B.LEAGUE 2017-18シーズン終了のご挨拶
いつも広島ドラゴンフライズへの温かいご支援、ご声援を誠にありがとうございます。 2018年5月6日(日)群馬クレインサンダーズ戦をもちまして、広島ドラゴンフライズの2017-18シーズン全日程を終了いたしました。 B2西地区3位という最終成績となり、プレーオフ出場が叶わず、目標であったB1昇格を果たすことが出来ませんでした。 昨季のB1・B2入替戦での敗退から、B1への再挑戦にあたり「BE ONE」をスローガンにチーム、スタッフ、関係者の方々と力を合わせてシーズンに臨みましたが、ヘッドコーチの解任とアシスタントコーチの離脱を経て、朝山正悟選手が選手兼任ヘッドコーチに、山田大治選手が選手兼任アシスタントコーチに就任するという異例の措置を取らざるを得ない緊急事態を迎えました。 大変な難局ではございましたが、朝山兼任HCならびに山田兼任AC、北川弘キャプテンがチームを支え、一丸となってシーズン最後まで戦い抜くことができました。 これもひとえにファンの皆さまをはじめ、最後の最後まで熱くご声援、ご支援していただきました皆さまのおかげでございます。 この場をお借りして、深く御礼申し上げたいと思います。 この経験、教訓を活かし、来季こそB1昇格という目標を是が非でも実現し、喜びのご報告ができるよう邁進いたします。 広島の第3のプロスポーツクラブとして恥ずかしくない、そして皆さまに愛されるクラブを目指して、チーム、フロントが力を合わせて更なる成長をしていくために日々精進してまいりたいと思います。 今後とも引き続き、広島ドラゴンフライズへの温かいご支援、ご声援をよろしくお願いいたします。 株式会社広島ドラゴンフライズ 代表取締役会長 福岡愼二 代表取締役社長 浦 伸嘉
2018-05-14
朝山正悟ヘッドコーチ、山田大治アシスタントコーチ就任会見のご報告
広島ドラゴンフライズは、朝山正悟ヘッドコーチ(選手兼任)、山田大治ヘッドコーチ(選手兼任)の就任会見を行いましたのでご報告いたします。
成績不振のためジェイミー・アンドリセビッチヘッドコーチ(HC)を解任し、その後タナー・マセーアシスタントコーチ(AC)が退任したのを受けての就任となりました。
以下、会見での様子をお届けいたします。
【株式会社広島ドラゴンフライズ 代表取締役社長兼ゼネラルマネジャー 浦伸嘉による経緯説明】
本日、広島ドラゴンフライズの新体制を発表させていただきます。
まず、今シーズンの成績不振のため、ジェイミー・アンドリセビッチヘッドコーチ(AC)を解任いたしました。
そこから、クラブとしてはタナー・マセーアシスタントコーチ(AC)をHC代行とする方向で進めていたのですが、マセーACのもとに米国のチームからのオファーが届き、27日にマセーACより退任の申し出がありました。マセーACとの契約上は、申し出を拒否できる条項がありませんでしたので問題はなかったのですが、アンドリセビッチHCの解任後「一緒にやっていこう」という話をしていた中で起こった出来事でしたので急遽、方針転換をせざるを得ない状況に追い込まれました。
マセーACの退任後、すぐにチームでミーティングを行って、ヘッドコーチ、アシスタントコーチを置かなければ戦えない状況の中、様々な意見が出る中で、朝山正悟選手にHC兼選手、山田大治選手にAC兼選手への就任要請を決め、2人とも承諾をしてくれました。
しかし、これはあくまで暫定的な措置です。
クラブとしては、今の状況を鑑みると次のヘッドコーチを慎重に選択する必要があると考えています。
焦って招聘しても、それが最良の選択とは限りません。
それまでの間、朝山と山田に協力してもらうという形で、この決断となりました。
【朝山正悟ヘッドコーチ兼選手 ご挨拶】
正直言いまして、急に起きたことですので、私にも、選手にも戸惑いは当然ながらあります。
ただ、今季始めから全員が口にしてきた目標であるB1昇格を、途中で投げ出すわけにはいきません。まず今週末試合があり、その試合のためにどうすればいいか、どういうところでやって行くのがベストかを自分の中で考えたうえで、しっかり整理をつけて、こういう結論を出しました。
もちろん、私自身のヘッドコーチ経験はゼロですし、山田もそうです。
ですから、ヘッドコーチとしてどういうチームを目指すか、どういうバスケットボールをしていくかということは、まったく現時点では分かりません。あまりにも話が急でしたから。
まずは全員で一丸となって、一つの方向を向いてやるべきなんじゃないかと思います。
ここからは全員の助けと、全員の意識の高さが必要になります。
これから新しいものを云々というよりはまず、私が2年前に加入する以前から見ていたドラゴンフライズの姿、信用ですとか、信頼が強く根付いたチームの姿を取り戻すべきかと思います。
今言えることはこれだけかと思っております。
【山田大治アシスタントコーチ兼選手 ご挨拶】
私も、急にこういうことが決まり、非常に難しい状況だと受け止めています。
