4/15(日)試合結果 広島89-85東京Z
【4月15日(日)B2第28節 GAME2 アースフレンズ東京Z戦ゲームレポート】 4月15日(日)に広島サンプラザホール(広島市西区)で行われましたアースフレンズ東京Z戦。 <スコア> B.LEAGUE 2017-18 B2 広島ドラゴンフライズ89-85アースフレンズ東京Z (1Q:19-21,2Q:14-17,3Q:26-21,4Q:30-26) 会場:広島サンプラザホール 入場者数:1911人 マンオブザマッチ:#11北川弘 シーズン成績:29勝24敗(B2西地区3位) 【スターター】 広島:#0ジャマリ・トレイラー、#5山田大治、#7坂田央、#11北川弘、#24田中成也 東京Z:#0シンミオン・バウアーズ、#1増子 匠、#17古牧昌也、#33西山達哉、#92村越圭佑 <試合レポート> ☆第1Q GAME1を快勝して迎えたGAME2。アースフレンズ東京ZはGAME2に強いだけにタフなゲームになる。その東京Zが立ち上がり良い入りをみせる。東京Z#1増子のフリースロー、AND1で0-6。それでも今日も好調のトレイラーがインサイドで得点、坂田のカットにアシストで追い上げ、さらにAND1で7-8とする。守っても集中して24秒オーバータイムを奪う。それでも東京Z#0バウアーズ、#7エヴァンスがインサイドで得点していく。さらに東京Z#11石井の3Pで14-21まで広がる。ここで粘りを見せたのが朝山。3Pとミドルをブザー直前に沈めて19-21に点差を縮めて第2Qへ。 ☆第2Q 開始早々に東京Z#7エヴァンスから#5ヴィルデへのアリウープが決まる。それでもBリーグのバスケットにアジャストしてきた#0トレイラーのブロックショット、豪快なダンクと調子が上がってくる。しかしそのトレイラーが5:24で2ファウルとなり、交代となるとオンザコート1に。ここからショットが決まらず、東京Zにリバウンドをとられフィジカルでおされてしまう。東京Z#22河相の3Pも決まって38-33で後半へ。 ☆第3Q 東京Zのディフェンスプレスがタフになる中でファウルをもらってフリースローでつなぐ。トレイラーがディフェンスリバウンドをとって速攻につなげると、フィニッシュのところでファウルをもらってこれが東京Z#35高山のアンスポーツマンライクファウルに。フリースローを着実に決め、続くオフェンスで田中が3P決める。テンポが出てきた田中はさらにもう1本3P、ドライブからも得点する。59-59と同点となって最終クォーターへ。 ☆第4Q 点を奪い合うゲームとなったが、勝負を決めたのはドリスドムだった。ジャンパー、3Pで追い上げ勝ち越すと、フリースローももらってしっかりつなぐ。トレイラーもターンオーバーを取られたボールをチェイスして、後ろからブロックショット。流れを渡さない。二人のリバウンドとインサイドで突き放した形になった最終クォーターは最後ファウルゲームとなったが、89-85で広島が白星を挙げた。 GAME1とは全く違うクロスゲームとなり、序盤から広島が追う展開となった。昨日以上の活躍を見せたのが、トレイラー。25得点9リバウンド4スティール3ブロックショットと攻守で奮闘、凄まじい運動量と熱いファイト、そしてフリースロー10本中9本という正確さで勝利に貢献した。第4Qのドリスドムの活躍も相変わらずだ。ドリスドムの活きるようにチームもシフトして、ドライブと3Pを組み合わせて翻弄した。コッツァー不在の中でリバウンドで苦しんだ部分もあったが、競った展開で勝負どころでもフィジカルに戦って勝利をつかむことができた。チームの成長した証が見せられている。 残り7試合。ホームゲームが3試合と最終盤に突入する。残りゲームを全て勝って、広島の意地とプライドを見せたい。最後まで共に戦いましょう!BE ONE!UNITED WE STAND! 【主なスタッツ】 広島ドラゴンフライズ ◆得点 #0ジャマリ・トレイラー 25点 #3テレンス・ドリスドム 22点 #7坂田央 11点 ◆リバウンド #0ジャマリ・トレイラー 9リバウンド #3テレンス・ドリスドム 6リバウンド ◆アシスト #5山田大治 6アシスト #11北川弘 5アシスト アースフレンズ東京Z ◆得点 #0シンミオン・バウアーズ 28点 #1増子 匠 10点 #7ルーク・エヴァンス 10点 ◆リバウンド #0シンミオン・バウアーズ 7リバウンド #7ルーク・エヴァンス 6リバウンド #14柏倉哲平 5リバウンド <ヘッドコーチコメント> 【広島ドラゴンフライズ】 ☆#2朝山正悟HC 「非常に良い自分たちのバスケットができた。昨日に比べて点差は縮まってはいるが、内容的には良かったと思う。東京は2日目に上位チームを倒してきた実績がある中で、今日自分たちは受けることなく、我慢してやれた。コッツァー選手がいないなかで、トレイラー選手、ドリスドム選手が頑張ってくれたことも大きいと思う。ディフェンス面では昨日よりも外の相手にひっぱられすぎることなく、マッチアップでうまくディフェンスすることができた。オフェンスではトレイラー選手、ドリスドム選手がゴールにアタックしてくれて相手よりもフリースローを多くもらって良く決めてくれた。前半は負けてた中で、我慢して競り勝つというこういう展開で勝てたことは大きいし、ましてやコッツァー選手が不在の中で、自分たちのバスケットができたことは評価できる。前を向いてやるというチームの共通認識が浸透して、練習も良い雰囲気でできているので、最後までしっかり戦い続けたい。」 【アースフレンズ東京Z】 ☆斎藤 卓HC 「昨日より良くなった点はあるが、理想のスタイル、プレーからはほど遠い。広島はコッツァー選手を欠いている状況で、この連敗は自分としても、チームとしても受け入れがたい結果だ。今日の敗因としては、後半で56失点してしまったディフェンス。フィジカルにいけずに簡単な得点を許してしまったことだと思う。次節に向けて、何ができるかを考えていきたい。」
2018-04-15
4/14(土)試合結果 広島85-66東京Z
