【3/25(土)3/26(日)AWAY富山グラウジーズ戦】グッズ販売のお知らせ
3/25( 土)3/26(日)AWAY富山グラウジーズ戦にて、広島ドラゴンフライズグッズを一部販売いたします!
T シャツや応援グッズ等、定番アイテムを揃えております♪
昨シーズン、富山グラウジーズに在籍していた上澤俊喜選手のグッズもございます♪
グッズ一覧
・LOGOマフラータオル
・LOGOツインメガホン
・LOGOスティックバルーン
・2022-23ユニフォームTシャツ(一部選手)
・2022-23選手ネームタオル(一部選手)
・2022-23選手ナンバートートバッグ(一部選手)
・2022-23選手リストバンド(一部選手)
・2022-23選手ステッカー(一部選手)
・モヒカンアビィラバーキーホルダー
・モヒカンアビィぬいぐるみ
・フェイスタオルクラシック(モヒカンアビィ朱×黒)
注意事項
※ファンクラブ割引は適用されませんので、ご注意ください。
※売り切れ次第終了となります。
※生産状況により、販売中止の可能性がございます。
公式HP・SNS等で告知させていただきます。
2023-03-24
【Game result】 Wed, Mar 22 vs NAGOYA DIAMOND DOLPHINS
Wed, Mar 22 2022-23 SEASON B.LEAGUE Section 26 NAGOYA DIAMOND DOLPHINS game results.
HIROSHIMA DRAGONFLIES 88
NAGOYA DIAMOND DOLPHINS 90
(1Q: 26-27、2Q: 25-16、3Q: 11-24、4Q: 26-23)
Starter
HIROSHIMA DRAGONFLIES
・RYO TERASHIMA
・NAOTO TSUJI
・KAI SOTTO
・DWAYNE EVANS II
・NICK MAYO
NAGOYA DIAMOND DOLPHINS
・YUTARO SUDA
・ TAITO NAKAHIGASHI
・ALAN WILLIAMS
・SCOTT EATHERTON
・SEIGA SAKAMOTO
Stats
◆Points
NICK MAYO
19
KERRY BLACKSHEAR JR
15
DWAYNE EVANS II
14
◆Rebounds
NICK MAYO
10
KERRY BLACKSHEAR JR
10
DWAYNE EVANS II
4
KAI SOTTO
4
◆Assists
NICK MAYO
8
KERRY BLACKSHEAR JR
5
RYO TERASHIMA
4
KAI SOTTO
4
R eview of the game
The mach between two teams, competing at top of western conference, was sealed by Nagoya D, expanded fast pace offense system.
Even though Nagoya D was limited their roster, they made aggressive shots and executed changing defenses which was one of the key factors for them to clinch the game.
Hiroshima needs to win next gams to move on to playoff as a Higher -Ranking team.
We are looking forward to see their W next game agains Toyama.
2023-03-22
【試合結果】3/22(水) 2022-23 SEASON B.LEAGUE 第26節 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦
3/22(水 ) 2022-23 SEASON B.LEAGUE 第26節 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦の
試合結果をお伝えいたします。
広島ドラゴンフライズ 88–90 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ
(1Q: 26-27、2Q: 25-16、3Q: 11-24、4Q: 26-23)
スターター
広島:寺嶋良、辻直人、カイ・ソット、ドウェイン・エバンス、ニック・メイヨ
名古屋D: 須田侑太郎、中東泰斗、アラン・ウィリアムズ、スコット・エサトン、坂本 聖芽
主なスタッツ
◆得点
ニック・メイヨ
19得点
ケリー・ブラックシアー・ジュニア
15得点
ドウェイン・エバンス
14得点
◆リバウンド
ニック・メイヨ
10リバウンド
ケリー・ブラックシアー・ジュニア
10リバウンド
ドウェイン・エバンス
4リバウンド
カイ・ソット
4リバウンド
◆アシスト
ニック・メイヨ
8アシスト
ケリー・ブラックシアー・ジュニア
5アシスト
寺嶋良
4アシスト
カイ・ソット
4アシスト
※スタッツは修正が入る場合もございます。
戦評
1Q
広島は#0寺嶋のレイアップや#24メイヨの3Pシュート、アリウープなどで得点を重ねる。一方の名古屋Dも、#60坂本や#43エサトンのレイアップなどで得点を重ねる。ロスターの少ない名古屋Dはディフェンスをゾーンとする。一進一退の展開の中、広島は#8ブラックシアーの連続得点や#24メイヨの3Pシュートで得点。対する名古屋Dは#43エサトンや#15ウィリアムズが得点を記録し26-27と名古屋Dが1点リードで1Q終了。
2Q
広島は#13エバンスの3Pシュートや#5マーフィーの3Pシュートなどで得点。対する名古屋Dは#4クラークのジャンプシュートや#12中東のレイアップなどで得点を重ねる。37-39と名古屋Dが2点リードでオフィシャルタイムアウトへ。オフィシャルタイムアウト後、広島は#13エバンスの1on1を中心に得点。対する名古屋Dは#12中東や#15ウィリアムズが得点を重ねる。広島が逆転し、51-43で前半終了。
3Q
