10/29(日)試合結果 広島90-84FE名古屋
【10月29日(日)B2第6節GAME2 Fイーグルス名古屋戦ゲームレポート】 10月29日(日)に東広島運動公園体育館(東広島市)で行われましたFイーグルス名古屋戦。 <スコア> B.LEAGUE 2017-18 B2 広島ドラゴンフライズ90-84Fイーグルス名古屋 (1Q:23-22,2Q:23-14,3Q:22-20,4Q:22-28) 会場:東広島運動公園体育館 入場者数:1839人 マンオブザマッチ:#11北川弘 【スターター】 広島:#2朝山正悟、#7坂田央、#11北川弘、#13クリント・チャップマン、#24田中成也 FE名古屋:#2福澤晃平、#11杉本 慶、#13成田正弘、#24ジョシュ・ホーキンソン、#26神津祥平 <試合レポート> ☆第1Q 昨日の敗戦から一夜。チームが一つにならないと今日勝つことはできない。一丸となって勝利だけを目指したい。スターターは昨日と両陣営同じ。広島が最高の立ち上がりを見せる。北川が3Pを鮮やかに決めるとスティールからの速攻、もう1本3P、さらに朝山が速攻を決めて開始わずか2分で10-2と大きくリードを奪う。今日の広島は選手が足をよく動かし速いリズムで時間をかけずにオフェンスしていく。セットオフェンスもはまりアシストも多く記録し、広島がペースをつかんだ。それでもFE名古屋もジワジワと追い上げ広島に迫る。この苦しい時間帯にホワイトがミドルショットで得点をつなぎリードを奪って第2Qへ。23-22。 ☆第2Q お互いにフィニッシュで苦しみ得点が伸びない。広島はホワイトがディフェンスでも貢献し、相手外国籍選手を抑える。チームで集中を切らせることなく守り、FE名古屋のシュートタッチが良くないことも幸いしFGで得点を与えない。逆に広島はチャップマンの3P、オフェンスリバウンドからの得点でリードを広げると、ドリスドムがタフなレイアップを決めて流れに乗る。北川、田中の3Pも決まって46-36とリードは10点に。 ☆第3Q チャップマン、田中の3Pが決まらない中で朝山が3Pを決めて得点をつなぐも、FE名古屋が反撃。ターンオーバーも絡んで54-50まで追い上げを見せる。この大事な局面をディフェンスで1本守り、朝山からチャップマンへの鮮やかなアシストが決まる。さらに続くディフェンスをチャップマンのブロックショットで防ぎ、北川から今度は朝山にロングパスが通り追加点、58-50とリードを広げた。ホワイトの3Pもブザービーターで決まって68-56で最終クォーターへ。 ☆第4Q FE名古屋はオフェンスリバウンドから得点し、広島はコートのファストブレイク、チャップマンの得点でリードを守る。FE名古屋はターンオーバーやファウルも出て流れも悪く反撃もここまでかと思われた。しかし残り4:38#18飛田の3Pから畳み掛け、#0ヒルのセカンドチャンスポイントAND1など79-75と4点差まで詰め寄る。しかし残り2:06で田中に対するファウルでFE名古屋ベンチに対してテクニカルファウルが吹かれ、これで得たFTを田中がきっちり3本決め、さらにターンオーバーから北川が得点しFE名古屋の追い上げを振り切った。最終スコア90-84で広島が勝利した。 ホームでの連敗を断ち切り大きな価値ある1勝を挙げることができた。今季でもっともオフェンス部分で連携が取れたことが27というアシストの数からも伺える。ターンオーバーも減り、フィニッシュで終わることができた。立ち上がりからよく足を動かし、司令塔の北川がチームを引っ張りリズムを生み出す形が見えたのではないか。自身でも3Pを決めるなど16得点と大活躍。マンオブザマッチに選ばれた。守っては昨日やられたFE名古屋#24ホーキンソンをチームで守りきり自由にさせなかったことが光る。それでも84失点につながった最終クォーターのリバウンド差など修正点は多いだろう。とはいえ、シーズン開幕からこの28日で11試合を戦ったハードスケジュールで傷んだ心身を一旦リフレッシュすることも必要だ。昨日の敗戦もあり、今日1839人もの東広島のファンの前で良いバスケットで勝利できたことがチームにとって非常に大きい。東広島での開催も毎年観客動員数が増えてきており、東広島にも広島ドラゴンフライズが根付きつつあり有難いことだ。この東広島で挙げた一勝を良いきっかけにしてB1に向かって突き進んでいきたい。シーズンはまだまだこれから、厳しい戦いは続くがさらに連携を高め、ステップアップしないと目標には辿りつけない。目指すはただ一つBE ONE!UNITED WE STAND! 【主なスタッツ】 広島ドラゴンフライズ ◆得点 #13クリント・チャップマン 27点 #11北川弘 16点 #14ウェンデル・ホワイト 14点 ◆リバウンド #13クリント・チャップマン 16リバウンド #14ウェンデル・ホワイト 9リバウンド ◆アシスト #2朝山正悟 7アシスト #11北川弘 6アシスト #24田中成也 5アシスト Fイーグルス名古屋 ◆得点 #2福澤晃平 17点 #0ハーバート・ヒル 13点 #27ジョシュ・ホーキンソン 13点 #14兒玉貴通 10点 ◆リバウンド #24ジョシュ・ホーキンソン 17リバウンド #0ハーバート・ヒル 9リバウンド #24飛田浩明 7リバウンド ◆アシスト #2福澤晃平 7アシスト <ヘッドコーチ・選手コメント> 【広島ドラゴンフライズ】 ☆ジェイミー・アンドリセビッチHC 「いい集中力とエナジーを持ってゲームに入って、ボールも人もよく動かせて得点することができた。巻き返されはしたが、2Qに自分たちのバスケットをやることができ、イニシアチブを持って後半に臨めた。最終クォーターも追い上げられたが最後まで粘り強く戦うことができた。今日はしっかりしたディフェンス、ボールプレッシャーをかけて、オフェンスではサイドからサイドにボールを動かして戦えたことが勝因につながったと思う。」 ☆#11北川弘 「昨日帰ってからゲームの映像を何度も見返して、自分がチームに与える影響をもう一度整理をした。