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12/16(日)第13節 試合結果:●広島80-89金沢〇

【12月16日(日)B2第13節金沢武士団戦ゲームレポート】
12月16日(日)にホームローズアリーナで行われました金沢武士団戦。
<スコア>
B.LEAGUE 第13節
広島ドラゴンフライズ 80-89 金沢武士団
(1Q:23-24,2Q:19-14,3Q:19-26,4Q:19-26)
会場:福山ローズアリーナ
入場者数:2,080人
対戦成績:16勝8敗
【スターター】
広島:#0ジャマリ・トレイラー、#2朝山正悟、#3岡本飛竜、#12エリック・トンプソン、#24田中成也
金沢:#1デンゼル・ボウルズ、#3ライアン・リード、#5柳川龍之介、#22武田倫太郎、#38井手勇次

<試合レポート>
今季2度目となる福山開催。ここで勝利を掴み連敗を断ち切りたかったが、逆転には及ばず悔しい敗戦となった。序盤に金沢に連続得点を許し、0-10のランを背負うも中盤に追い上げ同点まで持ち込んだが、逆転まではいかず。その中でもトレイラーが26得点とチームを牽引。だが個人の得点だけでは勝利は掴めない。この正念場をさらにチーム・ファンと一丸となり乗り越えたい。
☆第1Q
広島のスターターは本日もこの5人だ。広島はトンプソンの連続得点でスタート。さらに、トレイラーのジャンパーや岡本のレイアップで得点していく。金沢は、#5柳川のジャンパーや#38井手のファストブレイクで流れを作り、今日もインサイドの#1ボウルズで起点を作っていく。広島は、田中の3Pや山田が3P、レイアップと積極的に攻め得点するも、23-24。
☆第2Q
開始から両チーム得点出来ず重たい展開に。広島は、トレイラーが連続でダンクを決めチームを牽引しさらに岡本もジャンパーを決める。金沢は#13本間がレイアップ、#5柳川がジャンパー、レイアップと連続で得点していく。広島は、ディフェンス面で小澤がハードにプレッシャーをかけ、流れを呼び込む。オフェンスでは田中が3P、岡本が積極的にリングへ攻め連続でレイアップを決める。42-38。4点リードし、後半へ。
☆第3Q
リードを広げていきたい広島だったが、開始からディフェンスが崩れ金沢に連続得点を許してしまう。田中が3Pを決め、トレイラーがスティールからオフェンスへと繋げたかったが、ターンオーバに。再び田中が3Pを決め残り6:50、48-50。金沢は開始すぐに、#38井手、#3リードが3Pを決め再び流れを引き寄せる。#3リードのジャンパーと3Pで点差を広げ残り5:05、50-57。広島もトレイラーが連続でジャンパーを決め追い上げるも、ターンオーバーが続き#1ボウルズにダンクを決められる。流れは金沢に傾いところで、山田が3Pを決め61-64。3点ビハインドで最終クォーターへ。
☆第4Q
逆転したい広島は、開始からトレイラーのジャンパーで得点。田中もジャンパーで得点するも、次の得点が続かない。金沢は#5柳川のフリースローで開始し、#3リードがセカンドチャンスで3Pを決める。#1ボウルズがセカンドチャンスでジャンパーを決め残り6:02、65-71。追い上げたい広島は、小澤が積極的にリングへ攻めレイアップを決め、トレイラーがジャンパーを決め残り3:05、70-77。リードを保ちたい金沢は、#1ボウルズを起点に攻撃し確実に得点し、ダンクも決め広島を勢いに乗せない。#3リードのセカンドチャンスや、#5柳川がレイアップを決め残り1:01、74-82。勝機を狙いたい広島は、トレイラーのジャンパー、フリースローで6点差にしたが後1歩が届かず。残り28秒で朝山が3Pを決め、岡本もジャンパーを決めるも、試合終了。80-89。
今季最後の福山開催。ここで連敗を止めたかったが、流れを確実に掴めず敗戦となった。試合開始から、トレイラーが連続得点で流れを呼び込むも、ターンオーバーや後半にディフェンスが崩れ金沢に流れを渡してしまった。その中でも田中が2日間続けて二桁得点し、要所で3Pを決めた。岡本も試合を通してアグレッシブにプレーしリングを狙った。だが試合を通しての失点が多く、相手チームの得点を低く抑えていく事が重要だ。その為には、ディフェンスの強化と自分達の強みを再認識していきたい。チームが成長していくためにも、この現状を認識しチームで乗り越えればさらに強くなった広島をファンに見せれるだろう。次節は、アウェイでの東京Z戦だ。前回の対戦では、広島が接戦の末連勝を掴んだが、内外バランスの良い手強いチームだ。この苦しい連敗を乗り越えるため、チームへの後押しをお願いいたします。5!UNITED WE STAND!!

【主なスタッツ】
◎広島ドラゴンフライズ
◆得点
#0ジャマリ・トレイラー       30点
#24田中成也           14点
#3岡本飛竜             13点
◆リバウンド
#0ジャマリ・トレイラー      12リバウンド
#12エリック・トンプソン      7リバウンド
◎金沢武士団
◆得点
#1デンゼル・ボウルズ      27点
#38井手勇次           21点
#5柳川龍之介          18点
#3ライアン・リード         16点
◆リバウンド
#1デンゼル・ボウルズ      12リバウンド
#38井手勇次           9リバウンド

<ヘッドコーチコメント>
【広島ドラゴンフライズ】
☆尺野将太HC
「後半にディフェンスが崩れてしまった。何試合か続いているところが自分達の力。前半戦で連勝を続けていたのも自分達の力だと思うが、今はディフェンス面で失点が多い。その現状を受け入れ、乗り越え練習で何をしないといけないのか確認し強い広島を取り戻せるようにやっていきたい」

☆朝山正悟選手
「言い訳をしない、下を向かないはみんな分かっていると思う。何を言っていても来週試合はまた来る。最後までやりきることに関しては変わらない。ただ、勝ちか負けかは必ず結果として出てくるもの。そこに対していかに全員でやれるか確認すべき」
☆山田謙治選手
「ディフェンスの部分が1番の改善点で、良いリズムを作れない一つの要因だと思う。そこをもう一度準備していきたい。得点源でもある朝山選手、トレイラー選手を封じられると点数が伸びないことが現状でそこに頼りすぎている。今後チームとして成長する為に臨機応変な対応が求められてくる」


【金沢武士団】
☆堀田HC
「今日は苦しいゲーム展開の中我慢強く、最後まで集中力を切らさず闘えた。チームがディフェンスを頑張った証拠がこういう結果になったかなと思います。今日に関しては2桁得点が4人出たところがチームにとってプラスになった。 チームに勢いが出てきたのでこれを継続し次節も勝ちきれるようにしたい」