【4月14日(土)B2第28節 GAME1 アースフレンズ東京Z戦ゲームレポート】 4月14日(土)に広島サンプラザホール(広島市西区)で行われましたアースフレンズ東京Z戦。 <スコア> B.LEAGUE 2017-18 B2 広島ドラゴンフライズ85-66アースフレンズ東京Z (1Q:22-14,2Q:20-17,3Q:23-15,4Q:20-20) 会場:広島サンプラザホール 入場者数:1560人 マンオブザマッチ:#0ジャマリ・トレイラー シーズン成績:28勝24敗(B2西地区3位) 【スターター】 広島:#0ジャマリ・トレイラー、#5山田大治、#7坂田央、#11北川弘、#24田中成也 東京Z:#0シンミオン・バウアーズ、#1増子 匠、#17古牧昌也、#33西山達哉、#92村越圭佑 <試合レポート> ☆第1Q 2週続けてのホームゲーム。残り5試合のホームゲームは負けるわけにはいかない。東京Z#0バウアーズのディフェンスリバウンドからの速攻でリードを奪われて立ち上がるも、山田のインサイドで流れを作る。田中の3Pで9-8と逆転すると、坂田がフィジカルの強さを活かしてジャンパーでAND1。ディフェンスから流れがよくなった広島は24秒オーバータイムを奪って主導権を握る。トレイラーのディフェンスリバウンドから北川を経由してレイアップでAND1。15-8。その後もドリスドムが得点を積み重ねて22-14。 ☆第2Q トレイラーがミドルシュートをみせると、再び24秒オーバータイムを奪ってマイボールに。ドリスドムがコートに立つと推進力が生まれる。ドリスドムのドライブで得点を伸ばす。コッツァーを怪我で欠く今日の広島、残り5:25でドリスドムが下がりオンザコート1に。それでも朝山のジャンパー、山田から朝山へのナイスアシストもあってリード。外のショットは決まらないが、トレイラーのリバウンドでリズムを作る。43-31で後半へ。 ☆第3Q ロングの3Pショットを東京Z#33西山が決め42-34。しかし北川のカットに山田がナイスアシスト。速い展開の中で少しバタバタし、東京Z#33西山が再び3Pを決め6点差。ここからトレイラーのハッスルプレイでリバウンドやルーズボールでポゼッションを取る。朝山がジャンパーでAND1。さらにスティールからドリスドムのドライブなど11連続ポイント。着実にフリースローもつないで65-46。 ☆第4Q 仲摩のスティールから朝山が3Pを決めると、ドリスドムも3Pで続く。村上のアシストからトレイラーも得点。仲摩のディフェンスリバウンドからボールをつないで、トレイラーのダンク。最終クォーターはプレイタイムをシェアしながら、それぞれが役割を果たし逃げ切った。85-66。 コッツァーの怪我の影響でトレイラー、ドリスドムに負荷のかかったゲームとなったが、その二人が圧巻のパフォーマンスで勝利をつかんだ。トレイラーはこれまでディフェンスやリバウンドなどでの貢献が光ったが、今日は19得点を挙げ、リバウンドも14と奮闘した。ゴール下で積極的にボールに絡み、相手にプレッシャーを与えた。朝山HCが試合前にファウルに気をつけろと話をした通り、今日はファウルをもらう数を抑えて、34分のプレイタイムで良いパフォーマンスを見せた。オフェンスリバウンドを23も与えながらも勝利をつかめたのは、東京Zのシュート精度に救われたところも大きい。ターンオーバーをしっかり減らして、全員でリバウンドを取りにいく意識を徹底したい。明日も勝って、ホーム連勝で良い流れをつくりましょう!BE ONE!UNITED WE STAND! 【主なスタッツ】 広島ドラゴンフライズ ◆得点 #3テレンス・ドリスドム 20点 #0ジャマリ・トレイラー 19点 #2朝山正悟 18点 #5山田大治 11点 ◆リバウンド #0ジャマリ・トレイラー 14リバウンド #3テレンス・ドリスドム 5リバウンド ◆アシスト #1村上駿斗 6アシスト アースフレンズ東京Z ◆得点 #0シンミオン・バウアーズ 18点 #5リッチモンド・ヴィルデ 12点 #7ルーク・エヴァンス 12点 ◆リバウンド #5リッチモンド・ヴィルデ 12リバウンド #0シンミオン・バウアーズ 11リバウンド #7ルーク・エヴァンス 6リバウンド #33西山達哉 5リバウンド ◆アシスト #33西山達哉 6アシスト <ヘッドコーチ・選手コメント> 【広島ドラゴンフライズ】 ☆#2朝山正悟HC 「今日は非常に良い形で、自分たちのバスケットができた。ディフェンスとオフェンスのつなぎの流れや、ボールをしっかり動かし、ディフェンスではボールマンにプレッシャーをかけることができた。ただ前半だけで10ターンオーバーと9オフェンスリバウンドを与えてしまった。後半はターンオーバーは抑えることができたが、オフェンスリバウンドはさらに悪くなり、相手のシュートが入っていれば、どうなっていたか分からないゲームだったと思う。コッツァーがいない中で全員で掴んだ勝利といえる。」 ☆#0ジャマリ・トレイラー 「チームにエナジーをもたらす役割は果たせたと思う。チームで良いディフェンスができ、その中でチャンスがあってスコアすることができた。個人のマンオブザマッチよりもチームとして良いパフォーマンスを出せたことが嬉しい。10月からゲームを離れていたが、カンザス大でプレイしてコンディションは悪くなかった。フィジカルやファウルなど日本でアジャストしないといけない部分に慣れてきていると感じるので、自分自身のプレイをやりきって、勝利に貢献したい。」 【アースフレンズ東京Z】 ☆斎藤 卓HC 「シュートの確率が悪すぎ、ゲームプランを全くできなかった。ボールを動かして、速い展開に持って行きたかったが、意図したものとは違う形になっていた。ディフェンスではもっとフィジカルにいって、広島のやりたいことをやらせないプランを考えていた。応援している人がいるから我々は存在していることを選手に常に伝えているが、勝ち負け以上にゲームを見た人が感動、明日への活力を与えられるようなプレイを見せたい。今から明日の準備をして、自分たちのバスケットをやりきりたい。」
2018-04-14
4/8(日)試合結果 広島83-64愛媛
【4月8日(日)B2第27節 GAME2 愛媛オレンジバイキングス戦ゲームレポート】 4月8日(日)に広島サンプラザホール(広島市西区)で行われました愛媛オレンジバイキングス戦。 <スコア> B.LEAGUE 2017-18 B2 広島ドラゴンフライズ83-64愛媛オレンジバイキングス (1Q:22-14,2Q:26-6,3Q:20-21,4Q:15-23) 会場:広島サンプラザホール 入場者数:1640人 マンオブザマッチ:#3テレンス・ドリスドム シーズン成績:27勝24敗(B2西地区3位)※3位浮上 【スターター】 広島:#0ジャマリ・トレイラー、#5山田大治、#7坂田央、#11北川弘、#24田中成也 愛媛:#0楯 昌宗、#13俊野佳彦、#16笠原太志、#28ニカ・ウィリアムズ、#33俊野達彦 <試合レポート> ☆第1Q 昨日は逆転での悔しい敗戦となり、プレーオフ進出の道が閉ざされた。しかし多くのファンのためにもファイトし続け一つでも多くの勝ち星を挙げたい。ゲームは立ち上がりから広島ペースとなる。山田、トレイラーのインサイドで滑り出すと、ディフェンスが機能して愛媛を寄せ付けない。