チームをひっぱる自覚、勝利への気持ちが足りない部分があると思ったので、同期3名(坂田、田中、北川)で試合前に少し話をして気持ちを入れ直すことができたと思う。自分としては声を出す、声をかける、みんなが気持ち良くプレーできるためにしないといけないことを考えて、アップのときから今日は実践していった。今日のゲームで自分自身として大切な部分を再認識して、勝利にもつながったということで気持ちが吹っ切れた部分もあると思う。もっと『広島ドラゴンフライズらしさ』という部分を確立するために、チームの共通の認識を高めて、ベテラン、若手関係なくチームが一つになって戦う必要がある。ファンにも『らしさ』という部分を感じてもらえるようなチームになっていければ、目指すべきところも近づいてくると思う。勝って反省して、今日を一つのきっかけにしたい。」 【Fイーグルス名古屋】 ☆渡邊竜二HC 「ゲームの入りが非常に良くなく、前半で作ってしまった借金を後半に返せないような展開になってしまった。やはり昨日以上に広島がディフェンスで圧力をかけ、オフェンスのスクリーンの精度が上がってきていて、我々が対応しきれなかった。シュートの入る入らないは水モノで、今日も悪いショットばかりではなかった。我々はディフェンスのチームなので、90点という失点から反省して改善してやっていきたい。」
2017-10-29
10/28(土)試合結果 広島75-92FE名古屋
【10月28日(土)B2第6節GAME1 Fイーグルス名古屋戦ゲームレポート】 10月28日(土)に東広島運動公園体育館(東広島市)で行われましたFイーグルス名古屋戦。 <スコア> B.LEAGUE 2017-18 B2 広島ドラゴンフライズ75-92Fイーグルス名古屋 (1Q:18-19,2Q:17-26,3Q:23-20,4Q:17-27) 会場:東広島運動公園体育館 入場者数:1374人 【スターター】 広島:#2朝山正悟、#7坂田央、#11北川弘、#13クリント・チャップマン、#24田中成也 FE名古屋:#2福澤晃平、#11杉本 慶、#13成田正弘、#24ジョシュ・ホーキンソン、#26神津祥平 <試合レポート> ☆第1Q 福岡とのゲームを25日に行い、中2日でのゲームとなるFE名古屋戦。ゲームは立ち上がりにいきなりターンオーバーから失点し、嫌な流れとなるが、すかさずチャップマン、北川が得点し大事な序盤を踏ん張る。広島は福岡戦で見せた良いディフェンスを見せるも、FE名古屋#24ホーキンソンを止められない。高さに加えてテクニックを併せ持つホーキンソンに得点、リバウンドを取られる。熊本戦以来の出場となった山田の北川へのアシストもあり、18-19で第2Qへ。 ☆第2Q FE名古屋#2福澤にいきなり3Pを決められるとターンオーバーも絡んで11連続ポイントを許してしまう。点差が開いて余裕ができたFE名古屋はさらに大胆にオフェンスをしかけてくる。一度立て直したい広島だったが、FE名古屋の外国籍選手におされリズムを作ることができなかった。チャップマン、ホワイトが3Pで反撃するも10点差で後半へ。35-45。 ☆第3Q この日、広島で好調だったのは坂田。ファストブレイクなどチームに勢いをもたらす。しかしその矢先、田中が着地時に後頭部をコートにぶつけ一時退場、さらに田中に代わって入った仲摩も負傷してしまう。アクシデントの続く中で反撃の3Pを朝山が決め、このショットを呼び水に坂田がAND1、さらに北川から坂田への絶妙なアシストからの得点で点差を詰める。治療から戻った田中もコートに戻ることができた。58-65。 ☆第4Q しかし今日の広島に逆転勝利をつかむ執念は無かった。絶好調のFE名古屋#24ホーキンソン、#14兒玉の3Pなどで追加点を決められ点差は開いていく。朝山が意地を見せ、チャップマンが得点するが追いつくには至らず試合終了。75-92で敗戦となった。 92失点というBリーグになってチームワーストの失点で敗れ、ディフェンスの立て直しが急務となった。福岡戦では良いディフェンスが出来ていただけに、もったいない。悔やまれるのは第2Qの立ち上がり。ズルズルと失点を重ね、挽回ができなくなってしまった。苦しい場面こそチームがまとまって、相手の勢いをはねのける強さが必要だ。そのためにももっとコミュニケーションをとって、そして気持ちを前面に出して戦いたい。リバウンドはオフェンスリバウンドを与えすぎ、逆に広島が取れなかった。ディフェンスリバウンドからのファストブレイクで勢いに乗った場面もあったので、速攻を出せる場面は積極的にいきたいところだ。 貯金が無くなり勝率5割となった。FE名古屋との再戦で勝利するのはもちろん、先につながる今季の広島らしさ、チームとしての強さを表現したい。我々の目標はB1昇格。その確固たる目標を実現するためにも目の前のゲームに集中し、勝ち星を積み上げることがもっと重要なことだ。BE ONE!UNITED WE STAND! 【主なスタッツ】 広島ドラゴンフライズ ◆得点 #7坂田央 19点 クリント・チャップマン 19点 ◆リバウンド #14ウェンデル・ホワイト 7リバウンド #13クリント・チャップマン 6リバウンド #7坂田央 6リバウンド #24田中成也 5リバウンド Fイーグルス名古屋 ◆得点 #27ジョシュ・ホーキンソン 27点 #2福澤晃平 21点 #0ハーバート・ヒル 11点 #14兒玉貴通 11点 ◆リバウンド #24ジョシュ・ホーキンソン 16リバウンド #11杉本 慶 5リバウンド #13成田正弘 5リバウンド ◆アシスト #13成田正弘 6アシスト <ヘッドコーチ・選手コメント> 【広島ドラゴンフライズ】 ☆ジェイミー・アンドリセビッチHC 「我々はディフェンスのチームだと思っているが、ゲームを通じてディフェンスが機能しなかった。福岡戦で見せたような集中力を継続できない部分、相手によって変わってしまう部分に弱さがある。やられた後にやりかえす気持ちよりも、元気が無くなってしまうメンタリティも問題だと感じている。