10月28日(水) 2020-21シーズン第6節琉球ゴールデンキングス戦試合結果
10月28日(水)ホーム広島サンプラザホールで行われました、琉球ゴールデンキングス戦の試合結果をお伝えいたします。
<スコア>
2020-21シーズン第6節
琉球ゴールデンキングス戦
広島ドラゴンフライズ 72-74琉球ゴールデンキングス
(1Q:20-15.2Q:18-21.3Q:18-18.4Q:16-20)
会場:サンプラザホール広島
人数:1,691人
おりづる賞:田渡凌
【スターター】
広島:ジャマリ・トレイラー、岡本飛竜、アイザイア・マーフィー、グレゴリー・エチェニケ、田中成也
琉球:並里成、田代直希、満原優樹、ジャック・クーリー、牧隼利
【主なスタッツ】
◎広島ドラゴンフライズ
◆得点
グレゴリー・エチェニケ 17点
ジャマリ・トレイラー 13点
アイザイア・マーフィー 13点
トーマス・ケネディ 11点
◆リバウンド
グレゴリー・エチェニケ 16 リバウンド
◆アシスト
田渡凌 6アシスト
◎琉球ゴールデンキングス
◆得点
並里成 17点
今村佳太 13点
岸本隆一 10点
ジャック・クーリー 10点
◆リバウンド
ジャック・クーリー 10リバウンド
◆アシスト
並里成 4アシスト
<1Q>
広島は#13エバンスを欠く琉球のインサイドをつき、#0トレイラーらのローポストからの攻撃を中心にリズムを作り、序盤で15-6のリードを奪う。クォーター後半、20-11としたところから2本のターンオーバーで4点を失い、20-15で終了。
<2Q>
アウトサイドを攻め始めた琉球のシュートが決まり始め、追い上げる。広島は#2朝山の2本のスリーポイントなどで突き放す。拮抗した展開の中、38-36の2点リードで前半を終了する。
<3Q>
広島は前半同様にインサイドを突くもシュートを決めきれず、琉球#3並里がドライブからの展開を見せて逆転を許す。しかし広島は#8エチェニケ、#21田渡らがファウルを誘ってフリースローを獲得して粘る。#5マーフィーのスリーポイントで追いつくと、#1ケネディがランニングシュートを決め、2点リードで終了。
<4Q>
一進一退の攻防が続くが、69-69の同点から残り1分を切ったところで並里がシュートを決めて琉球が2点リード。しかし、直後に広島からスティールした琉球がファウルを受けるもフリースローを1本外す。3点差となったところでケネディが残り4秒で遠目から同点スリーポイントを決める。しかし直後に並里がブザービーターとなるジャンプシュートを決め、琉球が劇的な勝利を飾った。
【コメント】
◎広島ドラゴンフライズ
堀田剛司HC
「ゲームの入り方は良かったが、途中から琉球のディフェンスのプレッシャーで自分たちのオフェンスが展開できなくなった時に流れが変わった。今までのゲームでも競って最後に負けてしまうケースが多くその辺は自分自身、責任を感じている。最後の選択肢で良い方を伝えてあげられていない。その辺も含め、これからまだまだシーズンは続くので一つずつ改善できるところを改善し、強いチームを作れるよう努力したい」
朝山正悟選手
「今日は勝たなければならないゲームだった。最後ケネディが(同点の)ビッグショットを決め、自分たちとしては望みが繋がったゲームだった。ずっと広島に流れのある雰囲気かなと思っていたが、どうしても最後にずっと課題のボールが止まる状況になってしまった。相手はピック&ロールを徹底してやりきっていたが、自分たちはその対策がなかなかできなかった。(敗因は)そこに尽きるし、悔やまれるゲーム内容だった」
田渡凌選手
「ゲームの入りや、クォーターの始まりは両チームともプレッシャーをかけられた時間帯だと思うが、琉球は要所要所でプレッシャーを強めてきて、ガードやウイングのところで強度の高いディフェンスをしてきた。自分たちに試合の流れがある時は、相手のシュートが落ちれば自分たちが気持ちよくオフェンスに持ち込み、プレーを遂行できた時間帯はあった。(接戦を勝ち抜くためには)自分を含めポイントガードの成長が必要だと思う」
◎琉球ゴールデンキングス
藤田弘輝HC
「シーズン最初の1ヶ月で10試合とタフなスケジュールで怪我人も多い中、戦い抜いた選手たちを誇りに思う。沖縄の人たちの明日の活力になるゲームができて嬉しい」