12 /8(土)第11節 試合結果:〇広島78-70西宮●
12月8(土)にホーム広島サンプラザホールで行われました西宮ストークス戦。
<スコア>
B.LEAGUE 第11節 GAME1
広島ドラゴンフライズ 78-70 西宮ストークス
(1Q:20-25,2Q:20-12,3Q:14-20,4Q:24-13)
会場:広島サンプラザホール
入場者数:4,131人
対戦成績:16勝4敗
MOM:#24田中成也
【スターター】
広島:#0ジャマリ・トレイラー、#2朝山正悟、#3岡本飛竜、#12エリック・トンプソン、#24田中成也
西宮:#2ドゥレイロン・バーンズ、#3松崎賢人、#9谷直樹、#13道原紀晃、#33ランディー・ホワイト
<試合レポート>
今節は10月の香川戦以来となる広島サンプラザホールでのホームゲーム。現在チームは仙台戦、FE名古屋戦で敗戦し3連敗中だが、このバイウィークでしっかりとリフレッシュし課題点の修正を重点的に行い試合への良い準備が出来た。今節の対戦相手は西宮ストークスだ。プレシーズンマッチでは西宮の得意な速い展開に持ち込まれ完敗。プレシーズンマッチの再戦ではあるが、まずは自分達のバスケットを展開しサンプラザで待つ満員のファンと広島一丸となり勝利を掴みたい。
☆第1Q
広島のスターターは本日もこの5人だ。 広島はトレイラーの得点でスタートし、田中の3Pやトンプソンのインサイドで得点を重ねていく。西宮は#13道原、#9谷の連続3Pや更に#13道原のファストブレイクで得点。さらに#33ホワイトのセカンドチャンスや#2バーンズが連続でレイアップを決める。広島は田中、トレイラーが積極的にリングへアタックしフリースローを獲得。朝山の3Pや、トンプソンのインサイドで得点するも、20-25。
☆第2Q
広島は、クォーターの開始からトレイラーのフリースローや山田のアシストからトンプソンの得点と岡本が連続で3Pを決め逆転。西宮は#2バーンズを中心に攻撃を展開し、#3松崎のファストブレイクや#9谷がレイアップを決めていく。広島は、田中のフリースローや朝山のファストブレイクで得点するもクロスゲームは変わらず、40-37。3点リードで後半へ。
☆第3Q
リードを広げていきたい広島だが田中の3Pが決まるも、得点が続かず苦しい時間帯となる。西宮は、#3松崎のスティールから#33ホワイトのファストブレイク、#2バーンズもレイアップを決める。残り5:44に#19梁川の3Pが決まり45-46。さらに#2バーンズのジャンパーや#33ホワイトのAND1、#47土屋のジャンパーで得点し残り2:02、47-53。点差を広げていく。広島は、トレイラー、田中のフリースローと朝山のファストブレイクで追い上げるも54-57。3点リードされ最終クォーターへ。
☆第4Q
逆転したい広島は、山田の3Pやトンプソンがオフェンスリバウンドに飛び込みセカンドチャンスを決める。残り7:18、60-59。西宮は#9谷がセカンドチャンスや攻撃の中心である#13道原がジャンパーと、レイアップからAND1を獲得し積極的に攻めてくる。さらに#9谷に3Pを決められ残り3:16、63-70。広島は点差が開く中、すぐに田中の3Pで得点。岡本もファストブレイクでフリースローを獲得し確実に決めていく。残り1:48、トンプソンへのファウルで西宮の攻撃の起点の1人でもある#2バーンズがファウルアウトとなる。このチャンスを活かしていきたい広島は、チームディフェンスで畳みかけ24秒バイオレーションを奪う。ここで勢いを掴み、田中の3Pで逆転。さらにトンプソンがディフェンスリバウンドを確実に取り攻撃へと繋ぎ、朝山のジャンパーで追加点。残り36秒、74-70。トンプソンがスティールしたところに#15谷口がアンスポーツマンファウルを吹かる。このボーナススローをトンプソンが確実に決め、広島リードのまま試合終了。78-70。
終始、クロスゲームの展開となったが第4クォーター終盤で勢いに乗り勝利を掴んだ。試合を通してトレイラー、トンプソンが積極的にリングへアタックしディフェンスリバウンドを量産したが、重要な場面でオフェンスリバンドを取りセカンドチャンスへと繋げた。田中も18得点と積極的にリングへアタックし要所で3Pを決める活躍を見せた。トレイラー、朝山の得点に頼りきるのではなく、どこからでも得点出来る事をさらに印象づければ対戦相手にとっても守りにくくなるだろう。3連敗の中、バイウィークを挟んだ事でリフレッシュし課題点を修正出来たことが勝利へと繋がった。明日のGAME2では持続していく事が重要となる。一人一人が積極的に攻めていき、確実に得点出来るところは取りこぼしのないようにしたい。ディフェンスでも明日はよりハードに動きプレッシャーを与え、タフショットを打たせたい。4,000人を越えるファンの前でプレーする事はチームのモチベーションにも繋がり、苦しい展開の中で響く大声援は選手たちの後押しとなった。この勝利をスタートとしここから連勝を伸ばしていくため明日も広島一丸となり闘いましょう!5!UNITED WE STAND!!
【主なスタッツ】
◎広島ドラゴンフライズ
◆得点
#12エリック・トンプソン 19点
#24田中成也 18点
#2朝山正悟 15点
◆リバウンド
#0ジャマリ・トレイラー 18リバウンド
#12エリック・トンプソン 18リバウンド
◆アシスト
#0ジャマリ・トレイラー 6アシスト
◎西宮ストークス
◆得点
#33ランディー・ホワイト 19点
#2ドゥレイロン・バーンズ 16点
#13道原紀晃 13点
◆リバウンド
#33ランディー・ホワイト 13リバウンド
◆アシスト
#2ドゥレイロン・バーンズ 6アシスト
<ヘッドコーチコメント>
【広島ドラゴンフライズ】
☆尺野将太HC
「バイウィークの過ごし方として選手は成長してくれた。そこが今日のゲームにしっかり出た。明日は良いシュートを打たせないようにすること、今日の勝負所のリバウンドのようにしっかりと取りきるところが鍵になってくる。明日は明日で新しいゲームをしっかり勝ちきりたい。」
☆田中成也選手
「今日はとにかく自分がアグレッシブに行こうと試合前から決めていた。それが出来てチームに貢献し勝利できた事は、チームにとっても大きいしこれをやり続けていこうと思った。日替わりでヒーローが出るようになればもっと広島らしく戦える。そういうチームになれるようにしたい。」
☆エリック・トンプソン選手
「ディフェンスの要として、ディフェンスのところで貢献する事とそしてコミュニケーションのところで軸となりそこを見ていきたいと思っていた。戦う姿勢、スピリットというところをチームにもう1回もたらしたいと考え試合に臨んだ。結果連敗を3で止める事ができ、苦しい時間帯もあったが逆境をはねのけ勝ちに貢献する事が出来た。」
【西宮ストークス】
☆ミオドラグ・ライコビッチHC
「前半はディフェンス面で良いプレーが出来ていたが、重要な場面で差が出たのはオフェンスリバウンドの部分。そこからのスコアというのが大きく影響した。明日は、しっかりとボックスアウトをしてディフェンスリバウンドを確保するという事を求めたい。」