勝つためにはディフェンスがとにかく重要になるので、今一度チームで理解を深めてコートで良いディフェンスができるようやっていきたい。」 ☆#11北川弘 「負けが続いており、チームが上手くいっていないことは明らかで選手も感じている部分。そういう中である種、守りに入っているところがある。ディフェンスからリズムを生み出さないといけないにも関わらず、点を取られるとオフェンス重視になってしまって、FE名古屋のいいリズム、展開を止められなかった。これで5勝5敗となり弱いチームにこのまま落ちていくのか、上がっていけるのか大事な局面になっている。リバウンドを含めて、チームとして守る意識、コミュニケーションをしっかりとって、チームが一つになる必要がある。チームを立て直すために自分ができることをしっかり果たし、まずは明日、プライドをもって戦いたい。」 【Fイーグルス名古屋】 ☆渡邊竜二HC 「我々も負け越していたので、5割に戻したいという強い気持ちを持って挑んだ。広島はアウトサイドのシュートが得意なチームなので、ディフェンスを全員で頑張ろうと伝えていた。しっかりと試合で意図したことが表現することができたのでこの結果に繋がったと思う。我々にもシュート力の高い選手が揃ってして、ここまでのゲームでは良いシュートが出ていなかったが、選手を信じて打ち続けるように言っていた。今日はその良い部分が出たと思う。明日も今日の反省を活かし、特に広島の速いボール運びを止めてハーフコートに持ち込むことで勝機をつかみたい。」
2017-10-28
10/25(水)福岡戦 #11北川弘選手の アンスポーツマンライクファウルについて
いつも広島ドラゴンフライズ(以下、クラブ)への応援ありがとうございます。 10月25日(水)ライジングゼファー福岡戦(マエダハウジング東区スポーツセンター)にて発生した#11北川弘選手のアンスポーツマンライクファウルについて、お知らせいたします。 ■該当プレー 第4クォーター残り2分8秒、広島#11 北川弘選手が福岡#6 小林大祐選手に対してシュートブロックを試みた際の接触プレー ※このプレーの後小林大祐選手がフロアに転倒し負傷交代。北川弘選手にアンスポーツマンライクファウルが宣告されました。 ■クラブとしての見解 結果として、小林大祐選手の重大な怪我につながる危険なプレーとなってしまったことは、非常に残念です。小林選手の1日も早い怪我からの復帰を祈念いたしますとともに、再びコートで活躍される日を待ち望んでおります。 今後も、クラブはB2西地区のライバルとしてライジングゼファー福岡と切磋琢磨してまいる所存です。 本件につき進展がありましたら、改めてご報告いたします。
2017-10-26
10/25(水)試合結果 広島67-68福岡
【10月25日(水)B2第5節GAME1 ライジングゼファー福岡戦ゲームレポート】 10月25日(水)にマエダハウジング東区スポーツセンター(広島市東区)で行われましたライジングゼファー福岡戦。 <スコア> B.LEAGUE 2017-18 B2 広島ドラゴンフライズ67-68ライジングゼファー福岡 (1Q:12-19,2Q:19-20,3Q:15-9,4Q:21-20) 会場:マエダハウジング東区スポーツセンター 入場者数:1526人 【スターター】 広島:#2朝山正悟、#7坂田央、#11北川弘、#13クリント・チャップマン、#24田中成也 福岡:#5山下泰弘、#6小林大祐、#8薦田拓也、#10ファイ・パプ月瑠、#11エリック・ジェイコブセン <試合レポート> ☆第1Q ゲームの序盤を制したのは開幕から8連勝と勢いに乗る福岡だった。スティールからの速攻などエース#6小林の連続ポイントで得点を重ねる。広島もアウトサイドから田中、北川が狙うもリングに嫌われる。それでもチャップマンのフローター、ジャンパーで追い上げると、ディフェンスでも外中とバランスの良い福岡をタフに守る。しかし福岡に3Pを決められリードを許す。12-19。 ☆第2Q 主導権を福岡に奪われた形となったが、ドリスドムが流れを変える。持ち味のドライブでAND1を獲得。さらに朝山の3Pとつなぎ点差を詰めていく。しかし福岡の大黒柱#11ジェイコブセンの速攻で再び離されてしまう。さらにターンオーバーで再び10点差とされる。点差を詰めていきたいところだが、コート、ホワイトのショットはリングに嫌われる。それでもドリスドムがタフショットを決め、きっかけをつくると田中の3P、ドリスドムのディフェンスリバウンドから朝山の速攻につないで粘りを見せる。それでもなかなか点差が詰められず31-39で後半へ。 ☆第3Q 広島の武器である3P攻勢で追い上げる。朝山、北川が3Pを沈め42-46とすると、北川のスティールから朝山の速攻で44-46。さらにリバウンドから北川のドライブから仲摩に絶妙なアシストでついに同点に追いつく。ディフェンスも集中力が高まり足を止めず福岡をアウトサイドに追いやった。逆転まで至らなかったが46-48で最終Qで勝負をかける。 ☆第4Q 福岡は得点力の高い#22ペッパーズがしかけて引き離しにかかる。広島は仲摩のオフェンスリバウンドからのミドルシュートで追いすがる。しかし残り7:21ターンオーバーから福岡に走られ5点差とされてしまい、広島がタイムアウト。逆転へ闘志溢れるプレーを見せる仲摩がスティールからの速攻をしかけたところでファウルをもらい、これがアンスポーツマンファウルとなり流れを引き寄せる。すると続いて北川が3Pをねじ込み52-53。さらにチャップマンのミドルでついに逆転に成功する。会場のボルテージも最高潮に上がる。直後に再逆転されるも朝山が3Pを決めて57-55とリードを奪う。この勝負所でディフェンスで広島は頑張りを見せたが、それを上回ったのが福岡#6小林。#6小林の3Pとジャンパーで同点に追いつかれてしまう。しかしその直後、#6小林がスティールから速攻にいったところで北川にファウルをもらい負傷退場となってしまった。