でもやはり我々は選手ですから、試合にも勝たないといけない、結果も出さないといけない。
こういう状況になったとしても、それを言い訳にせず、前に進んでいかないといけないと思います。
広島ドラゴンフライズをしっかり守るためにも、我々がしっかりやるしかないと思います。
【記者会見一問一答】
―苦しい状況ですが、今のチームに何が必要だと思いますか。
朝山 間違いなく「一つの方向に向く」ということです。選手個々の「自分のやるべきことはなにか」、「自分の役割が何なのか」という点が少しあやふやになっていたところがあると感じています。まずは選手全員がそれをもう一度明確にする必要があるかと思います。
山田 こうなった以上、チームがバラバラにならないように、まずはそこの意識の問題をしっかりして、一人ひとりが覚悟を持って臨まなければならないと思います。
―どういうバスケットを理想としますか。
朝山 全員で激しいディフェンスをして守り抜くチーム、そこからオフェンスにつなげるバスケットボールです。「いいディフェンスをするからいいオフェンスにつながる」、「いいオフェンスをするからいいディフェンスにつながる」、その一連の作業を全員が共通理解してできる、そういうバスケットボールを出していきたいと思います。
山田 まったくその通りです。ですが、それがすぐにはできないと思いますので、朝山としっかりコミュニケーションを取りながらやっていきたいと思います。
―今回の新体制は暫定とのことですが、時期的なめどはありますか。
浦 決してこの状態のままでいいとは思ってません。今回の、特にACの退任が突然でしたので、焦って誰かを連れてくるよりも、すこし時間をおいて慎重に選択肢を吟味したいと思います。この状況だからこそ焦らず、時間を使わせていただきたいと思っています。
―HC兼任選手は初めてのケースでは?
朝山 13年プロ生活をやっていますが、私が知る限りはおそらくこの(選手がHCを兼任する)ケースは初めてではないかと思います。ですが、それ以前に、私も急にコーチングスタッフがいなくなってしまうこと自体が初めての状況です。
先ほど山田も言いましたが、広島のファンの皆さんは私たちのバスケットボールを待っていると思うんです。そのファンの前で「自分たちはヘッドコーチがいないから試合をしない」とか、「こういう体制だから試合をしない」というのは、この3年間積み上げたものに対する侮辱だと思っていますし、その中で自分が何ができるのかと考えた末での決断でした。
その決断は軽く考えてのことではなく、重く受け止めています。昨年キャプテンを引き受けた以上のことが待っていると思っています。しっかりやりたいと思います。
―朝山正悟ヘッドコーチはキャプテンを務めていましたが、キャプテンは別に任命するのですか?
朝山 当然、自分がヘッドコーチになりますので、キャプテンは別に任命しました。山田ともしっかり話をして決めました。キャプテンは北川(弘)とし、副キャプテンは(クリント・)チャップマンと田中(成也)の2人をおきました。
―チームの状況としてはピンチですが、これをチャンスに変えていける局面でもあると思います。プラス面は。
朝山 私もそう(ピンチをチャンスに変えるべきだと)思っています。私がHCを務めて勝てるチームになるかと言われれば、ほとんどの人は笑うと思います。でも、ドラゴンフライズには今季で現役を終える選手はいないと思っていますから、私だけでなくチーム全員が、この誰も経験したことのない状況の中で戦うピンチを、今季だけでなくキャリアのもっと先にある高みを目指すためのチャンスに変えてほしいですね。そのことは、先ほどのチームミーティングでしっかり私から伝えました。
とはいえ、ピンチはピンチです。すぐに週末の試合はありますし、そこに向けた準備がすべて整うかというとそれは難しいです。
ですがそれも含めて、自分たちのやるべきことをやって臨みたいと思います。
―今日発表された時の選手の反応は。
朝山 もちろん急なことでしたから、全員戸惑いはあると思います。「そうか」と平気で受け止められる選手はいないと思います。ただ、クラブが一つの方向性を出して、私と山田がやっていくと説明した時、選手たちからは「やらなきゃいけない」と思って向かっていってくれる気持ちは見えましたし、その部分は信頼したいと思います。
―HC、ACとも選手兼任ということですが、スカウティングや、試合中での役割は。
朝山 これからになると思います。ゲーム中に何らかの支障が起きることを想定はしていますがただ試合は生き物なので、その想定を超える事態もいろいろ起こると思います。その役割分担も含めてやれる準備はしていきたいと思います。
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B.LEAGUE初となる選手兼任HC・ACの体制。
クラブは非常に困難な状況ですが、力強く立ち向かう朝山HC、山田AC率いる広島ドラゴンフライズに、今こそ熱い声援をお願いいたします!