堪りかねた愛媛は7:23で愛媛#11タプスコットをコートに。それでも流れは変わらずトレイラーのスティールから北川の速攻が決まり10-0となったところで愛媛がタイムアウト。さらにトレイラーのブロックショットから田中の速攻も決まって16-3。愛媛#0楯の3Pが出るも22-14と広島が主導権を握る。 ☆第2Q 広島のディフェンスは緩まない。ディフェンスをしっかり固めてドリスドムがレイアップを沈めていく。ドリスドムのスティールから岡崎の思い切りのよい3Pも決まって29-14。さらにコッツァーのリバウンドでも優位に立って点差は広がる。畳み掛けるように村上の3Pも決める。このクォーターで愛媛を6得点に抑え込み、リバウンドをしっかり抑えて後半に。48-20。 ☆第3Q 坂田のジャンパー、3Pでリズムに乗るも、愛媛#0楯が3Pを返す。愛媛#33俊野のレイアップ、再び#0楯の3Pで55-30。24秒オーバータイムもあったりと流れが悪くなりかけているところでタイムアウト。山田のアシストからトレイラーのジャンパー、北川のスティールから山田へ速攻が決まる。強気に攻める愛媛と点を取り合う展開となり、最終クォーターへ。68-41。 ☆第4Q 愛媛#9矢代の連続3Pで68-47。広島はコートが得点を挙げるが、その後のショットが決まらない。朝山もこのクォーターだけで6本のショットを打ったが、1本も決まらず今季初の無得点ゲームとなった。それでもドリスドムのドライブ、オフェンスリバウンドからのポイント、最後は村上のショットが外れたところをトレイラーがダンクでねじ込み試合終了。83-64。見事に昨日の雪辱を果たした。 前半で大きくリードし、ゲームをコントロールしながら勝利をつかみとった。リーグナンバーワンの攻撃力をもつ愛媛を64失点に抑えたディフェンスが光った。チームのコミュニケーションがよく取れ、球際の執着とリバウンドで愛媛を上回った。勝ちたいという気持ちが前面に出たのが良かった。朝山が無得点に終わるなど、外からのショットが不発だったが、それを補うほどのペイントエリアでの得点で勝利を挙げられたことは大きい。トレイラーもこれまではディフェンスやリバウンドでの貢献が目立っていたが、オフェンスでの働きも際立ってきている。 次節もホームでアースフレンズ東京Z戦。ファンを笑顔にするような、パワフルでノビノビとしたプレイで勝利をつかみとりたい。残りゲーム全て勝ちましょう!!BE ONE!UNITED WE STAND! 【主なスタッツ】 広島ドラゴンフライズ ◆得点 #3テレンス・ドリスドム 16点 #5山田大治 12点 #7坂田央 12点 ◆リバウンド #0ジャマリ・トレイラー 11リバウンド #3テレンス・ドリスドム 8リバウンド #24田中成也 8リバウンド #42ケビン・コッツァー 7リバウンド #5山田大治 5リバウンド 愛媛オレンジバイキングス ◆得点 #33俊野達彦 19点 #0楯 昌宗 13点 #11チェハーレス・タプスコット 11点 #42コナー・クリフォード 10点 ◆リバウンド #28ニカ・ウィリアムズ 10リバウンド #16笠原太志 9リバウンド #33俊野達彦 6リバウンド ◆アシスト #33俊野達彦 8アシスト <ヘッドコーチコメント> 【広島ドラゴンフライズ】 ☆#2朝山正悟HC 「前半は完璧で、自分たちのやりたいことがやれた。後半はところどころミスもあったが、一試合の中では許容範囲内でゲームを通して自分たちのバスケットができたゲームだったと思う。昨日やられた愛媛のオフェンスリバウンドを抑えることができてトータルでも上回ることができたし、ターンオーバーも一桁に抑えることができた。3Pの確率が低かったがペイントでしっかり得点して83得点を挙げられたことは良かったと思う。今シーズン戦い抜いた結果の一つが順位という部分もあるので、順位は一つでも上になるように、全員で戦い抜いてシーズンを終えたい。」 【愛媛オレンジバイキングス】 ☆リチャード・グレスマンHC 「昨日の後半巻き返した勢いを今日の前半につなげることができず、前半で勝負がついてしまった。後半は28点差ついたところから、16点まで追い上げることができたので、後半については戦えていたと思う。今日は昨日はあったハングリーさ、危機感が無く、ディフェンスバック、オフェンスでボールが回らないときのカットなど全く走れていなかったことが敗戦につながった。まずはファイトし続けること、一つになることが大事なので、残り9ゲームしっかりやっていきたい。」
2018-04-08
4/7(土)試合結果 広島84-87愛媛
【4月7日(土)B2第27節 GAME1 愛媛オレンジバイキングス戦ゲームレポート】 4月7日(土)に広島サンプラザホール(広島市西区)で行われました愛媛オレンジバイキングス戦。 <スコア> B.LEAGUE 2017-18 B2 広島ドラゴンフライズ84-87愛媛オレンジバイキングス (1Q:19-26,2Q:32-14,3Q:18-22,4Q:15-25) 会場:広島サンプラザホール 入場者数:1865人 シーズン成績:26勝24敗(B2西地区4位)※プレーオフ進出絶たれる 【スターター】 広島:#0ジャマリ・トレイラー、#5山田大治、#7坂田央、#11北川弘、#24田中成也 愛媛:#0楯 昌宗、#13俊野佳彦、#16笠原太志、#28ニカ・ウィリアムズ、#33俊野達彦 <試合レポート> ☆第1Q 好調を維持して今季初めての6連勝をかけて戦う。序盤、広島はディフェンスからリズムをつかむ。オフェンスはインサイドを攻めていく。トレイラーがアタックをしていくケースが増えた。北川の3Pも決まって9-4。愛媛はエースの#11タプスコットを送る。すると流れが変わる。タプスコットの1on1から得点して同点に。さらに愛媛#33俊野の3Pも決まって、あっという間に逆転を許し、19-26という立ち上がり。 ☆第2Q 朝山の3Pで反撃の狼煙を上げると、続いて朝山が再びジャンパー、北川の3P、ドリスドムの3Pと畳み掛ける。さらにコッツァーのAND1で33-33の同点にすると、北川の3Pで逆転に成功する。替わって入った岡崎も3Pを決めリードを広げる。コッツァーのスティールからの速攻でのダンクと主導権を握る。終了間際には村上の3Pも決まって51-40とリードを奪って後半へ。 ☆第3Q 愛媛は#28ウィリアムズのインサイドからねじこんでいく。広島も山田のインサイドで得点。北川のスティールから坂田の速攻でリズムは悪くない。守ってもトレイラーのブロックショットが愛媛にプレッシャーをかける。