2/10(土)試合結果 広島72-66奈良
【2月10日(土)B2第19節GAME1 バンビシャス奈良戦ゲームレポート】 2月10日(土)にならでんアリーナ(奈良県奈良市)で行われましたバンビシャス奈良戦。 <スコア> B.LEAGUE 2017-18 B2 広島ドラゴンフライズ72-66バンビシャス奈良 (1Q:20-18,2Q:22-12,3Q:14-8,4Q:16-28) 会場:ならでんアリーナ 入場者数:948人 シーズン成績:18勝17敗(B2西地区4位) 【スターター】 広島:#5山田大治、#7坂田央、#11北川弘、#13クリント・チャップマン、#24田中成也 奈良:#0澤岻直人、#6チリジ・ネパウエ、#13小松秀平、#15寺下太基、#24本多純平 <試合レポート> ☆第1Q ホーム福岡戦が1勝1敗となり、プレーオフ進出へは厳しい状況に変わりはない。しかしチャンスがある限り、あきらめず、一戦一戦を全力で勝ちにいくのみだ。スターターはおなじみとなったメンバー。ゲームは立ち上がり奈良のアグレッシブなプレイにリードを許す。それでも粘って、チャップマンのドライブ、田中のフリースローで繋ぎ、田中の3Pで追い上げにかかる。すると仲摩のスティールからチャップマンが速攻を決めAND1。終了間際にも坂田のスティールも出て流れをつかんで20-18とリードを奪う。 ☆第2Q 奈良の高さのある外国籍の2選手を考え、広島もチャップマンとコッツァーでインサイドを固める。これが功を奏し、リバウンドから得点を伸ばす。朝山が3Pを決めて、33-22と点差が開いていく。奈良もゾーンディフェンスで広島を封じにかかる。それでも仲摩のスティールがここでも出て、自らの速攻で追加点を奪う。奈良は3Pが決まらず苦しいが、スティールから速攻を決めるなどディフェンスの集中は切らさない。タイムアウト後に田中の3Pで広島のリードが広がって後半へ。42-30。 ☆第3Q 1、3Qで苦しむ今季の広島だが、今日は違った。3Qでもディフェンスから主導権を握り続ける。オフェンスでは前節から調子を上げてきている田中の3Pが効果的に決まる。北川もアシストでリズムを生みだす。結局このクォーターは選手交代をすることなく、坂田、北川、チャップマン、田中、仲摩の5選手が10分間高いパフォーマンスを見せて最終クォーターへ。56-38。 ☆第4Q 田中、村上の3Pが決まって62-42と20点差に広げたが、ここから奈良が執念の追い上げをみせる。奈良#13小松の連続3P、さらに#6ネパウエの得点で詰め、俄然奈良に勢いが傾く。ここで北川をコートに戻して、チャップマンとコッツァーの2ビッグでインサイドから立て直しを図る。それでも残り1:13に奈良#13小松の3Pで72-64、あわやの展開になってくる。しかし続く奈良#1樋口の狙った3Pが決まらず追い上げ及ばずタイムアップ。奈良の怒涛の追い上げをかわして、広島が勝利をつかみとった。最終スコア72-66。 第4Qを除いて主導権を握り、自分たちのペースで試合を進めた。リバウンドでも外国籍選手を中心にしっかり抑えることができた。不要なターンオーバーも少なく、逆にスティールからの速攻で勢いを生み出した。強気に攻める姿勢も崩すことなく、フリースローをもらって得点をつないだ。朝山、山田を休ませることができたのも大きい。しかし奈良も#3石橋選手が兼任HCとなった新体制として、初勝利を挙げるため今日以上のエナジーをもって明日は挽回してくるだろう。そのさらに上をいくエナジーで連勝を挙げたい。まだまだプレーオフをあきらめるわけにはいかない。BE ONE!UNITED WE STAND!!一戦一戦に全てをかけろ! 【主なスタッツ】 広島ドラゴンフライズ ◆得点 #24田中成也 20点 #13クリント・チャップマン 16点 ◆リバウンド #13クリント・チャップマン 12リバウンド #42ケビン・コッツァー 8リバウンド #24田中成也 5リバウンド ◆アシスト #11北川弘 5アシスト バンビシャス奈良 ◆得点 #6チリジ・ネパウエ 19点 #13小松秀平 15点 #24本多純平 13点 ◆リバウンド #2ゲイリー・ハミルトン 14リバウンド #6チリジ・ネパウエ 12リバウンド #1樋口真斗 5リバウンド ◆アシスト #2ゲイリー・ハミルトン 5アシスト <ヘッドコーチコメント> 【広島ドラゴンフライズ】 ☆#2朝山正悟HC 「」※コメントは後日追加 【バンビシャス奈良】 ☆#3石橋晴行HC 「」※コメントは後日追加 【ネクストホームゲーム】
2018-02-10
2/4(日)試合結果 広島67-71福岡
【2月4日(日)B2第18節GAME2 ライジングゼファー福岡戦ゲームレポート】 2月4日(日)に呉市総合体育館(広島県呉市)で行われましたライジングゼファー福岡戦。 <スコア> B.LEAGUE 2017-18 B2 広島ドラゴンフライズ67-71ライジングゼファー福岡 (1Q:18-22,2Q:17-27,3Q:19-15,4Q:13-7) 会場:呉市総合体育館(オークアリーナ) 入場者数:1931人 シーズン成績:17勝17敗(B2西地区4位) 【スターター】 広島:#5山田大治、#7坂田央、#11北川弘、#13クリント・チャップマン、#24田中成也 福岡:#5山下泰弘、#8薦田拓也、#11エリック・ジェイコブセン、#21加納督大、#41加納誠也 <試合レポート> ☆第1Q 大事なGAME2。今日の戦い、そして勝利が次につながる。立ち上がり福岡の3連続ポイントで0-6でスタートするもチャップマンの3P、田中の3Pがリングに嫌われたところをダンクでねじこみ食らいつく。それでも今日の福岡は昨日よりも強気だった。福岡#21加納のジャンパー、ターンオーバーからのファストブレイクで流れは福岡へ。福岡はディフェンスでプレスをかけて広島はショットを打たされるような展開が続く。それでも田中の3Pとフリースローをつないで18-22で第2Qへ。 ☆第2Q 福岡は大黒柱#11ジェイコブセンがコートをかけめぐり、チームを引っ張る。ディフェンスでもゾーンプレスで広島を抑えにかかる。朝山の3Pも、すぐに福岡#11ジェイコブセンに返される。しかし待望の仲摩の3Pが決まって会場は盛り上がる。しかし前半は広島に勢いが出ない。福岡#5山下がコートに立つと流れは福岡に。北川が連続ターンオーバーを許し、失点につながる。挽回すべく北川も3Pを決めるも点差が広がり35-49。 ☆第3Q 広島で躍動したのは、ここまでシュートタッチがとれていなかった田中だった。鮮やかに3Pを決めて流れを作る。チャップマンがブロックショットで気迫を見せ、北川のファストブレイクで点差を詰めていく。その矢先に仲摩が負傷交代、会場が騒然となる。さらにベンチへのテクニカルファウルも宣告され掴んだ流れが離れていく。ここでも田中が3Pで嫌な空気を切り裂き、コッツァーがゴール下でエナジーを見せて、あきらめない姿勢から逆転へ闘志が再び燃え上がる。54-64で最終クォーターへ。 ☆第4Q 第3Qの良い流れをそのままに広島が連続ポイントで追い上げる。