2017-11-30
10/2(月)BリーグB2第1節 広島ドラゴンフライズ対福島ファイヤーボンズ戦 テレビ新広島にて録画放送のお知らせ
10月2日(月)に広島サンプラザホールにて開催される広島ドラゴンフライズの開幕戦B2第1節福島ファイヤーボンズ戦がテレビ新広島にて録画放送されることとなりましたので、お知らせいたします。 いよいよ開幕するBリーグ。B1昇格へ大事な開幕戦の様子をぜひご覧ください! <詳細> ■番組タイトル全力応援 B2リーグ開幕戦 広島ドラゴンフライズvs福島ファイヤーボンズ■放送日時平成29年 10月2日(月) 25:25~26:45 <録画放送>■解説 河内敏光■実況 青嶋達也(フジテレビ)■放送局 テレビ新広島
2017-10-01
9/30(土)広島でつながる「バスケ」と「クルマ」。マツダ×ドラゴンフライズ世界一のラッピングカー HIGH-FIVEお披露目式開催
広島ドラゴンフライズは「広島でつながる『バスケ』と『クルマ』。マツダ×ドラゴンフライズ 世界一のラッピングカー HIGH-FIVEお披露目式」を開催いたしますので、お知らせいたします。広島ドラゴンフライズからも選手が参加いたします。一般の方も会場にご入場いただくことはできますが、クラウドファンディングの特典の都合上、お席のご用意はございません。一般の方は選手との写真撮影も行うことはできませんので、予めご了承ください。 【HIGH-FIVEお披露目式 概要】 ●日 時 2017年9月30日(土)14:00~15:00 ●会 場 広島マリーナホップ マーメイドスペース(※観覧車横) 〒733-0036 広島県広島市西区観音新町4丁目14-35 ●参加者 広島ドラゴンフライズ後援会 副会長 松田哲也 広島ドラゴンフライズ #1 村上駿斗 選手 #10ハンターコート 選手 #13 クリント・チャップマン (株)広島ドラゴンフライズ 代表取締役会長 福岡愼二 代表取締役社長 浦 伸嘉 ※一般の方の観覧について※ 一般の方も会場にご入場いただくことはできますが、クラウドファンディングの特典の都合上、お席のご用意はございません。選手との写真撮影も行うことはできませんので、予めご了承ください。 ■「HIGH-FIVE(ハイファイブ)製作プロジェクト」経緯 広島ドラゴンフライズ後援会副会長を務める松田哲也氏(株式会社広島マツダ会長)が広島ドラゴンフライズとマツダの縁をつないだことをきっかけに、本プロジェクトがスタートしました。 プロジェクト資金をクラウドファンディング「GREEN FUNDING by T-SITE」にて支援者を募集し、182人の支援者を集め、支援総額1,644,000万円にてプロジェクト成功し、「HIGH-FIVE」製作が実現しました。 ■車名「HIGH-FIVE(ハイファイブ)」について ハイタッチを意味する「HIGH-FIVE」はチームで戦うことが重要なバスケットボールにおいて、リスペクトし健闘を称え、チームの絆を象徴するジェスチャーです。手と手を合わせて、今回のプロジェクトに賛同してくださるすべての方と「HIGH-FIVE」でつながるという意味を込め命名しました。 また数字の「FIVE(5)」は、バスケットボールでコートに立つ「5人」の「FIVE」という意味と、ベース車とする「マツダ CX-5」の「FIVE」、さらにはドライバーの五感(FIVE SENSES)に訴えるマツダデザインを意味する「FIVE」を込めています。 ◆新型「CX-5」商品情報 公式URL: http://www.mazda.co.jp/cars/cx-5/ ■クラウドファンディング プロジェクト支援ページ https://greenfunding.jp/lab/projects/1954
2017-09-29
ジェイミー・アンドリセビッチHC、タナー・マセーAC就任会見のご報告
8/10(木)におこないましたジェイミー・アンドリセビッチ ヘッドコーチ(HC)、タナー・マセーアシスタントコーチ(AC)の就任会見につき、ご報告いたします。 第2代ヘッドコーチとなりますジェイミー・アンドリセビッチHCは、ゴールデンステイト・ウォリアーズに所属していた経験を持つ、経験豊富なコーチ。招聘に至った経緯や、アンドリセビッチHCの考えについて、少しでもお伝えできれば幸いです。 会見での一問一答をお届けいたします。 【株式会社広島ドラゴンフライズ 代表取締役社長兼ゼネラルマネジャー 浦伸嘉 ご挨拶】 本日は多数お集まりいただき、ありがとうございます。 ジェイミー・アンドリセビッチ新ヘッドコーチを紹介いたします。 アメリカ合衆国ミズーリ州の出身で1982年1月22日生まれの35歳。自身もヨーロッパでプロ選手として活躍したのち指導者となり、昨季はB1京都にてアシスタントコーチを務めました。