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11/18(土)試合結果 広島72-83青森

【11月18日(土)B2第9節GAME1 青森ワッツ戦ゲームレポート】
11月18日(土)にマエダアリーナ(青森県青森市)で行われました青森ワッツ戦。
<スコア>
B.LEAGUE 2017-18 B2
広島ドラゴンフライズ72-83青森ワッツ
(1Q:18-24,2Q:21-17,3Q:16-12,4Q:17-30)
会場:マエダアリーナ
入場者数:1018人
シーズン成績:7勝9敗(B2西地区4位)
【スターター】
広島:#2朝山正悟、#5山田大治、#11北川弘、#13クリント・チャップマン、#24田中成也
青森:#0會田圭佑、#8下山大地、#15下山貴裕、#18菅 俊男、#33カイル・バローン
<試合レポート>
☆第1Q
火曜日のゲームから青森までの移動を経てタフなスケジュールとなる今節。さらにアンドリセビッチHCが欠場となる緊急事態。しかし我々は勝つしか無い。闘志を燃やして勝利のみを目指す。ゲームは立ち上がりテンポよく青森が攻撃をしかける。オフェンスリバウンドも取ってリズムが途切れない。広島のショットは外れ、0-10の立ち上がり。それでも粘り強く1本ずつ返して、チャップマンの3P、山田のAND1などの連続得点で追い上げる。すると朝山がタフショットを決めてAND1、ボーナスショットも決めて逆転する。終了間際に青森#8下山の3P、#33バローンのAND1などで逆転され、18-24。
☆第2Q
青森は#11バートンがフィジカルの強さを活かして攻める。インサイドで存在感を発揮する。広島もコートがボールをプッシュして勢いをつけたかったが、フィニッシュが決まらない。北川が3Pを決めても青森#3鮫島がすぐさま3Pを返し10点差が詰められない。それでもチャップマン、ホワイトが3Pを立て続けに決めて、5点差とすると、ここをしっかりと守って田中が得たフリースローを2本決めて39-41と追い上げて後半へ。
☆第3Q
チャップマンのオフェンスリバウンドからのセカンドチャンスで同点に追いつくと、山田のAND1でボーナスショットも決めて逆転。残5:49にも山田から仲摩へアシストが決まる。守っても集中力を高めて青森を抑える。坂田が3Pを決めて広島が主導権を握る。55-53。
☆第4Q
立ち上がりにコートが3Pを決めて勢い付ける。青森も#11バートンがインサイドで得点して追い上げ、逆転を許す。それでもチャップマンの得点で62-62と同点としてオフィシャルタイムアウト。ホワイトが鮮やかなドライブで再逆転。しかし青森#33バローンの得点で再々逆転し、この大事な局面で次の1本を止められず点差が広がる。さらに朝山のパスを青森#11バートンにスティールされ、そのままダンクを決められ64-70。このまま終われない広島もチャップマンが3Pを決めるも、ここでも青森を止められず、青森#0會田に3Pを決められ残り1:17で10点差とされ万事休す。最後まで粘りを見せたが、72-83で試合終了。愛媛戦からの連敗となった。

ファイトする姿勢は見せられたものの、前半に主導権を握られず苦しいゲームとなった。なんとか中盤に逆転までいったが、最後の大事な場面で勝負弱さが出て敗戦となってしまった。勝負どころのディフェンスをよりタフに声を出し、気持ちで守り抜くこと、点を取られた後にさらに強い気持ちで得点を取りにいく姿勢が必要だ。2Qと4Qで青森#11バートンを組織的に守りきれなかったが、フィジカルの強い相手に対してどう守っていくのか、しっかりとした対策が必要になる。

この大事な一戦を落とし連敗となり、ますます苦しい状況に追い込まれている。しかしこの敗戦、今のチーム状況を受けとめて、逆境の中からステップアップしていかなくてはならない。まずは明日のゲームに全力を注ぎ、勝って広島に帰りたい。BE ONE!UNITED WE STAND!

【主なスタッツ】
広島ドラゴンフライズ
◆得点

#13クリント・チャップマン 24点

#11北川弘         11点 

#14ウェンデル・ホワイト   11点

◆リバウンド

#13クリント・チャップマン 12リバウンド

#14ウェンデル・ホワイト  5リバウンド

#24田中成也        5リバウンド


青森ワッツ
◆得点

#11ジョセフ・バートン       25点

#8下山大地             19点

#33カイル・バローン        12点

#0會田圭佑             11点

◆リバウンド

#33カイル・バローン       14リバウンド

◆アシスト

#0會田圭佑      6アシスト

<ヘッドコーチコメント>
【広島ドラゴンフライズ】
☆タナー・マセーHC代行
「選手達には戦う姿勢を40分間見せて欲しいと伝えていましたが、選手はこの期待に応えてくれたと思う。良かった部分もありますが、映像を見直して明日への改善点を整理したい。本当に選手は勝ちたいという強い気持ちをもって戦ってくれたので、結果を出したかった。」
【青森ワッツ】
☆佐藤信長HC
「今日の試合は、各選手が冷静にプレーしてくれたおかげでシンプルなバスケットが出来たと思う。オフェンスに関しては、空いてる選手にパスをしてそれをしっかり決めてリズムを掴んでいたし、ディフェンスでも今までだと3Q・4Qで崩れていたところを我慢して守れていたところが非常に良かったと思う。また、鮫島選手・永山選手が良いかたちで繋いでくれていた。今まで負け続けていたが、彼らのようなリザーブの選手が育ってきたというのはチームにとって非常に大きいし、チーム内での競争も出来てきている中で技術的にも精神的にも上向いてきていると思う。しかし、また明日勝たなければ意味がないので、全力を尽くしてチームとして戦っていきたいと思う。」