新年のご挨拶
平成31年の新春を迎え、謹んでお喜びを申し上げますとともに、皆様方のご健勝とご繁栄を心よりお祈り申し上げます。
旧年中は多大なるご支援、ご声援をいただき、誠にありがとうございました。
2018年はBリーグ3年目。大きな飛躍を目指すタイミングで起きた不祥事により、
日本バスケットボール界の課題点や問題点が浮き彫りとなった年でした。
プロフェッショナルとはどのような定義であるべきなのかをリーグ、クラブ、チームで再考し、
日本バスケットボール界発展のためにそれぞれが意識を高く持ち続けて仕事に取り組む必要性を学ぶ機会になりました。
また7月に西日本を中心に発生した豪雨災害では広島県にも大きな被害をもたらしました。
我々とも「縁」が深い地域、方々も被害に遭われ、今もなお復興の途中です。
プロスポーツクラブとして、被災地にどのような支援、応援ができるのか、精一杯考え、行動を起こしていきたいと思います。
広島ドラゴンフライズは、クラブ創設以来初の単年度黒字を達成することができました。
これもひとえにファンの皆様、パートナー企業様、地域の皆様をはじめ、関わる全ての皆様のおかげです。
この場をお借りして、深く御礼申し上げます。
12月に経営体制が刷新され、新生広島ドラゴンフライズとして2019年を迎えることになりました。
しかし、われわれのやるべきことは変わりません。
チームが目指すはB1昇格です。若手、ベテランが融合したチームはシーズンの約半分を終え、充分にプレーオフ進出が狙える好位置にいます。まだまだ険しい道のりとなりますが、声援をパワーに変えて、突き進んで参ります。
さらに広島らしさを追求し、バスケットボールを通じて地域を盛り上げ、多くの方々に夢と感動を届け、広島にバスケでつながる風景を広げて参りたいと思います。
本年も、広島ドラゴンフライズへ絶大なるご支援と熱いご声援のほど、何卒よろしくお願いいたします。
2019年元日
株式会社広島ドラゴンフライズ 代表取締役社長 浦 伸嘉