広島は、#3辻の3Pシュートや、#11ソットのダンクなどで得点。対する名古屋Dは#60坂本のフリースローや、#11須田の3Pシュートなどで得点を重ねる。名古屋Dはゾーンディフェンスから早い展開を作ることに成功。#4クラークや#11須田の3Pシュートなどで逆転することに成功。広島はシュートチャンスを作るも、確率が上がらず、得点が止まり名古屋Dに逆転を許す展開となる。62-67と名古屋Dが5点リードで最終Qへ。
4Q
広島は、#8ブラックシアーのフリースローや#24メイヨのダンクで得点。対する名古屋Dは#4クラークのジャンプシュートや3Pシュートなどでリードを10点とする。苦しい展開が続く広島だが、#8ブラックシアーや#3辻の連続3Pシュートなどで一気に点差を詰め、77-77と同点になったところでオフィシャルタイムアウトへ。タイムアウト後、広島は#24メイヨの3Pシュートで逆転するも、一進一退の展開が続く。残り2分を切り、同点の場面で名古屋D#4クラークの3Pシュートが決まり、85-88と名古屋Dが3点のリード。残り1分で追いつきたい広島は#24メイヨのレイアップが決まり、1点差に。さらに広島は残り14秒、#8ブラックシアーのフリースローが決まり、88-88の同点となる。最後のオフェンスとなった名古屋Dは#4クラークの1on1を選択。ブザービーターでのジャンプシュートが決まり、名古屋Dの勝利となった。
まとめ
西地区上位を争う両チームの対戦は、ディフェンスから早い展開を作った名古屋Dの勝利となった。名古屋Dはロスターの選手が限られる中、変則的なディフェンスや積極的なシュートを決め切ったことが大きな勝因となった。上位進出のためには連敗は許されない。次節での勝利に期待したい。
会見コメント
◎広島ドラゴンフライズ
■カイル・ミリングHC
「厳しい敗戦となったが、全選手戦い抜いてくれたと思う。第3,4Qともに良いシュートはあったが、決め切れなかったのが敗因のひとつ。良いシュートで終わることができておらず、良いリズムを作ることができなかった。今日の敗戦から改善しなければいけない部分が見えてきた。全選手、自信を持ってプレーをしているし、私も自信を持って送り出している。富山戦では連勝したい」
2023-03-22
【西鉄旅行presents】4/29(土)30(日)AWAY島根スサノオマジック戦 西鉄旅行応援バスツアー実施のお知らせ
4/29(土)30(日)AWAY島根スサノオマジック戦では応援バスツアーを開催します。
今回のツアーには「フライガールズ」の「MISAKI」と「MOMOKO」が同行し
プラン②を選択された皆様と一緒に出雲大社へお詣り&出雲大社にて集合写真の撮影も予定しております。
是非ご応募お待ちしています。
バスツアー詳細
日時
4/29(土)30(日)AWAY島根スサノオマジック戦
場所
松江市総合体育館
価格(観戦チケット付き)
お一人様あたり 35,800~38,800円
最少催行人
25名
応募方法
下記応募ページよりご応募ください。
https://yoyaku.nishitetsutravel.jp/TourDetail.aspx?tc=DTTC01HDF025&mediacd=L03
募集開始
3/22(水)12:00~
皆さまのご応募お待ちしています!
2023-03-20
【Game result】 Sun, Mar 19 vs IBARAKI ROBOTS GAME2
Sun, Mar 19 2022-23 SEASON B.LEAGUE Section 25 IBARAKI ROBOTS GAME2 results.
HIROSHIMA DRAGONFLIES 87
IBARAKI ROBOTS 83
(1Q: 26-20、2Q: 23-17、3Q: 7-22、4Q: 31-24)
Starter
HIROSHIMA DRAGONFLIES
・RYO TERASHIMA
・NAOTO TSUJI
・KAI SOTTO
・DWAYNE EVANS II
・NICK MAYO
IBARAKI ROBOTS
・ASAHI TAJIMA
・CHEHALES TAPSCOTT
・KOHEI NAKAMURA
・HAYATO YAMAGUCHI
・ERIC JACOBSEN
Stats
◆Points
KERRY BLACKSHEAR JR
22
DWAYNE EVANS II
15
ISAIAH MURPHY
14
KAI SOTTO
14
◆Rebounds
KAI SOTTO
9
KERRY BLACKSHEAR J
5
ISAIAH MURPHY
4
DWAYNE EVANS II
4
◆Assists
RYO TERASHIMA
7
DWAYNE EVANS II
4
NICK MAYO
3
KERRY BLACKSHEAR JR
3
KAI SOTTO
3
Review of the game
Hiroshima has led on 1st half, but Ibaraki was stubborn to lead back on 3rd quarter.
Hiroshima that was behind on 4th quarter, has made shots with high percentage causing to leading back and finished game with W.
Hiroshima will have more road games which they cannot lose to stay on top. We would like to watch them grow and be mature to be one of the best team as they are fighting through season.
2023-03-19
【試合結果】3/19(日) 2022-23 SEASON B.LEAGUE 第25節 茨城ロボッツ戦 GAME2
3/19(日 ) 2022-23 SEASON B.LEAGUE 第25節 茨城ロボッツ戦 GAME2の
試合結果をお伝えいたします。
広島ドラゴンフライズ 87–83 茨城ロボッツ
(1Q: 26-20、2Q: 23-17、3Q: 7-22、4Q: 31-24)
スターター
広島:寺嶋良、辻直人、カイ・ソット、ドウェイン・エバンス、ニック・メイヨ
茨城: 多嶋朝飛、チェハーレス・タプスコット、中村功平、山口颯斗、エリック・ジェイコブセン
