3/18(日)試合結果 広島82-86福岡
【3月18日(日)B2第23節 GAME2 ライジングゼファー福岡戦ゲームレポート】
3月18日(日)に福岡市民体育館(福岡県福岡市)で行われましたライジングゼファー福岡戦。
<スコア>
B.LEAGUE 2017-18 B2
広島ドラゴンフライズ82-86ライジングゼファー福岡
(1Q:20-26,2Q:12-16,3Q:18-23,4Q:32-21)
会場:福岡市民体育館
入場者数:2013人
シーズン成績:21勝23敗(B2西地区4位)※地区優勝消滅
【スターター】
広島:#0ジャマリ・トレイラー、#5山田大治、#7坂田央、#11北川弘、#24田中成也
福岡:#6小林大祐、#8薦田拓也、#9堤啓士朗、#10ファイ・パプ月瑠、#11エリック・ジェイコブセン
<試合レポート>
☆第1Q
坂田がスタートに戻った広島だったが、立ち上がりの数分は重たい展開に。坂田のドライブ、ディフェンスリバウンドからの田中のドライブで得点し、北川の3Pで12-4と上々の立ち上がりを見せたが、ここから福岡が3Pが当たりだす。福岡#8薦田、#6小林の連続3Pで点差を詰められると、#24石谷の3Pで同点。さらに#8薦田のショットで逆転を許し、20-26と逆転されてしまう。
☆第2Q
立ち上がりディフェンスリバウンドからの速攻を決められて20-28となったところで広島タイムアウト。ドリスドムのドライブで追い上げていく。6:34には巧なステップでかわしてAND1を決めると27-30。しかしコッツァーがこの日はリング下を決めきれない。福岡は3P攻勢を弱めることなく得点を稼いでいき、さらにスティールから連続でファストブレイクを許してしまった。広島は終了間際に朝山が3Pを決めるまで約5分間得点することができなかった。32-42。
☆第3Q
福岡#6小林の3Pに対抗して田中が3Pを決め、坂田がジャンパーを沈める。しかし福岡のアウトサイドのショットが確率よく決まり、#11ジェイコブセン、#10パプ月瑠のビックマンのミドルショットも決まる。#10パプ月瑠はこのクォーターだけで9得点、4リバウンドとディフェンスリバウンドで存在感も発揮。広島は田中が再び3Pを決め、坂田もアタックをしかけていくも、点差は広がり50-65で最終クォーターへ。
☆第4Q
勝利をつかむには攻めるしかなくなった広島は、村上のスティールからのドリスドムの得点を挙げるが、サイドからのリスタートを福岡#22ペッパーズに奪われ速攻を決められてしまう。それでもドリスドムがここからリズムを作り直し、個人技で得点を生みだす。朝山もタフショットを決めるなど追い上げていく。すると、残り2:43北川のスティールからドリスドムがAND1を決めて74-80.さらにタフなディフェンスでマイボールにすると朝山が3Pを沈めて79-82と3点差まで詰め寄る。連日の反撃であと一歩のところまで追いすがるが、逆転勝利をつかむには至らずここで試合終了。82-86。熊本戦から3連敗となった。
これでライジングゼファー福岡とのゲーム差が16となり追いつく可能性が無くなったことで西地区優勝の可能性が消えた。チームケミストリーが上がってきた実感があった中での3連敗は悔しい結果だ。福岡には力負けした結果ではあるが、勝負所でミスや一瞬のスキをつかれる場面など勝機が無かったわけではない。リバウンドやターンオーバーなど自分たちの課題を修正しきれずに敗戦となってしまったことが残念だ。
パブリックビューイングにも120名を超える方が集まり、アウェイ福岡にも多くの方が応援に駆けつけ声援を送った。変わらず熱い応援をしてくれる広島の多くのファンのためにも次節のホームゲーム香川ファイブアローズ戦で勝利への執念を見せたい。連勝をつかむにはボールを最後まで追い続け、苦しいときこそ足を動かし続ける強い意志が必要だ。このまま終わるわけにはいかない。
BE ONE!UNITED WE STAND!苦しい時こそ上を向け!
【主なスタッツ】
広島ドラゴンフライズ
◆得点
#3テレンス・ドリスドム 18点
#7坂田央 17点
#0ジャマリ・トレイラー 11点
#2朝山正悟 10点
◆リバウンド
#0ジャマリ・トレイラー 7リバウンド
#24田中成也 5リバウンド
◆アシスト
#11北川弘 5アシスト
ライジングゼファー福岡
◆得点
#11エリック・ジェイコブセン 19点
#6小林大祐 14点
#8薦田拓也 14点
#22ジョシュ・ペッパーズ 14点
#10ファイ・パプ月瑠 11点
◆リバウンド
#10ファイ・パプ月瑠 12リバウンド
#11エリック・ジェイコブセン 8リバウンド
◆アシスト
#9堤啓士朗 7アシスト
#22ジョシュ・ペッパーズ 5アシスト
<ヘッドコーチコメント>
【広島ドラゴンフライズ】
☆#2朝山正悟HC
「昨日の反省をいかして、出だしは上手く入れた。ゾーンディフェンスで福岡を苦しめることができたが、3Pを立て続けに決められて流れを持っていかれたところも落ち着いていた。ただ3Qで離されてしまったところは悔やまれるが、昨日と同様に追い上げを最後にすることができた。やはり福岡のほうが、一枚も二枚もうわてだった。」
【ライジングゼファー福岡】
☆河合竜児HC
「少ない人数で戦わないといけない中で、入りは少し失敗した。そのあとに選手が修正してくれて、良い状態でゲームを進めることができた。ただ第4Qに私の選手起用が上手くいかずに、広島の 追い上げを止めきれなかった。選手はよく頑張ってくれている、たった10人で戦わないといけない状況なので、昨日今日とたくさんの人の前で選手が頑張って戦ってくれて、勝ち切ることができた。」