3/11試合結果 広島77-57岩手
【3月11日(土)岩手ビッグブルズ戦ゲームレポート】 3月11日(土)に広島サンプラザホール(広島市西区)で行われました岩手ビッグブルズ戦。 <スコア> B.LEAGUE B2 第22節 広島ドラゴンフライズ77-57岩手ビッグブルズ (1Q:15-8,2Q:15-11,3Q:24-19,4Q:23-19) 今シーズン成績:34勝9敗 マンオブザマッチ:#2朝山正悟 会場:広島サンプラザホール 入場者数:1135人 【スターター】 広島:#2朝山正悟、#5山田大治、#18鵤誠司、#21コナー・ラマート、#24田中成也 岩手:#5千葉慎也、#13小原良公、#21澤口 誠、#24ドナルド・ローソン、#68永田晃司 <試合レポート> ☆第1Q 交流戦最終節となる今節。勝って交流戦を締めくくりたい。AWAYユニフォームを纏ったスターター5人がコートに立つ。大事な立ち上がり広島は集中したディフェンスで岩手に得点を与えない。ラマートのディフェンスリバウンドでリズムを作る。残り6:36ラマートのカットインに鵤が絶妙にアシスト。さらにラマートのディフェンスリバウンドから鵤が速攻のロングパスを通して、朝山が見事に3Pを決めた。スコアは伸びないものの、岩手を8点に抑え込み立ち上がりは広島ペース。15−8。 ☆第2Q 立ち上がり、ゾーンで守る岩手に対して攻めてを見失う。せっかく得たフリースローも決めきれずリズムに乗れない。ターンオーバーも出て、18−17と1点差まで詰められる。オフィシャルタイムアウト明けで山田、朝山がコートに戻り2人が中心になりディフェンスから立て直す。残り3:36岩手ターンオーバーからディロンのファストブレイクで勢いをつける。リードを広げて後半へ。30−19。 ☆第3Q 立ち上がり田中が3Pを決めて、後半もリズムを出すと、鵤のディフェンスリバウンドから朝山がファストブレイクを決めて岩手タイムアウト。広島の集中力は切れない。残り2:31には山田のアシストからエンダイのダンク。続いてエンダイのブロックショットで奪ったボールを朝山が大きく勝利を引き寄せる3Pを沈める。54-38で最終Qへ。 ☆第4Q 勝負を決めにいく広島は朝山、山田が攻守でチームをひっぱる。外国籍選手が1人で苦しいベンチワークの強いられる岩手の運動量が落ちてきたところをディロンが切り裂く。それでも岩手#24ローソンの粘りなど、岩手の反撃を振り払って77−57で広島が勝利を挙げた。 3月11日と特別な日に勝利への執念、熱いファイトを見せた岩手に一度もリードを許すことなく勝ちきった。失点を57に抑えての勝利にディフェンスの立て直しという課題に一定の結果が出た。それでも逆に前半は30点に抑えられ、オフェンス面、ゾーンディフェンスに対する対応に不安が残った。鵤、北川、田中らガード陣は得点が抑えられた分、山田、エンダイらインサイドで得点を挙げ岩手を圧倒した。リバウンドでも岩手を上回りリズムを生み出した。 次週はいよいよ熊本との直接対決を控えるだけに、明日のゲームは今日以上に重要になる。課題をしっかりと修正、改善して来週につながる好ゲームで勝利を収めたい。必要なのはB1に昇格する、B2優勝を果たすという強いエナジーだ! 選手が熱く戦うためにもファンの皆さまの大きな応援が欠かせません。明日も共に闘いましょう!! UNITED WE STAND!! 【主なスタッツ】 広島ドラゴンフライズ ◆得点 #12ダニエル・ディロン 17点 #2朝山正悟 15点 #0アジーズ・エンダイ 13点 #5山田大治 13点 #21コナー・ラマート 10点 ◆リバウンド #0アジーズ・エンダイ 7リバウンド #21コナー・ラマート 7リバウンド ◆アシスト #5山田大治 4アシスト #18鵤誠司 4アシスト 岩手ビッグブルズ ◆得点 #24ドナルド・ローソン 12点 #12小野寺祥太 12点 ◆リバウンド #24ドナルド・ローソン 8リバウンド #5千葉 慎也 5リバウンド <ヘッドコーチ・選手コメント> 【広島ドラゴンフライズ】 ☆佐古賢一HC 「今日は1Qから集中したディフェンスでゲームに入っていけた。4Qまで通してディフェンスにフォーカスして戦うことができ、久しぶりに50点台に失点を抑えることができた。前半は岩手のゾーンディフェンスに対して、重くなって攻めあぐんでしまったが、後半岩手のゾーンとマンツーマンの切り替えに対応してオフェンスすることができた。良い流れを続けたいところでのターンオーバーなどで相手にチャンス、反撃の機会を与える場面も見られたので修正していかないといけない。明日も全員で戦っていきたい。」 ☆#2朝山正悟 「最近のゲームで自分たちの足りない部分、エナジーのない部分で悔しい思いをした中で、今週の練習から良い準備をして臨むことができた。自分たちのバスケットができたと思うが、まだ40分継続して出来てはおらず、大事な場面のターンオーバーなど致命傷にもなるミスも出てしまった。それでも57点に抑えることができたことは良かった。個人としては今日はシュートタッチも良く、得点を挙げることができた。 B1クラブライセンスが交付されるということで、後は勝つだけになった。色んな方の支えがあってB1へ挑戦できるということも自覚して、プレッシャーもパワーに変えて戦っていきたい。」 ☆#5山田大治 「今日はここ数試合に比べれば良かったと思う。個人としては前半ゾーンを敷かれている時間は我慢だったが、後半はマンツーマンのミスマッチを突いて得点することができた。シューター陣もシュートは打てているので、確率が上がってくればチームはもっと良くなると思う。今日も決して立ち上がりはよくなかったので、絶対に負けられない熊本、島根との直接対決に向けて、出だしの質を強く意識していきたい。焦らず、冷静に、若手が気負いしないようにチームをまとめていきたい。」 ☆#12ダニエル・ディロン 「今日の出来は悪くなかった。相手が2-3ゾーンだったので、パスをさばいたり、チャンスがあればペネトレイトしていった。ここ2,3ゲームはディフェンスが甘く、立ち上がりが悪い。プレーオフにむけて、個人的には2Qから出ていくので、周りを活かすことを大事に、エナジーを入れられるできるように仕事を果たしていきたい。」 【岩手ビッグブルズ】 ☆上田康徳HC 「前半はロースコアに持ち込む展開にうまくディフェンスが機能して持ち込むことができた点は良かったが、後半走らないといけない部分で走りきれなかったり、簡単なシュートを決めきれなかった部分が敗因だと思う。ただ最後まであきらめることなくファイトできた点は選手を評価したい。勝負どころでもっと力強くプレイできないと、明日も勝てないと思うので明日はもっと思い切ってプレイしたい。 今日は3月11日ということで岩手県民、自分たちにとっても特別な日で、岩手で見ている方、応援している方にハードに、最後までファイトする姿を見せたいと思って臨んだ。ただ今日は勝てなかったので、悪かった部分をしっかりと修正して明日に勝てるように挑みたい。」