主なスタッツ
◆得点
ケリー・ブラックシアー・ジュニア
23得点
ドウェイン・エバンス
15得点
アイザイア・マーフィー
14得点
カイ・ソット
14得点
◆リバウンド
カイ・ソット
9リバウンド
ケリー・ブラックシアー・ジュニア
5リバウンド
アイザイア・マーフィー
4リバウンド
ドウェイン・エバンス
4リバウンド
◆アシスト
寺嶋良
7アシスト
ドウェイン・エバンス
4アシスト
ニック・メイヨ
3アシスト
ケリー・ブラックシアー・ジュニア
3アシスト
カイ・ソット
3アシスト
※スタッツは修正が入る場合もございます。
戦評
1Q
茨城は#21ジェイコブセンの1on1を中心にオフェンスを組み立て、バスケットカウントやゴール下等で得点を重ねる。一方の広島は#24メイヨのジャンプシュートや#13エバンスのバスケットカウントなどで得点。お互いに一進一退の展開が続く。広島は#3辻のレイアップや#8ブラックシアーの3Pシュートなどで得点を伸ばす一方、茨城は#15クラットウィグの1on1や#25平尾のフリースローなどで得点。26-20と広島が6点リードで1Q終了。
2Q
広島は#8ブラックシアーの3Pシュートや#13エバンスのレイアップ、#5マーフィーの3Pシュートなどで得点。対する茨城は#11タプスコットのゴール下、#8多嶋の3Pシュートなどで得点し、拮抗した展開が続き、37-32と広島が5点リードでオフィシャルタイムアウトへ。広島は#13エバンスのジャンプシュートや#11ソットのゴール下などで得点を重ね、リードを広げる展開を作ることに成功する。広島#13エバンスのブザービーターの3Pシュートが決まり、49-37と広島が12点リードで前半終了。
3Q
広島のゾーンディフェンスに対し、茨城は#8多嶋や#13中村の3Pシュートなどで得点。一方の広島は#8ブラックシアーや#5マーフィーのレイアップなどで得点を重ねる。点差を離したい広島であったが、茨城の#2福澤の連続3Pなどで点差を縮め、#25平尾の得点で茨城は逆転に成功する。56-59と茨城が3点リードで最終Qへ。
4Q
広島は#10上澤の3Pシュートやジャンプシュート、#24メイヨのジャンプシュートなどで再度リードする展開を作ることに成功。広島#10上澤から#11カイソットへのアリウープダンクが決まり、67-59と広島が8点リードとなったところで茨城タイムアウト。タイムアウト後は一進一退の展開が続く。広島は#8ブラックシアーの3Pシュートや#5マーフィーのフリースロー、対する茨城は#17山口の3Pシュートや#11タプスコットのシュートなどで得点を重ねていく。残り2分、広島#5マーフィーのフリースローが決まり、広島のリードは8点となる。追いつきたい茨城は#21ジェイコブセンの3Pシュートやバスケットカウントで2点差とする。残り1分を切り、勝負を分ける重要なポゼッションで、広島#8ブラックシアーのダンクが決まり、84-80と広島のリードが4点となる。このリードを最後まで守った広島が87-83で勝利した。
まとめ
広島は序盤にリードする展開を作ることに成功するも、茨城の粘りにより逆転され、クロスゲームの展開となった。広島がビハインドで迎えた最終Qでは、チーム全体として高確率でシュートを沈め、再度逆転し、勝利した。アウェイでの連戦の中で負けられない試合が続くが、勝利のゲームの中で成長する姿に期待をしたい。
会見コメント
◎広島ドラゴンフライズ
■カイル・ミリングHC
「茨城の粘り強さで最後まで分からない展開となった。しかし、選手全員が最後まで戦い抜いてくれて、上澤などベンチメンバーが素晴らしい活躍をしてくれた。チームで勝ち取った勝利だと思う」
■ケリー・ブラックシアー・ジュニア
「全体的に難しい試合だった。GAME2で勝つことが重要だとチームの中でも話をしていた。第3Q、茨城のプレッシャーに苦戦してしまったが、最後まで戦い抜き、勝つことができて良かった」
■上澤俊喜
「GAME2で負けてしまうことが多いので、勝ちにいこうとチームでも話をしていた。前半12点リードで折り返し、点差を離していこうとした第3Qで詰められてしまった。そこからはとにかく勝ちたいという気持ちを持ってプレーをしていた。自分の強みは出していけたと思う。ただ、ディフェンスの部分で課題があるので、そこを突き詰めてこれからの試合に臨みたい」
2023-03-19
【試合結果】3/18(土) 2022-23 SEASON B.LEAGUE 第25節 茨城ロボッツ戦 GAME1
3/18( 土) 2022-23 SEASON B.LEAGUE 第25節 茨城ロボッツ戦 GAME1の
試合結果をお伝えいたします。
広島ドラゴンフライズ 90–72 茨城ロボッツ
(1Q: 18-16、2Q:18-9、3Q:24-29、4Q:30-18)
スターター
広島:寺嶋良、辻直人、カイ・ソット、ドウェイン・エバンス、ニック・メイヨ
茨城: 多嶋朝飛、チェハーレス・タプスコット、中村功平、山口颯斗、エリック・ジェイコブセン
主なスタッツ
◆得点
カイ・ソット
21得点
ドウェイン・エバンス
16得点
ケリー・ブラックシアー・ジュニア
12得点
◆リバウンド
カイ・ソット
12リバウンド
寺嶋良
5リバウンド
ニック・メイヨ
5リバウンド
ドウェイン・エバンス
4リバウンド
ケリー・ブラックシアー・ジュニア
4リバウンド
◆アシスト
ニック・メイヨ
4アシスト
ケリー・ブラックシアー・ジュニア
4アシスト
寺嶋良
3アシスト
アイザイア・マーフィー
3アシスト
中村拓人
3アシスト
※スタッツは修正が入る場合もございます。
戦評
1Q
開始早々、茨城#21ジェイコブセンが3連続得点し、0-6と茨城が先行する。一方、広島は#13エバンスが3Pシュート、バスケットカウントなどで得点する。その後、茨城は#11タプスコットの3Pシュートや#17山口が得点を重ね、対する広島も#13エバンス、#24メイヨがそれぞれ3Pシュートを決め、拮抗した展開となる。広島は交代で入った#10上澤が3Pシュートを沈め、18-16と2点リードして第1Q終了。
2Q
茨城は#33林、#25平尾が得点する。対する広島も#11ソットのバスケットカウントや#2朝山が3Pシュートを決め、このクォーターも拮抗した展開となる。広島は強度の高いディフェンスで茨城の得点を止めることに成功し、28-21と7点リードしてオフィシャルタイムアウトへ。オフィシャルタイムアウト後も広島はディフェンスの強度を保ち、茨城のシュートミスを誘う。最後は#8ブラックシアーのアシストから#11ソットがダンクを決め、36-25と11点リードして前半を終了する。