エースを欠く形になった福岡だったが、残り42秒で福岡#11ジェイコブセンのセカンドチャンスポイントで逆転する。逆転勝利に時間がない広島の北川の放った3Pは空を切り、最後のドリスドムの同点を狙った3Pも外れ、オフェンスリバウンドでチャップマンがフリースローを獲得するもクロックはすでに0.0秒。1点及ばす敗戦となった。67-68。 西地区首位の福岡はこれで9連勝と絶好調。一方の広島は5勝4敗となり、苦しいリーグ序盤戦だ。ここで首位の福岡を倒して、逆に広島が波に乗りたいところだったが、あと1歩及ばなかった。ここまで課題だったリバウンドではチャップマンを中心に意識を高め、セカンドチャンスも活かすことができた。しかしターンオーバーの数が多い。失点につながる不用意なターンオーバーが足を引っ張る。チームがしっかりとコミュニケーションを取ってターンオーバーを減らさないともったいない。ディフェンス面では攻撃力の高い福岡を抑え、1Qこそ苦しんだが、3Qは修正して追い上げる展開につなぐことが出来た。ディフェンスから組み立てる堅守速攻の形が徐々に出来つつある。さらにビルドアップしていきたい。 次節は週末のFイーグルス名古屋だ。準備期間は短いがしっかりと切り替えて、週末は連勝を挙げてB1への道を切り開きたい。苦しいときこそBE ONE!UNITED WE STAND!!一丸となって戦いましょう! 【主なスタッツ】 広島ドラゴンフライズ ◆得点 #2朝山正悟 16点 #3テレンス・ドリスドム 16点 ◆リバウンド #13クリント・チャップマン 17リバウンド #14ウェンデル・ホワイト 7リバウンド #36仲摩匠平 6リバウンド ◆アシスト #3テレンス・ドリスドム 5アシスト ライジングゼファー福岡 ◆得点 #11エリック・ジェイコブセン 22点 #22ジョシュ・ペッパーズ 16点 #6小林大祐 13点 ◆リバウンド #11エリック・ジェイコブセン 12リバウンド #22ジョシュ・ペッパーズ 9リバウンド #10ファイ・パプ月瑠 8リバウンド ◆アシスト #22ジョシュ・ペッパーズ 8アシスト <ヘッドコーチ・選手コメント> 【広島ドラゴンフライズ】 ☆ジェイミー・アンドリセビッチHC 「非常に戦う姿勢が出せたゲームだった。前半の早い段階で点差をつけられてしまったが、後半からディフェンスを立て直して追い上げる展開に持ち込めた。最後勝ちきれなかったのは我々の実力不足だと思う。得点力の高い福岡を相手を68点で抑えることができたことは評価できるし、やってきたことは間違ってなかったといえると思う。ただやはりターンオーバーの多さは課題で、シュートで終われるオフェンスをしっかりやっていきたい。次のゲームまで時間がないので、まずは休んで、リカバリーをして、金曜日のチーム練習で週末のゲームに向けて良い準備をしたいと思う。」 ☆#2朝山正悟 「開幕から連勝を続けてきている福岡が相手ということで、必ず倒さないといけないと思って挑んだ。しかしこういう結果になってしまい悔しい。ただリバウンドでも競っていけたし、60点台に失点を抑えられたりと、やるべきことがある程度やれたと思う。悔やまれるのはフリースローとターンオーバー。直接、失点につながるターンオーバーも出てしまった。それでも次につながる敗戦だと思うので、切り替えて次のゲーム戦っていきたい。FE名古屋も力のあるチームなので、ホームアドバンテージを活かしファンと一緒に戦いたい。」 【ライジングゼファー福岡】 ☆河合竜児HC 「自分の采配ミスで苦しい展開になってしまったところを、選手がよくもちこたえてくれた。逆転のきっかけをつくった小林の頑張りによってクロスゲームをものにすることができた。まだどのチームも完成していない中での9連勝には私も選手も特に思い入れはない。選手個々がチームでの役割を理解しているので、まとまって戦うことができて僅差のクロスゲームを勝ってきていると思う。中一日でホーム青森戦ということでかなりタイトになるが、小林のぶんも一生懸命戦いたい。」 【ネクストホームゲーム】
2017-10-25
10/22(日)試合結果 広島68-65香川
【10月22日(日)B2第4節GAME2 香川ファイブアローズ戦ゲームレポート】 10月22日(日)にアウェイ、高松市総合体育館(香川県高松市)で行われました香川ファイブアローズ戦。 <スコア> B.LEAGUE 2017-18 B2 広島ドラゴンフライズ68-65香川ファイブアローズ (1Q:11-9,2Q:10-14,3Q:22-19,4Q:25-23) 会場:高松市総合体育館 入場者数:603人 【スターター】 広島:#2朝山正悟、#10ハンターコート、#13クリント・チャップマン、#24田中成也、#36仲摩匠平 香川:#0大澤歩、#2レジナルド・ウォーレン、#7堀川竜一、#41高田秀一、#99筑波拓朗 <試合レポート> ☆第1Q 3連敗は阻止しないといけない広島はスターターを思い切って入れ替える。昨日、チームに勢いを与えたハンターコートと仲摩匠平を起用、第1Qから主導権を握りたい。そのコートが持ち味のドライブで得点し、流れを引き寄せる。田中はオフェンスリバウンドからフリースローを獲得し得点する。しかし香川のタフなディフェンスにおされ、なかなかインサイドで勝負できない。アウトサイドのシュートはリングに嫌われ得点が伸びない。ホワイトの3Pがなんとか決まり11-9とロースコアの展開で立ち上がる。 ☆第2Q 第2Qになっても香川のディフェンスは集中が途切れない。田中、村上、チャップマンの3Pも決まらず苦しい時間が続く。香川に逆転を許すも朝山のスティールからチャップマンの速攻が決まりすかさず追いつく。広島はコートが戻って速いバスケットを、香川は#31クウソーを軸に攻撃する。チャップマンのブロックショット、仲摩、ドリスドムらがしっかりと集中して香川に簡単に得点を許さない。香川#7堀川の3Pなど逆転を許すも接戦で後半へ。21-23。 ☆第3Q チャップマンのAND1で同点に追いつく。香川はリバウンドが強い#2ウォーレンがいる中で外からのショットで勢いにのる。