コッツァーが軸になってチームを支える。ディフェンスではここ一番の集中力で福岡をタフショットに追い込む。オフェンスではドリスドムが持ち味のドライブで勢いをつけ、第3Qから数えて怒涛の連続15ポイントで残り5:43で点差は62-64まで詰まった。そしてついに残り2:37で朝山の3Pが決まって67-66と逆転、ゲームをひっくり返した。結果的にはこの勝負どころで次の1本を決めきれなかったことが響いた。福岡に逆転を許すとターンオーバー、福岡のフリースローからのリバウンドが取れずに追いつくことができずに試合が終了した。最終67-71。 年に一度の呉開催で呉レコードとなる1931人という多くのファンがアリーナに詰めかけた。それだけになんとか逆転勝利し、喜びを分かち合いたかった。前半と後半ではまるで別のチームのような変わり様となり、前半の失点が悔やまれる展開となった。やはりターンオーバーからの失点が痛かった。福岡のゾーンプレスに対して対応しきれず、ハーフコートになったときに良い形で攻めきれなかった部分は大いに反省点だ。田中のシュートの復調はチームにとって好材料だ。ディフェンスでも非常に献身的にプレイしていただけにオフェンスでも結果が出ると、大きなアドバンテージがとれる。呉市出身の仲摩がアクシデントもあり、プレイタイムが短くなってしまったが、地元のファンの前でショットを決め、ディフェンスでも奮闘する姿を見せた。ギリギリで逆転し、勝利をつかむところもまで追い上げたが、あと一歩が足りなかった。しっかり反省するべきところは直して、後半のような集中したプレイを40分間続けられるようにステップアップしていきたい。プレーオフ進出へ連勝が欲しい。BE ONE!UNITED WE STAND!!一丸となって戦いましょう! 【主なスタッツ】 広島ドラゴンフライズ ◆得点 #24田中成也 19点 #42ケビン・コッツァー 12点 #2朝山正悟 10点 ◆リバウンド #42ケビン・コッツァー 12リバウンド #3テレンス・ドリスドム 11リバウンド ◆アシスト #5山田大治 6アシスト ライジングゼファー福岡 ◆得点 #11エリック・ジェイコブセン 20点 #8薦田拓也 20点 #5山下泰弘 15点 #21加納督大 10点 ◆リバウンド #10ファイ・パプ月瑠 13リバウンド #5山下泰弘 7リバウンド #11エリック・ジェイコブセン 5リバウンド ◆アシスト #5山下泰弘 6アシスト <ヘッドコーチ・選手コメント> 【広島ドラゴンフライズ】 ☆#2朝山正悟HC 「非常に悔しいゲーム。内容として前半は自分たちのバスケットができず、後半立て直したが、やるべきことを2日間通してできないところが弱さ。自分たちのプレイを感情に流されずにコントロールできるようにならないといけない。前半と後半でこれだけ失点の多さも違うようなチームだと、やはり安定して勝つのは難しいと思う。17点差がついた中でも最後までしっかり戦えたのは良かったが、こういうゲームを勝てるチームにステップアップしていきたい。呉に集まってくれたファンに連勝を見せたかったので、非常に悔しい。」 ☆#24田中成也 「この試合の決め手は前半。昨日の良い部分を今日できなかった。どうやったら良いゲームを続けられるのか、一人一人の意識、覚悟にかかっていると思う。残りゲームが少なくなってきている中で、メンタルの部分を改善できないとシーズンが終わってしまう。個人としては、今日のゲームでアグレッシブさを出せたと思う。自分はこのチームで起爆剤的な立場だと思っているので、今日のような感覚を忘れないで継続してチームの勝利に貢献したい。」 【ライジングゼファー福岡】 ☆河合竜児HC 「故障者を抱える中で同一カードの連敗を避けられたことは良かった。選手それぞれが奮起して戦ってくれたことで掴んだ勝利。もう少しフリースローが決まっていれば、もう少し楽に勝てたと思う。ここに主力2人がカムバックすればチームはさらに良くなるだろう。個人的には第3,4Qのチームの回し方で反省している。昨日はチームに危機感が足りず、なんとかなるだろうという安易な気持ちでゲームに入っていた部分が選手にあった。その部分を今日はゲーム前に、B1昇格のために連敗はできないということで発破をかけた。」 【ネクストホームゲーム】
2018-02-04
2/3(土)試合結果 広島65-58福岡
【2月3日(土)B2第18節GAME1 ライジングゼファー福岡戦ゲームレポート】 2月3日(土)に呉市総合体育館(広島県呉市)で行われましたライジングゼファー福岡戦。 <スコア> B.LEAGUE 2017-18 B2 広島ドラゴンフライズ65-58ライジングゼファー福岡 (1Q:16-13,2Q:22-15,3Q:14-13,4Q:13-17) 会場:呉市総合体育館(オークアリーナ) 入場者数:1618人 マンオブザマッチ:#11北川弘 シーズン成績:17勝16敗(B2西地区4位) 【スターター】 広島:#5山田大治、#7坂田央、#11北川弘、#13クリント・チャップマン、#24田中成也 福岡:#5山下泰弘、#7北向由樹、#8薦田拓也、#11エリック・ジェイコブセン、#41加納誠也 <試合レポート> ☆第1Q 後半戦アウェイでの4ゲームを終えて久しぶりにホーム広島に戻ったドラゴンフライズ。呉市での開催となるゲームは西地区首位の福岡との対戦。スターターは前節GAME2と同じく山田とチャップマンを起用。対して福岡は得点源の#22ペッパーズを怪我で欠き、#10パプ月瑠は温存してのベンチスタート。ゲームは立ち上がりから広島のタフなディフェンスが冴える。北川が3P、タフショットを決めるなど強気の攻めを見せる。チャップマンの3Pも決まって16-13でリードを奪う。 ☆第2Q 主導権を握ったのは広島。北川の3P、ディフェンスリバウンドからボールプッシュしてドリスドムが速攻を決める。さらにディフェンスでは福岡の24秒バイオレーションを取って、攻守ががっちり噛み合う。北川が自らレイアップで持ち込んで得点も決めるなど、プレイでチームを引っ張る。残り4:58には朝山が3PでAND1の4点プレイを決め、続いてドリスドムがオフェンスリバウンドをねじ込んで点差を10点まで広げる。前半終了間際にはチャップマンのブザービーターで3Pも決まって38-28。 ☆第3Q 広島は足をつかい、福岡をタフショットに追い込む厳しいディフェンスを続ける。福岡は速い展開から打破しようとペースを変えてくるも、北川のスティールからの速攻で流れを引き戻す。残り6:11に山田が4ファウルで交代を余儀なくされると、福岡は#10パプ月瑠を交代しオンザコート2状態に。広島は田中がアクシデントで一時交代するなど厳しい時間帯も耐えて、しっかり流れを繋いでいく。北川がフロアに顔を打ち付け、歯が折れるアクシデントも、逆にチームの士気を高め52-41と、なおリードして最終クォーターへ。 ☆第4Q 逆転にアクセルを踏む福岡に対して、ディフェンスではさらに足を動かし、声をかけあい我慢する。北川が治療から戻ると早速にスティールからの速攻を見せるなど、負傷の影響を感じさせない。