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1/2(土) 1/3(日)秋田戦見どころ「ボールを、守れ。」


 

■新年最初の相手は、12月に勢いを増す秋田。

2021年、新年最初の試合の相手は東地区6位の秋田ノーザンハピネッツ。
21日時点で14勝9敗、12月戦線を6勝2敗と調子をぐっと上げています。
ドラゴンフライズも12月5日、6日にアウェイで対戦して連敗。
対戦前の時点では秋田は8勝8敗の勝率5割でしたが、ドラゴンフライズに連勝した後は、
昨季王者アルバルク東京を19点差で撃破。
続く島根にも危なげなく連勝。横浜戦のGAME1で敗れるまで5連勝を飾っています。
この間連敗が続くドラゴンフライズに対し、かなりの勢いをもっての再対戦となります。
 

■秋田はリーグのスティール王-ボールを、守れ。

秋田はリーグでも有数の守備の強度を誇ります。多くの時間帯でフルコートのプレスをかけ、ボールを持つ選手を複数の選手で囲い込む「トラップディフェンス」も得意。そこから生み出すスティールは、B1のリーグ1位(207本)。1試合平均9.0本はドラゴンフライズの6.5本を大きく上回ります。

現に、前回対戦時のGAME1では平均に及ばない8スティールながら、後半の開始直後にスティールから得点しゲームの流れをつかむと、クォーター終盤の広島の反撃も、スティールで芽を確実に摘まれました。続くGAME2では11本をマークし、2点ビハインドとなった残り3分でスティールから秋田が得点。ここでできた4点差が響き、逆転できないまま敗れてしまいました。

広島はターンオーバーがGAME1で19本、GAME2で18本。平均の14.1本を大きく上回るターンオーバーを喫しています。まずは攻撃のリズムを保ち、いい守備をするためにも、攻撃時のボールをしっかりと守り、ターンオーバーを減らさない攻撃が求められます。


■要注意は、広島出身のPG大浦。プロ初の広島での試合で、苦い思いをさせろ。

秋田の要注意選手が広島出身のポイントガード、#3 大浦颯太です。
前回の対戦をご覧になって「大浦にやられた」と思った方も多いのではないでしょうか。
GAME1では3Qに大量リードを加速するスリーポイントで試合を決定づけられました。
GAME2では広島1点ビハインドの最終盤に果敢に攻めてフリースローを獲得し、2本を確実に決めると次の攻撃でスリーポイント。
5連続得点するとその後は古野選手のオフェンスファウルを引き出し、息の根を止められてしまいました。
このように、前回対戦時はいいようにやられた大浦は、昨季終盤に秋田に加入して2年目。実質はまだプロ入り後1年たっていない選手ですが、後半、とくに4Q終盤の勝負所での集中力はすごいものがあります。

大浦はプロとして初の地元・広島での試合となりますが、彼に苦い思いをさせなければ勝利はありません。

■秋田戦ホームゲーム情報

1/2(土)秋田ノーザンハピネッツ戦 15:05試合開始→チケットはこちら
1/3(日)秋田ノーザンハピネッツ戦 13:35試合開始→チケットはこちら

会場:エフピコアリーナふくやま