香川#88木村の3Pを皮切りに#13近の3連続3Pで得点を重ねる。3Pショットで負けるわけにはいかない広島も朝山、田中が意地をみせ食らいつく。さらに仲摩のドライブでAND1を獲得するなど、勝利へ気迫があふれる。ホワイトもオフェンスリバウンドからのセカンドチャンスポイントや、フリースローで得点をつないで43-42とリードして最終Qへ。 ☆第4Q 朝山が3Pを決め、チャップマンがセカンドチャンスからAND1でリードを広げるが、香川は#88木村の3Pで追いすがる。7:38にはドリスドムがタフショットをねじ込んでAND1。5点差に広げる。しかし昨日もポイントリーダーだった香川#15ブランドンのディフェンスリバウンドからの速攻、さらに3Pで逆転を許してしまう。ここから最後までチームが一つになって戦うことができた。チャップマンの3Pで詰めると、ゴール下でファウルをもらって着実にホワイトが決めていく。守っては最後まで足を動かし得点を許さなかった。クロスゲームとなったGAME2をギリギリのところで勝利を挙げた。最終スコア68-65。 昨日の敗戦を糧に強気のバスケットができた。課題のターンオーバーは減ったとは言えないが、リバウンドで競り負けなかった。特にホワイトのオフェンスリバウンドへの貢献は大きかった。得点力もある選手であるが、周りを活かすプレー、チームを引っ張る力も併せ持つ頼もしい助っ人だ。コンディションが上がっていけばさらに躍動してくれるだろう。初めてのスターターとなったコートも元気だ。速攻やドライブ、パスのセンスなどポテンシャルの高さを感じさせた。何よりハッスルプレーがチームにエナジーをもたらす。朝山も今季はなかなか3Pを打つチャンスがなかったが、今日も4本中2本と確率の高さで得点をつないだ。田中の3Pの確率も上がってくれば、広島にとって大きな武器だ。 まだまだ思い通りのプレイ、試合運びとは言えないが、クロスゲームを勝利することができたことが大きい。次節はここまで開幕8連勝と勢いにのる福岡との一戦だ。今日よりもさらにエナジーをみせ、声を出して、足を動かさないと勝利はできない。福岡は西地区B1争いの大きな壁になることは間違いないだけに、勝たなければいけないゲームだ。ここが前半の正念場と思って、最高のパフォーマンスで福岡を撃破したい。ホームの大声援でチームを後押ししてほしい。一つになって、一つの目標へ「BE ONE」!!! 【主なスタッツ】 広島ドラゴンフライズ ◆得点 #13クリント・チャップマン 20点 #14ウェンデル・ホワイト 16点 #2朝山正悟 10点 ◆リバウンド #14ウェンデル・ホワイト 11リバウンド #36仲摩匠平 8リバウンド #13クリント・チャップマン 7リバウンド #10ハンターコート 5リバウンド 香川ファイブアローズ ◆得点 #15モンテ・ブランドン 14点 #13近 忍 12点 #2レジナルド・ウォーレン 10点 ◆リバウンド #2レジナルド・ウォーレン 12リバウンド #15モンテ・ブランドン 7リバウンド #31アブドゥーラ・クウソー 5リバウンド ◆アシスト #0大澤歩 10アシスト <ヘッドコーチコメント> 【広島ドラゴンフライズ】 ☆ジェイミー・アンドリセビッチHC 「昨日と比べていいエナジーをもって試合に臨めた、特にディフェンスの所でいいエナジーを出すことができた。オフェンスでは特に3Pで苦しんだ試合だったが、ディフェンスで勝った試合だった。やはりエナジーと「戦う」という姿勢が昨日の試合よりも格段に向上したところでクロスゲームな展開でしたが、最後に上回って勝利をもぎ取ることが出来た試合だと思う。」 【香川ファイブアローズ】 ☆衛藤晃平HC 「今日の試合は、うちが今季やりたいことがなかなかできず難しい試合だった。その状況の中でクロスゲームにまで持ち込めたというのは、少しずつディフェンスを含め自力がついてきたのかなと前向きに思う。その中で勝敗を分けたのは、お互い良いディフェンスをしている中で、広島はずっと我慢をし続けて最後にチャンスをものにしたが、逆にうちは気持ちを含めいろいろなものが切れてしまい最後の2分間だけ崩れてしまった。勝つチームではなく勝ち続けるチームになるために乗り越えないといけないことなので、チームに持ち帰ってしっかりと糧にしていきたい。」 【次節ホームゲーム】 【次々節ホームゲーム】
2017-10-22
10/21(土)試合結果 広島67-78香川
【10月21日(土)B2第4節GAME1 香川ファイブアローズ戦ゲームレポート】 10月21日(土)にアウェイ、高松市総合体育館(香川県高松市)で行われました香川ファイブアローズ戦。 <スコア> B.LEAGUE 2017-18 B2 広島ドラゴンフライズ67-78香川ファイブアローズ (1Q:12-18,2Q:12-22,3Q:21-15,4Q:22-23) 会場:高松市総合体育館 入場者数:704人 【スターター】 広島:#2朝山正悟、#7坂田央、#11北川弘、#13クリント・チャップマン、#24田中成也 香川:#0大澤歩、#2レジナルド・ウォーレン、#7堀川竜一、#41高田秀一、#99筑波拓朗 <試合レポート> ☆第1Q 熊本ヴォルターズ戦の負けから1週間。心身をリフレッシュさせ、香川へ乗り込む。ゲームは立ち上がりにチャップマンの連続ポイントで幸先よくスタートするも、今季の悪い部分であるターンオーバーを連発してしまい主導権は香川に。なんとかフリースローで得点をつなぐも、シュートすら打てない展開に。逆に香川には#13近の3Pのタフショットを決められるなどリードを奪われ、12-18で第2Qへ。 ☆第2Q 切り替えて逆転したい広島だったが、攻勢を強めたのは香川だった。新加入の香川#15ブランドン、#2ウォーレンの3Pなどで点差は広がり広島はタイムアウト。しかし広島はチャップマンの個の力でしか打開できない。ディフェンスがゆるく香川に気持ちよくバスケットをさせてしまっている。香川#15ブランドンのAND1で点差は15点に。