11/27試合結果 広島87-58鹿児島
【11月27日(日)鹿児島レブナイズ戦ゲームレポート】
11月27日(日)に福山市緑町公園屋内競技場(ローズアリーナ)(広島県福山市)で行われました鹿児島レブナイズ戦。
<スコア>
B.LEAGUE B2 第9節
広島ドラゴンフライズ87-58鹿児島レブナイズ
(1Q:19-14,2Q:20-11,3Q:24-13,4Q:24-20)
今シーズン成績:14勝4敗
マンオブザマッチ:#24田中成也
会場:福山市緑町公園屋内競技場(ローズアリーナ)
入場者数:1307人
【スターター】
広島:#2朝山正悟、#5山田大治、#11北川弘、#21コナー・ラマート、#24田中成也
鹿児島:#3鮫島和人、#9山田安斗夢、#12藤田浩司、#14チュクゥディエベレ・マドゥアバム、#51安慶大樹
<試合レポート>
☆第1Q
昨日と同じく朝山、北川がスタートで起用され、守備からまずはリズムを作っていく。すると、田中、ラマートの連続3Pシュート、追い上げられた場面では朝山にも3Pが出て、広島がリードを広げていく。19−14。
☆第2Q
お互いにターンオーバが出て、リズムがつかめない展開で、広島はターンオーバで得たチャンスを得点に結びつける。エンダイ、坂田がファストブレイクで得点して、リード守る。少し流れが止まった部分で、北川、田中の粘り強く、そして走力で鹿児島にプレッシャーをかける。北川の3P も飛び出して、39−25で後半へ。
☆第3Q
後半の立ち上がりは朝山、山田の両ベテランが得点して一気に流れを引き寄せる。北川から山田へのナイスアシストも出て10連続ポイント。さらにコナーがアウトサイド、インサイドで得点を重ね、存在感を発揮する。それでもやはり今日のヒーローの田中のチームディフェンス、そしてリバウンドへの貢献が大きかった。63−38と大量リードで最終クォーターへ。
☆第4Q
追いすがる鹿児島はマーフィーを中心に追い上げをみせる。ここでようやく鵤の3Pが決まる!昨日0得点に終わった若き司令塔が4Qに3Pを2本沈めて勝負を決めた。残り1分で出場した岡崎も3Pを決め、最終スコア87-58。鹿児島から盤石のゲーム展開で連勝を挙げた。
思い起こせば1年前の11月29日、朝山がローズアリーナで行われた栃木戦で負傷退場。リハビリを乗り越え、再び同じコートに立ち、今年は自らの活躍でチームを勝利に導いた。島根戦での連敗をホームゲームでの連勝で払拭し、いよいよ次節は首位熊本ヴォルターズとの直接対決。熊本は現在破竹の13連勝と勢いは間違いなくBリーグでナンバーワン。この連勝を止め、首位に返り咲くのはドラゴンフライズだ! 前半戦の最大の山場、絶対に負けられないアウェイ2連戦。
鉄壁のディフェンスで熊本を抑えこんで絶対勝利へ!
共に闘いましょう!! UNITED WE STAND!!
【主なスタッツ】
広島ドラゴンフライズ
◆得点
#24田中成也 16点
#2朝山正悟 13点
#0アジーズ・エンダイ 12点
#21コナー・ラマート 10点
◆リバウンド
#0アジーズ・エンダイ 11リバウンド
#24田中成也 8リバウンド
#12ダニエル・ディロン 6リバウンド
◆アシスト
#11北川弘 5アシスト
#18鵤誠司 5アシスト
鹿児島レブナイズ
◆得点
#2タイメル・マーフィー 18点
#14チュクゥディエベレ・マドゥアバム 16点
◆リバウンド
#14チュクゥディエベレ・マドゥアバム 11リバウンド
#2タイメル・マーフィー 7リバウンド
#41松崎圭介 5リバウンド
◆アシスト
#9山田安斗夢 4アシスト
<ヘッドコーチ・選手コメント>
【広島ドラゴンフライズ】
☆佐古賢一HC
「出だしから3P シュートがいい形で入り、その相乗効果としてディフェンスも高い位置からしっかりとピックアップできていた。ゲームを通じて良いディフェンスがしっかりできたことが最大の勝因だと思う。我々は今日のような3Pシュートをたくさん打つようなチームスタイルではないので、インサイドとアウトサイドのバランスをしっかりと整えていきたい。次節の熊本戦では相手ビッグマンとのリバウンド争いにエンダイ、山田、ラマートの3選手が競っていき、相手にセカンドチャンスを与えないような展開になれば主導権を握って戦えると思う。挑戦者として思いっきりぶつかっていきたい。」
☆#2朝山正悟選手
「先週の悔しい連敗からしっかりと切り替えて、1つ1つ成長できるようにと今節は挑んだ。エンダイが入って新しいケミストリーが生まれる手応えも感じれた。昨日、今日とスターターで出場して第1Qの立ち上がりを意識して、結果、良い出だしが切れたと思う。熊本戦は間違いなく大一番になるが、やることは変わらないので、見直す部分はしっかりと見直して自分たちのバスケをやるだけ。」
☆#24田中成也選手
「自分の得点以上に、我々の生命線がチームディフェンスなので、アグレッシブにやっていくことを意識していた。出だしもだが、チームとしてまとまってディフェンスで相手を抑えることができた部分は合格点を与えられる。次節も自分の自然なプレー、普段練習でやっていることをゲームで表現できるように、気負い過ぎず、いつものルーティンで挑みたい。」
【鹿児島レブナイズ】
☆鮫島俊秀HC
「昨日にコメントさせて頂きました通り、前半は自分から輝ける若い選手がいなかったので不満が残ったが、後半は片鱗が出てきて、若手がトライできるようになったことが収穫。この広島の多くのファンの皆さまの前で、鹿児島が全力でプレーする姿、広島を相手に食らいついていく姿をお見せできて良かった。」