昨日の夕刻に来日し、今シーズンより広島ドラゴンフライズでヘッドコーチとして指揮をとります。 さて、アンドリセビッチ氏に指揮を任せることになった経緯についてご説明いたします。 昨季我々はB1に上がれず悔しい思いをしたのですが、足りない部分があったのではと感じており、そこを埋めることができるヘッドコーチを探していました。 アンドリセビッチ氏に決まったポイントは今回、3つあります。 まず、世界最先端のバスケットボールを知っています。昨季NBAを制したゴールデンステイト・ウォリアーズに2年所属し、下部組織をNBA D-LEAGUEで優勝させています。 日本が学ぶべきバスケットボールがそこにあると思いました。 2つめは、昨季、京都でB1を経験し、B1のレベルを知っていること。昇格をめざすにあたってはそこが大事なポイントです。その際に日本人への指導経験も積んでいるので、そこもスムーズにいくのかなと思いました。 最後のポイントは「若さ」でした。 彼は35歳です。B2からB1に上がるのにはかなりのエネルギーを要すると感じ、新しいヘッドコーチには経験だけでなく、大きいことを成し遂げて、壁を超えるためには、若いエネルギーが必要だと思いました。 その意味でも、非常に素晴らしいヘッドコーチを迎えることができたと思っています。 続いて、タナー・マセーアシスタントコーチをご紹介します。アメリカ合衆国サウスカロライナ州の出身で1987年12月18日生まれの29歳。彼も若いですが、コーチ経験は豊富です。先般、U-15チームのヘッドコーチを1日しか練習を見ていないにも関わらず、チーム力がグッと伸びていくのを感じました。優勝したFE名古屋にあと一歩と迫りました。もしかして彼がもう2~3日練習を見てくれていたら優勝したかもしれないと思うくらい、素晴らしいコーチングでした。 そんなマセーACがアンドリセビッチHCと二人三脚で行けば、必ずいい結果が出ると思います。 【ジェイミー・アンドリセビッチHC ご挨拶】 まずは社長兼GMの浦さんをはじめ、広島ドラゴンフライズのスタッフの尽力のおかげでここにくることができ、非常に光栄に思っています。複数のチームからオファーを戴いた中で、最もB1に一番近い所まで行き、素晴らしいチャンスがあるチームであると認識しています。 自分の力がB1昇格への助けができたらという思いでオファーを受けてました。 これから、皆様とお会いできることを楽しみにしています。素晴らしいシーズンを過ごすつもりでいますので、よろしくお願いいたします。 【タナー・マセー アシスタントコーチ ご挨拶】 こんにちは。今この場にいることをすごくうれしく思っています。ジェイミーHCより先に来日し、2週間ほどたっているのですが、日々いろんなことを学んでいます。チームのことも、日本の文化も学んでいます。 個人的なことになりますが、今シーズンは自分にとって非常に大きなチャンスだと考えています。海外に出て、日本の文化を学び、日本のバスケットボールを学び、これからはジェイミーHCからも多くを学び、自分の成長につなげることができると思います。これから、ジェイミーHCと選手の為に働けることを嬉しく思っています。 【代表取締役社長兼ゼネラルマネジャー 浦伸嘉よりチーム編成方針説明】 昨季本当に悔しい思いをして、今季はファン、パートナー企業をはじめ、広島ドラゴンフライズに関わるすべての皆様の期待に応えたいと思っております。 チーム編成ですが、日本人選手に関しては何名かは移籍してしまいましたが、主力のほとんどが残ってくれましたし、いい若手が加わってくれました。若手から中堅・ベテランまで、非常にバランスのいい構成になっていると思います。 外国人選手については、クリント・チャップマン選手の復帰が決まりました。NBL時代のチーム創設初年度に活躍してくれた選手ですがもう一度広島のために力を貸してくれるということですので、非常に期待しております。昨季からの継続契約となるキャメロン・リドリー選手は(アキレス腱断裂の)ケガも癒えて今季に向けて順調に調整しています。これに加え、3人目の外国人選手を獲得予定で、、現在ヘッドコーチと相談しつつ探しています。今月中には加入すると思います。 B.LEAGUEが開幕して1年たちましたが、全国のいろんなところでバスケットボールが盛り上がっているのを感じていますし、その熱はここ広島から最も熱く全国へ発信したいと思います。競技としてのバスケットボールだけではなく、お客様にたくさん来て喜んでいただいて、広島県民と全国の皆様だけのバスケットボールに対する姿勢であったり、商品を買っていただく中で感動してもらう。ただただプレーするだけでなく、そういう部分を追求できるクラブになりたい。 スポーツの力は本当に素晴らしいと信じています。広島を盛り上げて、バスケットボール界を引っ張っていくような存在になりたい。