11/7(日) 2021-22シーズン第6節 GAME2 島根スサノオマジック戦 試合結果
11/7(日) 2021-22シーズン第6節島根スサノオマジック戦GAME2の
スタッツ、戦評、会見コメントをお伝えいたします。
【主なスタッツ】
◎広島ドラゴンフライズ
◆得点
寺嶋良 25得点
辻直人 21得点
ニック・メイヨ 20得点
◆リバウンド
ニック・メイヨ 9リバウンド
トーマス・ケネディ 6リバウンド
グレゴリー・エチェニケ 6リバウンド
チャールズ・ジャクソン 6リバウンド
◆アシスト
寺嶋良 13アシスト
トーマス・ケネディ 7アシスト
辻直人 6アシスト
◎島根スサノオマジック
◆得点
リード・トラビス 35得点
安藤誓哉 24得点
ニック・ケイ 20得点
金丸晃輔 20得点
◆リバウンド
リード・トラビス 18リバウンド
ニック・ケイ 8リバウンド
安藤誓哉 4リバウンド
◆アシスト
ニック・ケイ 9アシスト
安藤誓哉 7アシスト
金丸晃輔 3アシスト
【戦評】
1Q
GAME1とはうってかわり、広島が序盤から仕掛ける。#24メイヨがフリースローを奪い得点すると、#0寺嶋、#8エチェニケ、#3辻が立て続けに得点を奪い、9対1と広島がリードの展開となる。島根も#13阿部が3Pシュートで応戦するが、広島は勢いそのままに#0寺嶋、#1ケネディ、#2朝山が3Pシュートを沈め、23対9と一気に島根を突き放す。リードを広げたい広島だが、島根の攻撃にもエンジンがかかり始める。#8トラビスが2本の豪快なダンクを披露し#4ケイも続く。11得点を連取し23対20と広島の背中を捉える。1Q終了間際には#3安藤が華麗な個人技で得点し、23対22。広島が1点リードで1Q終了。
2Q
高い集中力を見せる両チームの2Q出だしは、広島#0寺嶋の連続2Pシュートで始まる。対する島根は#8トラビス、#3安藤のシュートで応戦。そこから互いに1歩も譲らない息を呑む攻防が繰り広げられる。高い精度のシュート、息の合った合わせのプレーで両チーム得点を重ねる。中でも広島は#1ケネディ、#3辻が2人で4本の3Pシュートを含む16得点を奪う活躍。島根は#8トラビスが2Qのみで100%の確率のシュートで12得点を叩き出し島根の攻撃を牽引。57対51と広島が6点リードで2Q終了。
3Q
追いかける島根は#3安藤、#4ケイが得点をあげる。対する広島は#1ケネディからのパスを受け#24メイヨが豪快なダンクを決める。さらに#8エチェニケの連続得点で応戦するが、#8トラビスが3Pシュート、ミドルシュート、インサイドと手がつけられず次々と得点を重ね、67対70と島根がリードの展開へ。追いかける広島は#3辻、#24メイヨが得点し島根へ迫る。点の取り合いとなる展開で73対74。島根が1点リードで3Q終了。
4Q
開始早々、広島#10ジャクソンが躍動。#0寺嶋も2連続3Pシュートで続き84対78とリードを広げる。対する島根は#13阿部、#3安藤、#14金丸が連続して3Pシュートを沈め88対91とリードを奪い返す。残り時間1:52、1つのミスも許されない状況のなか広島#3辻の値千金の3Pシュートで同点となる。さらに#3辻が立て続けに3Pシュートを沈め島根に迫るが残り時間0:17、#13阿部にフリースローによる得点を許し94対96。万事休すかと思われたが試合終了間際、広島#0寺嶋のパスを受けた#24メイヨが難しい体制から2Pシュートを沈め同点。試合は延長へ突入。
OT
白熱した展開で迎えた延長は、島根#4ケイのフリースローによる得点でスタート。ここへ来ても両者の勢いは衰えず、取られては取り返す、一進一退の攻防を繰り広げる。中でも広島#0寺嶋が鋭いドライブから得点を重ねチームを牽引する。残り時間0:51、島根#14金丸に痛恨の3Pシュートを許し105対107とリードを奪われる。広島#8エチェニケが2Pシュートで加点し追い上げを図るが、島根#14金丸が獲得したフリースロー2本をきっちりと沈め、109対113で試合終了。
まとめ
広島は序盤からアグレッシブな攻撃で得点を積み重ね、GAME1とは反対に島根が追いかける立ち上がりとなった。しかし、点の取り合いを演じてしまうと分があるのは島根。#8トラビスの35得点18リバウンドの驚異的な活躍を含め、#3安藤が24得点と実力を遺憾無く発揮し広島のリードを許さない。また、島根#14金丸の3Pシュートを4Qまでで1本のみに抑えていたが、延長の勝負どころで勝敗を分ける3Pを許しシュートしまったことも敗因のひとつとなった。広島は#0寺嶋が25得点13アシストとチームを引っ張る大活躍。延長でも強気なプレーを見せ、今後の活躍に期待がもてる内容となった。西地区上位進出を狙う両チームの対戦、GAME2は109対113。島根スサノオマジックが勝利し広島は今季初の連敗となった。
【会見コメント】
◎広島ドラゴンフライズ
■カイル・ミリングHC
「全体的には良いゲームだった。良いパス、良いシュートも見られたし、ブースターも楽しめる試合だったと思う。昨日のゲームより出だしから良いスタートを切れた。昨日のゲームから学んだことを活かせたと思う。今日は、選手も疲れているのでリカバリーをして、次のゲームへ向け、タフなスケジュールだが体を整えて臨みたい」
■寺嶋良選手
「(今日の負けをどう捉えているかを聞かれ)本当に悔しい負けだったが、次に繋がる負けだと思う。負けの中でも価値のある負けだった。今日は、特に気持ちでアグレッシブにやっていくこと、ディフェンスのモチベーションを上げて集中することをやっていた。最後まで食らいつけたのがよかった」
■ニック・メイヨ選手
「(今日の試合を振り返ってを聞かれ)タフな試合だったと思う。昨日の試合よりもよく戦うことが出来た。オーバータイムも含め、最後の最後まで戦った結果、ホームで負けたのは悔しい。リベンジできるように、次の試合へ向けて準備をしていきたい」
◎島根スサノオマジック
■ポール・ヘナレHC
「非常に嬉しい結果となった。タフなゲームでエキサイトしている中で、メンタルを強く保ち、諦めずに戦った選手を褒めたい。何より、地区が同じで競っているチームにアウェイで2連勝することができ、素晴らしいことだと感じている」
■安藤 誓哉選手
「(今日の試合を振り返ってを聞かれ)Bリーグで土曜日、日曜日と連勝するのは難しいこと。昨日もHCから、いい勝ち方をした次の日が大事といわれる中で勝ててよかった。ビュフォードが怪我をした中、総力戦で勝つことが出来てよかった」