と活躍。さらに#5ジョンソンは9リバウンド4スティールと広島を苦しめた。広島は随所で判定に対するアジャストができず、コントロールの難しいゲームとなった。課題を修正し、次節での勝利に期待したい。
【会見コメント】
◎広島ドラゴンフライズ
■カイル・ミリングHC
「全体的に厳しい試合となった。長い1週間で選手たちも疲労が溜まっていたと思う。全体的に見てメインのプレーヤーが得点を取れていなかった。来週のゲームへ向けしっかり用意をしていきたい」
■辻直人選手
「(今日のプレーを振り返ってを聞かれ)昨日はファウルトラブルにはなったが、序盤からディフェンスの対策がうまくいった。今日はその対策が通じなくてファウルを取られたりとなかなか自分たちのペースにならなかった。重たい、出だしから難しい試合になった」
■チャールズ・ジャクソン選手
「(今日の試合を振り返って聞かれ)ハードにプレーできていなかった。先制パンチを与えることができず、逆にやられてしまった。立て直すことが難しく、相手のやりたいようにやられてしまった。自分たちのバスケットボールをやれば勝てると思う」
◎富山グラウジーズ
■浜口炎HC
「ディフェンスをよく我慢しながらチームでしっかりプレーができた。広島の得意で得点源となる3Pシュートに焦点を当てていたので、シュート率を抑えることができた。良くディフェンスできたと思う」