今季は、今までにないレベルへ成長していきたいと思います。新体制になり、難しい局面もくると思います。急には結果が出ないと思いますが、粘り強く、すべてのことに真摯に向き合って、いいクラブ、いい会社になり「広島ドラゴンフライズが頑張っているな」と全国のいろんなところで思っていただけるようになりたいと思います。 本日は、ありがとうございました。 【以下、質疑応答】 ―ジェイミーHCへ質問です。昨季、京都に所属されていましたが、日本のバスケットボールの印象は。 アンドリセビッチHC B.LEAGUEが開幕した今、日本のバスケットボールはまさに成長著しい時期だと感じています。2020年東京五輪に向けて、どんどん盛り上がっていって、ファンにどんどん見てもらうことで選手が成長できると思いますし、それが若い世代の成長にもつながっていきますし、それがまたマーケティング、ビジネスにつながっていく。そんな正しい方向に向かっていると思います。 ―そんな中、広島ドラゴンフライズの印象は。 アンドリセビッチHC 正直に申し上げて、広島についたばかりで詳しいことが分かっていないのが現状ですが、就任が決まってから、試合映像は見せてもらいました。B2の中で一番B1に近い所にいるチームだと思います。これから実際に選手に会い、練習を見て触れ合っていく中で、チームを作っていかなければならないと思います。 ―ヘッドコーチのやりたいバスケットボールは。 アンドリセビッチHC 自分のバスケットボール哲学のベースは、ゴールデンステイト・ウォリアーズでの3年間があるので、同じスタイルを追求していきたいです。ボールをしっかり動かして、誰かひとりが自分勝手にプレーすることのない、固いディフェンスから速い展開に持っていく。今いる選手のなかでどうすり合わせるのかが必要になりますが、そういうスタイルが自分の理想です。ファンの方々にも楽しんでいただけるスタイルだと思っています。 ―その理想的なスタイルを持っている中で、ドラゴンフライズをどう作っていきたいですか。 アンドリセビッチHC やはりまず、練習の中で実際に選手を見て、その選手の特徴を掴んで、自分のバスケットボール哲学の中でチームとしての強みにどうつなげられるかをまずは考えたいですね。自分の哲学を一方的に押し付けるのではなく、今いる選手をどうやって個人として、チームの戦力として伸ばしていくのか。そういう考えで状況に対応、適応し、チームを作っていけたらと思います。 ―タナー・マセーACにお聞きします。練習で選手とコミュニケーションする中で、ドラゴンフライズをどのようなチームにしていきたいですか。 マセーAC やはりヘッドコーチのバスケットボールをアシストしていくのが自分の仕事のベースになるのですが、2週間練習を見てきた中での印象は、本当にハードにプレーをしてくれるし、私がコーチしたことに対して献身的に取り組んでくれる、非常に指導しがいのある選手たちだと思います。そしてここから一歩、二歩先に進むためには、練習、試合をやりきる集中力、今やっていることを続けられる継続力が大事です。 ―ヘッドコーチの思うキーマンは。 アンドリセビッチHC 現状のB.LEAGUEの外国人選手の出場ルールを鑑みると、カギになってくるのは日本人のプレイヤー担う役割が大事になります。中でも日本人ビッグマンである山田大治がカギになると思っています。 B1、特にプレーオフに出るようなチームを見ていても、2メートル前後の日本人ビッグマンがどれだけチームに貢献できるかが、チームの明暗を分けるケースが多いので、今の広島であればそれは山田がその役割を担うでしょうから、山田がキーマンになると思います。 ―昨季との戦い方を継承していくのか、それとも戦術をまったく変えていくことになるのか、その方針は。 アンドリセビッチ まず今は、何を継続するのか、何を変えていかなければいけないのかを探っていく段階だと思っています。私のいたゴールデンステイト・ウォリアーズで言うと、マーク・ジャクソンという監督が非常にいい成績を収めた後を引き継いだスティーブ・カー監督が、チームにおいて継続する部分と変化させる部分を模索して、実際に優勝という結果をもたらしました。 私も同じような哲学を持っていますが、そういうスタイルも彼から学びました。その作業を大事にしていきたいと思います。 ―所属していたゴールデンステイト・ウォリアーズでの哲学において、チーム作りの幹だと思う部分は。 アンドリセビッチHC 基本的なことは、ウォリアーズのトップシークレットなので申し上げられませんが(笑)、大まかに言うと、攻撃では自分勝手なプレーをしないこと、速いバスケットボールの展開に持っていくこと、両サイドを幅広く使うこと。守備では激しく当たり、プレッシャーを十分にかけた中距離のシュートを打たせて外させて、それをまた速い展開につなげる。