2017-03-11
3/5試合結果 広島82-74青森
【3月5日(日)青森ワッツ戦ゲームレポート】 3月5日(日)に八戸市東体育館(青森県八戸市)で行われました青森ワッツ戦。 <スコア> B.LEAGUE B2 第21節 広島ドラゴンフライズ82-74青森ワッツ (1Q:24-17,2Q:13-24,3Q:21-17,4Q:24-16) 今シーズン成績:33勝9敗 会場:八戸市東体育館 入場者数:1618人 【スターター】 広島:#2朝山正悟、#5山田大治、#18鵤誠司、#21コナー・ラマート、#24田中成也 青森:#0會田圭佑、#6館山健太、#8下山大地、#18菅 俊男、#33カイル・バローン <試合レポート> ☆第1Q スターターは両チームと同じ。立ち上がり田中が3Pを決め、昨日との違いを作ると、朝山も続きいいリズムでゲームに入る。しかし連続ターンオーバーを与えると青森に同点に追いつかれる。代わって入ったエンダイがインサイドで踏ん張り、得点をつなぐ。24−17。 ☆第2Q 青森のビッグマン2人に広島は押し込まれる。広島は3Pなどのシュートが決まらず、逆にディフェンスリバウンドから青森に走られ、主導権は渡す。同点に追いつかれると、青森#18菅の3Pで逆転を許してしまう。この流れがなかなか止められず点差は一時9点差まで開く。それでも粘りをみせ、ディロンの3P、鵤のスティールからディロンが決めて37−41と逆転されるもビハインドを抑えて後半へ。 ☆第3Q 立ち上がり鵤のレイアップ、ペネトレイトで得点差を詰めると、ラマートのオフェンスリバウンドからのセカンドチャンスを決めて早い時間で逆転に成功する。ゲームはクロスゲームになり、意地がぶつかりあう。集中したディフェンスからターンオーバーも奪い、流れをつかむ。終了間際には北川のスティールからの速攻も決まり58−58と同点で最終Qへ。 ☆第4Q 勝負を分けたのはターンオーバーだった。64−61と拮抗した中で北川が青森のパスをスティールし、ディロンへアシスト。これが決まり66−61。ここで青森がタイムアウト。広島は主導権をはなさない。エンダイのスティールから北川の3Pで71−64。それでも粘る青森は74−73まで迫るが、タイムアウト直後に朝山の魂のショットを沈め、逆転は許さない。さらに続くディフェンスで相手ターンオーバーを誘う。ここでは得点できないが、北川が再度スティールを奪い、これを決めて78−73。勝負どころでターンオーバーから勝利を掴んだ。82−74。 連日のクロスゲームを今日は勝ち切ることができた。ただディフェンス面での課題が今日も修正が出来たとはいえず、苦しいゲームだった。青森の外国籍選手の対応に時間がかかり、インサイドをなかなか崩せなかった点も課題となる。ディフェンス面について、運動量、そして簡単なシュートを打たせない気迫をもって、広島のディフェンスを立て直していきたい。ガード陣のシュートタッチがかなり悪いのも気がかりだ。自信と自分のリズムを取り戻し、インサイドとアウトサイドのバランス良いオフェンスを作りたい。 交流戦も残すは2ゲーム。岩手ビッグブルズ戦のみとなった。次節、次々節はホームゲームとなるので、フィジカルの回復、メンタルのリフレッシュに充てることができる。気持ちを切り替え、前を向き、残りゲームを戦っていけば、道は切り開ける。ホーム広島での4連戦。ライバル熊本とのゲームも目前だ。4連勝で駆け抜けるためにもファンの応援は欠かせません。共に闘い、歓喜を分かち合いましょう!! いざ、UNITED WE STAND!! 【主なスタッツ】 広島ドラゴンフライズ ◆得点 #0アジーズ・エンダイ 17点 #12ダニエル・ディロン 17点 #2朝山正悟 12点 ◆リバウンド #21コナー・ラマート 7リバウンド #0アジーズ・エンダイ 5リバウンド 青森ワッツ ◆得点 #2アラン・ウィギンス 16点 #33カイル・バローン 16点 #6館山 健太 14点 #7ブランドン・セビルンビ 12点 ◆リバウンド #7ブランドン・セビルンビ 7リバウンド #15下山 貴裕 5リバウンド ◆アシスト #0會田 圭佑 5アシスト <ヘッドコーチコメント> 【広島ドラゴンフライズ】 ☆佐古賢一HC 「今日は昨日と違い、1Qでしっかり我々がイニシアティブをとって進めることができた。ただ2Qに青森のストロングポイントであるファストブレイクなどを絡められて少し辛い時間があったが、 全体的に今日は両チームともに遊びがない、シーソーゲームのまま第4Qを迎えた。 こういう中で1つのミスや1つのビッグショットがきっかけになるようなゲームになった。 その中、今日はしっかり我々のチームも我慢して戦うことができた。 相手ベンチから出てくる言葉をうまく拾いながら、どこが我々のウイークポイントなのかというのを、ディフェンスにも活かせた。 第4Qでターンオーバーを数多く誘発させれたというところが、最終的に勝つことができた部分ではないか。」 【青森ワッツ】 ☆佐藤信長HC 「今日は第4Qに尽きる。4Qのターンオーバーが多かった。やはり大事なところでターンオーバーが多くなると、良いゲームをしてても勝てない。あとは今日最後、広島の朝山がさすがだなという感じがした。うちの選手にもああいう気持ちが強いプレイヤーに育ってもらいたい。今日もオープンのショットが4Qまでたくさんあったが、そこも課題。我々はインサイドが強く、これからのゲームどこのチームもきっとこういうディフェンスをやってくるのではないか。その中でどれだけアウトサイドシュートの確率を上げられるかにかかってくると思う。そこのバランスが良くなると、もっとインサイドが活きてくるはずだ。」
