11/10(水) 2021-22シーズン第7節 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦 試合結果
スタッツ、戦評、会見コメントをお伝えいたします。
【主なスタッツ】
◎広島ドラゴンフライズ
◆得点
ニック・メイヨ 12得点
トーマス・ケネディ 12得点
グレゴリー・エチェニケ 12得点
チャールズ・ジャクソン 12得点
寺嶋良 10得点
◆リバウンド
チャールズ・ジャクソン 10リバウンド
グレゴリー・エチェニケ 7リバウンド
ニック・メイヨ 6リバウンド
◆アシスト
ニック・メイヨ 7アシスト
辻直人 7アシスト
寺嶋良 2アシスト
◎名古屋ダイヤモンドドルフィンズ
◆得点
スコット・エサトン 18得点
須田侑太郎 14得点
コティ・クラーク 14得点
狩野 祐介 8得点
◆リバウンド
コティ・クラーク 10リバウンド
スコット・エサトン 6リバウンド
中東泰斗 4リバウンド
◆アシスト
須田侑太郎 6アシスト
張本 天傑 4アシスト
齋藤 拓実 4アシスト
中東泰斗 2アシスト
【戦評】
1Q
広島は、立ち上がりよりオフェンスではインサイドの優位性を強調し、#1ケネディ、#8エチェニケのゴール下で得点を重ねる。また、ディフェンスでは強度の高い守りを展開し、名古屋に簡単に良いシュートを打たせない。広島がリードを広げるかに見えたが、名古屋は#11須田の3Pシュートや#43エサトンのゴール下など、カットインや3Pシュートを多用し、粘りを見せる。19-22で広島が3点リードで1Qを終了する。
2Q
広島は早い展開や、積極的なゴールへのアタックから名古屋のファウルを誘発し、残り7分を残した段階で名古屋はチームファウルが5つとなる。お互いに拮抗した展開となるが、名古屋は粘りをみせ、#11須田の3Pシュートで逆転に成功する。この後も、広島は#8エチェニケのゴール下などインサイドを強調する一方で、名古屋は3Pシュートやドライブなどで得点を重ねていき、40-43で名古屋が3点リードで前半を終了。
3Q
広島は前半に続いてインサイドを強調し、#24メイヨのゴール下で得点。名古屋も早い展開で得点を重ねるが、広島は#0寺嶋、#2朝山の3Pシュートで同点に追いつく。広島のインサイドを強調したオフェンスに対して名古屋はファウルトラブルとなり、高さの優位性を持った広島が優位に試合を運び、64-58となり、広島が6点リードで最終クォーターへ。
4Q
拮抗した展開となるが、広島側に不運なジャッジも重なる。残り6分以上を残し、チームファウルが5つとなり、広島は苦しい展開となる。名古屋はゾーンプレス・ゾーンディフェンスにディフェンスを変更し、広島のリズムを乱すことに成功する。名古屋#43エサトンが速攻でダンクを決め、名古屋は8点差にリードを広げる。残り1分で広島#8エチェニケのバスケットカウント、名古屋#43エサトンがファウルアウトとなり、5点差まで点差を詰めるも時間が足りず、6点差で名古屋の勝利となる。
まとめ
広島の総合力が光り、優位に進めていた試合であったが、惜敗という形になった。立ち上がりよりインテンシティの高いディフェンスで、得点力の高い名古屋に対して、堅い守りを見せることに成功した上、オフェンスに関してもボールを展開しながら多くの選手の得点となるなど、成長を見せたゲームであったが、勝負どころでのターンオーバーが出るなど、勝利にあと一歩届かないゲームとなった。個々の強みが活かし合えるような展開も作れるようになっているため、クロスゲームを勝ちきる力がシーズン中盤に向けて重要になってくるだろう。
【会見コメント】
◎広島ドラゴンフライズ
■カイル・ミリングHC
「両チームともスケジュールがハードで、疲れが見えていた試合だった。出だしから重くリズムを掴めない展開が最後まで続いてしまった。ディフェンスは良かったので、継続して渋谷戦に臨みたい」