大学生4名の本契約選手・特別指定選手の加入について、岡崎GMコメント
この度、本契約選手・特別指定選手を含め4名の大学生が加入することが決まりました。クラブとしては、既存のロスターに加え、新たな力として大学生を迎え入れることで、今季のロスターを固める方針を掲げておりました。
これは、若い選手を戦力として捉えるだけでなく、中長期的な視点でチームを強化できると考えているからです。今後も、有望な選手との契約や、怪我などに対応しての補強については積極的に進めてまいります。
クラブとしては、ただ選手を集めれば良いということはありません。クラブのスタイルにあった、若い選手を迎え入れるという点では、在籍期間中に成長できる環境をソフト面・ハード面ともに満たしていく必要がありますし、クラブの目指す理念や哲学を追求する中で、選手が育っていく仕組み、さらには選手の成長を考える上では、大学とのリレーションを構築することも重要です。
これらを踏まえて、選手からも来たいと思ってもらえる文化を持ったクラブにならなければならないと強く考えてきました。そのために、クラブハウス建設を計画し、スタッフともミーティングを重ね、チームの理念・哲学を掲げて今シーズンを戦って参りました。掲げた理念を体現することは非常に難しく、まだまだ道半ばではありますが、少しずつクラブの成長を感じています。
また、そういった中で広島という地域クラブに多くの学生の加入が決まり、大変嬉しい反面、責任を感じて本日を迎えています。
今季を足掛かりにし、我々はクラブとして、「育成の広島」を目指してまいります。これは、勝利を捨てるという意味ではなく、クラブとして最短での日本一を目指すことは当然ながら、地域に存在し続けるクラブとして中長期的に運営していく上では必須な要素だと考えています。強豪クラブとしてベテラン・中堅選手でチームの基礎を作りながらも、若手選手の育成を導き、育った選手がチームを支える好循環を作り出します。広島で育ち、日本を代表するような選手を輩出することができるよう尽力していきます。
支えてくださる皆さまの力があって、このようなご報告ができました。多くの方への感謝の思いを胸に、良いときも悪いときも「決してあきらめることなく、粘り強く戦い続ける」ことでB1のトップクラブへと駆け上がって参りますので、引き続き、ご支援・ご声援のほどよろしくお願いいたします。
広島ドラゴンフライズ ゼネラルマネージャー 岡崎修司