2017-03-05
3/4試合結果 広島71-74青森
【3月4日(土)青森ワッツ戦ゲームレポート】 3月4日(土)に八戸市東体育館(青森県八戸市)で行われました青森ワッツ戦。 <スコア> B.LEAGUE B2 第21節 広島ドラゴンフライズ71-74青森ワッツ (1Q:11-24,2Q:12-19,3Q:17-12,4Q:31-19) 今シーズン成績:32勝9敗 会場:八戸市東体育館 入場者数:1585人 【スターター】 広島:#2朝山正悟、#5山田大治、#18鵤誠司、#21コナー・ラマート、#24田中成也 青森:#0會田圭佑、#6館山健太、#8下山大地、#18菅 俊男、#33カイル・バローン <試合レポート> ☆第1Q スターターはいつもと同じでアウェイ戦に挑む。ゲームは立ち上がりから青森ペース。ミドル、3Pを確実に決められ、2−11と大きくビハインドを背負って立ち上がる。佐古HCも早めにタイムアウトを取って、立て直しを図るもズルズルと点差が広がる。チームディフェンスが機能せず、さらに広島はシュートも決まらず苦しい展開。11−24。 ☆第2Q 通常のディロン、ラマートのオンザコート2ではなく、エンダイ、ラマートのコンビでインサイドを固めにいくも、エンダイがリバウンドをおさえられず、結果的に裏目に出て得点は上げられない。チームが全体的に重く、連動性がほとんど生まれない。2Qのシュート確率はわずか15%とシュートタッチがとれない。流れを変えたいところが、リードを広げられ後半へ。23−43。 ☆第3Q ハーフタイムで気持ちを切り替え、リングにアタックする姿勢が蘇ってくる。山田がファウルをもらい、確実に得点をつなぐ。ジャンプシュートよりレイアップで崩して得点していく。すると山田のスティールから朝山が3Pを決め、直後にも3Pを連続で決めて反撃の糸口をつくる。しかしここで勢いに乗れなかったのが最後まで響いた。ファウルから相手に流れを渡してしまい、結局、第3Qもリードをわずかに縮めただけだった。40−55。 ☆第4Q 後がなくなった広島は一気に集中力と動きがよくなる。北川が3Pを決め、流れをもたらすとラマートのミドル、ディロンのアンドワンで点差は11点。逆転までの道筋が見えてくる。さらにディフェンスリバウンドからディロンがペネトレイトし、ラマートがアシスト。この3Pを決めて58−65。7点差。つづく青森のエンドスローをカットして、ディロンがドライブ、これが青森#58永山のアンスポーツマンファウルを誘い60−65。脅威の粘りをみせ、逆転へ追い上げる。それでも最後はラマートのファウルアウト、青森がフリースローをきっちりと沈めていき、追い上げ及ばずタイムアップ。71−74で敗戦となった。 交流戦終盤の4試合でまさかの3敗。首位島根とのゲーム差が3.5となった。シュート確率の悪さ、フリースローの失敗は猛省が必要だが、1番の課題はディフェンスだ。2月以降失点が増え、それに合わせてオフェンスの勢いが悪くなっている。今一度、コミュニケーションや基本を見直す必要があるだろう。佐古HCが掲げるディフェンスからリズムをつくるバスケットを再構築して、B2優勝に向けてギアを入れ直したい。 明日の再戦ではしっかりと課題を修正し、今日よりも強い気持ちで出だしから戦わなければならない。今シーズン、タフなゲームを勝ち切る底力、28点のビハインドから猛追する粘りはもっている。しかし今必要なのは、今シーズンでもっと強い勝ちへの執念と圧倒する気迫だ。 明日はパブリックビューイングで広島からも一体となって大きな声援を送り、勝って広島に戻りましょう! UNITED WE STAND!! 【主なスタッツ】 広島ドラゴンフライズ ◆得点 #5山田大治 19点 #12ダニエル・ディロン 15点 #21コナー・ラマート 15点 ◆リバウンド #21コナー・ラマート 12リバウンド #0アジーズ・エンダイ 11リバウンド #5山田大治 6リバウンド #12ダニエル・ディロン 6リバウンド #24田中成也 5リバウンド ◆アシスト #12ダニエル・ディロン 6アシスト 青森ワッツ ◆得点 #33カイル・バローン 22点 #2アラン・ウィギンス 12点 ◆リバウンド #2アラン・ウィギンス 13リバウンド #33カイル・バローン 7リバウンド #7ブランドン・セビルンビ 7リバウンド #15下山 貴裕 5リバウンド <ヘッドコーチコメント> 【広島ドラゴンフライズ】 ☆佐古賢一HC 「前半21点差となり、我々としては思惑が外れた。早いタイミングから用意していたディフェンスなどをやらざるを得なかった。 最後の最後追い上げることができたが、もっと早いタイミングで良い狼煙をあげられるシュートが出てくれば良かった。 なかなか良いシュートが出てこず、前半のタイミングで少し自分たちのオフェンスを壊されたという印象。 後半は、逆に青森が前半あれだけストロングポイントをしっかり出せていたバスケットだったので、少しリズムを壊させるようなバスケットで、追い上げることができたので、 明日は、青森のストロングポイントをしっかり選手たちも今日の試合で感じたと思うので、 しっかり明日は前半から良い展開にできるように良いアドバイスを与えられるように頑張りたい。」 【青森ワッツ】 ☆佐藤信長HC 「全体を通して粘り強く良い形で、今まではこういったスタートを切っていても1Qで失速することが多かったが、今日は2Q入っても良いリズムのまま終われて、20点リードで折り返すことができた。4Qで追い上げられたが前半の貯金もあり、良く我慢して勝てたゲームだと思う。やはり大黒柱のKBが帰ってきて活躍してくれたのはとても喜ばしいことで、リザーブの下山貴裕選手・永山雄太選手がよく繋いでくれた。だんだんチームらしくなってきたのではないか。明日こういった形のゲームが出来るようにしっかりとまたミーティングして明日に臨みたい。ただ心配なのは、今日4Qで31点もとられ、終わり方としては良くなかったので、気を引き締めて明日スタートからしっかりやっていきたい。」
2017-03-04
2/26試合結果 広島85-66東京Z