3Q
追いつきたい茨城は#17山口や#13中村が連続して3Pシュートで得点を重ね、40-39と一気に点差を縮める。広島は堪らずタイムアウトを要求。タイムアウト後、広島は#0寺嶋の連続得点で、茨城に傾きかけた流れを渡さない。しかし茨城も得点を重ね、両チームとも点を取り合う展開となる。このクォーターだけで8得点をあげた#0寺嶋の活躍や#3辻が2本の3Pシュートを成功させるなどして、60-54とリードを保ち、最終クォーターへ。
4Q
点差を広げたい広島は#11ソットがフリースロー、ダンクで得点。対する茨城も#2福澤、#11タプスコットが得点し応戦する。その後、広島は#11ソットがジャンプシュートなど2連続で得点を重ね、68-57と広島がリードを広げたところで茨城がタイムアウトを要求する。追いつきたい茨城は#2福澤が3Pシュートを決めて70-60と差を縮めるが、広島は#13エバンスや#11ソットが得点、さらに#0寺嶋、#5マーフィー、#23佐土原らが3Pシュートを成功させ、一気に点差を引き離す。終盤にディフェンスの強度やシュートの確率を上げることに成功した広島が、90-72で勝利を収めた。
まとめ
試合序盤、広島は茨城の#21ジェイコブセンを中心としたオフェンスに苦しむも、第2Qはディフェンスを修正し、茨城を9得点に抑えた。リバウンドでも#11ソットを中心に茨城を10本以上上回り、ペイントエリアを制圧することに成功した。加えて3Pシュートの確率も50%を記録するなど総合力の差を見せ、見事勝利を収めた。明日のGAME2も勝利し連勝に期待したい。
会見コメント
◎広島ドラゴンフライズ
■カイル・ミリングHC
「かなりスローな出だしになってしまった。第3Qのディフェンスが良くなかった。茨城はシューターが揃っているので、明日のGAME2では出だしから良いディフェンスをしていけるように修正して臨みたい」
■カイ・ソット
「チーム全員が自分を活かしたパスを出してくれたので、活躍することができた。出だしは個人としても良くなかったので最初から良いプレーができるようにしていきたい」
2023-03-18
【Game result】 Sat, Mar 18 vs IBARAKI ROBOTS GAME1
Sat, Mar 18 2022-23 SEASON B.LEAGUE Section 25 IBARAKI ROBOTS GAME1 results.
HIROSHIMA DRAGONFLIES 90
IBARAKI ROBOTS 72
(1Q: 18-16、2Q: 18-9、3Q: 24-29、4Q: 30-18)
Starter
HIROSHIMA DRAGONFLIES
・RYO TERASHIMA
・NAOTO TSUJI
・KAI SOTTO
・DWAYNE EVANS II
・NICK MAYO
IBARAKI ROBOTS
・ASAHI TAJIMA
・CHEHALES TAPSCOTT
・KOHEI NAKAMURA
・HAYATO YAMAGUCHI
・ERIC JACOBSEN
Stats
◆Points
KAI SOTTO
21
DWAYNE EVANS II
16
KERRY BLACKSHEAR JR
12
◆Rebounds
KAI SOTTO
8
RYO TERASHIMA
5
NICK MAYO
5
◆Assists
NICK MAYO
4
KERRY BLACKSHEAR JR
4
RYO TERASHIMA
3
ISAIAH MURPHY
3
TAKUTO NAKAMURA
3
Review of the game
Hiroshima was struggled to contain their offense, created by especially # 21 Jacobsen. 2nd quarter, Hiroshima improved defense to stop them, allowed 9pts total.
#11 Kai Sotto dominated paint area for rebounding, leading by 10 rebounds.
Hiroshima clinched W, with showing overall strength; they marked above 50% of 3pt made to finish game.
We want to expect to win on Game 2.
2023-03-18
代表取締役社長 浦伸嘉による「新B1」参入に向けた記者会見コメント
2023年3月15日(水)に広島ドラゴンフライズ クラブオフィスにて、代表取締役社長 浦伸嘉による「新B1」参入に向けた記者会見を行いました。
ごあいさつ
代表取締役社長 浦伸嘉
おはようございます。
本日はお忙しい中お集まりいただき、誠にありがとうございます。
あらためてのお話にはなりますが、今後、B.LEAGUEが新たに生まれ変わり、そこに我々広島ドラゴンフライズが参入したいという意思を表明させていただきたいと思います。
その上で、参入を目指す現状と今後についてお話させていただければと思います。
よろしくお願いいたします。
代表取締役社長 浦伸嘉よりご説明① 新B1参入意思について
2026-27シーズンを境に、B.LEAGUEは大きく変わっていきます。
大きな枠組みでいいますと、現在のB.LEAGUEは「オープン型」の運営を行っています。地域リーグからB3、B2、B1と昇格していく、そして1シーズンごとに昇降格のある形です。日本だと、サッカーのJ.LEAGUEと同じ形ですが、ここが大きく変わります。
まだ決定ではありませんが、最終的にはB.LEAGUEは「クローズ型」という、日本のプロ野球、アメリカのNBAやメジャーリーグと同じ形を目指す方向です。2026-27シーズンにはまず、その第一歩として「エクスパンション型」に移行します。このエクスパンション型は、一定のライセンス基準を満たしたクラブにライセンスを付与し、一度ライセンスを付与されたクラブはチームの戦績によって降格することはないシステムです。もちろん、赤字が何年も連続するようなケースではライセンスの喪失はありうるのですが、事業基盤と財務基盤がしっかりしていればチームの戦績だけで降格はしません。