それでも首位福岡の底力はあなどれない。福岡#21加納のレイアップ、#8薦田の3Pで追い上げる。さらに北川がテクニカルを取られるなど嫌な流れ。ここはなんとか守り切るも、福岡#11ジェイコブセンのファストブレイクからのダンクで59-53と迫ってくる。朝山がタイムアウトで仕切り直す。この勝負どころを気力で守り切ると、最後まで気を抜かずに65-58で勝利を飾った。 連敗を止める価値ある一勝を呉で挙げることができた。集中したディフェンスで終始主導権を握り、北川を中心にメリハリをつけたオフェンスで得点を積み上げた。なにより気迫に満ちたアグレッシブな姿勢が良かった。ディフェンスでも球際に厳しく、連携を取ってパスコースを消した。ルーズボールに対しても執念が出た。途中、ヒートアップする場面も冷静になってプレイに集中できたことも良かった。この勝利をきっかけに、明日も広島らしい泥臭いバスケットで勝利してB1への道を切り開きたい。BE ONE!UNITED WE STAND!!一丸となって戦いましょう! 【主なスタッツ】 広島ドラゴンフライズ ◆得点 #11北川弘 20点 #3テレンス・ドリスドム 13点 #13クリント・チャップマン 12点 #2朝山正悟 10点 ◆リバウンド #13クリント・チャップマン 10リバウンド #11北川弘 7リバウンド #42ケビン・コッツァー 5リバウンド ライジングゼファー福岡 ◆得点 #11エリック・ジェイコブセン 20点 #8薦田拓也 13点 ◆リバウンド #11エリック・ジェイコブセン 14リバウンド #10ファイ・パプ月瑠 7リバウンド #5山下泰弘 5リバウンド #41加納誠也 5リバウンド ◆アシスト #11エリック・ジェイコブセン 6アシスト <ヘッドコーチ・選手コメント> 【広島ドラゴンフライズ】 ☆#2朝山正悟HC 「後半戦の初勝利をホームで挙げることができてホッとしている。今日は入りもよく、2Qもいい流れで戦うことができ、3Qは課題がある部分でもたつき、最後ももっと煮詰めていかないといけない。福岡に勢いがあれば、ひっくり返されていたゲームだった。全体としては我慢するべきところで耐えて、ステップアップするためにも勝てて良かった。4連敗したことを誰も悲観することなく、しっかり戦う姿勢をつくれている。北川はカラダをはる、ボールプッシュ、足を動かしてボールをひっかけるなど良い部分を出してくれた。個人的には久しぶりに良い北川を見たという感じ。これぐらいはコンスタントにできる選手なので、大事な部分のターンオーバーなどをしっかり修正して、この先も良さを全面に出していって欲しい。」 ☆#11北川弘 「負けが続いている中で首位福岡と対戦して、まだまだ戦えるチームだということをホームで見せたかった。チームを鼓舞して、カラダを張ることが今日自分にできるベストだと思った。ここまで自分でも消化不良な状態が続いて、メンタル面でも守りに入った部分もあったと思うが、縮こまっている場合じゃないと、気持ちのギアを上げて臨むことができた。みんなの気持ちも非常に高く、全体として気持ちの入ったゲームだった。(怪我した場面について)顔面から落ちた。今日の勝利に比べたら安いものだ。このあと治療に行ってくる。」 【ライジングゼファー福岡】 ☆河合竜児HC 「ペッパーズがいない中で、非常にもったいない結果になった。前半が悔やまれる。ディフェンスではミスがあったものの、フルメンバーの広島を相手に65点に抑えられたことは自信につながる。オフェンスではペッパーズの欠場が響いたと思う。目先の勝利はもちろん欲しいが、B1を目指す上で、それとB1に上がってからの見据えて、年末はエリックがいない中で、今日はペッパーズがいない中で戦うことは必ず財産になる。連敗したことは痛いが、この中であがいて、どのような糧にしていくのかが課題になってくる。今日は広島が良いディフェンスをしていたので、打破するために工夫をしたい。明日勝つために何ができるのか、戻ってから選手と一緒に考える。」 【ネクストホームゲーム】
2018-02-03
1/28(日)試合結果 広島68-86香川
【1月28日(日)B2第17節 GAME2 香川ファイブアローズ戦ゲームレポート】 1月28日(日)に高松市総合体育館(香川県高松市)で行われました香川ファイブアローズ戦。 <スコア> B.LEAGUE 2017-18 B2 広島ドラゴンフライズ68-86香川ファイブアローズ (1Q:10-15,2Q:15-15,3Q:18-27,4Q:25-29) 会場:高松市総合体育館 入場者数:984人 シーズン成績:16勝16敗(B2西地区4位) 【スターター】 広島:#5山田大治、#7坂田央、#11北川弘、#13クリント・チャップマン、#24田中成也 香川:#0大澤 歩、#2レジナルド・ウォーレン、#41高田秀一、#88木村啓太郎、#99筑波拓朗 <試合レポート> ☆第1Q 昨日の敗戦を受けてスターターを入れ替えた広島。山田が久しぶりにスタート、チャップマンもコッツァーに替わって入った。ゲームは序盤その山田の得点で広島がリードを奪うも、香川#41高田の3P、#2ウォーレンのファストブレイクで、あっという間に逆転を許す。その後はお互いにショットの精度を欠き得点が伸びない。広島は3Pがことごとく決まらずリズムに乗れない。10-15。 ☆第2Q 第2Qに入っても広島はペースをつかめず、昨日と同様に香川の外国籍選手を軸にしたオフェンスに次第に主導権を握られる。香川#15ブランドンの3Pを含む、香川の13連続ポイントで一気に点差は14点の14-28。それでも仲摩がスティールからの速攻、4点プレイの3Pを決めて気を吐く。25-30で後半へ。 ☆第3Q オフェンスで苦しい広島だったが、後半に入って気迫がプレイににじむ。山田のアシストを軸に追い上げムードが高まるが、香川#41高田のAND1、スティールからの#99筑波のファストブレイクで広島は主導権を取り損ねる。ここで広島はタイムアウト。しかしその後も香川に走られ再び点差は10点。田中が3Pを決めても、香川#2ウォーレンが3Pを連続で決めて、逆に点差は広がっていく。広島は山田が外国籍選手とのマッチアップながらもディフェンスで踏ん張りを見せるなど、前半に比べて執念を見せるも、香川も慌てることなく得点を積み重ねていく。43-57。 ☆第4Q 後が無くなった広島だったが、北川が立ち上がり早々に4ファウルとなり交代を余儀なくされる。さらにターンオーバーから香川の速攻、ディフェンスリバウンドからの速攻で点差は20点まで広がる。広島は3Pを狙うがタッチは取れず追い上げる推進力が生まれない。残り5分なんとか逆転勝利へ朝山が3Pをねじ込むなど、巻き返しをかけて攻守で奮戦するも、点差は縮まらず、このまま敗戦。最終スコア68-86。アウェイ4連戦は4連敗という厳しい結果となった。 昨日以上の点差の開いた完敗だった。香川が終始主導権を握り続け、広島が勢いづくポイントをいなして点差を広げられた。広島とすれば頼みの綱の3Pを思いきりよく打っていった場面もあったが、望んだ結果にならなかった。