リングにアタックしていくエナジーが出ず24-40と大きく引き離され後半へ。 ☆第3Q 後半の立ち上がりも香川ペース。香川#88木村のAND1、#2ウォーレンの3P、#13近のタフショット、#99筑波のAND1と怒涛の得点で28-53と25点差まで引き離される。しかし広島も最年少コートがチームにエナジーを与える。チャップマンのディフェンスリバウンドからのファストブレイクを自ら決めると、朝山にアシスト。さらに朝山のファストブレイクの3Pもアシストする。逆転に向けチームを奮い立たせる。守っては仲摩、ホワイトがしっかり香川を抑え、リバウンドも渡さない。45-55と10点差に点差を縮め逆転勝利の道筋が見えてくる。 ☆第4Q 逆転へ田中、ドリスドムが連続3Pを決め、仲摩のスティールからの得点で勢いをつけようとするも、香川も#0大澤、#41高田の3Pで逃げる。この勝負所で香川がオフェンスリバウンドを取って勝利へ執念をみせる。それでも勝利をあきらめない広島も仲摩のショットが決まり、さらに朝山の3Pも決まる。しかしここで朝山が痛恨のアンスポーツマンファウル。チャップマンの3Pで65-70と5点差まで迫るも反撃もここまで。67-78で敗戦となった。 今季初対戦となった西地区の香川を相手に悔やまれる敗戦、連敗となった。前半であまりにも集中を欠いたプレーが目立ち、攻守で今季の悪い部分が出てしまった。ディフェンスではタフに相手を追い込む場面もあり、連携が高まっている部分もあるが、オフェンスが全く機能していない。アタックしていく強気の姿勢も見えず、ペイント外からのショットが目立つ。またチャップマン、ホワイトへの依存も高く、周りの選手が活かされていない。早急にオフェンスは立て直しが必要だ。ディフェンスでも勝負所で相手にリバウンドを取られる場面もあり、リバウンドへの意識も再確認したい。 痛い連敗となったが、まだシーズンは序盤。ここからしっかりとチームがもう一度まとまって、「BE ONE」のスローガンのもと、ファンと一緒に戦っていきたい。まずは明日の香川ファイブアローズとの再戦を勝って、広島に帰りたい。いまこそBE ONE!!! 【主なスタッツ】 広島ドラゴンフライズ ◆得点 #13クリント・チャップマン 19点 #2朝山正悟 13点 ◆リバウンド #13クリント・チャップマン 14リバウンド #36仲摩匠平 5リバウンド #14ウェンデル・ホワイト 5リバウンド ◆アシスト #10ハンターコート 6アシスト 香川ファイブアローズ ◆得点 #15モンテ・ブランドン 19点 #41高田秀一 14点 #88木村啓太郎 10点 ◆リバウンド #2レジナルド・ウォーレン 9リバウンド #15モンテ・ブランドン 8リバウンド #31アブドゥーラ・クウソー 8リバウンド #41高田秀一 7リバウンド ◆アシスト #0大澤歩 7アシスト <ヘッドコーチコメント> 【広島ドラゴンフライズ】 ☆ジェイミー・アンドリセビッチHC 「試合の入りからエナジーがない選手が何名かいる中で非常に大きなリードを許してしまい残り15分の所で若い選手でエネルギーのある選手を入れて反撃を試みて、良い展開までもっていくことはできたが前半を含めて点差が大きすぎてそこを跳ね返すまではいけなかった。」 【香川ファイブアローズ】 ☆衛藤晃平HC 「オフェンスもディフェンスもアグレッシブに行こうという事だけ言って試合に入り、特にディフェンスでアグレッシブに仕掛けてくれたと思います。広島と戦うにあたって76点を目標にしようということで、76点取ったら勝てると選手に言っていたが、それを選手達が見事に達成してくれて、失点も68点以下に抑えてくれたので非常によかったと思っています。明日が非常に重要になってくると思いますので、気持ちを切り替えて頑張りたいと思います。」 【次節ホームゲーム】 【次々節ホームゲーム】
2017-10-21
10/13(金)試合結果 広島69-75熊本
【10月13日(金)B2第3節GAME2 熊本ヴォルターズ戦ゲームレポート】 10月13日(金)に広島サンプラザホール(広島市西区)で行われました熊本ヴォルターズ戦。 <スコア> B.LEAGUE 2017-18 B2 広島ドラゴンフライズ69-75熊本ヴォルターズ (1Q:10-27,2Q:20-12,3Q:13-18,4Q:26-18) 会場:広島サンプラザホール 入場者数:1324人 【スターター】 広島:#2朝山正悟、#5山田大治、#11北川弘、#13クリント・チャップマン、#24田中成也 熊本:#1中西良太、#2古野拓巳、#11福田真生、#20ジョエル・ジェームス、#55横尾達泰 <試合レポート> ☆第1Q 昨日と両チーム同じスターター。しかしゲーム展開は全く違う形となった。インサイドを制圧した熊本はセカンドチャンスから得点を量産し、逆に広島は2-18という昨日のお返しと言わんばかりのビハインドを背負う。熊本#55横尾の3Pも当たってきた。この苦しい局面を打開したのが新加入のホワイト。残り3:40でファストブレイクを確実に決めて今日最初のフィールドゴールとアンドワン。続いてフェイダウェイのタフショットもアンドワンをもらって熊本の独走を止める。しかし10-27という大差で第2Qへ。 ☆第2Q なんとか逆転の足がかりをつくりたい広島だったが、熊本#30ウッドベリーの3P、広島のターンオーバーからファストブレイクを決める。ここですかさず広島はタイムアウト。流れを変えたい広島は朝山の3Pが決まると北川が連続3Pなどで攻勢を強める。終了間際にはチャップマンも3Pを決めて30-39まで得点差を詰めた。30-39。 ☆第3Q 朝山の3Pがスパッと決まると熊本も早めのタイムアウトをとって修正を行う。これを機に1Q 同様にインサイドの熊本#1中西、#20ジェームスを軸に主導権を握る。この嫌な流れを断ち切ったのもホワイトだった。ジャンパーでアンドワン、フリースローも落ち着いて決めて38-49と追いすがる。