12/2(水)滋賀戦見どころ「ここから、這い上がれ。」
■ここから、這い上がれ。
次回のホームゲームは、西地区6位、ここまで6勝9敗の滋賀レイクスターズ戦です。
ドラゴンフライズは宇都宮に連敗し4勝11敗。ここから巻き返しを図らねばなりません。
中でも同地区で順位の近い滋賀には絶対に勝っておきたいところです。
苦しいチーム状況ですが、ここから這い上がるしかありません。
■プレシーズンの勝利は忘れろ。
滋賀レイクスターズとのこれまでの対戦は2度で1勝1敗。いずれもプレシーズンマッチです。
2018年の対戦では2点差で敗れましたが、今年9月三次での対戦では97-73で勝利。
しかし、今の滋賀はその時のチームとは違います。外国籍選手が一人も来日できておらず、特別制度で獲得した1人のみのチームでした。
しかし10月中旬に外国籍選手がそろうと成績は好転。
11月にはアルバルク東京から1勝をもぎ取っています。「プレシーズンマッチで勝った相手」という意識は、捨てたほうがいいでしょう。
■ガードの外国籍選手、オクテウスに要注意。
さて、その滋賀の外国籍選手ですがエースは201cmのフォワード、ジョーダン・ハミルトン。
1試合平均22.2得点、スリーポイント成功率も35.4%、フリースローも74.4%とバランスのいいスコアラーですが注目点は6.8本をマークするアシスト。
平均本数ではリーグトップのマブンガ(富山)に次ぐ2位です。自らの得点と、それをおとりにしたアシストを得意とする選手です。富山戦で見せたマブンガと同じように、パスとシュートを巧みに使い分けてくる厄介な選手です。
センターのアンガス・ブラントはとびぬけた成績はないものの安定してゴール下を守り、攻めてくるセンター。
ただ、サイズは208cmとグレゴリー・エチェニケと同じで、体重ではエチェニケが勝るため、このリバウンド争いでは勝ちたいところです。
そして滋賀のラインアップの大きな特徴は、193cmのガード、ジョナサン・オクテウス。
ベンチから出てきてハミルトンと組めば、スモール・ラインアップでスピードがぐっと上がります。
ブラントが出ている時間帯とオクテウスが出ている時間ではかなりリズムが違うので、オクテウスにかき回されない対策が必要でしょう。ドラゴンフライズには外国籍ガードがいませんので、必然的にミスマッチが発生します。オクテウスを誰がガードするのか、注目です。
■かつてのチームメイトの対戦。村上駿斗vs岡本飛竜に注目。
滋賀にはかつて2017年から2シーズン広島に在籍した村上駿斗が在籍。
ペイントエリアに切れ込んでくる攻撃に磨きがかかり、フィールドゴールは48.2%をマーク。
今シーズンここまで全試合で先発ポイントガードを務めています。
岡本飛竜が加入した2018-19シーズンには先発が岡本、控えが村上でしたが、福岡へ移籍して経験を積み、B1クラブへの移籍を果たした村上。ここ最近先発に定着している岡本との直接対決でゲームが始まる可能性が高いだけに、2人の攻防にも注目です。
■滋賀戦ホームゲーム情報
12/2(水)滋賀レイクスターズ戦 19:05試合開始→チケットはこちら
会場:広島サンプラザホール