オフェンスではオプションの少なさが露呈している。外国籍選手を抑え込まれ、コッツァーが0得点、ドリスドムが2得点と香川と明暗が分かれた。これによりペイントでの得点が伸びず苦し紛れのショットが増えた。ディフェンスリバウンドからの香川の速い展開に後手を踏んだ。後半見せた粘り、勝利への執念を40分間続けることができていれば、違った結果になっていたかもしれない。 これで貯金がなくなり、ワイルドカード圏内の熊本とのゲーム差が7となった。しかしこの敗戦をしっかりと教訓として、チームがステップアップできれば、まだまだあきらめるには早い。次節の福岡をどんな展開であっても倒して、反転攻勢のきっかけをつかみたい。呉で広島のチャレンジャーとしての魂をぶつける。共に闘いましょう!BE ONE!UNITED WE STAND! 【主なスタッツ】 広島ドラゴンフライズ ◆得点 #2朝山正悟 16点 #24田中成也 14点 #5山田大治 12点 #36仲摩匠平 11点 ◆リバウンド #3テレンス・ドリスドム 9リバウンド #5山田大治 7リバウンド #42ケビン・コッツァー 6リバウンド #24田中成也 5リバウンド ◆アシスト #24田中成也 5アシスト 香川ファイブアローズ ◆得点 #2レジナルド・ウォーレン 17点 #15モンテ・ブランドン 15点 #31アブドゥーラ・クウソー 15点 #41高田秀一 10点 ◆リバウンド #31アブドゥーラ・クウソー 10リバウンド #2レジナルド・ウォーレン 8リバウンド #15モンテ・ブランドン 8リバウンド ◆アシスト #0大澤 歩 6アシスト <ヘッドコーチコメント> 【広島ドラゴンフライズ】 ☆#2朝山正悟HC 「昨日の敗戦から何か流れを変えるために、スタートを替えたり、違いをつけてみたが、うまくいかなかった。自分自身、責任を感じている。」 【香川ファイブアローズ】 ☆衛藤晃平HC 「前半は我慢してセカンドメンバーを中心にして、3Q休ませた選手で勝負というゲームプランで、その通り選手が躍動してくれた。チームとしてここまで上がってきた良い意味での驚きと、新年1発目のホームゲームを取れた安堵感が大きい。」 【次回のホームゲーム】
2018-01-28
1/27(土)試合結果 広島67-77香川
【1月27日(土)B2第17節 GAME1 香川ファイブアローズ戦ゲームレポート】 1月27日(土)に高松市総合体育館(香川県高松市)で行われました香川ファイブアローズ戦。 <スコア> B.LEAGUE 2017-18 B2 広島ドラゴンフライズ67-77香川ファイブアローズ (1Q:20-16,2Q:12-20,3Q:15-19,4Q:20-22) 会場:高松市総合体育館 入場者数:651人 シーズン成績:16勝15敗(B2西地区4位) 【スターター】 広島:#7坂田央、#11北川弘、#24田中成也、#36仲摩匠平、#42ケビン・コッツァー 香川:#0大澤 歩、#2レジナルド・ウォーレン、#41高田秀一、#88木村啓太郎、#99筑波拓朗 <試合レポート> ☆第1Q 後半戦スタートとなった熊本戦では連敗を喫し、厳しい出だしとなった。連敗を払拭するような内容で香川をアウェイで倒し、反転攻勢のきっかけをつかみたい。スターターはこれまでと同じ。ゲームは広島の3Pショットが決まらず得点の動かない重たい展開でスタートする。坂田、北川がアタックしてフリースローを得ることで得点をつないでいく。香川のエース#2ウォーレンが3Pを決めると、広島も負けじと仲摩、田中が3Pを返して、流れを引き寄せる。攻守でコッツァーがインサイドで存在感を示し、香川の外国籍選手を起点としたオフェンスを封じる。20-16とリードして第2Qへ。 ☆第2Q 香川が持ち味のリバウンドからの速攻で流れを引き寄せる。残り7:28で香川#31クウソーのダンクがファストブレイクで決まり22-22と同点になったところで、広島がタイムアウト。ここからクロスゲームの展開に。香川は#2ウォーレンが入ると選択肢が増えて勢いが出てくる。北川のアンスポーツマンライクファウルが絡んで、逆転されると、香川#0大澤のスティールから#2ウォーレンのファストブレイクが出て、勢いをつけられて前半を折り返す。32-36。 ☆第3Q 立ち上がり2分間で7得点をディフェンスリバウンドから連続で取られ32-43となり、早めのタイムアウト。後半いきなり主導権を握られてしまう。それでもここからコッツァーがインサイドで得点をつないで、北川のボールプッシュからの速攻で追い上げる。ディフェンスでもゾーンを敷くなど、守れていたが、ファウルトラブルで交代を余儀なくされる。追い上げをみせたいクォーターだったが、逆に離され47-55。 ☆第4Q ここまで主導権が取れていない広島だったが、ドリスドムがリズムを作る。ドリスドムのジャンパー、フローターで53-56と追い上げるものの、自らのターンオーバーで流れが止まる。さらにエンドボールからのターンオーバーも出て、53-61と差が広がってしまった。残り7:34で2回目のタイムアウト。しかし残り5:58で香川#15ブランドンの豪快なダンクが決まって55‐63と香川が追い打ちをかける、という流れで、このダンクでリングにトラブル。急きょゴールを替えるためゲームは中断となった。約30分の中断時間で仕切り直したかった広島。結果、チャップマンの得点、朝山の3Pで4点差までは追い上げたものの、逆転には及ばず。67-77で敗戦となった。 2018年はスタートから痛恨の3連敗となった。香川の外国籍選手を軸に、日本人選手が足を動かした速い展開で、リズムを作っていくバスケットに後手を踏んだ。ディフェンス面での反省もあるが、オフェンスで簡単に守られてしまっている。しっかりスクリーンをかけて、フリーをつくるなど、連携面での課題が浮き彫りになっている。3Pに頼らないオフェンスを構築しなければ、勝利を積み上げていくことはできない。今日はターンオーバーの質も悪かった。不用意なターンオーバーから失点を重ねた。ルーズボールへの執念、勝負どころでの焦り、集中力の欠如、メンタルのタフさの足りなさが出てしまった。しかしここで立ち止まるわけにはいかない。目指すB1昇格を果たすため、明日の香川ファイブアローズとの再戦に気持ちを切り替え、連敗の嫌な流れを払拭する会心のゲームを全員で作りたい。そうすれば結果はついてくる。明日、全てをかけるつもりでファイトする!共に闘いましょう!BE ONE!UNITED WE STAND! 【主なスタッツ】 広島ドラゴンフライズ ◆得点 #42ケビン・コッツァー 13点 #2朝山正悟 11点 #3テレンス・ドリスドム 11点 ◆リバウンド #3テレンス・ドリスドム 7リバウンド #42ケビン・コッツァー 7リバウンド #7坂田央 5リバウンド ◆アシスト #11北川弘 11アシスト 香川ファイブアローズ ◆得点 #2レジナルド・ウォーレン 19点 #31アブドゥーラ・クウソー 16点 #15モンテ・ブランドン 14点 #0大澤 歩 12点 ◆リバウンド #2レジナルド・ウォーレン 9リバウンド #15モンテ・ブランドン 6リバウンド #31アブドゥーラ・クウソー 6リバウンド #41高田秀一 6リバウンド ◆アシスト #0大澤 歩 7アシスト <ヘッドコーチコメント> 【広島ドラゴンフライズ】 ☆#2朝山正悟HC 「今日は自分たちが先週2連敗をして、戦う姿を見せないといけない中での敗戦となり、純粋に悔しいゲームになった。