11/25(日)第10節 試合結果:●広島84-93FE名古屋〇
11月25(日)に名古屋市枇杷島スポーツセンターで行われましたファイティングイーグルス名古屋戦。
<スコア>
B.LEAGUE 第10節 GAME2
広島ドラゴンフライズ ファイティングイーグルス名古屋
(1Q:23-20,2Q:17-23,3Q:16-15,4Q:18-16,EX1:8-8,EX2:2-11)
会場:名古屋市枇杷島スポーツセンター
入場者数:1,013人
対戦成績:15勝4敗
【スターター】
広島:#0ジャマリ・トレイラー、#2朝山正悟、#3岡本飛竜、#12エリック・トンプソン、#24田中成也
FE名古屋:#0山本エドワード、#11杉本慶、#14兒玉貴通、#15シェリフ・ソウ、#41ギャレット・スタツ
<試合レポート>
序盤からFE名古屋に主導権を握られ、今季初のGAME1の敗戦となった。FE名古屋の得意とするリバウンドから走り速い展開のバスケットから高確率にシュートを決められた。随所に広島らしい粘り強いディフェンスから相手のターンオーバーを誘ったが、得点に繋げられなかった。その中でも、トンプソンが3試合ぶりに出場。怪我の影響が心配されたが、リバウンドに絡みインサイドで得点。ディフェンスでは体を張り#41スタツのプレーを抑えた。同一カード連敗は避けたいGAME2。この悔しさをぶつけ、序盤からエナジー全開でFE名古屋に挑む。
☆第1Q
広島のスターターは4試合ぶりにトンプソンが入った。広島は課題でもあった出だしから、積極的にリングを狙う。トンプソンがインサイドプレーや、ダンクで得点。朝山も連携プレーからレイアップやジャンパー、3Pも決まり勢いに乗る。FE名古屋は#14兒玉、#11杉本が積極的にアタックし、#0山本が連続でジャンパー、3Pを決める。昨日に引き続き高確率にシュートを決めてくる。広島は、トンプソンがスティールからダンクを決め、23-20。
☆第2Q
広島は山田のジャンパーでスタートし、トンプソンのオフェンスリバウンドから朝山が得点し、田中もタフショットを決める。FE名古屋も、開始すぐに#41スタツが3Pで得点。#12野崎のジャンパーや#14兒玉も3P、レイアップで連続得点。さらに#15ソウがスティールからファストブレイクで得点し勢いに乗る。広島も坂本のペリメータ-や田中の3P、トンプソンのセカンドチャンスで得点するも試合はクロスゲームに。40-43。3点リードされ後半へ。
☆第3Q
均衡を崩したい広島は、トレイラーがフリースローで得点するもシュートが続かず流れの悪い時間帯に。FE名古屋は昨日に引き続き好調の#0山本が連続でジャンパーや、#41スタツのファストブレイクで残り6:38、44-51。点差は7点に。トンプソンのフリースローや、AND1、山田の3Pで追い上げる。トレイラーもファストブレイクやセカンドチャンスからAND1を獲得。途中出場の佐藤もハードなディフェンスで流れを呼び込むも、56-58。2点リードされ最終クォーターへ。
☆第4Q
広島はトレイラーのアタックで連続得点。さらに佐藤が3Pを決め、チームに勢いを与える。FE名古屋も、#14兒玉が連続でジャンパーを決めも残り8:04、#41スタツがテクニカルファウルを吹かれる。広島はこのボーナススローを朝山が確実に決め、トレイラーもペリメータ-を決める。さらに朝山がファストブレイクからAND1を獲得。残り7:39、69-62。リードを広げる。FE名古屋は、#12野崎のジャンパー、#41スタツのセカンドチャンスで追い上げていく。残り2:59、#41スタツがリバウンドに飛び込んだところに広島のインサイドの要でもあるトンプソンの個人ファウルが5つになり退場。#41スタツがこの隙にインサイドプレーで連続得点し残り58秒、72-74。逆転を許す。FE名古屋の攻撃を凌ぎ残り13秒で、広島ボールに。坂本がインサイドを攻めファウルを獲得。こファウルで#15ソウが退場。チームファウルも5つを越える為、坂本がボーナススローを確実に決め、74-74。残り9秒で同点となり延長戦へもつれ込む。
