2/18試合結果 広島82-86群馬
【2月18日(土)群馬クレインサンダーズ戦ゲームレポート】
2月18日(土)にヤマト市民体育館前橋(群馬県前橋市)で行われました群馬クレインサンダーズ戦。
<スコア>
B.LEAGUE B2 第19節
広島ドラゴンフライズ82-86群馬クレインサンダーズ
(1Q:13-14,2Q:23-17,3Q:14-18,4Q:22-23,OT:10-14)
今シーズン成績:31勝7敗
会場:ヤマト市民体育館前橋
入場者数:703人
【スターター】
広島:#2朝山正悟、#5山田大治、#18鵤誠司、#21コナー・ラマート、#24田中成也
群馬:#0小淵 雅、#15栗原奨太、#31アブドゥーラ・クウソー、#50梅津大介、#51根東裕隆
<試合レポート>
☆第1Q
両チーム昨日のゲームと同じスターターで挑む。展開も昨日同様に重たい立ち上がり。ディフェンスの激しい群馬に対し、広島は得点を伸ばせない。主導権を奪われそうなところで鵤が難しいシュートを決めるとそれをきっかけにエンダイ、山田、さらに朝山が3Pを決めて流れを引き寄せる。わずかにリードされ第2Qへ。13−14。
☆第2Q
昨日と同様にゾーンで守る群馬を突き崩したのは坂田だった。ミドルにインサイドに得点を重ねリズムを出す。展開にリズムが出てきて、お互い速いテンポで得点を取りあう。群馬はオフェンスリバウンドからセカンドチャンスを活かしてくる。広島はディロンがタフショットでバスケットカウントをもらい、リードして前半を終える。36−31。
☆第3Q
群馬はファストブレイクでリズムを生み出す。対し広島は山田のアシストからラマートが決めるなどリードを保つ。しかし鵤の不用意なターンオーバーから走られると、連続ポイントで1点差まで詰め寄られる。タイムアウトを取った広島だったが流れを止められず群馬#15栗原のシュートで逆転を許す。リードを広げたかった中でわずか1点リードで最終Qへ。50-49。
☆第4Q
ホーム群馬が逆転勝利へ集中力をみせる。リバウンドでチャンスを増やし得点につなげ、早々に逆転に成功する。守ってはゾーンで広島は中に入らせない。残り4:17で広島は鵤に代えて山田をコートに送りビッグラインナップで逆転勝利をたくす。しかし朝山、坂田の3Pが決まらず流れは変えられない。ラマート、山田のフリースロー失敗も響き残り1分で8点差と万事休す。この絶体絶命の危機を救ったのもラマートと山田だった。北川のフリースロー2本目をラマートがリバウンドを取ると、山田へ。山田が起死回生の3Pを決めて4点差とした。さらにタイムアウト後の攻撃をオフェンスリバウンドでつなぎ2点差。浮足立つ群馬のリスタートをディロンがスティールして持ち込み同点。土壇場から延長戦に持ち込んだ。72−72。
☆EX1
延長戦になんとか持ち込んだ広島だったが、ホームの後押しをうける群馬に対し劣勢に。最後までファイトしたが、タイムアップ。あと少しのところで勝利を逃した。最終スコア82−86。
昨日以上にタフなゲームとなり、今季2回目のオーバータイムにもつれる熱戦だった。残念ながら連勝は12でストップしたが、土壇場から追いついた気迫、執念は見事。アウェイの地で広島の意地をみせた。それでもリードする展開の中で第4Q逆転され敗戦となってしまったことに大いに反省しなければならない。3Pが決まらない中でいかにリングへアタックしていくか、粘り強く崩していくのか。まだまだステップアップできる部分はあるはずだ。ディフェンス面でも簡単に得点を許す場面も多く、集中したディフェンスを40分間継続していかなければならない。今日は坂田が爆発し今季初のチームハイで18得点。チームに大きな勢いを与えた。坂田が得点、リバウンドに絡める展開になると相手にとって大きな脅威となる。プレーオフをかけた戦いが本格的に始まる中で坂田の活躍に大きな期待がかかる。
次節はホームでアースフレンズ東京Zとの戦いだ。広島サンプラザホールの大声援でB2優勝のきっかけとなる勝利へ後押しをお願いします。連勝は止まったがホームではまだ15連勝中!地元の皆さまと勝利を分かち合い、いい流れをつくっていきましょう!! UNITED WE STAND!!
【主なスタッツ】
広島ドラゴンフライズ
◆得点
#7坂田央 18点
#5山田大治 13点
#21コナー・ラマート 11点
#11北川弘 10点
#12ダニエル・ディロン 10点
◆リバウンド
#11北川弘 7リバウンド
#21コナー・ラマート 7リバウンド
◆アシスト
#11北川弘 5アシスト
群馬クレインサンダーズ
◆得点
#55マーカス・カズン 21点
#31アブドゥーラ・クウソー 18点
#15栗原奨太 11点
#0小淵 雅 10点
◆リバウンド
#55マーカス・カズン 9リバウンド
#51根東裕隆 8リバウンド
#15栗原奨太 7リバウンド
#31アブドゥーラ・クウソー 7リバウンド
#1トーマス・ケネディ 5リバウンド
◆アシスト
#51根東裕隆 8アシスト
<ヘッドコーチコメント>
【広島ドラゴンフライズ】
☆佐古賢一HC
「全体的にリバウンドのシーンで、上手く点数を繋げられなかったのが原因で、最後追う展開になった。その中でも、選手達が良く我慢してディフェンスし、オフェンスに繋げて、時間と得点との兼ね合いをよく理解して戦えたのではないかと思う。我々にとっては、このような負け方はむしろプラスになる。長いレギュラーシーズンの中で、勝てばいいという問題では無く、負け方、敗因をしっかりと再認識しないといけない。今日まで12連勝してきたが、ここ最近、オフェンスリバウンドをかなり取られるケースがあって、展開もすごく苦しんでいた。この負けがリバウントに対する意識などの課題が浮き彫りにし、選手に現状を突き付けてくれたと思う。そういう意味では、この2試合、我々にとっては良いプラスの試合が出来たと思う。」
【群馬クレインサンダーズ】
☆平岡富士貴HC
「昨日の反省を選手達が45分間、チームルールを守ろうと、必死にチームの為に、勝利の為に戦ってくれたことが、勝つチャンスを貰えた、そして、たくさんのブースターの熱い後押しが無ければ、そのチャンスを勝ち取る事は出来なかったと思う。本当に感謝している。まだまだ波が激しいチームなので、今日の勝利を自信に変えられるようにもっともっと積み上げていきたい。」