【2月26日(日)アースフレンズ東京Z戦ゲームレポート】 2月26日(日)に広島サンプラザホール(広島市西区)で行われましたアースフレンズ東京Z戦。 <スコア> B.LEAGUE B2 第20節 広島ドラゴンフライズ85-66アースフレンズ東京Z (1Q:23-8,2Q:19-18,3Q:22-13,4Q:21-27) 今シーズン成績:32勝8敗 マンオブザマッチ:#18鵤誠司 会場:広島サンプラザホール 入場者数:1528人 【スターター】 広島:#2朝山正悟、#5山田大治、#18鵤誠司、#21コナー・ラマート、#24田中成也 東京Z:#1増子 匠、#5ディオン・ジョーンズ、#7渡邊翔太、#20秋葉真司、#35高山師門 <試合レポート> ☆第1Q 昨日の敗戦を受けて気持ちを切り替えてリベンジを誓う広島。スターターはお互いに同じだが、広島は気持ちの入り方が全く違った。厳しいディフェンスで東京Zの攻撃を抑えると、鵤のペネトレイトなどインサイドを切り崩す。この日の鵤は簡単には止められない。パスを効果的に散らすと同時に自らも得点し、第1Qだけで12得点。最高の立ち上がりで昨日の嫌な敗戦を払拭する。23−8。 ☆第2Q 食らいついて行きたい東京Zは攻勢に出る。広島はエンダイに変えてラマートを出しリズムをつくる。残り5:42北川のペネトレイトからのアシストをラマートが決める、さらに残り3:28に山田がナイスアシストでディロンがスコア、残り2:59田中のディフェンスから山田がラマートにつないで追加点。いいリズムから得点が生まれる。前半を良い形で終え、勝負の後半戦へ。42-26。 ☆第3Q 第1Q同様に集中したディフェンスで東京Zに落ち着いて攻めさせない。広島は朝山が得点をつなぐ。代わって入った北川も積極的にボールをプッシュしてリズムと勢いを与える。残り2:02北川がディフェンスリバウンドから得たボールをそのまま自分でドライブをしかけてファストブレイクポイント。残り1:23同じくディフェンスリバウンドから北川、山田とつないでファストブレイク。良い流れを加速させリードを広げる。64-39。 ☆第4Q 立ち上がり東京Zの反撃を仲摩が出鼻をくじく。スティールから自らドライブ。さらにラマートのオフェンスリバウンドからディロンが得点するなど、点差はこの日最大の31点まで開く。ディフェンスではこの日、ホームアリーナに集まった1528名の大きなディフェンスコールで東京Zの攻撃を阻む。それでも東京Zは#5ジョーンズが攻守で奮戦する。これを広島はチームで守りきり、昨日のリベンジを果たした。最終スコア85-66。 昨日の完敗から一夜。広島は全く違うチームに生まれ変わり東京Zを圧倒した。第1Qから厳しいディフェンスからの速攻、鵤のゲームコントロールで勢いを作った。特にペイントエリアから得点が大きく、これまで頼ってきた3Pからの得点はわずか6点と、攻撃バリエーションの幅をみせた。10点を超えるスコアが5人とディフェンスに的を絞らせなかった。ファストブレイクもよく出て、佐古HCの目指すリズムの良いバスケットを表現した。 広島サンプラザホールに集まった1528名の熱い応援が第1Qから最後まで全く衰えることがなく。熱い声援と、勝ちたい気持ちがコートに立つ選手と一体化した。ファンと共に戦う心強さをいつもに増して選手も感じたに違いない。 シーズン20節を終えて残り三分の一まで来た。ここからはプレーオフをかけてさらにタフな戦いが始まる。今日の価値ある一勝をB2優勝への新たな一歩とするためにも、残り2節となった交流戦を全勝で乗り切り、万全の状態で熊本戦に向かいたい。 いよいよシーズン終盤戦。交流戦での経験を糧にステップアップし、ファンの皆さまの熱い応援をパワーに変えて、取るぞチャンピオンシップ!! 熱く共に戦いましょう!! UNITED WE STAND!! 【主なスタッツ】 広島ドラゴンフライズ ◆得点 #18鵤誠司 16点 #21コナー・ラマート 13点 #2朝山正悟 10点 #11北川弘 10点 #12ダニエル・ディロン 10点 ◆リバウンド #21コナー・ラマート 15リバウンド #0アジーズ・エンダイ 7リバウンド ◆アシスト #5山田大治 4アシスト #11北川弘 4アシスト #18鵤誠司 4アシスト アースフレンズ東京Z ◆得点 #5ディオン・ジョーンズ 22点 ◆リバウンド #5ディオン・ジョーンズ 14リバウンド #19中村友也 5リバウンド #20秋葉真司 5リバウンド ◆アシスト #1増子 匠 5アシスト <ヘッドコーチ・選手コメント> 【広島ドラゴンフライズ】 ☆佐古賢一HC 「今日は出だしから選手の気持ちがコートの中でしっかりと表現できた。昨日の敗戦に選手個々で思った部分があったはずだが、切り替えて臨み、勝つことができてホッとしている。ディフェンスでは昨日のようなぽっかりと空くようなこともなく、良いシュートタッチを相手に与えることなくやれた。オフェンスでは鵤、北川を中心にボールをプッシュして圧力をかけていけた。ここからプレーオフに向けて一つずつ勝利を積み重ねていくことになるが、選手はしっかりと足元をみて、前に進んでコンディション、モチベーションをしっかりと持ち続けていかなければいけない。チームスタッフも昨日の負けを教訓にしてしっかりと戦っていきたい。」 ☆#18鵤誠司 「気持ちの入ったプレーと、チームでやろうとしていることが一つになって戦うことができた。チームのスタイルを貫けた。今日は強い気持ちを持って、いけるところは全部いこうと思っていた。昨日みっともない負け方をして、足りなかった部分を考えた結果、メンタルの部分、気持ちで絶対に負けたくなかった。西地区は混戦になっているが、1番の相手は自分だと思うので、驕り、勘違い、マンネリをしない、しっかりとしたゲームをこれからやっていきたい。」 ☆#2朝山正悟 「今日は気持ちがしっかり入った良いゲームだった。それだけに昨日このゲームが出来なかった自分達の弱さを痛感する。自分たちのバスケットを40分間できて今日はやれたのでよかった。負けられないというプレッシャーを背負って戦っていくので、残り三分の一のゲームを一戦一戦集中して、チームで戦っていきたい。」 【アースフレンズ東京Z】 ☆小野秀二HC 「ゲームの入りで選手達に昨日以上のパフォーマンス、よりハードにということで挑んだが、それを上回る広島の気迫に圧されて1Qのスコアに表れてしまった。昨日との違いではペイントエリアで今日は逆に広島にやられた。ターンオーバーが11ということで多くはないが、スタッツに出ないミスが出てしまったのが残念だった。」