敗因として、相手にフリースローを37本与えて、自分たちは14本しか受けられなかった部分の差が出たかと思う。ターンオーバーも多かったので、しっかり修正しないといけない。」 【香川ファイブアローズ】 ☆衛藤晃平HC 「久々のホームゲームを白星でスタートを切れたことはすごく嬉しい。スタッツからアシストがほとんどの選手から出ていること、フリースローラインにまんべんなく立っていることなど、選手全員が躍動してくれた結果だと思う。ディフェンスについてもラッキーな部分もあったが、チームディフェンスが浸透してきたのではないかと思う。明日は広島もシュートを決めてくると思うので、チームディフェンスの基本に立ち戻って、明日のゲームを迎えたい。」 【次回のホームゲーム】
2018-01-27
1/21(日)試合結果 広島76-88熊本
【1月21日(日)B2第16節 GAME2 熊本ヴォルターズ戦ゲームレポート】 1月21日(日)に熊本県立総合体育館(熊本県熊本市)で行われました熊本ヴォルターズ戦。 <スコア> B.LEAGUE 2017-18 B2 広島ドラゴンフライズ76-88熊本ヴォルターズ (1Q:15-27,2Q:26-20,3Q:15-21,4Q:20-20) 会場:熊本県立総合体育館 入場者数:1605人 シーズン成績:16勝14敗(B2西地区4位) 【スターター】 広島:#7坂田央、#11北川弘、#24田中成也、#36仲摩匠平、#42ケビン・コッツァー 熊本:#1中西良太、#2古野拓巳、#7小林慎太郎、#8ジョッシュ・ドゥインカー、#11福田真生 <試合レポート> ☆第1Q 昨日のGAME1の敗戦から修正ができるのか、広島の対応力が試される一戦。プレーオフ進出に負けるわけにはいかない。スターターはお互いに昨日と同様。ゲームは立ち上がりから熊本#2古野が流れを作る。アシスト、ドライブで2-8と熊本ペース。それでも今日も積極性が光った坂田の3Pで反撃。しかし主導権を握れない広島は、逆に熊本#8ドゥインカーに3Pを返されてしまう。さらに熊本#2古野、#7小林の3Pも決まって点差が開いていく。残り1:17にターンオーバーからファストブレイクを奪われ13-23と10点差まで開く。15-27。 ☆第2Q 流れを変えたい広島はドリスドムがしかける。山田のAND1で追い上げるも、速い展開から熊本#30ウッドベリーが勢いづく。広島はチャップマンがショットを狙う。残り5:22でドリスドムに代えてコッツァーを送る。フロアバランスが良くなった広島はリバウンドが取れるようになる。フリースローで得点をつなぎ11連続ポイントを挙げて追い上げる。チャップマンは2Qだけで16得点と期待に応える。ビハインドを縮め41-47で後半へ。 ☆第3Q 通常の後半出だしのコッツァーではなくチャップマンがそのままコートに立った広島。しかし主導権を握れず、反撃の糸口を見出すことができない。武器の3Pはことごとくリングに嫌われディフェンスリバウンドを与え熊本ペース。広島も村上、山田ら後から入るメンバーも奮戦するも、56-68で最終クォーターへ。 ☆第4Q 最終クォーターに入っても状況は変わらない。熊本#2古野の3P、アシストから#1中西、#30ウッドベリーの3Pと縦横無尽。残り6:10で熊本にアンスポーツマンライクファウル、テクニカルベンチファウルと乱れをみせたが、このチャンスにも広島はフリースローを1本しか決められず、チャンスを活かしきれない。熊本#30ウッドベリーの3P、残り5:27#2古野のスティールからのファストブレイクで64-83。いよいよ追い込まれる広島。安定したゲーム運びの熊本は#8ドゥインカーがゲームを落ち着かせ広島にチャンスを与えない。最後まで熊本に主導権を握られ76-88で試合終了。手痛い連敗を喫した。 厳しい週末となった。ライバル熊本を相手にディフェンスが機能せず、失点を重ねて連敗となった。昨日と同様に第1、3Qで負け越し完敗。今日はオフェンスリバウンドで頑張りを見せるも、やはりリバウンド、そしてその前のショットまでの流れを自分たちで作れなかった。外のショットを決めきれなかったことは悔やまれるが、やはりディフェンスから粘り強く戦う気持ちが足りなかった。終始熊本にペースを握られた中で、自分たちで流れを引き寄せるきっかけを作りたかった。 シーズンは30ゲームを残しここが折り返し地点。まだ30ゲーム。この敗戦も糧にして、チームがまとまり、ステップアップして前に進むしかありません。逆転プレーオフ進出、B1昇格を果たすためにも、残り半分に全てをかける覚悟で挑んでいきましょう。BE ONE!UNITED WE STAND! 【主なスタッツ】 広島ドラゴンフライズ ◆得点 #13クリント・チャップマン 26点 #7坂田央 17点 ◆リバウンド #13クリント・チャップマン 12リバウンド 熊本ヴォルターズ ◆得点 #30テレンス・ウッドベリー 21点 #8ジョッシュ・ドゥインカー 16点 #2古野拓巳 11点 #7小林慎太郎 11点 ◆リバウンド #8ジョッシュ・ドゥインカー 11リバウンド #2古野拓巳 6リバウンド #14ジョーダン・ヴァンデンバーグ 6リバウンド #11福田真生 5リバウンド ◆アシスト #2古野拓巳 10アシスト <ヘッドコーチコメント> 【広島ドラゴンフライズ】 ☆#2朝山正悟HC 「今日も昨日に続いて熊本にいいバスケットをされてしまい、自分たちは受ける形になってしまい悔しい結果になった。 立ち上がり重くなって熊本に走られる展開になってしまったので、後半はそれを少しでも抑えられるように、調子のいい選手を後半のスタートに出した。 1・3Qは固さなのか、バランスが崩れたところが悔やまれる。自分たちの課題が見えた2試合になった。 2・4Qは思いきってオフェンスでゴールを狙う姿勢が出てリズムが生まれ、ディフェンスでも覇気を出せた。 熊本の攻撃の7,8割は古野選手からで、2日間いいようにやられてしまった。 昨日はアシスト12、今日も10取られた。 得点でも、高確率で苦しいところで彼が中心となってやられてしまったし、ホットマンを作ったのも古野選手だと思う。 そこにしっかりとアジャストできなかったのが敗因だと思う。」 【熊本ヴォルターズ】 ☆保田尭之HC 「昨日2Qでディフェンスがソフトになったり、オフェンスでうまく回らなかったところがあって拮抗した後半戦になったという反省点を活かしたかった試合。 1・3Qのスタートのメンバーはアグレッシブなディフェンスから点差に繋がったと思う。2・4Qは相手もスコアラーをより多く出してくるので、ある程度得点を許していかなければいけない所はあると思うが、チームのルールとして守ることを守りながら、走る展開をしなければいけない。 2BIGに対して、4Qで中西選手がチャップマン選手に対して厳しくつけたことが、20-20に抑えられたポイントだと思う。できるだけリングから遠いところでボールを持たせるように、チームとして徹底できたと思う。 また後半戦最初の試合だったという事が、これから後半戦のエンジンになって、自分たちの方向性がはっきりできたので、走っていくだけだと思う。」 【次回のホームゲーム】
