10/14(日)第3節 試合結果:〇広島88-78香川●
10月14日(日)に広島サンプラザホールで行われました香川ファイブアローズ戦。
<スコア>
B.LEAGUE 第3節
広島ドラゴンフライズ88-78香川ファイブアローズ
(1Q:28-23,2Q:24-18,3Q:14⁻19,4Q:22-18)
会場:広島サンプラザホール
入場者数:2,118人
マンオブザマッチ:#24田中成也
シーズン成績:6勝0敗
【スターター】
広島:#0ジャマリ・トレイラー、#2朝山正悟、#3岡本飛竜、#12エリック・トンプソン、#24田中成也
香川:#6藤岡昂希、#7堀川竜一、#30テレンス・ウッドベリー、#41高田秀一、#88木村啓太郎
<試合レポート>
GAME1では、ディフェンスからリズムを掴み終始広島のリードで勝利を掴んだ。各クォーターを10点台に抑え、失点を60点台に出来たことは今後のゲームでも続けていきたい。課題としては#2ウォーレンと#30ウッドベリーの得点を抑えていきたい。ここを抑える事が出来ればさらに失点は少なく、より広島の持ち味が見れるだろう。チームは今、開幕から5連勝と勢いに乗っている。序盤から守りに入らず、攻めの姿勢からリズムを掴み連勝を6へと伸ばしたい。
☆第1Q
広島のスターターはGAME2もこの5人だ。広島は開始直後田中が3Pを決めるとフリースロー、連続で3Pも決め11-3。勢いに乗った広島はさらにオフェンスリバウンドから田中が連続で3Pを決め、続いて小澤も3Pを連続して決める。香川は#30ウッドベリーと#88木村が攻撃の起点となりリングにアタックし得点を重ね、28-23。
☆第2Q
第1Qの勢いのまま小澤が3Pを決め、坂本もインサイドから得点。朝山の3Pや小澤のスティールからトンプソンのダンクも飛び出し、徐々に香川との点差を広げていく。香川は#30ウッドベリー、#88木村を中心に攻め、得点をしていく。広島はターンオーバーが目立ってきたが、朝山のファストブレイクや坂本がセカンドチャンスからフリースローを獲得。これを確実に決め、52-41。リードを広げ後半へ。
☆第3Q
岡本の3Pで得点するも、ターンオーバーが増え#88木村、#30ウッドベリーにファストブレイクを決められ55-47。その後もターンオーバーが続きなかなか得点へと繋げられない。苦しい時間帯が続く中、トレイラーがセカンドチャンスからAND1を決め残り4:18、57-49。田中もリングへアタックしフリースローを獲得。香川のチームファウルが5つになり、ボーナススローを朝山が決め残り2:25、64-49。このままリードを広げていきたいが#7堀川、#20安部に3P、#6藤岡にセカンドチャンスを決められる。終了間際にも#41高田に3Pを許し66-60。6点リードで最終クォーターへ。
☆第4Q
ディフェンスから攻撃へのリズムを掴みたい広島は、香川のターンオーバーを誘い山田、坂本がジャンパーで得点。すぐに香川も#20安部、#30ウッドベリーがジャンパー、#6藤岡が3Pで連続得点し追い上げる。残り7:40、70-68。2点差まで追い上げられた広島は山田、田中が3Pを決めディフェンスでも24秒オーバータイムを誘いリードを広げる。さらにこのリードを守りきりたい広島は朝山とトレイラーがジャンパーで得点し残り2:45、82-73。香川も#30ウッドベリーが奮闘する。インサイドから起点となり得点を重ねるも広島リードのまま試合終了。88-78。
開幕から6連勝を掴んだ。前半の開始直後から田中が連続して3Pで得点。第1クォーターで17得点とチームに勢いを与えた。GAME1、GAME2とチーム最多得点と勝利に貢献し、試合を重ねるごとに安定感が増している。トレイラーは15得点、14リバウンドの活躍だがルーズボールに飛び込む姿や、その部分でも大黒柱としてチームを牽引した。朝山も20得点と、苦しい展開の中で確実に得点を重ねた。後半ではターンオーバーが目立ち、香川の得点に繋げられてしまった。#30ウッドベリーが攻撃の起点となり、GAME1に続いて得点を量産された。香川が終始オンザコート1のアドバンテージをなかなか活かせず、タフな試合となった。苦しい展開の中でも勝ちきる事が、今季の広島の強みだろう。さらに粘り強いディフェンスを40分間持続し、相手の得点を抑えていく事がB2優勝に向けても重要になってくる。次の対戦相手は、福島ファイヤーボンズだ。#30ラべネル、#43ブレディが攻撃の起点になる。特に#30ラべネルは平均得点も高く、リバウンドにも積極的に絡んでくる。福島戦まで日数は少ないがチームでコミュニケーションを取り合い、更に完成させたチームディフェンスを見せ勝利を掴みたい。アウェイでの対戦となりますが共に闘い連勝を伸ばしていきましょう!5!UNITED WE STAND!!
【主なスタッツ】
◎広島ドラゴンフライズ
◆得点
#24田中成也 22点
#2朝山正悟 20点
#0ジャマリ・トレイラー 15点
◆リバウンド
#0ジャマリ・トレイラー 14リバウンド
#12エリック・トンプソン 9リバウンド
◆アシスト
#3岡本飛竜 7アシスト
#24田中成也 6アシスト
◎香川ファイブアローズ
◆得点
#30テレンス・ウッドベリー 33点
#6藤岡昂希 12点
#41高田秀一 11点
#88木村啓太郎 11点
<ヘッドコーチコメント>
【広島ドラゴンフライズ】
☆尺野将太HC
「立ち上がりからオフェンスは良いシュートがあったが、苦しい展開になった。今日のゲームは自分としても良い勉強になった。選手たちが自分自身でスタッツに残っていない部分でフラストレーションを良い方のプレーに持っていけた。難しいゲームだったがしっかり勝ちきれたところは良かったと思う。」
☆田中成也選手
「自分自身は1日目の体力が削られた中で、2日目に良いパフォーマンスが出来た事は自信にも繋がった。何よりも6連勝出来た事はチームとしても勢いがついた。だがディフェンス面での78失点は課題なので、コミュニケーションを取りながらチームとして精度を上げていきたい。」
【香川ファイブアロース】
☆衛藤晃平HC
「昨日のゲームを得てチームとして日本人選手中心に今のままでは駄目だと話をし、ゲームに入った。今日のゲームもたくさん学ぶ事があり、とても重要な事をたくさん経験出来た。だがやはり勝って学びたかった。負けて学ぶ事はあるが勝って学ぶ事の方が大切なので早く勝利をあげられるようにしたい。」