これはまだ予測の域を超えませんが、エクスパンション型に移行後、何年かを経てクローズ型に移行するのではないかと言われています。
そして我々広島ドラゴンフライズは、この新B.LEAGUE元年となる2026-27シーズンから、トップカテゴリーである「新B1」へ参入する強い意思を本日、ここに表明いたします。
先程の通り、試合の勝ち負けによるチームの成績ではなく、事業規模、1試合平均来場者数、ホームアリーナ要綱など、クラブの運営面において、新たなリーグ基準を満たさなくてはいけません。
この事実を、広島県民の皆さまに広く周知をしていただくことが、本日メディアの皆様にお集まりいただいた大きな目的でございます。
そして、新B1ライセンスを獲得するためには「スポーツ王国・広島」の県民の皆さま一人ひとりの力が絶対に必要であり、その力をお貸しいただきたい旨、広く周知いただきたいと願っております。
今回の新B1ライセンス基準については、地域にどれだけそのクラブが支えられているかを数値化したものととらえています。1試合平均4,000人の来場者数は、地域にプロバスケットボールが根付いていないと難しいです。年間売上12億円にしても、地域の企業の皆様に、どれだけ応援していただいているかを数値化したものですし、アリーナ要件も、クラブ単体で解決できるものではないので行政、自治体、そして民間事業者様とどれだけ密にコミュニケーションをとって信頼関係を築き、応援していただけているかを形にした条件だと思います。
B.LEAGUEはNBAに次ぐ世界第2のバスケットボールリーグを目指して、新しい形に生まれ変わろうとしています。現状、我々の年間売上高は12億5,000万円ですが、新B1が発足した暁には、B1クラブ平均で年間20億円を目指していきます。そうなれば、今NBAに次ぐ規模である欧州のユーロリーグ、中国のCBAの事業規模を超えていけるという目算です。そのために、来場者数の目安と、アリーナのハード面をこうした基準にしているわけですね。
今後は、各クラブがこの条件を満たしたうえで新B1ライセンスの取得申請をしていく、という流れになります。アリーナについては「スイートラウンジ」という条件が入っています。県外からのVIPの来訪を促進したり、NBAの試合のような国際的なコンテンツを誘致するにはハード面でのホスピタリティが必要です。そのために、アリーナがライセンスの重要な位置を占めています。現状では、すでに完成している琉球ゴールデンキングスの沖縄アリーナや、先日映像が公開された群馬クレインサンダーズの「OPEN HOUSE ARENA OTA」をはじめ、すでに10のアリーナが建設に向けて動いています。
代表取締役社長 浦伸嘉よりご説明② 新B1審査基準について
続いて、最も大事な新B1の審査基準とその過程についてのお話をします。
審査は1次から4次まであり、2024年10月の時点でB.LEAGUEによって判断される予定です。ここに向けてまず、今年の10月にB.LEAGUEに対して新B1への参入意思を表明し、書類提出を進めていきながら1年かけて、整った書類で審査されます。
ドラゴンフライズの最大の課題はアリーナです。2028-29シーズンまでに要件を充足するアリーナが稼働する目途を立てなければいけません。先日報道いただいた通り、広島県の湯崎(英彦)知事に、広島グリーンアリーナ(=広島県立総合体育館、以下・グリーンアリーナ)をホームアリーナとして使わせていただけるよう、お願いにあがりました。
新アリーナの建設は引き続き目指していますが、(新B1の審査期限である)2024年10月までに計画を出せる目途が現時点で立っていません。ですので、ライセンスを取得するためにはグリーンアリーナの改修しか選択肢がない状況です。
入場者数と売り上げに関しては、1次審査で今季、来季の2シーズンで 「2季連続4,000名」 と 「2期連続12億円」 が求められます。これを現在達成できる見通しなのは4クラブのみです。2次審査では 「1季4,000名」 かつ 「2期連続12億円」 が、3次審査では 「1季4,000名かつ1期9億円」 もしくは「1季 3,000名かつ1期12億円」 がそれぞれ求められます。
我々ドラゴンフライズの場合は、アリーナの要件を整えたうえで、2次審査での新B1ライセンス取得を目指します。B.LEAGUEは2026-27シーズンを最大18クラブで始める意向であり、先程の通り全国にアリーナがすでに10カ所で進行中です。となると、残るは4~5クラブしかない。我々の見通しでは、3次審査までに18クラブは埋まり、4次審査は実施されないと思っています。3次審査でも枠が減り、競争相手は多い。今季並みの数字で行くと我々は3次審査対象ですので、何としても来季4,000名を達成しないと(2次審査に行けず)ライセンスは取れないと思っています。
補足ですが、新B1ではカーディング(試合日程)の基本設計が大きく変わります。まだ100%決定ではないですが、現在の1節2試合の土日連戦を中心とした形から、平日を中心とした、1節1試合での開催に大きく変わります。ですので、カープやサンフレッチェさんのように、県民の皆さまの生活リズムに入っていかないといけません。
代表取締役社長 浦伸嘉よりご説明③ 現状について
今季ここまでの広島ドラゴンフライズの平均入場者数は、B1の24クラブ中12位の3,157名です。先ほどの基準と照らし合わせると、3次審査でなんとか基準を越えている数字です。今季4,000名を超えているのは琉球、A東京、川崎、千葉Jの4クラブのみです。
ドラゴンフライズの営業収益は、おかげさまで12億円を超えており堅調に推移しています。いま大きく伸びているのは入場料収入、すなわちチケット販売です。広島サンプラザホールの試合では高単価の1階指定席、それもコートに近いところから売れていきます。このあたりを見るとB.LEAGUEとドラゴンフライズの試合そのものの価値は上がってきたのかなとは思います。
こうした現状を今はまず、広島県民の皆様にお伝えしたいと思っています。
