ジャマリ・トレイラー選手 契約解除のお知らせ
現在、罪状については調査中ですが、B.LEAGUE 選手統一契約書「第 1 号 誠実義務」に違反し、「第 9 条第 3 号 刑罰法規に抵触する行為を行なった」、「第 9条第 7 号 クラブの秩序風紀を著しく乱した」ことが確認されたため契約解除となりました。
クラブとしましては、本件の事案が発生してしまったことを厳粛に受け止め、捜査協力などの必要な対応を、適切に履行していく所存です。詳細が明らかになり次第、追って情報開示させていただきます。
【本件の事案発生について(時系列)】
2020 年 9 月 27 日(日)
警察によりジャマリ・トレイラー選手(以下、同選手)が米国から日本への大麻輸入の疑いを受ける。
2021 年 2 月 24 日(水)
警察による同選手の家宅捜索および、株式会社広島ドラゴンフライズ事務所捜索を受ける。
同日、同選手がかねてより負傷していた左膝蓋軟骨損傷ならびに左大腿骨滑車部骨軟骨骨折、左膝関節内遊離体(左大腿骨滑車部からの剥離)の治療・手術のため、入院。
2021 年 2 月 25 日(木)
同選手が左膝の手術を行う。
2021 年 3 月 8 日(月)
同選手が退院。
同日、同選手が大麻取締法違反(密輸)の容疑で逮捕。
【代表取締役社長兼 GM 浦 伸嘉 コメント】
「最初に、弊クラブ所属の選手からこのような社会的な規範から逸脱する事案を発生させてしまいましたこと、そしてそれにより広島ドラゴンフライズのファンの皆様、スポンサー、地元自治体行政の皆様など多くの関係者に対して、多大なるご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。3 月 8 日に大麻取締法違反の容疑で逮捕されたジャマリ・トレイラー選手の罪状については現在調査中ですが、B.LEAGUE 選手契約統一契約書の「第 1 条 誠実義務」の違反、ならびに「第 9 条第 3 号 刑罰法規に抵触する行為を行なった」、「第 9 条第 7 号 クラブの秩序風紀を著しく乱した」に抵触する事項が確認されたため、3 月 8 日付でトレイラー選手との選手契約は解除いたしました。 本事案に対して私自身も管理監督責任を重く受け止め、再発防止に徹底的に努める覚悟でございます。今後追って、再発防止策および、クラブ管理責任者として処分内容を改めて発表させていただきます。 また、今回の件に関しまして、プライバシー保護の観点や、本事案の捜査妨害になることを防ぐため、クラブとしての発表がこのタイミングになりましたことを、重ねてお詫び申し上げます」
■#0 Jamari Traylor(ジャマリ・トレイラー)
●出身地アメリカ合衆国(イリノイ州シカゴ市)
●生年月日1992年6月24日
●ポジションPF/C(パワーフォワード/センター)
●身長203cm
●体重104kg
●経歴カンザス大学(NCAA)
-Oberwart Gunners(オーストリア、2016-17)
-Kymis(ギリシャ、2017)
-広島ドラゴンフライズ(2018-)