しかし残り3:18で広島ベンチへのテクニカルファウルが吹かれると、愛媛#13俊野にレイアップを決められ、タプスコットが前半同様に勢いに乗ってくる。そして残り1:15にタプスコットのファストブレイクで62-62と同点に追いつかれてしまう。村上がドライブからファウルをもらって、フリースローで得点をつなぎ、さらにリングにアタックしてレイアップを決めてAND1。69-62で最終クォーターへ。 ☆第4Q 9:20にトレイラーの巧みなステップでAND1で74-63と11点差つけるも、愛媛#33俊野の3P、ウィリアムズのインサイドから追い上げられる。トレイラーが4ファウルとなり交代。これが呼び水になったのか、ウィリアムズにファストブレイクを決められ、74-71となったところで最初のタイムアウト。しかし愛媛#13俊野の3P、ウィリアムズのジャンパー、#33俊野の3Pで82-83と一気に逆転を許してしまう。残り1:54。ここで2回目のタイムアウト。タイムアウト明け村上のジャンパーですぐさま逆転するも、残り33秒エンドラインからのリスタートで#33俊野にレイアップを決められ84-85。最後のタイムアウトからのオフェンスがタフショットで終わると、コッツァーのファウルがアンスポーツマンライクファウルになり万事休す。フリースローを2本決められ84-87。残り15秒からの最後のオフェンスも北川のタフな3Pに追い込まれ試合終了。84-87。 逆転での敗戦。まさに今季を象徴するようなゲーム展開だった。残念ながらこの敗戦をもって、プレーオフ進出の望みが絶たれてしまった。チームの状態は上り調子だっただけに、プレーオフ戦線からの脱落は悔しい限りだ。しかし自分たちの実力を見つめ直し、ステップアップして来季に雪辱を誓うほかない。まだ今季10ゲーム、ホームゲームは6ゲーム残している。応援してくれる全ての方に、一丸となって全身全霊戦う姿勢を見せたい。広島の誇りをかけて、まずは明日の愛媛オレンジバイキングス戦のリベンジを果たしましょう。BE ONE!UNITED WE STAND! 【主なスタッツ】 広島ドラゴンフライズ ◆得点 #1村上駿斗 14点 #7坂田央 13点 #11北川弘 12点 #42ケビン・コッツァー 10点 ◆リバウンド #0ジャマリ・トレイラー 6リバウンド #42ケビン・コッツァー 6リバウンド #3テレンス・ドリスドム 5リバウンド #5山田大治 5リバウンド ◆アシスト #11北川弘 6アシスト 愛媛オレンジバイキングス ◆得点 #13俊野佳彦 21点 #28ニカ・ウィリアムズ 21点 #33俊野達彦 20点 #11チェハーレス・タプスコット 14点 ◆リバウンド #28ニカ・ウィリアムズ 14リバウンド #11チェハーレス・タプスコット 9リバウンド #13俊野佳彦 8リバウンド #0楯 昌宗 5リバウンド ◆アシスト #16笠原 太志 5アシスト <ヘッドコーチ・選手コメント> 【広島ドラゴンフライズ】 ☆#2朝山正悟HC 「前半と後半で別のチームになってしまった。1Qの終わりぐらいから流れが悪く、2Qは良い形を作れたが、後半はそれを継続できなかった。特に前半は愛媛のオフェンスリバウンドを1回に抑えられていたが、後半は13回も奪われてしまった。フリースローも相手に多く与えてしまっている。連勝中はここを修正できていたが、今日は我慢しきれなかった。ただターンオーバーの数は抑えられているので、こういう競ったゲームができるようになってきていると思う。当然プレーオフ進出そしてB1昇格を目標にしてきた、昨季の思いも抱えて戦ってきたので、プレーオフ進出が果たせなくなったということは率直に残念で仕方なく、ファンに申し訳ない。ただ最後まで戦い続ける、選手全員がやれることを精一杯やることに変わりはない。」 ☆#11北川弘 「もったいないゲームになってしまった。後半は愛媛にオフェンスリバウンドだけでも13ポゼッションも与えている。もっと戦わないといけない部分だったと思う。明日に向けて課題はいっぱい残ったので、自分自身も冷静にビデオを見て考えて、明日に挑みたいと思う。」 【愛媛オレンジバイキングス】 ☆リチャード・グレスマンHC 「逆転で勝つことができたことを誇りに思う。負けているところから、勝つことは力のいる中で、色々なメンバーが全員良さを出してくれた。3Qに追いついてからも引き離されたが、それでもあきらめずにファイトしてくれた。特に後半のディフェンスで一人一人がどういう仕事をするのかということが明確になっていて、それぞれが役割を果たしてくれた。明日はもっと良いゲームができると思っている。」
2018-04-07
4/1(日)試合結果 広島84-73福島
【4月1日(日)B2第26節 GAME2 福島ファイヤーボンズ戦ゲームレポート】 4月1日(日)に郡山総合体育館(福島県郡山市)で行われました福島ファイヤーボンズ戦。 <スコア> B.LEAGUE 2017-18 B2 広島ドラゴンフライズ84-73福島ファイヤーボンズ (1Q:21-16,2Q:26-16,3Q:18-25,4Q:19-16) 会場:郡山総合体育館 入場者数:2563人 シーズン成績:26勝23敗(B2西地区4位) 【スターター】 広島:#0ジャマリ・トレイラー、#5山田大治、#7坂田央、#11北川弘、#24田中成也 福島:#1ソロモン・ アラビ、#8村上慎也、#9野上淳史、#21菅野翔太、#32武藤修平 <試合レポート> ☆第1Q 昨日は土壇場の逆転で勝利をつかみ4連勝。良い流れをそのまま今日も引き継ぎたい。広島はディフェンスリバウンドからの速攻で得点するも福島#9野上の3Pショットも決まってリズムをつかめない。それでも集中したディフェンスと、ビッグマンのインサイド、山田のミドルショット、朝山の3Pと内外バランス良くオフェンスでペースをつかむ。21-16。 ☆第2Q このクォーター躍動したのはコッツァー。ゴール下でポジションを取ると、上手さを見せて得点を積み重ねていく。コッツァーはオフェンスリバウンドも奪って、セカンドチャンスポイントも効果的だった。コッツァーの安定したプレイに周りにも落ち着き、自分たちのバスケットを攻守で展開していく。前半終了間際には福島#16ショウのロングショットを決められるも32-47で後半へ。 ☆第3Q 前半のいい流れで後半に入りたかったが、福島のエナジーが上回る。福島#9野上の3Pで先手を取られ、#1アラビの高さを活かしたインサイドを守りきれない。ハイプレスも使ってプレッシャーをかける福島ディフェンスにターンオーバーも出て、まさかの13連続ポイントを許し47-45と肉薄される。それでもトレイラーのフリースローで落ち着くと、山田、北川の得点で広島にリズムが戻ったかに見えたが、再び福島#9野上の3Pショットで53-53-の同点とされてしまう。