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12/15(水) 2021-22シーズン第11節 三遠ネオフェニックス戦 試合結果

12/15(水) 2021-22シーズン第11節三遠ネオフェニックス戦の
スタッツ、戦評、会見コメントをお伝えいたします。

<スコア>

2021-22 シーズンゲーム第11節三遠ネオフェニックス戦
広島ドラゴンフライズ 82–74 三遠ネオフェニックス
(1Q:14-17、2Q:29-15、3Q:20-19、4Q:19-23)

<スターター>
広島:寺嶋良、辻直人、アイザイア・マーフィー、グレゴリー・エチェニケ、ニック・メイヨ
三遠:サーディ・ラベナ、ロバート・カーター、ジャスティン・ノックス、松脇圭志、津山尚大


【主なスタッツ】
◎広島ドラゴンフライズ
◆得点
トーマス・ケネディ           24得点
ニック・メイヨ             18得点
グレゴリー・エチェニケ         14得点
 
◆リバウンド
グレゴリー・エチェニケ         17リバウンド
ニック・メイヨ              7リバウンド
トーマス・ケネディ            5リバウンド    

◆アシスト
辻直人                  7アシスト
青木保憲                 5アシスト
寺嶋良                  4アシスト
ニック・メイヨ              4アシスト

◎三遠ネオフェニックス
◆得点
ロバート・カーター           20得点
サーディ・ラベナ            12得点
ジャスティン・ノックス         12得点
 
◆リバウンド
ロバート・カーター           13リバウンド
ジャスティン・ノックス         10リバウンド
杉浦佑成                 4リバウンド

◆アシスト
ロバート・カーター            6アシスト
サーディ・ラベナ             5アシスト
津屋一球                 3アシスト
山内盛久                 3アシスト

【戦評】
1Q
両チーム、マンツーマンディフェンスでゲームスタート。#24メイヨのゴール下での2Pシュートで広島が先制。対する三遠は#4カーターの3Pシュートで最初の得点をあげる。序盤から両チーム共に集中した強度の高いディフェンスを披露。点数に伸び悩む両チームだが、広島は#1ケネディが、三遠は#9杉浦が中心となり互いにアウトサイドシュートで得点を重ねる。互角の展開の中、三遠#32山内の巧みなアシストから#28津屋の2Pシュートで三遠が加点し、14-17と三遠が3点リードで第1Q終了。

2Q
勢いを付けたい両チーム。抜け出したのは広島。#1ケネディ、#3辻が続けて3Pシュートを成功させると、残り時間8:24三遠がタイムアウトを要求。タイムアウト明け、広島#0寺嶋が素晴らしいディフェンスから連続してスティールに成功。#8エチェニケのバスケットカウントとなる豪快なダンクシュート、#1ケネディの3Pシュートで26-17と広島がリードを広げると、残り時間7:41三遠が早くも2度目のタイムアウトを要求。悪い流れを断ち切りたい三遠は#0ラベナのバスケットカウント、#26津山のレイアップシュートで反撃。追い上げを見せるも、広島#3辻が2本連続となる3Pシュートを成功させ36-23と一気に三遠を二桁のリード突き放す。苦しい展開の三遠は#14松脇、#9杉浦の2Pシュートで追い上げを図るが、広島#1ケネディが前半4本目となる3Pシュートを決めると#24メイヨもフリースローで加点し43-32と広島が11点リードの展開で第2Q終了。

3Q
11点のビハインドを背負う三遠は#13ノックスのフリースローによる得点で後半最初の得点をあげる。対する広島は#5マーフィーのフリースロー、#0寺嶋の3Pシュートで加点。三遠は#4カーターが好調。連続して7得点をあげる活躍で奮闘する。さらに#13ノックスのバスケットカウントで56-48と広島の背中を捉える。広島は流れの悪い時間帯も硬いディフェンスを徹底。#5マーフィーのレイアップシュートを決めると、絶好調の#1ケネディが3Pシュートを成功させ61-48。さらに#5マーフィーが果敢なドライブからバスケットカウントを奪い加点。63-51と広島が12点リードし第3Q終了。

4Q
開始早々、#24メイヨ、#8エチェニケが2Pシュートを成功させると、さらに#3辻が3Pシュートで続く。対する三遠は#0ラベナ、#13ノックスを中心に加点。両チーム得点を重ねていくが、広島は3Pシュートが好調。#3辻、#24メイヨ、#0寺嶋が連続して3Pシュートを成功させ76-61と三遠を突き放す。三遠は#0ラベナ、#4カーターが奮闘するも広島のオフェンスの勢いを止めることができない。逆転に向け少ない残り時間に追われる三遠を尻目に広島は#24メイヨが3Pシュート、豪快なリングへのアタックで得点しリードを守る。終盤、広島は不用意なターンオーバーを侵し失点する場面が見られたが、リードを守りきり、82-74で三遠から今季3勝目となる勝利をあげた。

まとめ
広島は序盤から強度の高いディフェンスを徹底。3Pシュートも46.7%の高確率で成功させた。中でも今節で3Pシュート通算1000本を達成させた#1ケネディが6本の3Pシュートを含む24得点の活躍で勝利に貢献。硬いディフェンスからの速攻で得点する場面も見られ、素晴らしい形での連勝となった。対する三遠は#4カーターが20得点13リバウンド、#13ノックスが12得点10リバウンドで共にダブルダブルの活躍を見せたが、要所でのターンオーバーに加え広島の高い攻撃力を防ぎきれず敗戦となった。2連勝の勢いそのままに上位進出へ期待したい。

【会見コメント】
◎広島ドラゴンフライズ
■カイル・ミリングHC

「試合前に先日の三河戦GAME2のようにエナジーを出して、アグレッシブにプレーをすることを継続してやっていこうと伝えていた。序盤から実行できていたと思う。オフェンスはミスがあったが、ディフェンスのエナジーでリズムを作ることができた。良いディフェンスをして良いオフェンスにつなげることができた素晴らしいゲームだった」

■トーマス・ケネディ選手

「(記録達成を含め、今日のプレーを振り返って聞かれ)今まで積み重ねてきた結果が出て、光栄に思う。ここまでプレーができたのもバスケットボールが好きだからだと思う。今日は、どうすればチームに貢献できるのか考えながらプレーしていた。今後も続けていきたい」

■辻直人選手

「(今日の試合を振り返ってを聞かれ)寺嶋がディフェンスのギアを上げてくれたおかげで個々のディフェンスの強度が上がり、いい流れができた。自分たちのやりたいディフェンスができてきたと思う。ただ、イージーシュートに繋がるターンオーバーがあったので、オフェンスの終わり方というところで、もうワンステップ上に上がれるのではないかと思う」

◎三遠ネオフェニックス
■ブラニスラフ・ヴィチェンティッチHC
「第1Qはいい形でゲームに入ることができた。特にディフェンスの部分でやりたいことができたと思う。第2Qを振り返ると、この10分間でゲームが変わってしまった。なんとか流れを変えようと試みたがうまくいかず、今日負けてしまったのはこの第2Qが原因だと思う。後半、タイゲームに持っていけそうな場面もあったが、全体的に広島が上回っていた」