いろんな場所で発信はしているのですが、我々の力不足で周知がまだまだ不十分だと感じています。B.LEAGUEが生まれ変わること、新しいB1に参入するにはいくつかのハードルがあること、そして、そのハードルは県民の皆さまの支援、サポートがないと越えられないこと。この事実を、メディアの皆さまに広く周知していただきたいのです。
そして、我々は、新B.LEAGUE元年である2026-27シーズンから新B1に参入したいと考えています。それには2024年10月までの1年半しか時間がありません。新B.LEAGUEのこと、新B1ライセンスの話をこれまで以上に積極的に伝えていきたいです。
代表取締役社長 浦伸嘉よりご説明④ 県民の皆さまへ
広島ドラゴンフライズは「広島」をつけさせていただく限りにおいては、この街の歴史や背景を背負って、戦わせていただいています。そしてそれには、ドラゴンフライズが県民の皆さまや、地域の皆さまにどれだけ愛されているかが重要だといつも考えています。ですので、改めて広島県民の皆さまへのお願いをまとめました。
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広島県民の皆さまへ
広島ドラゴンフライズは、2026-27シーズンより生まれ変わる新B.LEAGUE「新B1」への参入意思を、ここに表明いたします。
しかし現状として、新B1参入の壁は決して低くありません。
新基準を満たすアリーナ、1試合平均来場者数4,000名、年間売上高12億円。
これらをすべて、2024年までに越えなければなりません。
しかし、広島県民の皆さまにドラゴンフライズを愛していただき、応援していただければ、必ず超えられる壁でもあります。
そのためにもまず、ドラゴンフライズのホームゲームへぜひお越しください。
皆さまがホームゲームへ向かうその一歩が、そのまま新B1参入に近づく一歩になります。
スポーツ王国・広島の底力が、今こそ必要なのです。
2026年、新B1元年へともに。
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広島県民の皆さまのお力添えを、何卒よろしくお願い申し上げます。
⑤「頂」月間について
こうした状況の中で、我々は4月から5月に15試合中10試合をホームで戦います。チームが好調な中、ホーム最後の10試合は、クラブ初のチャンピオンシップ進出のかかる、今季もっとも重要な試合です。その戦いをぜひたくさんの人に見ていただきたく、「頂月間」というキャンペーンを実施し、様々なイベントを実施する予定です。
ぜひ、この10試合で1試合平均4,000名に来場いただき、来季につなげたいと思います。島根、琉球といったCS進出や地区優勝のライバルとの試合もあり、来年10月に審査を控える新B1ライセンスに向けても、本当に大勝負です。
ぜひ幅広く報道いただき、何とかCS出場と新B1ライセンス取得の一歩につなげられるように、努力していきたいと思います。
⑥質疑応答
―現在のホームアリーナである広島サンプラザホールでは、席数不足が問題なのか。
浦 席数だけではありません。アリーナ要件にある「ラウンジ」を設置するためのスペースがなく、トイレの数が足りません。例えば5,000席であればその3%が必要なので、150個のトイレが必要ですが、ここが圧倒的に足りていない。スイートルームも作らなければいけませんが、現状で4,000席しかない中で、スイートルームを作れば物理的にさらに席数が減ることになり、現実的には難しいと思っています。
今後、ここは改めて(所有者の)広島市に確認はするつもりですが、市が改修する可能性は、現状としてはなかなか難しいと思うので、グリーンアリーナの使用を広島県に相談している状況です。グリーンアリーナは席数も5,000席以上あって、トイレの数も充足しています。ラウンジの設置スペースもあり、課題はスイートボックスの新設だけです。ここがまだ見えていないところですが、コストの要件を満たす状況を整えて、県に相談するつもりにしています。こうした状況を勘案して、現時点で可能性が一番高いのがグリーンアリーナ、ということです。
―グリーンアリーナの使用は来シーズンからを想定しているのか?
浦 いえ、それは時間的に難しいです。ライセンス要件にあるように、2028-29シーズンまでに使用が開始できるように計画を整えて2024年10月に提出するイメージです。我々としては、グリーンアリーナの使用をする場合は、2026-27シーズンからグリーンアリーナが使うことができれば、と思っています。
―新アリーナ建設を目指す動きの現状は。
浦 現状で、確定している要素はまだありません。5-6年前から情報収集や調査はしています。今後必ず新アリーナの計画は進めて、最終的には新アリーナでの活動を目指す、ここは変わりません。しかし(審査期限の)2024年10月に間に合うか、間に合わないかは現段階で不透明です。ギリギリになって「新アリーナは間に合いません」となると、ライセンスは100%もらえません。そうなると、今まで支えていただいたブースターや県民、関係者の皆さまに申し訳ないので、できる努力をして、選択肢を増やしているのが現状です。
そうした状況の中で、今一番可能性が高い選択肢がグリーンアリーナの改修だということです。新アリーナができるまでの間、暫定的にグリーンアリーナを使うということを前提に、広島県も前向きに検討くださることになりました。
この3年間、新型コロナウイルスの影響があり、アリーナビジネスに投資しにくい状況だったと思います。しかし、ここからは前向きな方向になっていくのではと思っていますが、現時点で確定している要素がない、ということです。
先日、湯崎知事にも話しましたが、(広島サンプラザホールのある)商工センター再開発の話も、広島市が今後2年間でビジョンをつくるという話は聞いています。しかし、2年たてば審査期限は過ぎてしまう。我々の時間軸と、新設アリーナのめどをつけるための時間軸が合っていない状況です。
―グリーンアリーナは何年使うのか。
浦 具体的な話はしていないです。2028年に新アリーナが建設できればそれがベストです。それができないのであれば、3~5シーズンを改修したグリーンアリーナを使う形で着地するイメージですね。26-27シーズンから使用できればありがたいです。新アリーナの計画はなるべく早く固めたいですが、我々だけで完結できることではないので。
―来季の1試合平均来場者数4,000名は、キャパシティが少ない福山開催が入ると厳しいのでは?