この嫌な流れを振り払うトレイラー選手のダンク。広島もディフェンスプレッシャーをかけてターンオーバーを奪うとトレイラーの得点でリードを広げる。朝山の3Pも決まって65-57。 ☆第4Q 最終クォーターは好調を維持するドリスドムの個人技、安定したリバウンドで簡単には主導権を渡さない。コッツァーも前半に大当たりしているだけに、警戒されたが同じくリバウンドやディフェンスで仕事を果たす。ゲームは2点差までドリスドムのドライブ、村上のレイアップで引き離し、朝山のミドルシュートで突き放して勝利をつかみとった。これで5連勝。84-73。 昨日とは全く違うゲーム展開となったが、終始ペースを握って進められた。第3Qのスタートで大きく躓いたが、そこから立て直し、得点を取るべき選手が得点をつないだ。同点や点差を詰められた場面でも、集中力を増すことで逆転されなかったことが勝利に繋がった。リバウンドでも福島を圧倒し、トレイラー、コッツァーのインサイド陣が頼もしかった。3Pショットが少なく、インサイドを軸に得点を積み重ねて勝利できたことは自信につながる。 シマシマダービーを連勝で終え、次節は愛媛オレンジバイキングスとの戦いだ。自分たちの目指すバスケットがようやく出来てきているので、この流れで愛媛も倒したい。ホームでも連勝して、今季最多の連勝を作っていきたい。決して引くことなく、強気に勝利を目指せ。BE ONE!UNITED WE STAND! 【主なスタッツ】 広島ドラゴンフライズ ◆得点 #42ケビン・コッツァー 20点 #0ジャマリ・トレイラー 15点 #2朝山正悟 14点 ◆リバウンド #42ケビン・コッツァー 14リバウンド #3テレンス・ドリスドム 7リバウンド #2朝山正悟 5リバウンド #5山田大治 5リバウンド ◆アシスト #3テレンス・ドリスドム 5アシスト 福島ファイヤーボンズ ◆得点 #9野上淳史 18点 #16ジャレッド・ショウ 13点 #1ソロモン・ アラビ 12点 #8村上慎也 12点 #23ディオン・ジョーンズ 11点 ◆リバウンド #16ジャレッド・ショウ 6リバウンド #1ソロモン・ アラビ 5リバウンド ◆アシスト #21菅野翔太 8アシスト <ヘッドコーチコメント> 【広島ドラゴンフライズ】 ☆#2朝山正悟HC 「。」※後日追記します 【福島ファイヤーボンズ】 ☆森山知広HC 「。」※後日追記します
2018-04-01
3/31(土)試合結果 広島77-76福島
【3月31日(土)B2第26節 GAME1 福島ファイヤーボンズ戦ゲームレポート】 3月31日(土)に郡山総合体育館(福島県郡山市)で行われました福島ファイヤーボンズ戦。 <スコア> B.LEAGUE 2017-18 B2 広島ドラゴンフライズ77-76福島ファイヤーボンズ (1Q:17-30,2Q:19-21,3Q:22-13,4Q:19-12) 会場:郡山総合体育館 入場者数:2535人 シーズン成績:25勝23敗(B2西地区4位) 【スターター】 広島:#0ジャマリ・トレイラー、#5山田大治、#7坂田央、#11北川弘、#24田中成也 福島:#1ソロモン・ アラビ、#5友利健哉、#9野上淳史、#21菅野翔太、#32武藤修平 <試合レポート> ☆第1Q 今季久々の3連勝で波に乗りつつある広島。水曜日にバンビシャス奈良とのゲームを終えて、直接福島県郡山市に入った。準備が十分できない中でのゲームにはなるが、勝って連勝を伸ばしたい。ゲームは立ち上がり福島は#2アラビがインサイドで存在感を発揮し、リバウンドを制する。さらに福島#21菅野の3P、対して広島も田中が3Pを返すが、菅野が3Pをその後も2本、#2徳川の3Pで勢いに乗る。広島はターンオーバーも絡んで点差を開けられ、追いかける展開に。17-30。 ☆第2Q 替わって入った仲摩がいきなりアンスポーツマンライクファウルをとられる嫌な流れ。さらに福島#2徳川のスティールからの速攻を決められ19-36となりタイムアウト。その後も福島#23ジョーンズに簡単にレイアップにいかれるなどディフェンスでプレッシャーをかけられない。逆に福島のディフェンスは集中しており、#2徳川がもう1本スティールからファストブレイクを決める。ゾーンで守るもアウトサイドからのショット、さらにスティールからの速攻と完全に福島ペース。ここから広島はボールをコッツァーに集めて、ゴール下から攻める。これが決まって、コッツァーが得点をつないでいく。守ってもゾーンが機能してリズムが出てくる。36-47。 ☆第3Q 広島の強気のオフェンスがよみがえる。ビッグマンがタフにアタックしていく。トレイラーはブロックショットで魅せる。北川から坂田へのナイスアシストが流れを引き寄せる。ディフェンスでも前半以上に足が動くようになりプレッシャーをかける。山田がインサイドでテクニックを見せ得点を挙げ53-58まで追い上げたが、ここで北川のアンスポーツマンライクファウルが流れを止めてしまう。しかし流れを再度引き寄せるビッグプレイが出る。フリースロー後のディフェンスでトレイラーがスティールから自分で走って豪快なダンクを叩き込んだ。これで俄然広島の追い上げムードに火がつく。58-64。 ☆第4Q 福島#5友利の3Pで先手を取られ、広島は朝山の3Pが決まらない。それでもドリスドムのリバウンド、個人技での得点で3点差に詰め寄る。いよいよ最終盤にはコッツァーのインサイドで攻めて得点していくと、残り1:46で73-76。ここを執念で守り切り、オフェンスへ。田中、朝山の3Pは決まらないも、トレイラーがオフェンスリバウンドを拾う。そして3度目の正直で打った朝山の3Pが決まってついに同点。残り20.1秒。続く福島のオフェンスで福島#8村上が痛恨のパスミス。残り4秒広島ボールに。そしてこの最後のオフェンスで朝山がフリースローをもらい、フリースローの1本目を落ち着いて決めて、2本目を外してクロックを動かし試合終了。最後の最後で同点からの逆転で劇的な勝利で4連勝をつかんだ。77-76。 殊勲の3Pショットと最後のフリースローを決めた朝山もさすがだが、第3Qのスティールからの速攻、土壇場でオフェンスリバウンドを2本奪ったトレイラーの活躍が光った。なにより最後まで勝利を信じて戦って全員で掴んだ逆転勝利だ。終盤でゲーム巧者になれなかった今季の中で、今日の勝利は大きな収穫となる。ディフェンスではゾーンとマンツーマンを効果的に使い分け、後半はプレッシャーをかけた。オフェンスでも村上が調子を上げてきており、今日も最後までコートに立って勝利に導いた。ターンオーバーが今日は多く出てしまったことは反省点だ。 