2/27(土)28(日) 千葉戦見どころ「新体制初陣、いざ千葉戦。」
■新体制初陣、いざ千葉戦。
広島ドラゴンフライズは新ヘッドコーチ、尺野将太率いる新体制での初陣となります。
その初陣の相手は、いきなりの強豪・千葉ジェッツ。
東地区2位、29勝9敗。
昨季まで天皇杯を3連覇した超実力派クラブです。
その強豪に、新体制発足したばかりのドラゴンフライズがどう挑むのか。
くしくも、この試合は広島グリーンアリーナでの初試合。
様々な意味で、歴史的な試合となります。
■圧倒的PG・富樫勇樹に対抗せよ。
千葉の象徴は言わずと知れた日本代表ポイントガード、#2富樫勇樹。
得点はチーム2位の13.8点。スピードを生かしたドライブ、高いスリーポイント成功率(38.3%)を併せ持つ厄介な選手です。富樫をガードするのはここ最近の試合で先発出場が続く#3岡本飛竜。いかにリズムを崩しつつ、ファウルトラブルに陥らないか。ここが大事です。
#22セバスチャン・サイズ、#21ギャビン・エドワーズの協力なインサイド陣に加え、シューター陣も層が厚く、ベテランPG#11西村文男も健在。正直に言って、穴はありません。いかにいつも通りの戦いをさせないか、ここが勝機をつかむ第一歩となります。
■指揮官は初代アシスタントコーチ。
千葉を率いるのは大野篤史ヘッドコーチ。
NBL時代に佐古賢一初代ヘッドコーチのもと、ドラゴンフライズの初代アシスタントコーチを務めた大野HCは、Bリーグ初年度の2016-17シーズンから千葉へ移籍。Bリーグ制覇こそ果たしていませんが、天皇杯3連覇を達成。押しも押されぬ日本の実力派ヘッドコーチとなった大野HCが、移籍後初めて古巣・広島に牙をむきます。
■「シャノン・チャージ」5年ぶりの広島降臨。
もう一人の注目の元ドラゴンフライズが、外国籍シューター#12シャノン・ショーターです。
NBLに所属していた2015-16シーズン、当時の大野篤史アシスタントコーチに見いだされて広島へ入団。
チーム得点王となり、終盤にスリーポイントを次々と決めて怒涛のように追い上げる「シャノン・チャージ」は大きな武器となりました。変幻自在のリズムを持つドリブルからの機械のように正確なレイアップシュートと併せ、リーグ有数の爆発力を持っています。
海外でのプレーを経て5シーズンぶりに日本へ復帰したショーター。外国籍選手の登録枠が一つ増え、外国籍ガードを獲りやすい環境になったシーズンに即獲得されたところを見るに、大野ACがその爆発力を熱望していたことは間違いありません。
しかしそのショーターの平均得点は12.1点。このシューターに得点を依存しないところが、千葉の強さです。193cmのショーターにサイズとしてはマッチする#5アイザイア・マーフィ―が、その長い腕とスピードでいかにショーターのシュート成功率を下げる守備に期待したいところです。
■千葉戦ホームゲーム情報
2/27(土)千葉ジェッツ戦 14:00試合開始→チケットはこちら
2/28(日)千葉ジェッツ戦 13:30試合開始→チケットはこちら
会場:広島グリーンアリーナ