☆EX1
広島はトレイラーのブロックショットから、持ち味のチームディフェンスでFE名古屋の24秒バイオレーションを誘う。田中が積極的に攻め、ファウルを獲得しボーナススローを確実に決める。さらにトレイラーのスティールから朝山がファストブレイクを決め残り2:21、78-78。FE名古屋も#41スタツを中心に、連続でインサイドで得点。#11杉本のフリースローや再び#41スタツの得点で残り1:40、80-82。広島はすぐにトレイラーのセカンドチャンスで得点し、82-82。勝負は決まらず、再び延長戦へ。
☆EX2
序盤に田中がフリースローを獲得し、83-82。広島の1点リードのままお互いシュートが入らない時間帯の中試合は進む。残り2:54に#41スタツへのファウルで坂本の個人ファウルが5つになり退場。#41スタツがこのボーナスを決め83-83。再び同点に。FE名古屋は、#11杉本が3P、#14兒玉がフリースローを確実に決めリードを広げていく。さらに#11杉本のジャンパーが決まり残り1:01、84-90。広島は諦めずゴールを狙うも得点出来ずに、試合終了。84-93。
2回の延長戦に持ち込みタフな試合だったが、後一歩が届かず3連敗目。GAME1の課題であった、出だしの部分ではFE名古屋を勢いに乗せず随所で自分達のバスケを展開出来た。終始クロスゲームの中で一時はリードするも勝負所で決められず延長戦へ。2回目の延長戦で攻めどころを決められずわずか2得点に終わってしまい悔しい敗戦。その中でも、GAME1では相手のターンオーバーを得点に繋げられなかったが、GAME2では確実に繋げていきファストブレイクが多く見られた。トレイラー、朝山も23得点とチームを牽引。特にトレイラーはリバウンドも17と特にディフェンスリバウンドを確実に取り攻撃へと繋げた。途中出場した佐藤はハードなディフェンスでターンオーバーを誘い、コート内外でもチームを鼓舞し続けた。トレイラー、朝山の得点に頼るのではなく全員がアグレッシブにゴールを狙わなければならない。次節は、ホームサンプラザで西宮ストークス戦だ。プレシーズンマッチの再戦もあるがまずは、再度チームでコミュニケーションを取り合い準備をしていきたい。この連敗をうけさらにレベルアップをした広島ドラゴンフライズを、ホームのファンへ見せたい。広島ファンの皆さん、ホームサンプラザで共に闘いましょう!5!UNITED WE STAND!!
【主なスタッツ】
◎広島ドラゴンフライズ
◆得点
#0ジャマリ・トレイラー 23点
#2朝山正悟 23 点
#12エリック・トンプソン 12点
#24田中成也 12点
◆リバウンド
#0ジャマリ・トレイラー 17リバウンド
#12エリック・トンプソン 9リバウンド
◆アシスト
#3岡本飛竜 6アシスト
◎ファイティングイーグルス名古屋
◆得点
#41ギャレット・スタツ 30点
#11杉本慶 25点
#0山本エドワード 13点
#14兒玉貴通 13点
◆リバウンド
#41ギャレット・スタツ 22リバウンド
◆アシスト
#41ギャレット・スタツ 6アシスト
<ヘッドコーチコメント>
【広島ドラゴンフライズ】
☆尺野将太HC
「昨日の敗戦で出だしでやられた課題をクリアにし随所に良いプレーが見られた。ただ悔やまれるのは2回目の延長で選手が良い起点が作れずどこを攻めていくか動きの中で明確ではなかった。今日は朝山選手、トレイラー選手が良いスコアが出来ている。そこをより伸ばす為にコートの5人が明確な意図を持ち動けるようにしたい。非常に悔しい敗戦になったがまた一つ乗り越える壁が出来た。このバイウィークでしっかり心も体もリフレッシュし良い状態でサンプラザのホームを迎えたい」
【ファイティングイーグルス名古屋】
☆渡邊竜二HC
「昨日良い勝ち方をし、今日は必ず厳しい試合になった。だが途中第4クォーターで逆転され苦しい時間帯を全員で頑張り、最後延長はファンの応援もあり勝てた。1週間空くが良い状態を保ち12月のホームゲームを勝ちで終わる為に準備していきたい」