シマシマダービーと銘打った今節GAME1はダービーマッチにふさわしい熱戦となった。GAME2は今日以上にタフになることは間違いない。アグレッシブに前に出て、5連勝をつかみとりたい。BE ONE!UNITED WE STAND! 【主なスタッツ】 広島ドラゴンフライズ ◆得点 #42ケビン・コッツァー 20点 ◆リバウンド #3テレンス・ドリスドム 9リバウンド #0ジャマリ・トレイラー 8リバウンド #1村上駿斗 6リバウンド ◆アシスト #11北川弘 5アシスト 福島ファイヤーボンズ ◆得点 #1ソロモン・ アラビ 21点 #21菅野 翔太 13点 #32武藤 修平 11点 ◆リバウンド #1ソロモン・ アラビ 12リバウンド ◆アシスト #32武藤修平 6アシスト <ヘッドコーチコメント> 【広島ドラゴンフライズ】 ☆#2朝山正悟HC 「出だしから福島の勢いに押されて、2Qは盛り返せたが、3Qのスタートで点差を開けられた。厳しい展開だったが、自分たちとしては最後まであきらめずに戦おうと、最近ようやく自分たちのやりたいバスケットが出来てきて、オフェンスからではなくディフェンスからという部分を最後までやり切れたことで、今日は最後逆転して勝つことができた。自信につなながるいい試合ができたと思う。」 【福島ファイヤーボンズ】 ☆森山知広HC 「非常に良い入りをしたが、後半足が止まり相手に追い上げられてしまった。ゲーム終盤のシチュエーションでターンオーバーになったが、あの場面でボールを保持して延長に出来ていればまた結果は違っていたと思う。そのような部分も含め修正し、全員で切り替えて明日に向け良い準備をしたい。」
2018-03-31
3/28(水)試合結果 広島79-71奈良
【3月28日(水)B2第25節 GAME バンビシャス奈良戦ゲームレポート】 3月28日(水)に大和郡山市総合公園(奈良県大和郡山市)で行われましたバンビシャス奈良戦。 <スコア> B.LEAGUE 2017-18 B2 広島ドラゴンフライズ79-71バンビシャス奈良 (1Q:19-17,2Q:24-18,3Q:24-18,4Q:12-18) 会場:大和郡山市総合公園 入場者数:627人 シーズン成績:24勝23敗(B2西地区4位) 【スターター】 広島:#0ジャマリ・トレイラー、#5山田大治、#7坂田央、#11北川弘、#24田中成也 奈良:#0澤岻直人、#6チリジ・ネパウエ、#13小松秀平、#15寺下太基、#24本多純平 【#2朝山正悟HC 個人記録達成】 ・B2個人通算得点 個人通算1000得点 (Bリーグになってからの記録) ・個人通算出場試合数 通算500試合出場(広島では#5山田大治 に続いて2選手目)(Bリーグ以前からも含まれる) <試合レポート> ☆第1Q 水曜日開催ということで、中2日でアウェイに移動しての奈良戦。コンディション的にタフな週だ。スターターはこれまで通り。広島は手堅くインサイドを攻めていく。ディフェンスではゾーンディフェンスも使いながら、奈良を中に入れさせない。ディフェンスではしっかり集中できている。すると田中の3P、スティールからの坂田のファストブレイクにアシスト。替わって入ったコッツァーのインサイドも機能している。19-17。 ☆第2Q 朝山のアシストからコッツァーがAND1を獲得するも、奈良#23ドラードの得点、オフェンスリバウンドで流れをつかまれると、#2ハミルトンのジャンパーで逆転され、ディフェンスが遅れたところを#33喜久山の3Pでリードを奪われてしまう。ここで朝山がタイムアウト。これで仕切り直せた広島はトレイラーをコートに戻して、高さのある奈良に対抗する。これで流れが良くなった広島は田中が怒涛の3Pショットを決める。立て続けに4本決めて、一気に40-30までリードを広げた。そしてB2個人通算1000得点となるジャンパーを朝山が決めて、43-32とリードを奪って後半へ。 ☆第3Q コッツァーのリバウンドからの得点、さらに坂田のセカンドチャンスポイントで良い入り。奈良のタイムアウト明けにも坂田が3Pを決めていく。しかしドリスドムが入って、山田がビッグマンにマークについた辺りから流れが悪くなり、奈良#6ネパウエのダンク、スティールからの#24本多の速攻とディフェンスが崩される。16点あったリードが10点に。50-60。それでもドリスドムの得点で67-53で最終クォーターへ。 ☆第4Q 朝山が3Pを決めるが、最終クォーターは奈良ペース。リバウンドから流れを作られてしまう。広島は得点が出せない重い展開の中、奈良#23ドラードの得点で73-63。ターンオーバーから奈良#13小松の3Pが決まって朝山HCがタイムアウト。それでもタイムアウト明け北川のターンオーバーとアンスポーツマンライクファウルで追い上げられる。68-73。あわやの展開だったが、ここから奈良のオフェンスに攻め急いだのかミスが出て、広島は救われる。最後は時間が無くなり追い上げを振り切って79-71で勝利をつかんだ。 前半はディフェンスも集中しており、田中の爆発力のあるショットで主導権を握って戦えた。しかし後半、特に最終クォーターの勝負どころでターンオーバーを出して、奈良の反撃を招いてしまった。リバウンドも大事な場面で抑えることができなかったことは大きな課題だ。奈良の高さのある3名の外国籍選手に対応しきれなかったが、我慢の展開からコッツァーのインサイドで手堅く得点できた。今季途中からHCに就任した朝山が個人通算500試合出場という大記録を達成した。さらにB2の個人通算1000得点を同時に達成した。HCをやりながらも、誰よりも結果を出すという、前人未到の領域で戦い続ける朝山選手兼任HC。それだけに朝山がさらにプレイしやすいように、チーム一丸となって戦っていきたい。 3連勝は12月初旬の信州戦以来となるが、この連勝をさらに伸ばしていきたい。ディフェンスの意識を高めて、次節の強敵福島ファイヤーボンズも倒したい。BE ONE!UNITED WE STAND! 【主なスタッツ】 広島ドラゴンフライズ ◆得点 #24田中成也 19点 #42ケビン・コッツァー 18点 #7坂田央 12点 ◆リバウンド #0ジャマリ・トレイラー 7リバウンド #42ケビン・コッツァー 7リバウンド #3テレンス・ドリスドム 5リバウンド #5山田大治 5リバウンド ◆アシスト #11北川弘 7アシスト #3テレンス・ドリスドム 6アシスト バンビシャス奈良 ◆得点 #6チリジ・ネパウエ 17点 #23ジョシュア・ドラード 17点 ◆リバウンド #2ゲイリー・ハミルトン 8リバウンド #23ジョシュア・ドラード 8リバウンド #6チリジ・ネパウエ 6リバウンド <ヘッドコーチコメント> 【広島ドラゴンフライズ】 ☆#2朝山正悟HC 「最後もたついた場面があったが自分たちのバスケットが終始できて、非常に良かったと思う。」 【バンビシャス奈良】 ☆石橋晴行HC 「前半、3Pシュートをフリーで決められてしまった。オフェンスに関しては、アシスト数が少ないことからわかるように、チームとして攻めることが出来なかった。追いかけないといけない第3Qで、プレッシャーをかけきることが出来ず、大事なところでのミスで流れをつかむことが出来なかった。週末の山形戦、気持ちの部分をいい状態にもっていかなくてはならない。チームプレーから得点出来るように改善したい。」
