12/29(水) 2021-22シーズン第14節 滋賀レイクスターズ戦 試合結果
12/29(水) 2021-22シーズン第14節滋賀レイクスターズ戦の
スタッツ、戦評、会見コメントをお伝えいたします。
【スコア】
2021-22 シーズン第14節滋賀レイクスターズ戦
広島ドラゴンフライズ 92–67 滋賀レイクスターズ
(1Q:29-20、2Q:22-15、3Q:19-22、4Q:22-10)
【スターター】
広島:寺嶋良、辻直人、アイザイア・マーフィー、グレゴリー・エチェニケ、ニック・メイヨ
滋賀: 柏倉哲平、野本大智、ノヴァー・ガドソン、林翔太郎、ショーン・オマラ
【主なスタッツ】
◎広島ドラゴンフライズ
◆得点
トーマス・ケネディ 23得点
ニック・メイヨ 16得点
グレゴリー・エチェニケ 15得点
◆リバウンド
ニック・メイヨ 11リバウンド
チャールズ・ジャクソン 8リバウンド
グレゴリー・エチェニケ 6リバウンド
◆アシスト
寺嶋良 8アシスト
青木保憲 6アシスト
ニック・メイヨ 5アシスト
◎滋賀レイクスターズ
◆得点
ショーン・オマラ 23得点
オヴィ・ソコ 12得点
柏倉哲平 8得点
キーファー・ラベナ 8得点
◆リバウンド
ショーン・オマラ 14リバウンド
オヴィ・ソコ 5リバウンド
林翔太郎 4リバウンド
◆アシスト
柏倉哲平 8アシスト
キーファー・ラベナ 4アシスト
林翔太郎 3アシスト
【戦評】
1Q
#54オマラの2Pシュートで滋賀が先制得点。対する広島も#8エチェニケのバスケットカウントで最初の得点をあげる。広島は#3辻が3Pシュートを成功させると#24メイヨの豪快なワンハンドダンクが炸裂し8-5と滋賀をリード。広島が流れに乗るかと思われたが滋賀#16野本がバスケットカウント、#54オマラが2Pシュートを決め切り拮抗した展開へ。両チームインサイドへボールが集まる展開の中、残り時間6:32、広島#8エチェニケが痛恨の2度目のファールでベンチへ。すかさず滋賀#23ガドソン、#54オマラが2Pシュートで加点し14-16と滋賀がリード。苦しい展開の広島だが、#1ケネディが3本連続で3Pシュートを成功させると、#10ジャクソンがインサイドでの力強いプレーで続き29-18と二桁のリードを奪う。良い流れのまま1Qを終えたい広島だが、滋賀#3渋田の鮮やかな2Pシュートが決まり29-20。広島が9点リードして1Qが終了。
2Q
#54オマラのバスケットカウントで滋賀が先制得点。対する広島は#1ケネディが好調。連続してフリースローを奪い加点し、#0寺嶋も2Pシュートで続く。さらに広島#8エチェニケが連続でバスケットカウントを奪い43-25と大きく滋賀を突き放す。反撃の糸口を掴みたい滋賀だが、思うようにシュートが決まらず得点に伸び悩む。苦しい展開の中#14柏倉の3Pシュート、#16野本のバスケットカウントで滋賀が得点し反撃を試みる。広島は#5マーフィーが難易度の高い2Pシュートを成功させると、#0寺嶋、#10ジャクソンが続けて加点し51-35で広島が16点の大量リードで2Q終了。
3Q
巻き返しを図りたい滋賀は#54オマラのバスケットカウントで後半最初の得点をあげる。さらに#33林が3Pシュートを成功させ51-40と点差を縮める。勢いそのままに攻撃を仕掛けたい滋賀だが、広島#10ジャクソンがインサイドで奮闘。フリースロー、バスケットカウントと得点を重ね58-44。滋賀の追い上げを阻む。流れに乗りたい滋賀は#1ソコ、#54オマラがインサイドで連続得点をあげ58-48。残り時間時間5:38、広島がタイムアウトを要求。さらにタイムアウト明け、滋賀#54オマラが豪快なダンクシュートを叩き込み58-50とついに点差は一桁に。流れに乗りたい滋賀だが、#10ジャクソンの2Pシュート、#24メイヨの3Pシュートが決まり65-50と再び点差が開く。さらに広島#24メイヨが精度の高いシュートで得点を重ね70-53。3Q終盤、滋賀#15ラベナが連続得点をあげるも点差は二桁の70-57で3Q終了。