2017-02-26
2/25試合結果 広島64-84東京Z
【2月25日(土)アースフレンズ東京Z戦ゲームレポート】 2月25日(土)に広島サンプラザホール(広島市西区)で行われましたアースフレンズ東京Z戦。 <スコア> B.LEAGUE B2 第20節 広島ドラゴンフライズ64-84アースフレンズ東京Z (1Q:20-19,2Q:11-26,3Q:17-27,4Q:16-12) 今シーズン成績:31勝8敗 マンオブザマッチ:#21コナー・ラマート 会場:広島サンプラザホール 入場者数:1677人 【スターター】 広島:#2朝山正悟、#5山田大治、#18鵤誠司、#21コナー・ラマート、#24田中成也 東京Z:#1増子 匠、#5ディオン・ジョーンズ、#7渡邊翔太、#20秋葉真司、#35高山師門 <試合レポート> ☆第1Q 群馬での惜敗からホームに戻り連敗だけは避けたい広島。スターターはいつも通りのメンバー。ゲームは手堅い立ち上がりをみせる。東京Zはディフェンスリバウンドからの速攻という形、広島は鵤のシュートタッチがよくお互いに譲らない。エンダイのオフェンスリバウンドからも得点をつないで熱戦を感じさせる展開に。20-19。 ☆第2Q ゲームは大きく変容する。ディロンの連続ターンオーバーで流れをつかみ損ねると、東京Zの速い展開に広島はディフェンスが乱れる。東京Z#5ジョーンズの3P、#20秋葉のファストブレイクなど点差を広げられ、主導権は完全に東京Z。広島はオフェンスでもチャンスの糸口を見いだせず3Pも決まらない。対する東京Zはミドルシュートも高い確率で決め、第2Qを終えたところで31-45。 ☆第3Q 追う展開となった広島だったが、速い展開で戦う東京Zに対してついていけない。我慢の時間が続く中で逆に東京Z#5ジョーンズが連続で3Pを決め、差を広げる。ここで気を吐いたのが朝山。朝山が連続で得点し、逆転にいい流れをつくりかけたところで東京Zはすかさずタイムアウト。流れが切れる。さらにジャッジに対しての抗議により佐古HCがテクニカルファウルが取られるなど広島はヒートアップしてしまう。逆転へのきっかけを見いだすどころか点差を広げられて最終Qへ。48-72。 ☆第4Q 大きなビハインドからの逆転を信じるファンと共に広島が攻勢をしかける。朝山の3P、ディロンのスティールからのファストブレイクなど得点を挙げるが、東京Zもリードを生かしながらゲームをコントロールして追撃を許さない。結局反撃も及ばずホームで敗戦。連敗となった。64-84。 12連勝の後の連敗。ホームでの連勝も15でストップした。第2Qで失った自分たちのバスケットを最後まで取り戻すことができなかった。立て直しが急務なのはディフェンスだ。ディフェンスリバウンドを奪われてからの速攻、速いパス回しへの対応などで後手にまわっている。佐古HCが目指すディフェンスからゲームを組み立てるというコンセプトに立ち戻るためにも、基本的な部分から見直していく必要がある。そして連敗から立ち上がり、B2優勝へ新たな一歩を踏み出すためには強い気持ち、パワーが必要だ。相手を圧倒するような気迫で向かっていきたい。若手が中心となり積極的に熱い熱いバスケットをみせる!! 今こそ真価の問われる時。西地区を首位通過するためにはもう負けは許されない。明日はエナジー全開のゲームで勝利し、今日のリベンジを果たしたい!ファンの皆さまの熱い応援で連敗を共に脱しましょう。一層の熱い声を、大きな手拍子を、勝利を願う気持ちを明日もお願いします! UNITED WE STAND!! 【主なスタッツ】 広島ドラゴンフライズ ◆得点 #21コナー・ラマート 14点 #2朝山正悟 11点 ◆リバウンド #21コナー・ラマート 12リバウンド #0アジーズ・エンダイ 10リバウンド アースフレンズ東京Z ◆得点 #5ディオン・ジョーンズ 31点 #7渡邊翔太 25点 #1増子 匠 12点 ◆リバウンド #5ディオン・ジョーンズ 14リバウンド #7渡邊翔太 6リバウンド #23劉 瑾 6リバウンド <ヘッドコーチ・選手コメント> 【広島ドラゴンフライズ】 ☆佐古賢一HC 「今日は完敗。選手たちのモチベーションをしっかりとこのゲームにフォーカスできなかった私の責任。戦術的な部分というよりはメンタル的なところの問題だと思う。特に東京Zにボールプッシュされている時間帯で早いタイミングでやられ、リバウンドもつながれた。第2Qで相手に良いタッチを与えてしまい、3Pなど固め打ちされてしまった。ここから立て直して行くためにもエナジーをもっと出していかないといけない。コミュニケーションももっととって粘りを発揮し、自分たちの戦いを取り戻すことが急務。まず連敗の負けをしっかりと受け止めて、明日の一戦をしっかりと戦いたい。」 ☆#2朝山正悟 「ゲームの入りは決して悪くなかったが、今日の負けは2Qが全て。相手に良いシュートタッチを取られ、自分たちのディフェンスが甘くなり、オフェンスでは足が止まってしまった。特にディフェンスの部分で相手のトランジションに対してウィークな部分がかなり出ている。ディフェンスから見直して、一戦一戦しっかりと戦っていきたい。」 【アースフレンズ東京Z】 ☆小野秀二HC 「今日は40分集中して我々のディフェンスを機能させることが出来た。今日はミスが出た後にも立て直すことができ、若いチームなりにベテランを揃える広島を相手に戦うことができた。広島は朝山、鵤など技術がある選手が揃うので、足を動かすなど基本を徹底してやれたことが良かった。今日の勝利で自信を持てたが、今日やったことを明日もできるのか、どうやってやるのか、全面に気持ちを出して戦っていきたい。」
2017-02-25
2/18試合結果 広島82-86群馬