2018-01-21
1/20(土)試合結果 広島86-97熊本
【1月20日(土)B2第16節 GAME1 熊本ヴォルターズ戦ゲームレポート】 1月20日(土)に熊本県立総合体育館(熊本県熊本市)で行われました熊本ヴォルターズ戦。 <スコア> B.LEAGUE 2017-18 B2 広島ドラゴンフライズ86-97熊本ヴォルターズ (1Q:8-19,2Q:26-20,3Q:22-35,4Q:30-23) 会場:熊本県立総合体育館 入場者数:1478人 シーズン成績:16勝13敗(B2西地区4位) 【スターター】 広島:#7坂田央、#11北川弘、#24田中成也、#36仲摩匠平、#42ケビン・コッツァー 熊本:#1中西良太、#2古野拓巳、#7小林慎太郎、#8ジョッシュ・ドゥインカー、#11福田真生 <試合レポート> ☆第1Q 年末のホームゲーム茨城戦から約3週間ぶりのゲームとなる2018年初戦。その相手がライバルとして意識する熊本ヴォルターズ。昨季も含めてここまで対戦成績は五分。今節も激戦が予想される。もちろんプレーオフ進出に向けて負けられないカードだ。広島のスターターはこれまでと同様に、朝山、山田兼任コーチ陣はベンチからの出番だ。熊本はBリーグオールスターでMVPを獲得したキャプテン#7小林が今季初スターター。ゲームは立ち上がりお互いにディフェンスの集中力が高い。広島は坂田がジャンパーを立て続けにきめて、流れを作る。しかし熊本は#8ドゥインカーの3Pが効果的に決まる。逆に広島は3Pを打たされる格好になり決まらない。熊本#2古野はこのクォーターだけで5アシストを記録、熊本のオフェンスを牽引する。8-19。 ☆第2Q 広島ディフェンスが機能する。熊本から24秒オーバータイムを奪うなど、立ち上がりから約3分間熊本に得点を与えない。オフェンスでもドリスドムがチーム最初の3Pを決めると、山田から村上へのアシスト、ドリスドムがスティールからプッシュしてファストブレイク。さらに4:05チャップマンの3Pで同点に追いつき、勢いそのままにチャップマンのダンクでついに26-28と逆転する。対して熊本も司令塔#2古野、大黒柱#8ドゥインカーを戻す。するとここから怒涛の反撃を受ける。残り3分で3P2本を含む13得点。広島はこの勢いを止めきれず逆転したのもつかの間、34-39で後半へ。 ☆第3Q 熊本#1中西の立て続けのオフェンスファウル、#8ドゥインカーのターンオーバーの隙をついて坂田の3Pで41-39と早い段階で逆転に成功する。しかしきっちり立て直す熊本はゲームメイクで存在感を出していた#2古野が自ら3Pを決めてくる、オープンを作って連続3Pで流れが一気に熊本に傾く。熊本#1中西のセカンドチャンスポイント、#7小林のハッスルプレーも出てアウェイ熊本が沸く。ここで引き離されると厳しい広島はコッツァーからチャップマンに交代するもファウルでドリスドムにすぐさまスイッチするも、逆に熊本#8ドゥインカーが大当たり。3P2本、フリースローも全部決めて第3Qで15得点4リバウンド。広島も村上のファストブレイク、ドライブでハッスルしたプレーが出るが56-74と大きくビハインドで最終クォーターへ。 ☆第4Q 勝負をかけにくる熊本が立ち上がりで得点を奪うと、8:40で広島は後半2回目のタイムアウト。仕切り直しを早めに行なって逆転へのシナリオを確認する。しかしなかなか熊本のタフなディフェンスの前に機能しない。残り6:55で3回目のタイムアウト。チャップマン、コッツァーの両ビッグマンでインサイドを崩しにかかる。ディフェンスリバウンドからチャップマン、朝山が得点を積み重ね追い上げる。朝山がAND1、3Pとプレイでもチームを鼓舞する。しかし重くのしかかった10点のビハインドを返しきれず悔しい敗戦となった。86-97。 熊本#8ドゥインカーに33得点を奪われ、インサイドの選手でありながら3Pが7本中6本と高確率で決められた。なんとか第3Qはしっかりケアをして得点を抑えたかった。対して広島は3Pの確率が悪かった。それも熊本インサイドのディフェンスが固く外から打たされた結果とも言える。安易にショットを選択して、ボールを動かせていない場面もあった。ただ課題のリバウンドで熊本と14本も差をつけられたのも敗因の一つだ。ディフェンスは決して悪くなかっただけに、しっかりディフェンスリバウンドを取ってポゼッションを確保しなければ勝機はない。坂田のアグレッシブさ、田中、村上のドライブなど良い点もあった。ここまで熊本とのゲームはロースコアになることが多かったが、明日は同様にディフェンスを修正して我慢の展開から勝利をつかみたい。ここで連敗を喫するわけにはいかない。執念で1勝をもぎとって、広島に帰りたい。BE ONE!UNITED WE STAND! 【主なスタッツ】 広島ドラゴンフライズ ◆得点 #2朝山正悟 17点 #3テレンス・ドリスドム 17点 #13クリント・チャップマン 16点 #1村上駿斗 13点 #7坂田央 11点 ◆リバウンド #42ケビン・コッツァー 7リバウンド 熊本ヴォルターズ ◆得点 #8ジョッシュ・ドゥインカー 33点 #2古野拓巳 13点 #30テレンス・ウッドベリー 13点 ◆リバウンド #8ジョッシュ・ドゥインカー 9リバウンド #1中西良太 6リバウンド #14ジョーダン・ヴァンデンバーグ 6リバウンド #2古野拓巳 5リバウンド #11福田真生 5リバウンド ◆アシスト #2古野拓巳 12アシスト #47並里 祐 5アシスト <ヘッドコーチコメント> 【広島ドラゴンフライズ】 ☆#2朝山正悟HC 「特に1・3Qで熊本のやりたいバスケットをやられてしまった。その要因はディフェンスで、後半戦の初戦で多少固さはあったかもしれないが、浮足立ってしまい、自分たちの持ち味が出せなかった。それによって、相手に高確率にシュートを決められてしまい、リバウンドも少なくなってしまった。オフェンスに比重がおかれて、相手に走られて、気持ちよくシュートを決められた。自分たちはタフショットが多かった。村上がいい働きをして、チームの助けになってくれたので、いい刺激になって、チーム内で競争が生まれると思う。今日負けた事は、切り替えて明日やるしかない。B1で戦うつもりがあるならば、この状況を脱却して今日のような事はやってはいけないと思う。しっかりと共通理解としてやっていきたい。」 【熊本ヴォルターズ】 ☆保田尭之HC 「出だしはよく、これまでの所が改善されていたと思う。2Qのユニットがオフェンス面でもハマらなかったシーンも多く、それがきっかけなのか、攻守ともにソフトになって重たい展開になってしまった。4Qに向けて修正する為に、リーダーシップを持っている古野を4Qに出せるように意識してローテーションを考えた。1試合目で勝てたのは喜ばしいこと。NBLから広島に同一カードで連勝が無いので、明日も勝ってクラブレコードにしたい。」 【次回のホームゲーム】