それがウォリアーズのバスケットボールの特徴です。 ―京都で経験した中で、日本で勝っていくための鍵は。 アンドリセビッチHC まず、これは日本だけに限らないと思いますが、まずは健康状態ですね。怪我無く選手が過ごしていけること。そしてその上で、チームとして一体感を持って臨むこと、そしてバスケットボールを楽しみ続けること、辛い時期もありますがそれが続けていければ、自分たちの成功につながっていくと思っています。 ―あと一人、外国人を獲得するということでしたが、ヘッドコーチとしてはもう一人の外国人はどういうタイプの選手を望んでいますか。 アンドリセビッチ Bリーグのルール上、3名で合わせて60分しかプレーできません。そのなかで、ビッグマンはすでに2人いますので、もう一人は、ある程度、プレーの幅が広いマルチポジションで活躍できる選手を探しています。 ―ファンへのメッセージをおねがいします。 アンドリセビッチHC ほんとにこの場にいることを嬉しく思っています。ハードにプレー姿、闘う姿をファンの皆さんに見てもらって、喜んでほしい。 今日お越しいただいている皆様も含め、ファンの皆様とお会いしたいと思っております。 マセーAC ファンの方々に会えること、試合をすることが楽しみで仕方ありません。ぜひ会場に足を運んでいただいて、ぜひ我々の試合を見てください。 ------------------- ジェイミーHCの「哲学」がどのように新生広島ドラゴンフライズを作っていくのか、非常に楽しみですね! ぜひ、みなさまもその哲学を確かめに会場へお越しください!
2017-08-11
ジェイミー・アンドリセビッチ ヘッドコーチならびに タナ―・マセー アシスタントコーチ 就任記者会見 一般公開のお知らせ
広島ドラゴンフライズでは今シーズンより指揮を執りますジェイミー・アンドリセビッチヘッドコーチの来日に合わせて、8月10日(木)10:00より広島マリーナホップにて就任記者会見を行いますので、お知らせいたします。 こちらの就任記者会見を一般公開いたします。ファンの皆さまも記者会見をご覧いただけます。 ぜひ広島マリーナホップにお越し頂き、広島ドラゴンフライズの新たな1ページを共に刻みましょう!! なお質疑応答にはご参加いただけません。また座席については報道用のカメラ、記者が優先となりますので、ご了承ください。 ●日 時 2017年8月10日(木)10:00~11:00 ●会 場 広島マリーナホップ マーメイドスペース 〒733-0036 広島市西区観音新町4-14-35 広島マリーナホップ内 ●参加者 ヘッドコーチ ジェイミー・アンドリセビッチ アシスタントコーチ タナー・マセー ゼネラルマネジャー 浦 伸嘉 通訳 小野 悠真 ●内 容 今シーズンより新たに指揮を執るアンドリセビッチHC、マセーACのコーチ就任のご挨拶と、意気込み、チーム作りなどについてお話しを致します。またゼネラルマネジャー浦が両名を招聘した経緯、意図をご説明いたします。
2017-07-31
広島でつながる「バスケ」と「クルマ」。マツダ×ドラゴンフライズ世界一のラッピングカー HIGH-FIVE製作プロジェクト 始動
HIGH-FIVE ラッピングデザイン イメージCG 株式会社広島ドラゴンフライズ(広島市中区、代表取締役 浦伸嘉、以下、ドラゴンフライズ)はマツダ株式会社(広島県安芸郡府中町、代表取締役社長 小飼雅道、以下 マツダ)と共同で、「広島でつながる『バスケ』と『クルマ』。マツダ×ドラゴンフライズ 世界一のラッピングカー HIGH-FIVE製作プロジェクト」を立ち上げましたので、お知らせいたします。 本プロジェクトはマツダのデザイン本部がドラゴンフライズをモチーフにラッピングカー「HIGH-FIVE」をデザイン。ドラゴンフライズがこれをクラブのプロモーションカーとして活用するというものです。マツダが他社の営業車をデザインするのは初めてとなります。費用は本プロジェクトに賛同いただける方からのクラウドファンディングにより調達する計画です。クラウドファンディングについては、本日の12時より募集をWebにて開始いたします。 (プロジェクトページ→ https://greenfunding.jp/lab/projects/1954) 【マツダ×ドラゴンフライズ 世界一のラッピングカー HIGH-FIVE製作プロジェクト 概要】 ■プロジェクト 内容 プロバスケットボールクラブ「広島ドラゴンフライズ」のプロモーションカーを、同じ広島を本拠とする自動車メーカー、マツダのデザインチームが制作を行うプロジェクト。ドラゴンフライズ、マツダのファンはもちろん、趣旨に賛同する広島県内外の皆様からのクラウドファンディングにて行います。 ■プロジェクト経緯 広島ドラゴンフライズ後援会副会長を務める松田哲也氏(株式会社広島マツダ会長)が広島ドラゴンフライズとマツダの縁をつないだことをきっかけに、本プロジェクトがスタートしました。