1/1(土) 2021-22シーズン第15節 富山グラウジーズ戦 GAME1 試合結果
1月1(土)富山グラウジーズ戦の試合結果をお伝えいたします。
<スコア>
2021-22 シーズン第15節富山グラウジーズ戦
広島ドラゴンフライズ 84–79 富山グラウジーズ
(1Q:17-16、2Q:28-21、3Q:19-20、4Q:20-22)
<スターター>
広島:寺嶋良、辻直人、アイザイア・マーフィー、グレゴリー・エチェニケ、ニック・メイヨ
富山:ブライス・ジョンソン、水戸健史、宇都直輝、晴山ケビン、ジョシュア・スミス
【主なスタッツ】
◎広島ドラゴンフライズ
◆得点
寺嶋良 18得点
ニック・メイヨ 16得点
グレゴリー・エチェニケ 13得点
◆リバウンド
グレゴリー・エチェニケ 8リバウンド
寺嶋良 6リバウンド
ニック・メイヨ 5リバウンド
◆アシスト
辻直人 6アシスト
寺嶋良 4アシスト
アイザイア・マーフィー 3アシスト
◎富山グラウジーズ
◆得点
ジョシュア・スミス 19得点
ジュリアン・マブンガ 14得点
宇都直輝 13得点
◆リバウンド
ジョシュア・スミス 15リバウンド
ブライス・ジョンソン 7リバウンド
宇都直輝 5リバウンド
ジュリアン・マブンガ 5リバウンド
◆アシスト
宇都直輝 6アシスト
ジュリアン・マブンガ 5アシスト
小野龍猛 3アシスト
【戦評】
1Q
#5マーフィーのフリースローで広島が先制得点。さらに#5マーフィーが3Pシュートを成功させ加点。対する富山は出だしからミスが目立つが#33晴山のバスケットカウントで最初の得点をあげる。両チーム、ディフェンスをゾーンディフェンスに切り替える展開の中、#8エチェニケのバスケットカウント、#1ケネディの3Pシュートが成功し15-8と広島がリードを広げる。広島はディフェンスでも集中力を見せ富山を苦しめる。苦しい展開を打開したい富山は#34スミスが圧倒的な体格を活かしてインサイドで得点。さらに#11宇都が2Pシュートを決め加点し17-16。オフェンスでリズムを作れない広島はタイムアウトを要求。そのまま両チーム守備を徹底し17-16と広島が1点リードの展開で1Q終了。
2Q
富山は1Qに引き続きゾーンディフェンスを継続。リズムに乗りたい両チームだが、#8エチェニケのバスケットカウントで広島が2Q先制得点。対する富山は#5ジョンソン、#11宇都の2Pシュートで応戦。富山のディフェンスに苦しむ広島だが、#1ケネディが好調。鮮やかな2Pシュートを成功させると、#12中村のアシストからさらに加点し広島のオフェンスを牽引。26-21と再び点差を広げる。富山は#32マブンガが2Qのみで10得点をあげる活躍で食らいつくが、広島#3辻、#0寺嶋の3Pシュートが連続して成功。さらに#0寺嶋が2Pシュートを決め切り40-32。残り時間1:40富山がタイムアウトを要求。2Q終了間際、富山#32マブンガのアシストから#16松井の3Pシュートが決まり42-37と富山の得点で終了かと思われたが、ブザーとともに広島#0寺嶋のハーフコートからのシュートがリングに吸い込まれ45-37と広島が8点リードで2Q終了。
3Q
#0寺嶋の2Pシュートで広島が後半先制得点。そのまま勢いに乗りたい広島だが、富山の堅いディフェンスを前にターンオーバーを連発し失点。#33晴山の3P、#34スミスのバスケットカウントが決まり47-49。富山の12連続得点でついにリードを奪われ広島がタイムアウトを要求。広島は我慢の時間帯、#0寺嶋の華麗なアシストから#10ジャクソンの2Pシュートが成功。さらに粘り強いディフェンスから#0寺嶋が2本連続で3Pシュートを沈め61-54とリードを広げる。勢いに乗りリードを広げたい広島だが富山#34スミス、#32マブンガがフリースローによる得点で食らいつく。終了間際、広島#5マーフィーが得点し64-57。広島が7点をリードし3Q終了。
4Q
#11宇都の得点で富山が4Q最初の得点をあげる。対する広島は#3辻、#4青木が2Pシュートを成功させ69-59とついに点差を二桁に。リズムに乗り、突き放したい広島だが、富山#5ジョンソンのバスケットカウントが決まると、#33晴山が3Pシュートで加点し69-66と一気に広島へ迫る。タイムアウトを要求した広島、悪い流れを断ち切りたいところ、#8エチェニケの2Pシュートが成功。ここから両チーム点の取り合いへ。広島は#8エチェニケ、#0寺嶋が得点すると#3辻が3Pシュートを成功させ得点を重ね、対する富山は#32マブンガ、#34スミスが中心となり得点を重ねる。4Q終盤、#32マブンガのバスケットカウントが決まり75-75。ついに同点となる。苦しい展開を打開したのはやはり広島#3辻の3Pシュート。さらに#24メイヨが連続得点をあげ、粘り勝ちした広島が84-79で勝利を収めた。
まとめ
広島は#0寺嶋が4本の3Pを含む18得点、#24メイヨが16得点の活躍。富山のゾーンディフェンスに苦しめられる場面も見られたが、終始徹底した厳しいディフェンスで勝利を奪った。富山は#34スミスが19得点15リバウンドと驚異的な活躍を見せたが要所での決定力で広島が上回った。広島はハードなディフェンスを徹底する反面、不用意なファールをコールされる場面が見られ、ファールの使いどころをコントロールしファールトラブルを防ぐ修正が課題となるゲームであった。2022年最初のゲームを勝利で飾った広島。GAME2も勢いそのままに4連勝に期待したい。
【会見コメント】
◎広島ドラゴンフライズ
■カイル・ミリングHC
「リズムが作り切れず、難しいゲームになったが勝ちは勝ち。新年初戦を勝利で飾れてよかった。相手のゾーンにやられてしまった印象がある。選手は相手が明日どういう戦い方をしてくるのか、既にわかっていると思うので対策をしていきたい」
■寺嶋良選手
「(今日のプレーを振り返ってを聞かれ)個人としても、チームとしてもゾーンに対する攻略ができていなかったのが反省点。もう少し対応できていた部分もある。明日修正したい。プレーオフに出ることを再優先にプレーしていきたい」
■グレゴリー・エチェニケ選手
「(今日の試合を振り返って聞かれ)今日を勝ちで飾れて嬉しい。富山は強靭なチームなのでタフなゲームになった。毎試合の目標としてはホームコートを守ることなので、新年初勝利を飾れてよかった」
◎富山グラウジーズ
■浜口炎HC
「チームとしてはいいゲームだったと思う。寺嶋選手が良いプレーをしていたので、そこにやられたしまった印象だった」