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11/13(土) 2021-22シーズン第8節 GAME1 サンロッカーズ渋谷戦 試合結果

11/13(土) 2021-22シーズン第8節サンロッカーズ渋谷戦GAME1の
スタッツ、戦評、会見コメントをお伝えいたします。
 
【主なスタッツ】
◎広島ドラゴンフライズ
◆得点
ニック・メイヨ                 18得点
チャールズ・ジャクソン             11得点
寺嶋良                      9得点
グレゴリー・エチェニケ              9得点
 
◆リバウンド
チャールズ・ジャクソン             10リバウンド
グレゴリー・エチェニケ              7リバウンド
トーマス・ケネディ                5リバウンド
ニック・メイヨ                  5リバウンド
 
◆アシスト
寺嶋良                      4アシスト
辻直人                      3アシスト
青木保憲                     3アシスト
チャールズ・ジャクソン              3アシスト
 
◎サンロッカーズ渋谷
◆得点
ジェームズ・マイケル・マカドゥ         20得点
ジョシュ・ハレルソン              16得点
ベンドラメ礼生                  9得点
マックス・ヒサタケ                9得点
 
◆リバウンド
ジョシュ・ハレルソン              10リバウンド
マックス・ヒサタケ                9リバウンド
渡辺竜之佑                    3リバウンド
 
◆アシスト
ベンドラメ礼生                  6アシスト
高橋耕陽                     5アシスト
広瀬健太                     3アシスト
 
【戦評】
1Q
開始早々、渋谷#55ハレルソンが3Pシュートを決めると、立て続けに#9ベンドラメ、#14マカドゥがシュートを沈め、0対7と渋谷がリードを奪う。対する広島は#8エチェニケがインサイドで奮闘しチーム初得点を奪う。渋谷の堅いディフェンスを前にリズムに乗れない広島は渋谷#55ハレルソンに連続して得点を許し、6対13と渋谷リードの展開が続く。流れに乗りたい広島は#10ジャクソンがオフェンスリバウンドから得点を奪うと、#3辻が3Pシュートを決め13対15と点差を縮める。対する渋谷は#14マカドゥが広島の攻守の切り替えの隙を突き、バスケットカウントを奪い得点する。1Q終了間際、広島はコミュニケーションミスからの痛恨のターンオーバーで渋谷#16渡辺に得点を許し、15対19と渋谷が4点リードで1Q終了。
 
2Q
1Qに引き続き、渋谷の強度の高いディフェンスからシュートチャンスを作り出せない展開の広島は開始早々、渋谷#14マカドゥに2Pシュートを決められ早くもタイムアウトを要求。広島は#24メイヨが豪快なダンクシュートで加点。悪い流れを断ち切りたいところだが、不用意なターンオーバーを連発し失点。続けて渋谷#8高橋に2Pシュートを許し、18対32と渋谷がリードを大きく広げる。点差を縮めたい広島は#8エチェニケがインサイドで得点すると、#24メイヨのチームを勢いづけるダンクシュートが炸裂。#0寺嶋もバスケットカウントで続き、24対32と点差を縮める。広島が勢いに乗るかと思われたが、ターンオーバーから渋谷#73田渡に3Pシュートを許すと#14マカドゥのダンクシュートで続けて失点し、26対39と再び点差が広がる展開へ。広島は#8エチェニケ、#24メイヨが奮闘し得点。32対40で渋谷が8点リードで2Q終了。
 
3Q
#1関野の3Pシュートで3Qは渋谷が先制。#0寺嶋、#10ジャクソンが奮闘するが、渋谷はリズムよく得点を重ねる。更に#9ベンドラメが技ありのドライブで得点し、38対51とリードが再び2桁になり、広島がタイムアウトを要求。流れを掴みたい広島は#10ジャクソンがバスケットカウントを奪うと、#3辻が3Pシュートを沈め、渋谷を追いかけるが渋谷#22ヒサタケが豪快なダンクシュートにブロックと躍動し点差が縮まらない。さらにまたしても連続ターンオーバーから#14マカドゥ、#22ヒサタケにダンクシュートを許し、46対61と点差が広がる。広島は#24メイヨがスティールからダンクシュートを叩き込むが#0寺嶋、#7船生が連続してオフェンスファールをコールされ得点に伸び悩む。3Q終盤、渋谷#55ハレルソンが3Pシュートを沈め、48対65と渋谷が17点リードで3Q終了。
 
4Q
点差を縮めたい広島は#0寺嶋が2Pシュートを沈め追い上げを図る。#10ジャクソンもバスケットカウントで続くが、渋谷#9ベンドラメの2Pシュート、#22ヒサタケのダンクシュートで点差が広がる。さらに#27石井のフリースローによる得点で52対72と、この試合最大の20点差となる。巻き返しを図りたい広島だが渋谷に立て続けに得点され、#44盛實の3Pシュートも決まる。終盤、広島#1ケネディが奮闘し得点を重ねるも逆転には至らず、69対82。粘り強いディフェンスを一試合を通して続けた渋谷が勝利を収めた。
 
まとめ
広島は1試合を通してターンオーバーが多く、渋谷の10回に対して広島は25回と、ミスからの失点がそのまま勝敗に直結した。広島は#10ジャクソンが古巣相手に11得点10リバウンドとダブルダブル、#24メイヨが18得点と奮闘したが、チーム全体でのシュート成功確率が低く、試投数でも大きく渋谷に差をつけられており、終始渋谷の堅いディフェンスに圧倒された印象。渋谷は#1関野、#9ベンドラメを中心に強度の高いディフェンスを徹底。また#14マカドゥが20得点、#55ハレルソンが16得点10リバウンドとチームを牽引した。試合序盤からエネルギー全開で戦った渋谷が内容、得点ともに広島を上回り勝利を収めた。広島は5連敗となったが、GAME2での修正に期待したい。
 
【会見コメント】
◎広島ドラゴンフライズ
カイル・ミリングHC

 「フィジカル面でタフなゲームになると予想していた。ゲーム前にもチームに気を付けるよう言っていたが、渋谷の予想以上のフィジカル力とタフさに負けてしまった。今日の負けからいろいろなことを学ぶことができた。明日はしっかりと切り替えて勝てればと思う」

■辻直人選手

「(今日の試合を振り返ってを聞かれ)渋谷のやりたいベースで、やりたいディフェンスをやられてしまった。こういうアグレッシブに来る相手に対して戦えるようにすることが課題だと思う。個人的にもボールに触る機会を増やしたい。すべてPGに任せていて負担が大きいので、リングへアタックして得点を取っていかないと難しい。休み前ということで明日は全力を出し尽くしたい」

■ニックメイヨ選手

「(今日の試合を振り返ってを聞かれ)タフなゲームになった。24個のターンオーバーは多すぎる。明日は修正し減らしていき、もっとアグレッシブにハードに戦っていきたい。5連敗というのは個人的にもチーム的にも厳しい。気持ちを新たに明日のゲームに取り組みたい」
 
◎サンロッカーズ渋谷
■伊佐勉HC
「ディフェンスに関してはすごく良かったと思う。しかし、前半から簡単なレイアップを落としてしまったり、フリースローも多くもらっているのに決めきれていなかったのでおかしなゲームになると思っていた。ディフェンスの強度が最後まで落ちなかったのが今日の勝因だと思う」