【2月2日(土)第20節愛媛オレンジバイキングス戦ゲームレポート】
2月2日(土)ホーム呉市総合体育館で行われた愛媛オレンジバイキングス戦。
<スコア>
B.LEAGUE 第20節
広島ドラゴンフライズ 96-97 愛媛オレンジバイキングス
(1Q:29-29.2Q:24-17.3Q:18-29.4Q:25-22)
【スターター】
広島:#0ジャマリ・トレイラー、#1村上駿斗、#3岡本飛竜、#4ターレル・ミラー、#24田中成也
愛媛:#2堤啓士朗、#9矢代雪次郎、#10アンドリュー・フィッツジェラルド、#16笠原太志、#30ラキーム・ジャクソン
<試合レポート>
強敵仙台とのアウェイゲームでは、GAME1の敗戦から立て直し、GAME2では勝利を掴んだ。村上、新加入のミラーと好調を維持しておりチームにとって大きくプラスの要素となっている。今節の対戦相手は愛媛オレンジバイキングス。開幕戦以来の対戦となるが、オフェンス力が高く、ディフェンスを崩されると一気に流れを持っていかれる。朝山が欠場と苦しい状況だか、まずはディフェンスからオフェンスへと繋げるよう全員でハードに戦っていきたい。
☆第1Q
広島のスターターには、今日も村上が入った。広島は岡本のレイアップでスタートし、村上の連続得点や田中が3Pを決め得点を重ねていく。愛媛は、#10フィッツジェラルドと#30ジャクソンを中心にジャンパーやインサイドで得点を重ねていく。広島は田中が3PでAND1、トレイラーがファストブレイクで得点するも展開はクロスゲームへ。29-29。
☆第2Q
主導権を握りたい広島は、小澤がファストブレイクで3Pを成功。トレイラーもジャンパーと小澤からのアシストでゴール下でも得点していく。愛媛は、#30ジャクソンが連続でセカンドチャンスを決め#10フィッツジェラルドもジャンパーで追加点をあげていく。広島は、岡本とミラーが3P、トレイラーがAND1を決め、53-46。7点リードで後半へ。
☆第3Q
差を広げていきたい広島だったが、第2Q終了間際に中心選手であるトレイラーが負傷し苦しい展開に。愛媛は、#16笠原がファストブレイクで3Pを成功、#10フィッツジェラルドがジャンパー、#30ジャクソンと#16笠原がファストブレイクでレイアップを決め得意の速い展開へ持ち込む。残り7:07、55-55。広島は開始に坂井がレイアップを決めるも、シュートが入らずなかなか得点が続かない。その中でも山田、ミラーが3Pを成功。さらに田中がレイアップと3Pで得点し、71-73。残り21秒で坂井が個人ファウルが4つ目になりさらに苦しい展開に。71-75。
☆第4Q
追い上げたい広島は開始から、田中のジャンパーでAND1、ミラーがセカンドチャンスを決め同点に。さらに佐藤が3Pと、スティールからファストブレイクを決め残り7:27、82-77。愛媛は#10フィッツジェラルド、#13小原がジャンパーで得点していく。広島はミラーのインサイドや村上のAND1で得点。山田の3Pや、田中のフリースローもあり残り1:35、96-86。広島はこのままリードを保ち勝利へ繋げたかったが、終盤でターンオーバーを連発。#30ジャクソン、#10フィッツジェラルドに連続得点を許し残り33秒、96-95。さらに残り7秒で#10フィッツジェラルドにボーナススローを与えてしまい、逆転を許す。ミラーがジャンパーを放つもリングに嫌われ試合終了。96-97。
最後まで勝敗の分からないゲームだったが、あと一歩が届かず惜敗。悔しい結果となった。朝山が欠場、トレイラーが途中で負傷退場と中心選手がおらず、ファウルトラブルもあり苦しい状況だった。だが、オンザコート1の時間帯でゾーンディフェンスでハードに動きリバウンドからオフェンスへと繋げていった。ミラー、田中も得点面でチームを牽引していった。終盤にターンオーバーが続き、1点差での悔しい敗戦だったが、明日は再度チームの共通意識を確認し合い切り替えて臨んでいきたい。明日もチーム、ファン共に一丸となりましょう!5!UNITED WE STAND!!
【主なスタッツ】
◎広島ドラゴンフライズ
◆得点
#4ターレル・ミラー 23点
#0ジャマリ・トレイラー 20点
#24田中成也 19点
◆リバウド
#4ターレル・ミラー 15リバウンド
◆アシスト
#4ターレル・ミラー 5アシスト
#13山田謙治 5アシスト
◎愛媛オレンジバイキングス
◆得点
#10アンドリュー・フィッツジェラルド 41点
#30ラキーム・ジャクソン 29点
◆リバウンド
#30ラキーム・ジャクソン 13リバウンド
#10アンドリュー・フィッツジェラルド 11リバウンド
【広島ドラゴンフライズ】
☆尺野将太HC
「柱である朝山選手の欠場、トレイラー選手の負傷の中残ったメンバーがステップアップし、最後までファイトを見せてくれた。1点届かなかった事は悔しい。1点を埋める為細かいミスやリバウンド等もう1歩やれる事はある。1点を乗り越える為にこの敗戦から学び、明日は1勝を勝ち取りたい」
☆田中成也選手
「もう1つ、1人1人がプライドを持ってやらなければいけない。チームの中で共通意識が出来てなかった。そこが最後の1点に届かなかった部分。この1敗は本当に痛いが切り替えてやるしかない。自覚を持ってやると皆で話をしたし、明日は今日以上にチーム一丸となる事が大事だと思う」
【愛媛オレンジバイキングス】
☆リチャード・グレスマンHC
「今日は凄く内容の濃ゆい試合を勝ち取ることが出来て本当にうちのチームにとって凄く大きな1勝となった。そこについてコーチ自身選手を誇りに思う。4Qで最後まで諦めず戦い抜いて勝ちを掴んだ事を素晴らしく思う」