広島ならではのバスケットボールとクルマのコラボレーションを目指します。 ■デザインコンセプト マツダのデザイン本部が担当。ダイナミックなリフレクションの動きを持ったボディーサイドの上にトンボ(ドラゴンフライ)の羽を描くことで、試合で躍動するドラゴンフライズのイメージを表現」することをコンセプトにデザインしました。クラブロゴやキャッチコピー等を主体とした従来のラッピングカーのイメージを覆すデザインとなります。 ■車名「HIGH-FIVE(ハイファイブ)」について ハイタッチを意味する「HIGH-FIVE」はチームで戦うことが重要なバスケットボールにおいて、リスペクトし健闘を称え、チームの絆を象徴するジェスチャーです。手と手を合わせて、今回のプロジェクトに賛同してくださるすべての方と「HIGH-FIVE」でつながるという意味を込め命名しました。 また数字の「FIVE(5)」は、バスケットボールでコートに立つ「5人」の「FIVE」という意味と、ベース車とする「マツダ CX-5」の「FIVE」、さらにはドライバーの五感(FIVE SENSES)に訴えるマツダデザインを意味する「FIVE」を込めています。 ◆新型「CX-5」商品情報 公式URL: http://www.mazda.co.jp/cars/cx-5/ ■クラウドファンディングについて 本プロジェクトの資金はクラウドファンディングにて以下の通り調達いたします。購入型クラウドファンディングとして行い、下記の通り購入者にはプロジェクトよりリターンとして特典が送られます。 ●クラウドファンディング名「GREEN FUNDING by T-SITE」 【GREEN FUNDING概要】 CCC(TSUTAYA)グループのクラウドファンディングサイト。全国約1,500店舗の「TSUTAYA」「蔦屋書店」と連携し、映画・出版・音楽など様々なジャンルのプロジェクトを掲載。現在38のパートナーと共に、2013年4月のサービスイン以来、580を超えるプロジェクトに総計7.2億円以上の資金調達をサポート。 ・運営元:株式会社ワンモア 代表取締役(CEO):沼田健彦 ・URL:https://greenfunding.jp/ ・住所:〒150-0034 東京都渋谷区代官山町9-10 Soddacoビル 5R09 ・連絡先:TEL:03-6452-6355 FAX:03-6452-6350 Mail:info@greenfunding.jp ・お問い合わせ:広報担当田村 【本プロジェクトページURL】※7月26日12:00ページOPEN https://greenfunding.jp/lab/projects/1954 ●募集期間:2017年7月26日(水)12時~8月31日(木)23時59分 ●調達目標額:第一目標150万円、第二目標300万円 ●購入金額プランとそれぞれの特典(一部) ※変更になる可能性がございます。 ◆Aプラン(1,000円) ・HIGH-FIVEサンクスレター ◆Bプラン(5,000円) 上記に加え、 ・賛同メンバーとしてお名前を掲載 ・HIGH-FIVEデザインによる広島ドラゴンフライズホームゲーム ペアチケット(2階自由席チケット) ◆Cプラン(10,000円) 上記に加え、 ・HIGH-FIVEデザインTシャツ ◆Dプラン(15,000円) Bプランの内容ど同等で、 ・HIGH-FIVEデザインTシャツ 2枚 ◆Eプラン(25,000円)限定30名様 上記に加え、 ・HIGH-FIVEお披露目イベント参加権+選手と写真撮影 ◆プレミアプラン(100,000円)限定1名様 上記に加え、 ・好きな選手とのHIGH-FIVEドライブ体験 【本プロジェクトページURL】※7月26日12:00ページOPEN https://greenfunding.jp/lab/projects/1954
2017-07-26
「DRAGONFLIES」表記復活!プライマリーロゴマークの変更について
【新プライマリーロゴマーク 】 広島ドラゴンフライズでは2017-18シーズンとなる7月1日(土)より、クラブの象徴であるプライマリーロゴマークを変更いたしますのでお知らせいたします。 B.LEAGUEが規定するカテゴリーにおける商標登録の完了により「DRAGONFLIES」の表記を2シーズンぶりに使用することが可能になりました。これを機に、初代ロゴをマイナーチェンジし、シャープな形状といたしました。B1昇格、そして定着を狙う広島ドラゴンフライズの象徴となります。 なお、「D.FLIES」と表記している2016-17シーズンのプライマリーロゴ並びにロゴタイプはセカンダリーロゴとして使用いたします。 ◆プライマリーロゴの変遷について ■初代プライマリーロゴ:2014-15 シーズンから2015-16 シーズンまで使用 ドラゴンフライズの由来であるミヤジマトンボをベースに攻守を意味する「剣」と「盾」をあしらった。縦に貫く一本の剣はコミュニティーの結束を、絡みつく二つの翼はすべての人たちが一緒に楽しめるエンターテイメントと、パートナーと共につくりあげていくビジネスを表し、併せてこれらの3要素がつながりあっていることを表現しています。 ■第2 代プライマリーロゴ:2016-17 シーズンに使用 B.LEAGUE開幕となったシーズンの開幕にあたり、リーグの指定するカテゴリーでの「DRAGONFLIES」表記に関わる商標登録が類似商標の存在から間に合わず、急きょ略称「D.FLIES」にて取得し、エンブレムの原型を保ちつつ表記を変更。「SINCE 2013」を入れた。 ■第3代プライマリーロゴ:2017-18シーズンより使用 商標登録とB.LEAGUEへの申請をクリアし、「DRAGONFLIES」表記を復活。これにあたって盾のふちどり部分に白を入れ、盾の形状をスリムにするマイナーチェンジを施した。
2017-07-01
「basketball junky」ブランドとの ユニフォームサプライヤー契約締結について
広島ドラゴンフライズでは、2017-18シーズンより新たに「basketball junky(バスケットボール・ジャンキー)」ブランドを展開する株式会社1009(東京都渋谷区、代表取締役社長 青木ハヤト)とユニフォームサプライヤー契約を締結いたしました。契約期間は2018-19シーズンまでの2年間となります。 本日、両社代表による調印式を行いました。 ■株式会社広島ドラゴンフライズ 代表取締役社長 浦伸嘉 コメント 「basketball junkyさんとコラボレーションできることをとても嬉しく思います。ポップでかわいいものからオシャレなものまで幅広いデザインで、広島ドラゴンフライズにとってぴったりなブランドだと思います。basketball junkyさんのブランド価値とドラゴンフライズの認知度を一緒に向上していき、手を携えてB1昇格を狙っていきたい」 ■株式会社1009 代表取締役 青木ハヤト コメント 以前から広島が好きで、何か広島でやりたいと思っていましたので、お話をいただいた時は『すぐやろう』と即断即決で決めました。ファンの皆様、広島の皆様のコミュニケーションツールになるようなデザインで、ドラゴンフライズが愛されるクラブになるお手伝いをさせていただきたいと思います。」 ― basketball junky ×広島ドラゴンフライズの取り組み概要― 今回のユニフォームサプライヤー契約において、basketball junkyブランドと広島ドラゴンフライズの主な取り組みは以下の通りとなります。 1.公式戦および練習等における広島ドラゴンフライズのウェア提供 B.LEAGUEおよび天皇杯など、広島ドラゴンフライズの公式戦及び練習などで着用するウェアをbasketball junkyブランドが提供いたします。 2.広島ドラゴンフライズのキャラクターグッズ制作 1の選手着用モデルをはじめ、さまざまなキャラクターグッズをbasketball junkyと広島ドラゴンフライズが共同開発・販売いたします。 3.育成カテゴリーのウェア制作 広島ドラゴンフライズの育成事業(バスケットボールスクール等)における着用ウェアをbasketball junkyが開発いたします。 4..basketball junkyの広島におけるブランド価値向上への協力 広島におけるbasketball junkyブランド価値向上に向けた販促活動やイベントなどに広島ドラゴンフライズが協力いたします。 ■株式会社1009 およびbasketball junky について 2007年設立のスポーツブランド。サッカーブランド「 soccer junky 」を皮切りに、各種競技へ「junky」ブランドを展開しており、バスケットボールのブランドは「basketball junky」。フレンチブルドッグ「クラウディオ・パンディアーニ」をメインロゴとする、他のスポーツブランドと一線を画すユーモアあふれるデザインが特徴。 ユニフォームサプライヤーを務めるクラブとしては、サッカーJ2横浜FCに続き2クラブ目で、プロバスケットボールクラブへのサプライは初めてとなる。 ブランドメッセージは「すべてのスポーツを愛する皆様へ最高のパスを。」 <株式会社1009 会社概要> 社名:株式会社1009 所在地:〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-1-1 渋谷ヒカリエ8F TEL:03-4590-0513 設立年月:2007年9月
2017-06-14