【2月18日(土)群馬クレインサンダーズ戦ゲームレポート】 2月18日(土)にヤマト市民体育館前橋(群馬県前橋市)で行われました群馬クレインサンダーズ戦。 <スコア> B.LEAGUE B2 第19節 広島ドラゴンフライズ82-86群馬クレインサンダーズ (1Q:13-14,2Q:23-17,3Q:14-18,4Q:22-23,OT:10-14) 今シーズン成績:31勝7敗 会場: ヤマト市民体育館前橋 入場者数:703人 【スターター】 広島:#2朝山正悟、#5山田大治、#18鵤誠司、#21コナー・ラマート、#24田中成也 群馬:#0小淵 雅、#15栗原奨太、#31アブドゥーラ・クウソー、#50梅津大介、#51根東裕隆 <試合レポート> ☆第1Q 両チーム昨日のゲームと同じスターターで挑む。展開も昨日同様に重たい立ち上がり。ディフェンスの激しい群馬に対し、広島は得点を伸ばせない。主導権を奪われそうなところで鵤が難しいシュートを決めるとそれをきっかけにエンダイ、山田、さらに朝山が3Pを決めて流れを引き寄せる。わずかにリードされ第2Qへ。13−14。 ☆第2Q 昨日と同様にゾーンで守る群馬を突き崩したのは坂田だった。ミドルにインサイドに得点を重ねリズムを出す。展開にリズムが出てきて、お互い速いテンポで得点を取りあう。群馬はオフェンスリバウンドからセカンドチャンスを活かしてくる。広島はディロンがタフショットでバスケットカウントをもらい、リードして前半を終える。36−31。 ☆第3Q 群馬はファストブレイクでリズムを生み出す。対し広島は山田のアシストからラマートが決めるなどリードを保つ。しかし鵤の不用意なターンオーバーから走られると、連続ポイントで1点差まで詰め寄られる。タイムアウトを取った広島だったが流れを止められず群馬#15栗原のシュートで逆転を許す。リードを広げたかった中でわずか1点リードで最終Qへ。50-49。 ☆第4Q ホーム群馬が逆転勝利へ集中力をみせる。リバウンドでチャンスを増やし得点につなげ、早々に逆転に成功する。守ってはゾーンで広島は中に入らせない。残り4:17で広島は鵤に代えて山田をコートに送りビッグラインナップで逆転勝利をたくす。しかし朝山、坂田の3Pが決まらず流れは変えられない。ラマート、山田のフリースロー失敗も響き残り1分で8点差と万事休す。この絶体絶命の危機を救ったのもラマートと山田だった。北川のフリースロー2本目をラマートがリバウンドを取ると、山田へ。山田が起死回生の3Pを決めて4点差とした。さらにタイムアウト後の攻撃をオフェンスリバウンドでつなぎ2点差。浮足立つ群馬のリスタートをディロンがスティールして持ち込み同点。土壇場から延長戦に持ち込んだ。72−72。 ☆EX1 延長戦になんとか持ち込んだ広島だったが、ホームの後押しをうける群馬に対し劣勢に。最後までファイトしたが、タイムアップ。あと少しのところで勝利を逃した。最終スコア82−86。 昨日以上にタフなゲームとなり、今季2回目のオーバータイムにもつれる熱戦だった。残念ながら連勝は12でストップしたが、土壇場から追いついた気迫、執念は見事。アウェイの地で広島の意地をみせた。それでもリードする展開の中で第4Q逆転され敗戦となってしまったことに大いに反省しなければならない。3Pが決まらない中でいかにリングへアタックしていくか、粘り強く崩していくのか。まだまだステップアップできる部分はあるはずだ。ディフェンス面でも簡単に得点を許す場面も多く、集中したディフェンスを40分間継続していかなければならない。今日は坂田が爆発し今季初のチームハイで18得点。チームに大きな勢いを与えた。坂田が得点、リバウンドに絡める展開になると相手にとって大きな脅威となる。プレーオフをかけた戦いが本格的に始まる中で坂田の活躍に大きな期待がかかる。 次節はホームでアースフレンズ東京Zとの戦いだ。広島サンプラザホールの大声援でB2優勝のきっかけとなる勝利へ後押しをお願いします。連勝は止まったがホームではまだ15連勝中!地元の皆さまと勝利を分かち合い、いい流れをつくっていきましょう!! UNITED WE STAND!! 【主なスタッツ】 広島ドラゴンフライズ ◆得点 #7坂田央 18点 #5山田大治 13点 #21コナー・ラマート 11点 #11北川弘 10点 #12ダニエル・ディロン 10点 ◆リバウンド #11北川弘 7リバウンド #21コナー・ラマート 7リバウンド ◆アシスト #11北川弘 5アシスト 群馬クレインサンダーズ ◆得点 #55マーカス・カズン 21点 #31アブドゥーラ・クウソー 18点 #15栗原奨太 11点 #0小淵 雅 10点 ◆リバウンド #55マーカス・カズン 9リバウンド #51根東裕隆 8リバウンド #15栗原奨太 7リバウンド #31アブドゥーラ・クウソー 7リバウンド #1トーマス・ケネディ 5リバウンド ◆アシスト #51根東裕隆 8アシスト <ヘッドコーチコメント> 【広島ドラゴンフライズ】 ☆佐古賢一HC 「全体的にリバウンドのシーンで、上手く点数を繋げられなかったのが原因で、最後追う展開になった。その中でも、選手達が良く我慢してディフェンスし、オフェンスに繋げて、時間と得点との兼ね合いをよく理解して戦えたのではないかと思う。我々にとっては、このような負け方はむしろプラスになる。長いレギュラーシーズンの中で、勝てばいいという問題では無く、負け方、敗因をしっかりと再認識しないといけない。今日まで12連勝してきたが、ここ最近、オフェンスリバウンドをかなり取られるケースがあって、展開もすごく苦しんでいた。この負けがリバウントに対する意識などの課題が浮き彫りにし、選手に現状を突き付けてくれたと思う。そういう意味では、この2試合、我々にとっては良いプラスの試合が出来たと思う。」 【群馬クレインサンダーズ】 ☆平岡富士貴HC 「昨日の反省を選手達が45分間、チームルールを守ろうと、必死にチームの為に、勝利の為に戦ってくれたことが、勝つチャンスを貰えた、そして、たくさんのブースターの熱い後押しが無ければ、そのチャンスを勝ち取る事は出来なかったと思う。本当に感謝している。まだまだ波が激しいチームなので、今日の勝利を自信に変えられるようにもっともっと積み上げていきたい。」
2017-02-18
2/17試合結果 広島86-75群馬