2018-03-28
3/25(日)試合結果 広島77-73香川
【3月25日(日)B2第24節 GAME2 香川ファイブアローズ戦ゲームレポート】 3月25日(日)に広島サンプラザホール(広島市西区)で行われました香川ファイブアローズ戦。 <スコア> B.LEAGUE 2017-18 B2 広島ドラゴンフライズ77-73香川ファイブアローズ (1Q:18-16,2Q:17-23,3Q:20-18,4Q:22-16) 会場:広島サンプラザホール 入場者数:1829人 マンオブザマッチ:#2朝山正悟 シーズン成績:23勝23敗(B2西地区4位) 【スターター】 広島:#0ジャマリ・トレイラー、#5山田大治、#7坂田央、#11北川弘、#24田中成也 香川:#0大澤 歩、#2レジナルド・ウォーレン、#7堀川竜一、#41高田秀一、#88木村啓太郎 <試合レポート> ☆第1Q 今節こそはホームで連勝を挙げたいGAME2。スターターは変わらないメンバー。立ち上がり北川が3Pを決めるも、香川#2ウォーレンのディフェンスリバウンドからの速攻でリズムがつかめない。それでも山田がインサイドで得点をつなぐと、集中したディフェンスで香川にプレッシャーをかける。トレイラーのブロックショット、ガード陣の粘り強いディフェンスが光る。田中の3P、北川のスティールからのファストブレイク、坂田のジャンパーで畳み掛け18-16で第2Qへ。 ☆第2Q コートがベースラインをドライブして得点、村上も3Pで続き若い力が引っ張る。しかしターンオーバーでつかみかけた流れを手放してしまい、香川#2ウォーレンの3Pで逆転を許してしまう。香川も粘り強いディフェンスで広島はタフショットが増え、我慢のクロスゲームになってくる。広島はコッツァーのインサイドをつかいたかったが、香川#2ウォーレン、#31クウソーが献身的な動きを見せリズムがつかめない。ウォーレンは3Pも狙ってくる。逆転を許して後半へ。35-39。 ☆第3Q 香川#2ウォーレンがタフショットを決めてくる。北川の3Pは決まるが、ショットが入らずディフェンスリバウンドからつながれ香川ペースに。それでもトレイラーのブロックショット、ルーズボールへのダイブとハッスルプレイで盛り立て、村上のアタックで勢いをつける。すると流れを変える朝山の3Pが決まる。坂田も続き、55-57で最終クォーターへ。 ☆第4Q いい流れを引き継いだ広島はスティールからの坂田のファストブレイクが2本決まって、逆転に成功。さらにリードを広げる朝山の3P、勝負を決める田中の3Pとシューター陣が勝利を呼び込む。香川も#2ウォーレンを中心に追いすがるが、最後も朝山の得点で締めて勝負を決めた。77-73。 年末の茨城ロボッツ戦以来のホームでの連勝を挙げることができた。昨日の展開とは全く違うクロスゲームとなったが、我慢して最終クォーターの逆転勝利につなげた。ディフェンスで粘ることができたが、ミスも多く出たゲームでリバウンドも取れなかった。ここ最近はドリスドムのドライブに偏っていただけに、日本人選手が点をつなぐことができたのは次につながる。ただシュートの確率の良さが功を奏したが、インサイドでタフにいって点を取る、アタックしていく姿勢も必要だ。フリースローを6本しかもらえていないだけに、チームとして頭をつかって、試合を巧者になりたい。 この連勝を伸ばしていきたい。特に1Qの入りはこの土日は良かったので、継続してリズムをつくっていきたい。水曜日に奈良、土日で福島とハードなアウェイゲームが続くが、ここを勝利でつないで、ホーム広島に帰ってきたい。広島の誇りをかけて、共に闘いましょう。BE ONE!UNITED WE STAND! 【主なスタッツ】 広島ドラゴンフライズ ◆得点 #1村上駿斗 13点 #2朝山正悟 13点 #11北川弘 11点 #42ケビン・コッツァー 10点 ◆リバウンド #0ジャマリ・トレイラー 4リバウンド #2朝山正悟 4リバウンド ◆アシスト #3テレンス・ドリスドム 6アシスト 香川ファイブアローズ ◆得点 #2レジナルド・ウォーレン 35点 #31アブドゥーラ・クウソー 14点 #41高田秀一 10点 ◆リバウンド #2レジナルド・ウォーレン 9リバウンド #31アブドゥーラ・クウソー 7リバウンド ◆アシスト #88木村啓太郎 7アシスト #99筑波拓朗 5アシスト <ヘッドコーチ・選手コメント> 【広島ドラゴンフライズ】 ☆#2朝山正悟HC 「昨日とは違う我慢の展開になって、最後まで我慢して勝てたことは良かった。ディフェンスでは特にプレッシャーをかけて相手のボールラインを上げることができたことは評価できる。ウォーレン選手に2日間通してやられ過ぎてはいるが、全体として香川の3Pを抑えられた。それでも香川にオフェンスリバウンドを12本与えていて、フリースローは6本しかもらえていないことを考えると、この内容では上位チームの対戦では苦しいスタッツになっている。本当は勝てないような内容の中で、昨日今日とシュートが確率良く入っているので、確率に左右されないようなチームを目指さないといけない。勝ちの中で反省できる週末になったので、水曜、土日曜と短い中になるが、修正して戦っていきたい。」 ☆#24田中成也 「昨日のゲームを受けて、香川は必ず挽回してくると思っていたし、実際にそういうゲームになった。こういう競ったゲームをいかに勝ち切るかが課題の中で、今日はなんとか勝ちきれたことは評価できるし、残り14ゲームの中でまだ成長できる余地があることが分かったので価値ある連勝となった。もう少しオフェンスにアクセントが欲しいし、もっとタフにいかないといけないと思う。フリースローをどうやってもらうかということも、チームの戦術として改善しないといけない。」 【香川ファイブアローズ】 ☆衛藤晃平HC 「昨日の反省からターンオーバーから失点をしないことを気をつけて、ゲームに入った。選手は持っているスキル、メンタリティは全て出してくれたと思う。やはり1人外国籍選手を連れてきていない中で、40分間バスケットに変化をつけることができなかった。逆に広島は日本人ビッグマンの坂田選手を始め、オプションの多いバスケットをしていた。ディフェンスからゲームに入れたことは収穫だと思うし、一人一人が役割を遂行するチーム力が我々の武器なので、スキルをおぎなうためにもチーム一丸となって残りゲーム戦っていきたい。」
