5月9日(日) 2020-21シーズン第29節信州ブレイブウォリアーズ戦 試合結果
5月9日(日)ホーム広島サンプラザホールで行われました信州ブレイブウォリアーズ戦 の試合結果をお伝えいたします。
<スコア>
2020-21シーズン第29節 信州ブレイブウォリアーズ戦
広島ドラゴンフライズ84-69信州ブレイブウォリアーズ
(1Q:16-15.2Q:23-23.3Q:27-10.4Q:18-21)
会場:広島サンプラザホール
人数: 1,489人
おりづる賞:チリジ・ネパウェ
マンオブザマッチ:グレゴリー・エチェニケ
【スターター】
広島:トーマス・ケネディ、朝山正悟、岡本飛竜、アイザイア・マーフィー、グレゴリー・エチェニケ
信州:山本エドワード、西山達哉、ジョシュ・ホーキンソン、三ツ井利也、小野龍猛
【主なスタッツ】
◎広島ドラゴンフライズ
◆得点
グレゴリー・エチェニケ 20点
トーマス・ケネディ 17点
チリジ・ネパウェ 13点
◆リバウンド
チリジ・ネパウェ 12リバウンド
グレゴリー・エチェニケ 7リバウンド
アイザイア・マーフィー 6リバウンド
◆アシスト
朝山正悟 5アシスト
岡本飛竜 4アシスト
アイザイア・マーフィー 4アシスト
トーマス・ケネディ 3アシスト
◎信州ブレイブウォリアーズ
◆得点
井上裕介 19点
大崎裕太 14点
ジョシュ・ホーキンソン 14点
◆リバウンド
ジョシュ・ホーキンソン 7リバウンド
小野龍猛 7リバウンド
三ツ井利也 6リバウンド
◆アシスト
山本エドワード 6 アシスト
西山達哉 4アシスト
大崎裕太 3アシスト
【戦評】
1Q
広島は開始から#1 ケネディが確率よくアウトサイドのからシュートを決め、守備から流れを作ると#2 朝山もレイアップシュートで得点。リードを掴むが、信州#34 小野、#5 山本にスリーポイントシュートを許して点差を詰められ、16-15で終了。
2Q
広島は#30 古野、#24 田中がスリーポイントシュートを決めるが、信州#7 井上、#19 大崎にスリーポイントシュートを許し一進一退の攻防が続く。ケネディのスリーポイントシュートや#15 ネパウェのフリースローが決まり、39-38で前半終了。
3Q
広島は開始から #8エチェニケがインサイドで奮闘し、得点を重ねる。信州 井上、大崎に得点を許すがネパウェのバスケットカウントなどでリードを大幅に広げ、66-48で終了。
4Q
広島は開始にターンオーバーから失点するが、ネパウェのオフェンスリバウンドからのゴール下シュートや田中のスリーポイントシュートで得点。守備からいい攻撃へとつなげ信州の追い上げを許さない。さらに#21 田渡のスリーポイントシュートやマーフィーのレイアップシュートなどの得点で信州を突き放し、リードを守りきって84-69で試合終了。
【コメント】
◎広島ドラゴンフライズ
■尺野将太HC
「昨日に引き続き信州が限られたメンバーではあったが、勝負を諦めずに最後まで戦ってくれたことで、自分たちのいいところも悪いところもどんどん引き出してもらった。もちろん相手に流れがいく苦しい時間帯もあったが、シーズンを通して課題であった『個』で戦う流れにならず、チームで支え合って40分間戦い切れたことがよかった」
■朝山正悟選手
「(ホーム最終戦連勝で終えたことについて聞かれ)信州の状況を考えると複雑な気持ちだが、こうして自分たちも今シーズン色んなことがある中で最後、連勝で終えたことはよかったと率直には思っている。ただ色んなことがあった中で、自分たちとしてはもどかしい思いを応援してくださっているファンの皆さん、パートナー企業の皆さんにはさせてしまった。ただ、率直にこれも自分たちの実力不足。ここはしっかり受け止めたい」
■田中成也選手
「(2020-21シーズンを終えたことについて聞かれ)本当に色んなことがあり、一言でいうと辛いシーズンだったというのが自分の正直な感想。だがこれだけのことが色々とあった中で、この経験は次のステップに生きてくると思う。そういう意味で、良いことも悪いことも色んなことを経験できたシーズンだった」
◎信州ブレイブウォリアーズ
■勝久マイケルHC
「まず前半は攻撃機会が多く、いい前半だったと思うが、その中でターンオーバーが8つや、(広島の守備の)狙い目や、マッチアップなどを理解しておらず、もったいない攻撃があった。今日はこの状況の中で、我々はほぼ完璧でなければいけなかった。前半、リードして終える可能性もあり競ってはいたが、ターンオーバーやミスが後に響いた部分が点差以上にある。後半、特に第3クォーターでジョシュ・ホーキンソンが個人ファウル3つという状況ではあったが、守備で少し緩くなってしまいファウルできない状況でも、もう少し守備の際どいラインをタフに戦わないといけなかった。そこから少しずつ簡単な得点で相手にリズムを渡した。攻撃面でも前半で上手くつくれていたものを広島が守備のプレッシャーを上げてきて、スクリーンで上手くずれが作れなかった。後半はオフェンスリバウンドでも、ディフェンスリバウンドでも、そこそこ我慢できた。そこが物語っているように、選手たちはハードに戦いたいと思っていたが、自分には出したくても出せない、『ガス欠』のように見えた。いろんな状況を乗り越えなければいけないタフなシーズンだったが、選手たちを誇りに思う。心身ともに疲れるシーズンだったと思うので、お疲れ様と言いたい。彼らを誇りに思う」