4Q
広島はこの日好調の#1ケネディにボールを集めるオフェンスを展開。チームの期待に応え#1ケネディが連続して得点をあげると#10ジャクソンがインサイドでフリースローを獲得。たまらず残り時間7:34、滋賀がタイムアウトを要求。広島が流れに乗る展開かと思われたが、滋賀#1ソコ、#54オマラが連続得点をあげ74-65広島の背中を捉える。悪い流れの広島を救ったのは#3辻。値千金の3Pシュートを成功させると、#8エチェニケが2Pシュートで続き79-65。たまらず滋賀がタイムアウトを要求。さらにタイムアウト明け、#0寺嶋、#8エチェニケ、#1ケネディが次々と得点を重ね85-65と大量のリードを奪う。追い打ちをかけるように広島#0寺嶋の3Pシュートが決まると、#28井出がフリースローを獲得し今シーズン最初の得点をあげ、90-67。23点差で広島が勝利を収めた。
まとめ
広島は序盤から#8エチェニケ、#10ジャクソン、#24メイヨがインサイドで体を張ったディフェンスで貢献。試合を通して広島46本、滋賀34本とリバウンドでも圧倒した。さらにリバウンドからのセカンドチャンスポイントが広島15点、滋賀2点とリバウンドが勝敗の鍵を握る試合となった。さらに#1ケネディが3本の3Pシュートを含む23得点の大活躍。#24メイヨも16得点11リバウンドのダブルダブルの活躍でチームに貢献。滋賀は#54オマラが23得点14リバウンドの活躍を見せるも敗戦。広島は後半に連続失点し点差を縮められる場面が見られたが、最後までフィジカルなディフェンスを続け25点差で快勝。シーズン後半に向け良い形で2021年最後のホームゲームを締めくくった。
【会見コメント】
◎広島ドラゴンフライズ
■カイル・ミリングHC
「試合前後に選手たちには、AWAY秋田戦後のタフなスケジュールで、タフな相手だが集中して試合に臨まないといけないと伝えていた。今日の選手のパフォーマンス・集中力は素晴らしいもので誇りに思う。今週末の富山戦は、今日明日でしっかりとリカバリーをして同じエナジーで臨みたい」
■寺嶋良選手
「(今日の試合を振り返ってを聞かれ)終始リードした展開で試合を運べたのでやりたいバスケができて、その結果点差が広がっていったので良かった。相手の速攻に対して、警戒していたが序盤に数回やられただけでその後は抑えることができた。2021年を振り返ると飛躍の年になった。来年は今年を超える成長をしていきたい」
■トーマス・ケネディ選手
「(今日の試合を振り返って聞かれ)全員がエナジーを持って試合に臨めた。ブースターから見ても競っていたゲームで面白かったのではと思う。今日も勝ててよかった。ディフェンスでは、しっかりと良いポジションにいることを意識していた。自分に与えられたチャンスをコート上で生かすことが出来ている」
◎滋賀レイクスターズ
■ルイス・ギルHC
「第1Q、最初の3,4分は良いディフェンスが出来ていたと思う。点差が開いたときに才能がある広島のようなチームに追いつくのは難しい。最初の方から、優位になる時間はあった。そこから少しずつゲームに戻ることはできたと思う。プレーオフ進出の可能性がある広島のようなチームに競っていくことがチームの課題」