2018-01-20
12/31(日)試合結果 広島68-55茨城
【12月31日(日)B2第15節GAME2 茨城ロボッツ戦ゲームレポート】 12月31日(日)に広島サンプラザホール(広島市西区)で行われました茨城ロボッツ戦。 <スコア> B.LEAGUE 2017-18 B2 広島ドラゴンフライズ68-55茨城ロボッツ (1Q:14-14,2Q:25-6,3Q:16-22,4Q:13-13) 会場:広島サンプラザホール 入場者数:2426人 マンオブザマッチ:#13クリント・チャップマン シーズン成績:16勝12敗(B2西地区4位) 【スターター】 広島:#7坂田央、#11北川弘、#24田中成也、#36仲摩匠平、#42ケビン・コッツァー 茨城:#14髙橋祐二、#25平尾充庸、#27眞庭城聖、#32前田陽介、#34チュクゥディエベレ・マドゥアバム <試合レポート> ☆第1Q 昨日の勝利を受けて、今日の勝敗が重要になる。同一カードの連勝が少ない今季、是が非でも勝利を挙げたい。広島のスターターは昨日と同じ。対して茨城は2人入れ替えた。ゲームは一進一退、お互いの意地がぶつかりあう。広島は坂田が走ってボールを回す。北川のディフェンスリバウンドからの速攻、仲摩のスティールから北川のアシストで坂田のファストブレイクと速いテンポで得点する。さらに仲摩の3Pで得点を積み重ねる。守っても茨城をインサイドに入れず外からショットを打たせ、ディフェンスリバウンドでポゼッションを確保する。14-14と同点。 ☆第2Q 波に乗ったのは広島だった。チャップマンの3Pを皮切りに朝山、ドリスドム、田中、北川と9本中7本を決めて3Pだけで21得点。ディフェンスでも第1Q同様、インサイドが強力なリカートをペイントから誘い出し3Pショットを打たせる。茨城は対照的に3Pが8本打って1本も決まらずボールを失った。わずか6失点に抑え込み39-20と大きくリードして後半へ。田中が着地した時に足を痛めベンチに下がった。 ☆第3Q 点差が開いて前かがみになった茨城。それでもオフェンスリバウンドから仲摩の3P、北川の3Pでしっかりリードをキープ。しかし岡崎、山田とターンオーバーが続いて茨城#25平尾に隙きをつかれる。さらに8秒バイオレーションを取られるなどリズムが崩れる。ここで踏ん張れた広島。坂田のスティールからの速攻などアタックすることでフリースローを獲得。着実に得点をつないだ。追い上げられるも55-42で最終クォーターへ。 ☆第4Q パスミスからの連続ターンオーバーで茨城に追い上げの機会をあたえるも、茨城もシュートタッチがとれない。オフェンスリバウンドをつながれて茨城#24ウォーレンに得点を奪われ61-49。茨城#27眞庭のジャンパーで61-51となる。しかし昨日、今日とプレイタイムの長い選手が多い茨城はさすがに疲労の色が濃い。ドリスドム、北川が緩急をつけてしっかりゲームをコントロールして勝負を決めた。68-55。 大事な大事なGAME2を自分たちのバスケットで勝利を挙げることができた。特にディフェンスで茨城を55点に抑え、追い上げられそうな展開でも踏ん張って終始主導権を握った。リバウンドでは昨日から大きく改善して茨城のセカンドチャンスポイント、ファストブレイクを減らした。また山田の6アシストに代表されるボールを動かし、連動したオフェンスを見せた。前半の3Pの成功率も圧倒的だったが、坂田のアタックする姿勢でプレッシャーをかけ続けることができた。後半は田中が負傷でいなくなった中で、タフな時間も全員で我慢して戦うことができた。ターンオーバー19と少し多くなってしまったが、引き続きターンオーバーとリバウンドは課題として修正していきたい。 昨季の入替戦敗退、今季の開幕、選手兼任HCの誕生とクラブにとってもトピックスの多い1年となった2017年を連勝で締めくくった。今年得た経験を2018年に活かし、目標とするB1昇格を実現する年としたい。2018年も一戦一戦に集中して、チーム一丸・BE ONEで勝利を積み上げろ。 2017年も熱い応援ありがとうございました。2018年も広島ドラゴンフライズと共にUNITED WE STAND!闘いましょう!! 【主なスタッツ】 広島ドラゴンフライズ ◆得点 #13クリント・チャップマン 14点 #7坂田央 12点 #11北川弘 12点 #2朝山正悟 11点 #3テレンス・ドリスドム 10点 ◆リバウンド #3テレンス・ドリスドム 7リバウンド #13クリント・チャップマン 7リバウンド #42ケビン・コッツァー 6リバウンド #11北川弘 5リバウンド ◆アシスト #5山田大治 6アシスト 茨城ロボッツ ◆得点 #7リック・リカート 15点 #25平尾充庸 11点 ◆リバウンド #7リック・リカート 8リバウンド #16久保田 遼 7リバウンド <ヘッドコーチ・選手コメント> 【広島ドラゴンフライズ】 ☆#2朝山正悟HC 「今日は昨日に続いて良いゲームをすることができた。2日間の80分間で自分たちのディフェンス、ボールを展開する良いオフェンスがしっかりできたと思う。2017年良い締めくくりができた。今日は前半でシュートをよく決めることができたが、確率のところは水モノなので、自分たちのタイミングであればドンドン打っていくという姿勢を貫いていきたい。2Qは良いディフェンスからの良いオフェンスにつながる好循環を生み出せたことが良かった。一人一人の意識が変わって、リバウンドでも茨城を上回ることができたことも収穫。チームが一つの方向を向いて戦うことができているので、この部分をしっかりと継続して、2日間やりたいバスケットができるように細かい部分の精度を追求して戦っていきたい。」 ☆#11北川弘 「奈良戦での負けは自分としても考えさせられる部分が多く、良い教訓となった。この2日間は我慢する時間帯を踏ん張って良いゲーム展開で戦えた。今日も勝ったものの、反省点はいっぱいあるので、しっかりと修正をしたい。今季は序盤から連勝できずなかなか噛み合わない部分も多かった。その中でチーム体制が変更になって、朝山さんを中心に良い波に乗れている。自分の立場でチームに貢献できることを考えて、ガードとしても苦しい時間こそ声を出してチームをまとめていきたい。」 【茨城ロボッツ】 ☆岩下桂太HC 「昨日やられたペイントエリア内での得点に関しては、かなり減らすことができた。相手のトータルでのスコアも減らすことができたので、そういう意味では昨日とは違ったバスケットボールの守り方ができたと思う。ただそれでも相手の山田が6アシストということで、山田がボールを持った時に簡単なスコアを与えてしまうという点が、昨日と全く同じやられ方をしてしまった部分だったし、試合中の対応力というところがまだまだ足りていないと感じた。相手は昨日よりスリーポイントの確率が良く、逆にこちらが入らないという苦しい展開が続いたが、一番気になったのは要所要所、流れがきそうだというタイミングでミスをしてしまい、また相手にリズムを掴まれてしまうというような、大事な場面での小さいミスが目立った。もっとチームとして機能させることができるはずなので、後半戦に向けて修正していきたい。」