2018-03-25
3/24(土)試合結果 広島90-66香川
【3月24日(土)B2第24節 GAME1 香川ファイブアローズ戦ゲームレポート】 3月24日(土)に広島サンプラザホール(広島市西区)で行われました香川ファイブアローズ戦。 <スコア> B.LEAGUE 2017-18 B2 広島ドラゴンフライズ90-66香川ファイブアローズ (1Q:18-10,2Q:24-17,3Q:32-19,4Q:16-20) 会場:広島サンプラザホール 入場者数:1610人 マンオブザマッチ:#1村上駿斗 シーズン成績:22勝23敗(B2西地区4位) 【スターター】 広島:#0ジャマリ・トレイラー、#5山田大治、#7坂田央、#11北川弘、#24田中成也 香川:#0大澤 歩、#2レジナルド・ウォーレン、#7堀川竜一、#41高田秀一、#99筑波拓朗 <試合レポート> ☆第1Q 福岡戦での連敗を糧にホームで連勝を勝ち取りたい。スターターにはいつもの布陣。対して香川は外国籍選手のベンチ登録が2名と怪我人が出ている苦しい状況。ゲームは立ち上がりから広島が支配する。山田のジャンパーで先制すると、北川のスティールから田中が3Pを決め、トレイラーのルーズボールやブロックショットのハッスルプレイで流れをつかむ。ディフェンスでも香川のターンオーバー、タフショットを誘い、ポゼッションは広島有利。香川はショットが打てない。18-10で広島リード。 ☆第2Q ドリスドムのスティールから朝山のファストブレイクで22-10とリードを広げるが、香川#2ウォーレン、#13近の3Pで追い上げる。しかし朝山が4点プレイで流れを引き戻すと、村上のバスケットカウント、コートの3Pが決まって、34-23。さらにドリスドムのスティールから走ってダンクで叩き込み40-27。香川も#31クウソーの走力が光ったが、広島が42-27とリードを広げて後半へ。 ☆第3Q 北川の得点でリズムは引き続き良い広島だったが、香川エース#2ウォーレンも黙っていない。連続で3Pを決めて追いすがる。それでもしっかりディフェンスで粘って、坂田の3P、村上のオフェンスリバウンドからのセカンドチャンスポイントで得点をつないでいく。さらに久々出場の岡崎が1本目のショットを3Pで決めて、67-46とリードはさらに広がる。続いても坂田がボールを奪ってからの速攻でリズムをキープして、最終クォーターへ。74-46。 ☆第4Q 最終クォーターもパスワークから香川ディフェンスを翻弄する。岡崎が2本目となる3Pを決め、トレイラーがAND1を獲得。コートも12得点の活躍。残り1:31で仲摩がショットを決めて全員得点を挙げた。試合終了まで主導権を握り続けた会心のゲームで勝利をつかんだ。90-64。 特に前半で香川からターンオーバーを奪って、ポゼッションで有利に立った。攻めてもボールと人が良く動き、自分たちのリズムでショットを打つことが出来た。今季初めてマンオブザマッチを獲得した村上は落ち着いてゲームをコントロールし、緩急を付けて勝利に導いた。久しぶりにプレイタイムが長くなった岡崎、コートもそれぞれ得点も決め、勝利に貢献した。全員出場 ・得点での勝利は久々で、良いバスケットをすることができた。 GAME2もこの勢いで連勝といきたいが、今日はショットの確率が良かったので、これが悪くなると全く違う展開になる。今節こそホームで連勝を勝ち取るために共に闘いましょう。BE ONE!UNITED WE STAND! 【主なスタッツ】 広島ドラゴンフライズ ◆得点 #1村上駿斗 16点 #5山田大治 13点 #10ハンターコート 12点 #7坂田央 10点 ◆リバウンド #3テレンス・ドリスドム 7リバウンド #5山田大治 6リバウンド #42ケビン・コッツァー 6リバウンド #0ジャマリ・トレイラー 5リバウンド ◆アシスト #42ケビン・コッツァー 6アシスト #36仲摩匠平 5アシスト ◆スティール #3テレンス・ドリスドム 6スティール 香川ファイブアローズ ◆得点 #2レジナルド・ウォーレン 25点 #31アブドゥーラ・クウソー 15点 ◆リバウンド #31アブドゥーラ・クウソー 11リバウンド #2レジナルド・ウォーレン 9リバウンド ◆アシスト #0大澤 歩 6アシスト <ヘッドコーチ・選手コメント> 【広島ドラゴンフライズ】 ☆#2朝山正悟HC 「今日は自分たちのバスケットを40分間の中で長く出すことができた。ずっと課題となっているゲームの入りと第3Qも良かったと思う。最後は20点取られてしまったが、自分たちのディフェンスを終始機能させることができた。ベンチから出た選手が全員良い形でつないでくれた。岡崎が交代で入って1本目を決めたプレイはチームを救った1本だったと思う。よく打ち切って決めてくれた。チームには福岡に連敗した後に、自分たちのやれるバスケットを最後までやりきろう、しっかり広島のプライドをもって一戦一戦戦い抜くことを話して、良いバスケットができるように準備をしてきた。今日はそれが出せたと思うが、明日は違う展開になると思うので、今日また準備して明日挑みたい。」 ☆#8岡崎修司 「コートに立ったら結果を出そうと思って準備していたので、チームに貢献できて良かった。1本目のショットが入ってくれたので、2本目も打ち切れた。今日はディフェンスが66失点で抑えられたことがチームとしては良かったと思う。節で勝ちきれないことが続いているので、なんとか勝利に貢献できるように思いっきりプレイして、チームの雰囲気や流れを変えられる働きをしていきたい。」 【香川ファイブアローズ】 ☆衛藤晃平HC 「シュート確率が単純にリーグでも低い我々が、決められる選手のいる広島と対戦して、アテンプトの差が10本ほどあって、それを決められてしまうと、点差が開くようなゲームになってしまう。明日はミスから崩れないように、ターンオーバーをしない、オフェンスリバウンドを与えない、ポゼッションをとられない、ルーズボールはこちらがとるというような部分を徹底したい。それができないと戦術や作戦でカバーするのは難しい。香川から駆けつけてくれた多くのブースターやいつも応援してくれる方のためにも、明日は反省点を修正して頑張りたい。」
2018-03-24