4/29(日)試合結果 広島90-86金沢
【4月29日(日)B2第30節 GAME2 金沢武士団戦ゲームレポート】
4月29日(日)に広島サンプラザホール(広島市西区)で行われました金沢武士団戦。
<スコア>
B.LEAGUE 2017-18 B2
広島ドラゴンフライズ90-86金沢武士団
(1Q:23-16,2Q:24-24,3Q:23-21,4Q:20-25)
会場:広島サンプラザホール
入場者数:2585人
マンオブザマッチ:#7坂田央
シーズン成績:32勝25敗(B2西地区3位)
【スターター】
広島:#0ジャマリ・トレイラー、#5山田大治、#7坂田央、#11北川弘、#24田中成也
金沢:#6木田貴明、#7井上裕介、#8月野雅人、#12アンドリュー・フィッツジェラルド、#38井手勇次
<試合レポート>
☆第1Q
昨日の勝利の流れをしっかり受け継いで、自分たちのバスケットで勝利をつかみたい。広島はいきなり田中の3Pで波に乗る。タフなディフェンスからリバウンドでボールを奪って、主導権を握る。田中のアタック、さらにノーマークをしっかり作ってからの3Pで12-5となる。山田から坂田へのアシスト、坂田がタフショットも決めるなど日本人選手が活躍する。北川の3Pも決まって19-9と10点差まで広げる。それでも金沢は#50マーシャルのAND1など、フィニッシュの上手さを見せて23-16で終える。
☆第2Q
岡崎の思い切りの良い3Pが決まるも、金沢の#12フィッツジェラルド、#50マーシャルのコンビが昨日以上にハッスルする。フィッツジェラルドのレイアップ、マーシャルのインサイドがテンポ良い。広島もボールを回して、金沢を揺さぶり、オフェンスリバウンドを繋いで得点。当たっている坂田のジャンパー、朝山のジャンパーで得点するなど、点を取り合う展開に。このクォーターお互いに24点ずつ取り合う激しいゲームは47-40で後半へ。
☆第3Q
田中の3Pで50-40とするも、金沢#8月野のジャンパーから、#7井上の連続3Pも出て10連続ポイントで50-50と流れを持っていかれ同点にされてしまう。タイムアウトを取った広島は山田のAND1からリズムを立て直し、トレイラーのスティールからの速攻で豪快ダンクを決め57-53。このビッグプレイが流れを変えた。山田のアシストから坂田の得点で63-55となったところで金沢がタイムアウト。しかし田中が畳み掛ける3Pを決めて70-61で最終クォーターへ。
☆第4Q
このクォーターでも田中の3Pが広島の最初のポイント。金沢は両外国籍選手が軸になる。一方広島もコッツァーがゴール下で得点、リバウンドで存在感を示す。中がダメなら外から朝山が3Pを決めて80-68。追いすがる金沢は#12フィッツジェラルド、#50マーシャルがファストブレイクを決めて80-72。終盤は金沢がファウルゲームを仕掛け、#13本間の3Pで追い上げるが、90-86で試合終了。広島がホーム連勝を飾った。
黒ユニフォームでの連勝記録が負け無しの7連勝となった。昨日とは異なる序盤からリードする展開で、一時同点とされるが、しっかり立て直し、結局一度もリードを奪われることなく勝利をつかんだ。田中が6本中5本成功という高い確率で3Pを決め、坂田も7本のショットを決めるなどアタックする姿勢が光った。ターンオーバーはゲームを通してわずかに3つで、逆に金沢のターンオーバーから15ポイントを奪うことができた。ディフェンスでも両外国籍選手にはやられたが、他の選手に決定的な仕事をさせることなく、金沢の3Pも抑えた。我慢して勝利をつかめるようになったところにチームの成長が見える。
いよいよ今季は残り3試合。ホームゲームは5月2日(水)バンビシャス奈良戦が最後だ。勝利で今季を締めくくるためにも、集大成となるような良いバスケットを見せたい。最後まで一丸となった戦いぬきましょう!!BE ONE!UNITED WE STAND!
【主なスタッツ】
広島ドラゴンフライズ
◆得点
#24田中成也 17点
#7坂田央 16点
#2朝山正悟 15点
#42ケビン・コッツァー 12点
◆リバウンド
#42ケビン・コッツァー 13リバウンド
#0ジャマリ・トレイラー 6リバウンド
#3テレンス・ドリスドム 5リバウンド
◆アシスト
#1村上駿斗 6アシスト
#5山田大治 5アシスト
#11北川弘 5アシスト
金沢武士団
◆得点
#12アンドリュー・フィッツジェラルド 31点
#50ウェイン・マーシャル 28点
#8月野雅人 10点
◆リバウンド
#12アンドリュー・フィッツジェラルド 10リバウンド
#50ウェイン・マーシャル 9リバウンド
#8月野雅人 5リバウンド
◆アシスト
#38井手勇次 13アシスト
#8月野雅人 6アシスト
<ヘッドコーチ・選手コメント>
【広島ドラゴンフライズ】
☆#2朝山正悟HC
「今日も昨日に引き続きタフなゲームになったが、相手の3Pを抑えられて、自分たちはゴールにアタックしてフリースローをもらうことができたことが勝利に繋がったと思う。ホームで連勝できたことに満足している。ディフェンスが上手く機能して、オフェンスでも坂田、田中が良いタッチで決めてくれた。ただ相手に決められてはいけない時間帯に3Pをやられてしまったこと、しかもノーマークで打たせるような状況を作ってしまったことは反省しないといけない。強いチームになっていくには、そういう部分もタフにならないといけない。」
☆#24田中成也選手
「今まで通りショットは打てた。シーズンの中でショットが決まらないときもあるし、決まるときもある。決まらない時に打たなくなるのが1番悪いので、決まる決まらないを気にせず打ち続けないといけない。今季はショットが決まらないときでも沈まずに、やるべきことをやり続けられるメンタルの部分が成長できたと思っている。今季は色々なことがあった中で、自分なりに学べることも多かったので、自分の成長にしっかりつなげたい。チームとしても、我慢してやるべきことをやりきる、チームの約束を果たせるようになってきていることに成長を感じている。」
【金沢武士団】
☆堀田剛司HC
「昨日、延長戦で敗れ今日を迎えたが、選手達はハードに戦ったと思う。今日は良い部分が多かった。シュート確率も良く、フリースロー確率も良かった。インサイドで戦えていたし、ファーストブレイクからも二桁得点でアシスト数も28も記録した。ただ昨日と同様にターンオーバーからの失点と、相手のオフェンスリバウンドからの失点が負けに繋がったと思う。広島の日本人選手はやはり素晴らしい選手が多いと思った。B1リーグにいるような選手と対等に戦えたことはチームとしてはステップアップしている証拠だと思う。」
【次節ホームゲーム】