【2月17日(金)群馬クレインサンダーズ戦ゲームレポート】 2月17日(金)にヤマト市民体育館前橋(群馬県前橋市)で行われました群馬クレインサンダーズ戦。 <スコア> B.LEAGUE B2 第19節 広島ドラゴンフライズ86-75群馬クレインサンダーズ (1Q:14-13,2Q:30-19,3Q:21-22,4Q:21-21) 今シーズン成績:31勝6敗 会場: ヤマト市民体育館前橋 入場者数:645人 【スターター】 広島:#2朝山正悟、#5山田大治、#18鵤誠司、#21コナー・ラマート、#24田中成也 群馬:#0小淵 雅、#15栗原奨太、#31アブドゥーラ・クウソー、#50梅津大介、#51根東裕隆 <試合レポート> ☆第1Q 12連勝をかけて中地区首位の群馬と激突。広島はいつものスターター。ゲームは立ち上がり重たい展開でお互いにスコアを決められない。インサイドを固める群馬に対して広島はシュートが決まらずリズムが出ない。逆に群馬はリバウンドで広島に競り勝ちチャンスを作るもののミスが出る。拮抗した状態で第2Qへ。14-13。 ☆第2Q 最近調子の上がってこなかったディロンが躍動する。ゲームをコントロールするとターンオーバーも奪って主導権を握る。鵤も積極的に自分でドライブを仕掛けて群馬ディフェンスをこじ開ける。ラマート、坂田のリバウンドでリズムも生まれ一挙30得点で44-32。良い流れで後半へ。 ☆第3Q ラマートがチームを引っ張る。バスケットカウントを獲得し、さらに田中のアシストからシュートを決めてリードを広げる。しかし個人ファウルが重なりエンダイと代わる。ここで少しリズムが乱れる。朝山に代わって北川を投入し、北川、鵤、田中のディフェンスの良い3人が流れを作りにいく。それでもターンオーバーやフリースロー失敗などできっかけをつくれず拮抗した展開が続く。65−54で最終Qへ。 ☆第4Q 3Q終盤の重たい空気が広島に漂う。それを振り払おうと朝山が3Pを沈めチームを鼓舞する。しかし東地区首位の群馬が勝利への執念を見せ群馬#50梅津の3P、さらに#11藤原の連続得点で5点差まで一気に詰める。佐古HCはここでタイムアウト。ホーム群馬に傾きつつある流れの中で群馬#1ケネディがまさかのフリースローを3本落とし、広島としては救われる。それでもラマートがファウルトラブルで残り5分を残してベンチに下がると、残り2分で4点差まで群馬が迫る。今日1番のシュートを決めたのは、その直後に3Pを冷静に沈めたディロンだった。鵤からのアシストをリング正面に構えたディロンへ。このパスをきっちりと決めてリードを7点差。ここからはファウルゲームとなり、フリースローをきっちり沈めていきゲームセット。接戦をなんとか逃げ切った。86−75。 後半かなり競った展開となったが、焦ることなく落ち着いて難敵を寄り切った。年明けから続くタフなゲームの中でチームとしての強さを感じられる内容だった。朝山の勝負ところでの働きは圧巻だが、ディロン、ラマートの安定感はチームに欠かせない。2Qでチームに勢いをつけた坂田にも、ここからさらにギアを上げて活躍を期待したい。依然として課題となるのはゾーンディフェンスの崩し、ディフェンスの激しさ、リバウンドだろう。交流戦も残り少なくなってきたが、西地区のチームも交流戦を経てよりパワーアップしているので、今のうちに修正し、チームをさらにステップアップしていきたい。 クラブレコードを塗り替える12連勝で暫定ながら西地区首位に立った。前節で佐古HCが語ったように、チームにプライドが感じられタフさも出てきた。連勝を伸ばし続ける中で個々のステップアップもしていけることだろう。明日も間違いなくタフなゲームになる。今日以上のゲームで快勝して、広島に帰ってきてほしい。 関東でのアウェイゲームにも関わらず沢山の会場での応援ありがとうございました。スポナビライブでいつも応援してくださる皆さまの声援も力の源です。 明日も共に戦って、13連勝しましょう!! UNITED WE STAND!! 【主なスタッツ】 広島ドラゴンフライズ ◆得点 #2朝山正悟 18点 #12ダニエル・ディロン 17点 #21コナー・ラマート 12点 #18鵤誠司 11点 ◆リバウンド #21コナー・ラマート 8リバウンド #18鵤誠司 6リバウンド #0アジーズ・エンダイ 5リバウンド ◆アシスト #11北川弘 5アシスト 群馬クレインサンダーズ ◆得点 #50梅津大介 16点 #31アブドゥーラ・クウソー 14点 #1トーマス・ケネディ 12点 ◆リバウンド #55マーカス・カズン 10リバウンド #31アブドゥーラ・クウソー 8リバウンド #1トーマス・ケネディ 6リバウンド #15栗原奨太 5リバウンド ◆アシスト #0小淵 雅 5アシスト <ヘッドコーチコメント> 【広島ドラゴンフライズ】 ☆佐古賢一HC 「今日は久しぶりにチームでのファストブレイク、高いポジションでのプレッシャーが効いて良いスティールを何本か、そこに対しての決定率は後半落ちたが、前半は自分たちが立てた戦術通りの展開だったのではないかと思う。後半苦しんだのは、ビッグマンのファウルトラブルのところ。ヘルパーを少し深めに入れたところから3Pを決められたところがミスだった。ゾーンオフェンスに対しても悪くなく、3Pも嫌われて落ちていくというのも何本かあった。先週の練習で、群馬のゾーンに対して練習もしたという中で、イメージもあって、良いリズムでオープンサイドに球を展開出来ていた。明日も継続して我慢しながらしっかり1Q1Q戦っていきたいと思う。」 【群馬クレインサンダーズ】 ☆平岡富士貴HC 「前半に尽きるかなと思う。後半は良く選手達がファイトしてチームのルールを徹底しながら、我々のバスケットをしようとしてくれたので良い試合が出来た。ただ前半が全くプラン通りになってなかったという事が一つ、またミスから走られてしまった、イージーバスケットを前半にされてしまった事が敗因。今、チームも落ちてきてはいますが、現状打破する為に、もがいて這い上がっていきたい。」
2017-02-17
AWAYゲーム日程決定:第27、29節
日時、会場が未定となっておりました今シーズン第27、29節の日程が決まりましたので、ご連絡いたします。 ■第27節 愛媛オレンジバイキングス戦 4月15日(土)18:00 TIPOFF 4月16日(日)14:00 TIPOFF 会場:愛媛県総合運動公園体育館(愛媛県松山市) ■第29節 熊本ヴォルターズ戦 4月29日(土)17:00 TIPOFF 4月30日(日)14:00 TIPOFF 会場:熊本県立総合体育館(熊本県熊本市) 皆さまの応援よろしくお願い致します!!