2017-12-31
12/30(土)試合結果 広島79-72茨城
【12月30日(土)B2第15節GAME1 茨城ロボッツ戦ゲームレポート】 12月30日(土)に広島サンプラザホール(広島市西区)で行われました茨城ロボッツ戦。 <スコア> B.LEAGUE 2017-18 B2 広島ドラゴンフライズ79-72茨城ロボッツ (1Q:16-10,2Q:21-17,3Q:16-16,4Q:26-29) 会場:広島サンプラザホール 入場者数:2121人 マンオブザマッチ:#2朝山正悟 シーズン成績:15勝12敗(B2西地区4位) 【スターター】 広島:#7坂田央、#11北川弘、#24田中成也、#36仲摩匠平、#42ケビン・コッツァー 茨城:#7リック・リカート、#14髙橋祐二、#16久保田遼、#25平尾充庸、#27眞庭城聖 <試合レポート> ☆第1Q 前節、奈良とのGAME2を落とし、波に乗り切れない広島。今節は茨城ロボッツを迎える。スターターにはインフルエンザから仲摩が復帰。ゲームは広島のディフェンスからペースを握る。茨城をタフショットに追い込むと、ディフェンスリバウンドから攻撃を組み立てる。このところ積極性が光る坂田がアタックしていく。ルーズボールから仲摩のドライブ、朝山のバンクショットの3P、村上の3P、さらに坂田のスティールからの速攻で得点を積み重ね16-10。 ☆第2Q 山田が出場してオフェンスのリズムを変える。朝山にアシストを決めると、自らもフックショットで得点。朝山のファストブレイクも立て続けに出て点差を12点まで広げる。残り5:35に茨城が#24ウォーレンから#34マドゥアバムに変えビッグラインナップとなると、広島もコッツァーを出す。ここから茨城#7リカートのインサイドが猛威を振るう。それでも広島も3Pで得点を重ねてリードを奪ったまま後半へ。37-27。 ☆第3Q 後半の立ち上がりは茨城ペース。オフェンスリバウンドから茨城#7リカートのポイント、さらにリカートの3P、茨城#25平尾のスティールからリカートのファストブレイクと連続7ポイントで点差は3点に。広島はすかさず後半1回目のタイムアウト。続くオフェンスは得点できないものの、粘って仲摩が3Pを決める。しかし茨城#34マドゥアバムのAND1、#27眞庭がタフショットを決めて40-39と1点差に。ここから我慢して立て直しができた広島。田中の3P、コッツァーのタップショット、そして仲摩が3Pを決めて49-41。53-43と点差を10点差に戻して最終クォーターへ。 ☆第4Q 最終クォーターは点の取り合いに。広島はボールを動かしドリスドム、山田が軸になっていく。ドリスドムからチャップマン、山田から朝山、山田からドリスドムとアシストが決まる。追いつきたい茨城は3Pも多くなるが、確率は上がらず追撃に及ばない。結局10点リードをうまくつかってゲームをコントロールしきった広島が79-72で勝利を挙げた。 年末は3rdユニフォームということでブラックのユニフォームで挑んだ今日のゲーム。後半の立ち上がりで大きく追い上げられ、あわや逆転を許される展開の中から立て直し、逆にリードを奪って勝利を掴んだ。今日のようなタフさが出てきたのはチームの結束が高まっている証拠ともいえる。だがリバウンドで今日も苦しんだ。オフェンスリバウンドが大きな課題だ。ガード陣も含めて、意識のところを高めていきたい。坂田が迷いなくリングにアタックをすることで、オフェンスの選択肢が広がった。フリースローを得る機会も増えている。また今日の勝利に仲摩の3Pショットも利いた。第3Qの勝負どころで決めた値千金の3Pでチームを救い、茨城ディフェンスを苦しめた。ディフェンスの連携の高まりと共に、オフェンスも機能し始めているだけに、しっかり結果につなげて自信をつけたい。 2017年残すはあと1ゲーム。勝利して今年を締めくくりたい。さぁバスケ納めの茨城戦。2017年思い残すことなく、力の限りの応援をよろしくお願いします。BE ONE!UNITED WE STAND! 【主なスタッツ】 広島ドラゴンフライズ ◆得点 #2朝山正悟 18点 #13クリント・チャップマン 15点 #36仲摩匠平 10点 ◆リバウンド #13クリント・チャップマン 10リバウンド #42ケビン・コッツァー 9リバウンド ◆アシスト #5山田大治 7アシスト #3テレンス・ドリスドム 5アシスト 茨城ロボッツ ◆得点 #7リック・リカート 29点 #27眞庭城聖 15点 #34チュクゥディエベレ・マドゥアバム 11点 ◆リバウンド #7リック・リカート 13リバウンド ◆アシスト #27眞庭城聖 5アシスト <ヘッドコーチ・選手コメント> 【広島ドラゴンフライズ】 ☆#2朝山正悟HC 「今日は終始自分たちのペースで、ディフェンスを中心に良いバスケットができた。ただリバウンドの部分、特にオフェンスリバウンドで負けてしまっているので、しっかり修正したい。ディフェンスは連戦の80分を通して、やりたいことができている時間帯が多くなっている実感がある。それとオフェンスでも連携が良くなってきていて、ボールを動かして、展開していく形をもっと作っていきたい。先週もGAME2を落としていて、連勝する難しさを痛感しているが、上を目指すためにも2つ勝つ強さを身につけていきたい。」 ☆#36仲摩匠平 「ディフェンスではチームで共通認識をもってやれている。今日は前半でオフェンスリバウンドを取られて、後半の頭はさらに多くリバウンドを取られたところで苦しい時間を作ってしまった。その悪い中で自分たちで立て直して、良い方向に持っていけたことは良かった。秋田戦からオフェンス面でも自分の良いイメージができている。攻守共に動きは良いと思うので、悪いときこそ自分たちが一つになって、やるべきことを徹底してやり続けることで打開していきたい。」 【茨城ロボッツ】 ☆岩下桂太HC 「全体的に広島のやりたいようにさせてしまった試合だった。相手のスカウティングは個人、チーム共にしてきたが、それを上回る相手のパフォーマンスに対して、うちの対応力がなかった。コートに出ている人間がもっと攻守にわたって対応する力、相手のやりたいことをやらせないということを柔軟にできなければチーム力は上がっていかないと思う。今日はそれができていたのが数人で、それも少しの時間だったので、明日はどこまで対応力を発揮できるかがポイントとなってくると思う。あとはペイントでの失点が課題。ペイントで40点取られていてはどこにも勝てないし、今日は結果的に半分以上の得点をペイントエリア内で許してしまっているので、ここを抑えていきたい。ポジティブに前を向いて、明日勝てるように取り組んでいく。」
2017-12-30