浦 広島サンプラザホールは立ち見を入れると4,500名は入りますし、エフピコアリーナふくやまも3,800名は入ります。そこに来年は3—4試合グリーンアリーナを使う予定です。グリーンアリーナは7,000席ありますので、ここをしっかり満席にして、平均4,000名を達成したいと思います。
―先ほどトイレの話があったが、来季サンプラザで来場者数が増えると、トイレが混雑してホスピタリティ(おもてなし)のレベルが落ちてしまうのでは。
浦 現状でできる限りのことはしたいと思います。今も、ブースタークラブの会員様には隣接するホテル広島サンプラザのトイレを使っていただけるようにしていますし、仮設のトイレ設置も検討しています。お客様の満足度が下がると次の観戦につながらないので、しっかり準備したいと思います。
―新アリーナは広島市内に作るのか。クラブとしてアリーナの立地に求める条件は。
浦 先程商工センターの再開発のお話もしましたが、立地についてはクラブだけでは成し遂げられないことです。「一緒にやろう」と言っていただけたところで検討します。それ自体がありがたいことです。
その中で、立地が広島市内であればベストですし、駅の近くのロケーションならベストだとも思います。しかしそこは我々の要望が通る、通らないという世界ではないと思います。アリーナはバスケットボールだけでなく、それ以外のコンテンツも呼び込める、本当に新しい価値を作っていけるものだと思うので、そこに賛同していただける自治体さんだったり、民間の業者さんだったり、いろいろなパターンがあると思うが、「ここでやっていこう」と言っていただいた先とどんどん話をしたいと思います。もちろん「場所はどこでもいいよ」と言っていただければ要望はありますが、そんな状況は決して訪れないと思います。できれば広島市内に建てられれば一番いいと思います。
―グリーンアリーナ改修の案は、バスケットボール専用の改修のようにも聞こえる。改修のイメージは。
浦 これに関しては2つのお話があります。まず一つは、グリーンアリーナを改修してドラゴンフライズが使う場合は、年間の興行回数としてはカウントされないのが現状認識です。ですから、ライブやコンサートに使える日数が減るわけではありません。それ以外の日数の中で最多で30試合、最少24試合を行います。どちらかというと、アマチュア利用や各種の教室と日程が重なるケースが増えると思います。
もう一つは、スイートボックスについてですね。バスケットボールの本場アメリカでは、アリーナがライブ、コンサートの拠点でもあるケースが多いですが、歴史あるニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンにせよ、サンフランシスコの最新アリーナであるチェイス・センターにせよ、スイートボックスはすべて備えてあります。そのスイートボックスから、バスケットボールに限らずいろんなコンテンツを楽しんでいます。さらに、今はここ広島のマツダスタジアムにもありますし、今度完成する新サッカースタジアムにもできます。観戦スタイルが多様化していて、従来の座席に限らない観戦の仕方が楽しめるようになっている。球場内にバーがあって、そこで観戦するとかですね。
今回B.LEAGUEがスイートボックスを基準に入れているのは、そうした時代の風潮に合わせています。ですから、今回グリーンアリーナを改修したとして、バスケットボールやドラゴンフライズだけがその恩恵を受けるわけではありません。他のイベントにもいい効果が出るように、という考えの中で取り組んで、新B1ライセンスを取れればと思っています。「バスケが」ではなく、「アリーナビジネスが」と考えて、施設を整えないといいコンテンツを誘致できません。「世界からVIPを呼んで収益を上げていこう」という仕組みができれば、バスケ以外の使用にも大きく貢献できることになります。ライブやコンサート、そして他のスポーツにも。
我々はサンプラザでボックス席を多く設置していますが、ここは一番早く売れていきます。4-5名の小さなコミュニティで観戦したい、というニーズが凄くたくさんあるんです。こうした情報を共有し、理解いただく努力をしていきたいと思います。
―新B1に行きたいクラブはどれくらいあるか。
浦 おそらく全クラブそうだと思いますが、先日の(島田慎二)チェアマンのお話だと「12クラブくらいは条件が整うのではないか」とのことでした。先ほどお話ししたようにアリーナはすでに10クラブ以上が動き出しています。となると、残り少ない椅子をドラゴンフライズは争っていかないといけないと思います。
―課題の一つ、4,000人の集客ですが、2階自由席をどう売っていくのか。
浦 そこが、日ごろからクラブスタッフ全員と頭を悩ませて、知恵を振り絞って「どうやったらお客様に来ていただけるか」を追求しています。一つ大きくわかっていることは、「初めての人は一人では来ない」ということです。友人や知り合いから誘われて、というきっかけがないと足を運んでいただけない。しかもいつでも来れる形のチケットだと来ない、という可能性が高いんです。いつでも使えるチケットだと、人は行かない理由を探してしまいますが、「〇月〇日、この席はあなたの席です」という理由とチケットがあると、その着券率(発行したチケットが実際に使われる確率)が高くなります。なので、団体で、なおかつ席が指定されているという関係性を作って、一度見に来ていただくのが一番いいと思います
その意味では、今の設定では自由席の比率が高いので、この構成を変えたいと思っています。例えば「エリア指定」(エリアのみを指定し、エリア内は席を選べる)を増やすとか。今、自由席は企業様に投資していただいて小中学生を無料にする「ドリームカード」という事業をしていますが、ここは維持したいと思います。でもそれも、事前申し込み制を導入したり、当日に出ていくチケットの総数が事前にわかる、読める仕組みをつくりたい。
そのためにもこの4月、お客様のニーズをよりつかむために「頂月間」で多くのお客様に来場いただきたいです。
―グリーンアリーナの改修の費用や予算については。
浦 今はまだその全体像が見えていませんが、改修のやり方次第で金額は大きく変わってきます。大改修になるのか、一部改修で済むのか。今のところ、正確な数字は申し上げにくいのですが、席数は足りていますし、ラウンジは地下一階のスペースに作れます。メインアリーナに隣接する小アリーナや会議室がある建物も同一の建物に見なされますし、そこがあるからトイレの数も充足できます。ですのであとは、スイートボックスをどう作るかであり、これなら大改修にはならないし、数十億や数百億規模の費用にもならないと思っています。できればその費用はクラブで負担したい。あと、グリーンアリーナは今ビジョンが故障しているので、我々が買って寄付する形がとれればいいなと思っていますが、これから具体的に詰めていきたいです。
―広島県との調整になるのか。