2017-02-17
2/12試合結果 広島65-64西宮
【2月12日(日)西宮ストークス戦ゲームレポート】 2月12日(日)に広島サンプラザホール(広島市西区)で行われました西宮ストークス戦。 <スコア> B.LEAGUE B2 第18節 広島ドラゴンフライズ65-64西宮ストークス (1Q:15-13,2Q:19-20,3Q:16-17,4Q:15-14) 今シーズン成績:30勝6敗 マンオブザマッチ:#2朝山正悟 会場:広島サンプラザホール 入場者数:1670人 【スターター】 広島:#2朝山正悟、#5山田大治、#18鵤誠司、#21コナー・ラマート、#24田中成也 西宮:#0谷口 淳、#9谷 直樹、#13道原紀晃、#14ジョーダン・ヴァンデンバーグ、#19梁川禎浩 <試合レポート> ☆第1Q スターターは前日と両チームとも同じ。ゲームは立ち上がりから重たい展開となった。試合開始から3分でようやく今日の1発目を山田が決める。広島は集中したディフェンスで西宮を抑えるが、リバウンドを西宮にリードされ、なかなかリズムが出てこない。15−13。 ☆第2Q 攻撃にリズムが出始めた両チーム。広島は仲摩、北川の得点でリードをわずかに広げる。さらにオフィシャルタイムアウト明けに朝山を出しゲームの流れを掴みにいく。残り4:12でディロンのブロックショットから北川がボールプッシュ、エンダイに繋いでバスケットカウント獲得。しかしこのチャンスでフリースローを外し、主導権を得られない。対する西宮は#15オーウェンスからのパスを#14ヴァンデンバーグが豪快にアリウープも決め、点差は開かない。前半終わって34−33と大接戦。 ☆第3Q お互いに我慢の展開が続く。広島はリングへアタックし、フリースローを着実に決めて、得点をつないでいく。一方でターンオーバーから西宮は得点を積み重ね、広島に大きなリードは許さない。西宮#9谷のファウルトラブルにも逆に西宮はオフェンスのリズムを上げて、広島を押し込む。同点で最終Qへ。50-50。 ☆第4Q 広島にとっては今シーズンナンバーワンのクロスゲームとなり、勝負の第4Q。目まぐるしくリードが入れ替わる。先にリードした西宮に対して、広島はディロンのドライブ、ラマートのミドルシュートで逆転。しかしその直後、残り4:17に西宮#14ヴァンデンバーグがインサイドで再逆転のアンドワンを獲得。ボーナスショットは外すもリードを奪う。 最近の広島はここからの粘りが違う。さらに昨日の4508名の応援に負けない大声援が広島を支える。アニキ朝山の連続3Pで同点、逆転すると、田中もそれに続いて3Pを決めて突き放し、リードは6点に。最後粘る西宮をなんとか突き放し、最終局面までもつれた熱戦を勝ちきった広島がクラブレコードを更新する11連勝を飾った。65−64。 今日の勝利でなんと広島はホームで15連勝!!地元では圧倒的な勝率で勢いに乗ってきた。 ただ前節同様に相手のゾーンディフェンスに対する対応力に大きな課題を残した。自慢のシューター陣に当たりが止まったときの脆さを露呈している。次節の東地区首位の群馬クレインサンダーズとのゲーム前に早急に対応が必要だ。タフなゲームが続く中でも連勝を11まで伸ばし、勝ちきれる強さが出てきた。特に今シーズンの勝負どころでの朝山の3Pの決定力は圧倒的な存在感だ。それに触発されるようにチームの雰囲気も良く、この勢いで交流戦を戦い切って、西地区での決戦に備えたい。 ホームアリーナ「広島サンプラザホール」では9/30の敗戦以来負け無し。幸いなことに残りホームゲームは全てホームアリーナでの戦いとなる。次節は群馬、3月には青森と遠征も控えるが、しっかりと準備をして乗り切って広島でエキサイティングなゲーム、最高の勝利をファンにみせていきたい。 「勝って兜の緒を締めよ」を肝に命じて、浮かれることなく、だが自信を持って一戦一戦、共に闘いましょう! UNITED WE STAND!! 【主なスタッツ】 広島ドラゴンフライズ ◆得点 #2朝山正悟 17点 #5山田大治 12点 ◆リバウンド #21コナー・ラマート 8リバウンド #12ダニエル・ディロン 5リバウンド ◆アシスト #12ダニエル・ディロン 6アシスト 西宮ストークス ◆得点 #14ジョーダン・ヴァンデンバーグ 12点 #9谷 直樹 11点 #15ラリー・オーウェンス 11点 #4ドゥレイロン・バーンズ 10点 ◆リバウンド #15ラリー・オーウェンス 9リバウンド #14ジョーダン・ヴァンデンバーグ 7リバウンド #27石塚 裕也 5リバウンド <ヘッドコーチ・選手コメント> 【広島ドラゴンフライズ】 ☆佐古賢一HC 「今日は我慢のバスケットだった。西宮のアグレッシブなリバウンドとボールプッシュに押し込まれる時間帯が長かった。40分間終始がっぷり四ツに組んだ状態で、大きなリードも取れなかった。ディフェンスではしっかりと頑張ることができたが、オフェンスではシュートアテンプトが今季ワーストのような数字で、あまり褒められる部分はないようなタフなゲームをしっかりと勝ち切ることができたことが何より大事。選手達が毎ゲームにしっかりとフォーカスができているし、ある種のプライドのようなものも出てきている。 今シーズンからゲーム後のハイタッチに選手と共に回っているが、チーム創設以来のファンの思い、熱意、期待の高まりを直接感じることができるし、昨日、今日を一つのスタートとして、ドラゴンフライズの新たな歴史を作るという気持ちになった。3年間支えて頂いているファンのため、そして選手にB1のコートに立たせたいという思いも強いので、残りゲームしっかりと結果を残したい。」 ☆#2朝山正悟 「昨日、今日と非常にタフなゲームになったが、昨日と今日で違ったのは第4Qの大事なところで追う展開になってしまったこと。全体を通してディフェンスの時間帯が長く、重いバスケットになった。第4Qの3Pを決めた部分は自分が決めてやろう、あのタイミングしかないと思って打った。結果的に入って良かった。今日は勝負がかかったところで決めきれ、勝負所でチームをひっぱり勝つことができ昨日以上に満足している。ホームでは絶対に負けないという強い気持ちでチーム全員戦っているので、面白いゲームをみせて、お客さんには満足して帰ってもらえるように頑張っていきたい。」 ☆#5山田大治 「オフェンス回数が少なく常にディフェンスをしているような感覚だった。今日は苦しい展開になっても最後まで諦めず、勝負どころで朝山、田中が3Pを決めて、勝つことができた。個人としてはあのような展開でも負ける気はしなかったし、常に自分が決めてやろうという気持ちで楽しんでプレイしている。タフなゲームを連勝できて、チームの雰囲気も非常に良いし、このいい流れを続けてプレーオフまでいきたい。」 【西宮ストークス】 ☆髙橋哲也HC 「結果としては非常に残念。FGの成功率が33%とオフェンスがあまりうまくいかなかった。これからシーズン残りのゲームがあるので、自分たちの得点のできるできる形を練習して、試合で実行していきたい。2連敗というのは痛い連敗であることは間違いないが、自分たちがステップアップしていくための課題が出たことは前向きに捉えたい。」
2017-02-12