11/11(日)第8節 試合結果:〇広島98-89東京Z●
11月11日(日)に東広島運動公園体育館で行われましたアースフレンズ東京Z戦。
<スコア>
B.LEAGUE 第8節 GAME2
広島ドラゴンフライズ 98-89 アースフレンズ東京Z
(1Q:22-24,2Q:25-18,3Q:21-25,4Q:14-15,OT:16-7)
会場:東広島運動公園体育館
入場者数:1,826人
マンオブザマッチ:#2朝山正悟
シーズン成績:14勝1敗
【スターター】
広島:#0ジャマリ・トレイラー、#2朝山正悟、#3岡本飛竜、#7坂本ジェイ、#24田中成也
東京Z:#1増子匠、#2ウィル・クリークモア、#5モガ・ラド、#14柏倉哲平、#35高山師門
<試合レポート>
GAME1では終始クロスゲームとタフな試合展開だったが途中リバウンドやインサイドの攻撃起点となるトンプソンが負傷退場。そのアクシデントの中、坂井、坂本が確実に繋ぎチームの勝利に貢献した。坂井は、ファストブレイクで先陣を切りAND1を獲得しチームに勢いを与えた。坂本はインサイドの起点となり、リバウンドにも絡みセカンドチャンスを掴んだ。今日のGAME2はさらにタフな試合になるだろう。40分間チームで戦い抜き、さらに連勝を伸ばしていきたい。
☆第1Q
広島のスターターはトンプソンに替わり坂本が入った。広島は朝山の得点で試合をスタートし、トレイラーのインサイドや岡本のスティールから朝山がファストブレイクで得点する。東京Zは、#14柏倉が3P、#35高山がジャンパーとセカンドチャンスで連続で得点していく。#1増子が積極的にリングにアタックしAND1を獲得、#35高山のファストブレイクもあり、点差を広げていく。広島は、朝山のジャンパーや、岡本がアタックからフリースローで得点。トレイラーのダンクも決まり追い上げる。22-24。
☆第2Q
開始から朝山が3Pを決め、トレイラーのゴール下やAND1で得点するも試合展開は昨日続き、クロスゲームに。東京Zも、#2クリークモアのジャンパー、#14柏倉が3Pで得点を重ね、#5ラドがインサイドを攻めていく。広島は坂井、坂本がオフェンスリバウンドに絡みセカンドチャンスを作っていく。トレイラーのファストブレイクや田中の3Pも決まり、朝山のアシストから坂本のがゴール下を決め47-42。5点リードで後半へ。
☆第3Q
広島はターンオーバーやシュートが決まらず我慢の時間帯になる。朝山がジャンパーを決め、坂本がインサイドプレーでフリースローを獲得。さらに坂井も連続でファストブレイク、AND1を獲得しゴール下で連続得点。更に岡本のレイアップを決める。残り5:22、58-53。連続得点で勢いに乗るも、試合は変わらずクロスゲーム。東京Zも、#35高山のセカンドチャンスや、#14柏倉が高確率の3Pを決める。#5ラドがインサイドがセカンドチャンス、スティールからファストブレイクに繋げ得点していく。#1増子もファストブレイクでレイアップを決め残り2:49、62-63。広島は、トレイラーのジャンパーや朝山がタフショットを決める。終了間際にトレイラーのスティールから、坂井がファストブレイクを決め68-67。クロスゲームのまま最終クォーターへ。
☆第4Q
均衡を破りたい広島は、朝山、トレイラーの大黒柱2人が奮闘する。朝山がドライブからフリースローを獲得し確実に決めていく。トレイラーはダンクで会場を盛り上げ、ディフェンスでもスティールで朝山の3Pへ繋げる。残り6:55、75-69。東京Zは、第4クォーター開始すぐの#2クリークモアのセカンドチャンスから得点を奪えない時間帯が続く。広島のチームファウルが5つを越えた為、#5ラドがボーナススロー、ペリメータ-と続けて得点する。#1増子もボーナススローを確実に決めていく。残り2:18で#2クリークモアにテクニカルファウルが吹かれる。朝山、岡本がボーナススローを決める。残り2:16、79-74。このリードを守り切りたかったが、#35高山にジャンパーでAND1を決められ、さらに#1増子が3Pを決める。#14柏倉のレイアップも許し、第4クォーター終了。82-82、5分間の延長戦へ。
☆延長戦
広島は開始直後に田中がファウルアウトするも、岡本がボーナススローを獲得し、トレイラーがセカンドチャンスからAND1で得点。このファウルにより#92村越がファウルアウト。残り3:04、87-87。さらに坂井へのファウルで#3小島もファウルアウトし、ボーナススローを確実に決め得点を重ねていく。岡本が粘り強いディフェンスでターンオーバーを誘い、朝山のジャンパーやトレイラーのファストブレイクからAND1へと繋げていく。残り1:19、93-87。東京Zも#1増子が攻撃の起点となり、ボーナススローで得点するも#35高山もファウルアウトになる。#5ラドがセカンドチャンで得点し残り34秒、97-89。試合終盤に朝山の3Pも決まり、広島リードのままで試合終了。98-89。
昨日のアクシデントでトンプソンを欠く中、GAME1に続き坂井はファストブレイクでは先頭を走りゴール下は確実に決め、12得点。坂本も30分を越えるプレイタイムで、リバウンドに絡みセカンドチャンスに繋げた。トレイラー、朝山の大黒柱2人とも40分を越えるプレイタイムで30得点を越えた。トレイラーはリバウンドも16と、攻守に渡りチームを牽引。だがプレタイムも長く負担も大きい。負けられない試合は続いていく為プレータイムのシェアが必要になってくる。チームでさらなるレベルアップを図り、長いシーズンを戦っていきたい。苦しい時間帯の中、アリーナの声援がチームの後押しです。次節の仙台戦も会場で共に闘いましょう!5!UNITED WE STAND!!
【主なスタッツ】
◎広島ドラゴンフライズ
◆得点
#0ジャマリ・トレイラー 36点
#2朝山正悟 30点
#10坂井レオ 12点
◆リバウンド
#0ジャマリ・トレイラー 16リバウンド
#7坂本ジェイ 7リバウンド
◆アシスト
#3岡本飛竜 7アシスト
◎東京アースフレンズZ
◆得点
#35高山師門 19点
#1増子匠 17点
#2ウィル・クリークモア 16点
#5モガ・ラド 16点
◆リバウンド
#ウィル・クリークモア 16リバウンド
◆アシスト
#1増子匠 10アシスト
<ヘッドコーチコメント>
【広島ドラゴンフライズ】
☆尺野将太HC
「トンプソン選手が出場出来ない中、GAME1に続き坂井選手が良い働きで繋ぎ坂本選手も長いプレータイムの中でしっかりプレーをしてくれた。ファウルトラブルもカバーしチームとしての底力やチーム力を証明出来た試合だった。熊本戦で延長で負けているところを乗り越えたので良い経験になった。」
☆ジャマリ・トレイラー選手
「自分自身のプレーはターンオーバーなど、反省点もある。だがオフェンスでもディフェンスもアグレッシブにプレー出来たと思う。何よりもチームの勝利に貢献出来て良かった。チームが勝つ為に自分が出来る事をこれからも探していきたい。」
【アースフレンズ東京Z】
☆古田悟HC
「全体的に相手の方が勝ちたい気持ちが強く、エネルギーが大きかった。勝負所でボールを取られた事が自分達の敗因だが、最後まで戦う気持ちを見せてくれた。追いつき追い越すまでが非常に重要だと思う。ディフェンスのチームと言えるようチームをまた作っていきたい」