浦 広島県だけでなく、いろいろな先との調整になる。大きく言えば、県民の皆さまのご理解を得なければいけない。先日、湯崎知事より(改修を)前向きに検討いただけることになりましたので、その検討材料となる情報を早く整えてご提供しなくてはいけないと思います。もちろんB.LEAGUEも要調整先ですから、この4月にも担当者にグリーンアリーナに来ていただき、打ち合わせ、すり合わせを行っていきます。その中で費用面も見えてくると思うので、改めてご報告したいと思います。
―今日、新B1参入を宣言したが、公式には初めてか。
浦 そうですね。いろいろな形で未来構想はお話してきましたので、「当然参入意思を持っているだろう」と思っていただける向きもあるかと思いますが、幅広く広島県民の皆様に周知していただきたいと思い、改めて機会を設けさせていただきました。
―狙う審査は2次審査ということか。
浦 そこを目指してベストを尽くしたいと思います。1次審査は現時点で物理的に無理なので、2次ですね。
―グリーンアリーナは3-5年の使用予定とおっしゃいましたが、そこまでに新アリーナは間に合いますか。
浦 ぜひ、そうしたいと思います。2026-27シーズンからグリーンアリーナを使用すると仮定して、5年後は2031-32シーズンですが、そこまでには竣工させたいです。そのくらいのスピード感はもっていかないと、新B1にはついていけません。
―「頂月間」について、具体的にはどのような取り組みをするのか。
浦 スタッフみんなと考えて、いろいろな企画を実施します。例えば、4月の8試合を対象に、来れば来るほどお得になる「圧倒的お得チケット」を発売しました。4/19(水)滋賀戦では、ドラゴンフライズに加入したカイ・ソット選手、滋賀のキーファー・ラベナ選手という二人のフィリピン人選手がいます。二人の対戦を記念して、広島のフィリピン出身の皆さんを呼ぶ企画を進行中です。県内には10,000名前後のフィリピン出身者がいらっしゃるとのことですが、ソット選手やラベナ選手は彼らにとってスーパースターです。我々日本人にとっての八村塁選手(ロサンゼルス・レイカーズ)や渡邊雄太選手(ブルックリン・ネッツ)のような。ですから、フィリピン出身者の皆様にちゃんと情報を流せば、盛り上がるのではと思います。大阪のフィリピン領事館にもお声がけして、来場を依頼しようとしています。こういった企画を数多く打って、いろんな層に届けばいいなと思います。
―ライセンスの審査では、無料招待者は来場者に含まれるのか。
浦 無料、有料は問われませんが、先ほどの「着券率」は問われます。5,000枚チケットが売れていても4,000名しか来場しなければそれは4,000名としかカウントされません。難しいところです。無料だと売り上げにならないですし、有料であればハードルは上がる。各クラブいろいろ工夫しているところですし、審査をにらんで各クラブ無料招待はかなりしていると聞いています。
しかし、一口に無料招待といっても、そのやり方はいろいろあります。例えば、ドリームカードは小中高生が無料ですが、その費用はドリームカード事業への協賛として、賛同いただいた企業様に負担いただいています。だから我々のスタンスは「無料だから来てください」ではなく、「企業さんが無料のチャンスをくださったので、ぜひこのチャンスを生かしてください」とというものです。そうでないとクラブ運営は成立しません。ただ、来季は何が何でも4,000名入らないといけないので、他のクラブでうまくいった事例は積極的に取り入れたいですね。
―新アリーナが2028-29シーズンから、ということですが、2026-27シーズンは広島サンプラザホールの使用も可能なのですか?
浦 2024年10月の時点で資料が整っていればよいので、その可能性は十分にあります。あと、グリーンアリーナを使う上では先程の平日開催メインとなる日程がメリットになります。アリーナ要件では「むこう2年間で1年109日」を押さえないといけませんが、試合日程が決まれば、その押さえた日程を解除することも可能です。そのやり方は今のグリーンアリーナと同じですし、B.LEAGUEは2年前までに日程を決めると言ってくれています。ですから予約確保上も、イベント実施に対して負荷が大きくなることはないし、そうならないように調整していくつもりです。
―しかし、今のお客様は土日開催に慣れています。
浦 その通りだと思います。ただ、もうB.LEAGUEは平日開催メインの方向に動いています。これは、選手のコンディション面が理由です。土日の連続開催を基本とする運営は世界でも稀で、選手の負担が大きく、怪我のリスクが高いので、海外からトップクラスの選手が日本に来づらいです。B.LEAGUEを世界基準に持っていこうとすれば、そこは合わせないといけません。B.LEAGUEもそこを重々わかっていて平日にシフトしようとしているわけです。
―先月、グリーンアリーナ使用の検討が県議会で話題になったが、これはクラブとして働きかけたのか。
浦 いえいえ、様々なヒアリング調査をしていくうちに情報が伝わり「協力しなければいけないのでは」と応援していただく方がいらっしゃったようで、ありがたく思っています。
―今回のグリーンアリーナ使用については、広島県からのお話があったのですか?
浦 いいえ。もちろん広島県には我々の方からお願いしています。湯崎知事に前向きに検討いただく旨お答えいただき、ようやく今からスタートです。もちろん、我々が決められることではないので、決定には調整が必要だと思っています。
―今後、福山開催はどうなるのか。
浦 現状と同じように、新ライセンスでも義務付けられているのは「ホームアリーナでの8割開催」であり、残り2割はほかのアリーナで開催できます。エフピコアリーナふくやまでも、サンプラザでもOKです。我々としても、福山では毎年1節は開催したいと思っています。今季、初めて福山で来場者数3,000名を突破し、少しずつファンが増えていると感じますので、福山開催は優先度高く、引き続き開催したいと思っています。ただしそれ以外の開催地については、体育館の収容人数にかなり開きがあります。1,500人とか、2,000名といった体育館が多く、開催は難しいと感じています。
最後に、私から補足をいたします。
なぜ今回、2026-27シーズンの新B1元年から参入したいと強く申し上げているかといいますと、我々がB.LEAGUE創設時からB2に長く所属した経験上、どれだけB1昇格に苦労するかを知っているからです。今回は2024年の時点で、2026年からのB2スタートが決まったB1クラブの選手は2025年の時点で新B1の内定クラブへ移籍することが予想されます。その状況からまた数年後の審査を目指していくのは難しく、もしかしたら不可能に近いと思っています。クラブの今後10年、100年先を見据えた場合、今回は本当に大きな分岐点になると思っています。ですから、何が何でも今回、新B1には入らなければいけません。
そういう思いを、改めて認知・周知ご協力いただきたく、この場を設けさせていただきました。何卒よろしくお願いいたします。
2023-03-16