しかしそれでも熊本#1中西のオフェンスリバウンドなどでリズムの良い熊本に対して、広島は逆転までの勢いが出せない。43-57。 ☆第4Q 逆転勝利に追い詰められた広島はアウトサイドで勝負に出る。田中、チャップマンの3Pで怒涛の反撃。しかしその矢先、終了まで5分を残してチャップマンが4つ目のファールとテクニカルファウルで退場となってしまう。結果的にチャップマンを失ったことが痛かった。ドリスドムの3P、タップシュート、田中の3Pで3点差まで詰めて粘るものの、反撃もここまで。ファウルゲームに持ち込むも時すでに遅し、逆転勝利まで届かなかった。69-75で敗戦。連勝は4でストップした。 敗因はなんといってもリバウンド。熊本に高さがあることは言うまでもないが、広島はリバウンドに絡む選手の少なさ、意識の低さがリバウンドで圧倒された要因だろう。不必要に熊本にセカンドチャンス、サードチャンスを与えてしまった。ディフェンスでは田中、仲摩が身体をはって良いディフェンスができて、連携も取れてきた。オフェンスでは3P成功率が50%とタッチは上がってきているが、セットオフェンスで崩して得点できた場面は限られた。外国籍選手の個人技に頼らざるをえない局面が多かった。 まだまだシーズンは始まったばかりだが、このタフなスケジュールに心身ともに疲労の色は隠せない。しっかりとリフレッシュして、ファイトする姿勢を整えて次節からの戦いに挑みたい。ホワイトも能力の片鱗を見せ、期待感が高まる。練習でチームに馴染んでいけば、確実に他チームの脅威となるだろう。 さぁ仕切り直して、ここからまた連勝を続けていきましょう。 BE ONE!UNITED WE STAND!! 【主なスタッツ】 広島ドラゴンフライズ ◆得点 #13クリント・チャップマン 14点 #14ウェンデル・ホワイト 14点 #24田中成也 13点 #2朝山正悟 10点 ◆リバウンド #14ウェンデル・ホワイト 7リバウンド #13クリント・チャップマン 6リバウンド #2朝山正悟 5リバウンド #3テレンス・ドリスドム 5リバウンド ◆アシスト #3テレンス・ドリスドム 8アシスト #11北川弘 5アシスト 熊本ヴォルターズ ◆得点 #1中西良太 20点 #30テレンス・ウッドベリー 17点 #2古野拓巳 13点 #55横尾達泰 11点 ◆リバウンド #1中西良太 13リバウンド #20ジョエル・ジェームス 12リバウンド #2古野拓巳 6リバウンド #30テレンス・ウッドベリー 6リバウンド ◆アシスト #2古野拓巳 6アシスト <ヘッドコーチ・選手コメント> 【広島ドラゴンフライズ】 ☆ジェイミー・アンドリセビッチHC 「ゲームの立ち上がりで18-2という展開になってしまったことが、熊本という素晴らしいチームを相手にするのに厳しかった。熊本から連勝を挙げるにはエナジーが足りなかったと感じた。ディフェンスの正確さ、リバウンドなども負けた原因だと思う。後半は盛り返すことができたが、勝ち越せなかったことに我々の弱さ、力の足りなさを感じた。12日間で6試合というタフなスケジュールの中で山田、ドリスドム、チャップマンなど傷んだ選手も出ているので、まずは休んでコンディションを整えることを優先して、来週の練習でしっかりとチームの連携、戦術を高めていきたい。」 ☆#2朝山正悟 「今日は一言でいうと『リバウンド』だった。昨日も20本負けて、今日もオフェンスリバウンドで大きな差がついた。昨日はその差をフィールドゴールでカバーして勝利することができたが、今日はそれができなかった。我々はその日のシュート精度で勝敗が左右されるようなチームでいいのか、全員で理解しチームとして戦う必要があると思う。メンタルの面でも昨日の勝利によって緩んだ部分、熊本の勢いに負けた部分もあったと思うし、去年との違いをまだ見せられていない。ディフェンスでは昨日も今日も出来ている部分が増えてきているので、リバウンドの部分をしっかり改善して次節から戦っていきたい。」 【熊本ヴォルターズ】 ☆保田尭之HC 「今日は前半に昨日と全く真逆の展開になった。思い切りの良いシュート、激しいディフェンスからターンオーバーも誘って27点取ることができた。後半は広島のトランジションからのオープンシュートを打たせないように意識して守った。昨日に続いてリバウンドでアドバンテージを取ることができ、我々の強みとするセカンドチャンスから得点できたことで広島に勝てたと思う。昨季から広島との対戦は五分五分で良きライバルとして切磋琢磨していきたいし、ファンの中で今季もシーズン終盤まで拮抗したライバル争いが見られるのではないかという期待感も生まれると思う。その中で我々は西地区をリードしていき、広島にも勝って次のステップに上がっていきたい。」
2017-10-13
10/12(木)試合結果 広島71-65熊本
【10月12日(木)B2第3節GAME1 熊本ヴォルターズ戦ゲームレポート】 10月12日(木)に広島サンプラザホール(広島市西区)で行われました熊本ヴォルターズ戦。 <スコア> B.LEAGUE 2017-18 B2 広島ドラゴンフライズ71-65熊本ヴォルターズ (1Q:21-6,2Q:14-28,3Q:12-11,4Q:24-20) 会場:広島サンプラザホール 入場者数:1225人 マンオブザマッチ:#13クリント・チャップマン 【スターター】 広島:#2朝山正悟、#5山田大治、#11北川弘、#13クリント・チャップマン、#24田中成也 熊本:#1中西良太、#2古野拓巳、#11福田真生、#20ジョエル・ジェームス、#55横尾達泰 <試合レポート> ☆第1Q 第3節にしてライバル熊本との対決を迎えた。昨季も最後までB1昇格をかけて戦い、対戦成績は五分五分だった。今季を占う上でも重要な一戦となる。ゲームの立ち上がり広島が最高の入りを見せる。高い集中力と連携で熊本をディフェンスで抑えるとチャップマンのダンク、3Pなどで13-0となる。さらに北川のスティールからの速攻、新加入のホワイトが広島での初出場と初得点を記録するなど攻守がガッチリ噛み合って21-6と大きくリードする。 ☆第2Q 大きいリードの反動からか2Qはターンオーバーから失点を重ね、熊本ペースに。流れを変えようとフレッシュな選手も起用するが機能せず得点できない時間が続く。対する熊本はフリースローをきっちり沈めて点差を詰めてくる。そして残4:10に熊本#30ウッドベリーのミドルシュートで逆転を許してしまう。結局このクォーター残り3:03までフリースローの2点しか奪えず、非常に苦しい時間となった。それでも残り2分を切ったあたりからドリスドムのドライブで巻き返し、さらにドリスドムのスティールからチャップマンのダンクで辛くも再逆転して後半に突入した。35-34。 ☆第3Q 嫌な流れを切ったのは北川だった。積極的にドライブをしかけ得点を挙げ流れを広島に持ってくる。守っては仲摩が奮闘しタフショットに追い込み、スティールも決めた。お互いにディフェンスが固く得点は伸びず混戦状態で最終Qへ。47-45。 ☆第4Q 勝利へ強い気持ちを持って戦う広島は仲摩のスティールからチャップマンの3P、ドリスドムのファストブレイクなどで勢いをつける。さらにチャップマンの豪快なダンクでアンドワンを獲得する。極めつけがドリスドムの連続3Pで引き離す。しかし対する熊本も負けていない。インサイドでジェームスの迫力が薄いものの、ウッドベリーが得点を量産し追い上げる。しかし大事な勝負所であと一本を熊本に許さず、このまま逃げ切り勝利を掴んだ。71-65。 第1Qこそリードしたものの、前半の内に巻き返されクロスゲームとなった。その中でも熊本をタフショットに追い込み波に乗せなかったディフェンスが光った。スティールも奪うなどターンオーバーも誘発して熊本に落ち着く暇を与えなかった。新加入のホワイトも来日したばかりにも関わらず出場し、プレッシャーをかけられたことも大きかった。この日のマンオブザマッチに選ばれたチャップマンも我慢の時間帯を堪えて、勝負どころでチームを引っ張り勝利に貢献した。何よりチーム力の高い熊本相手にディフェンスで集中力を切らさず65点に抑えることができたのは収穫だ。 コッツァーの怪我という緊急事態にも関わらず掴んだこの一勝の重みは格別。明日のゲームで今日の勝利と、チームディフェンスの真価が問われる。第1Qのような足を動かしながらも連携をしっかりととった形ができれば明日も勝利をつかめるだろう。 熊本から連勝して上昇気流に乗っていきましょう!! BE ONE!UNITED WE STAND!! 【本日のゲームにて山田大治選手が通算500試合出場を達成しています。】 【主なスタッツ】 広島ドラゴンフライズ ◆得点 #13クリント・チャップマン 22点 #3テレンス・ドリスドム 17点 #11北川弘 14点 ◆リバウンド #13クリント・チャップマン 7リバウンド 熊本ヴォルターズ ◆得点 #30テレンス・ウッドベリー 29点 #8ジョッシュ・ドゥインカー 14点 #1中西良太 12点 ◆リバウンド #8ジョッシュ・ドゥインカー 9リバウンド #20ジョエル・ジェームス 8リバウンド #1中西良太 7リバウンド <ヘッドコーチ・選手コメント> 【広島ドラゴンフライズ】 ☆ジェイミー・アンドリセビッチHC 「非常にエナジーを持って入ることができた。特にディフェンスで足を動かして、自分たちのやりたいバスケットができた。2Qでターンオーバーなどから苦しい時間を作ってしまい熊本に追い上げられた。それをハーフタイムで切り替えることができ、後半はタフに戦ってくれた。4Qの熊本にほぼオフェンスリバウンドを与えなかった部分など、締めるところをきっちり締めて流れを自分たちに持ってくることができた。コッツァー選手が怪我で離脱し、正直痛いが、ホワイト選手も来日してわずか48時間という中で今日、勝利に貢献する働きを見せてくれたことは嬉しいし、ファイトしてくれた姿勢にリスペクトしている。日本での経験も十分あるので、これからドンドン良くなっていくと思う。」 ☆#11北川弘 「シーズン始まる前からこの熊本とのゲームに照準を合わせてきた中で、勝つことができたのが良かった。要点をしぼって、やるべきことをしっかりとやれている。今日は勝つことができたが、悪い時間帯、時期こそ、自分に何ができるのか自問自答して戦っていきたい。今日は1Qに最高の入りができ、特にディフェンスをチームで頑張ることができた。個人としても3Qの勝負所では無理な形でも積極的に自分でアタックして、意地でも流れを熊本に渡したくなかった。」 ☆#13クリント・チャップマン 「4連勝ということもあるが、今日は勝てて良かった。日々学ぶことも多く、毎日成長できている実感がある。今日は良い時間と悪い時間がはっきりと分かれたが、チームメイトそしてファンと40分間タフに戦えたので勝利できたと思う。」 ☆#5山田大治 「500試合出場については実感は正直のところ全くない。まだまだ500試合という気もするので、まだまだいけると思う。今日は本当に個人的にも厳しいゲームだった。移動の疲労もあり、月曜日から扁桃腺が腫れていて、点滴も打っている状態だった。なんとかこの大事なゲームに出場でき、さらに勝てて良かった。明日の再戦までに映像を見て反省し、今日の2Qのようなことが起きないようにチーム全員がしっかりと意識を持って戦えば明日も勝てると思う。」 【熊本ヴォルターズ】 ☆保田尭之HC 「昨季もそうだったが広島に対してライバル意識を持って戦いに臨んだ。今季は特にこの秋田、茨城、広島と対戦する開幕3節をどう乗り切るのかが重要で、ある意味でシーズンを通して最も重要になる期間だと思っている。ゲームは序盤、広島がタイトなシュートも決めてきて、逆にこちらが決めるべきシュートを決められなかった。コミュニケーションミスやポジション取りの部分で悪くなった。2Q、4Qはうまく戦えたが、足が動かなくなり、声も出なくなってきたところで広島にゲームを持っていかれた。全体を通してシュート確率が低く、後手後手に回ってしまった印象。戦術やマッチアップの部分は良く、内容的には40分間ゲームを掌握して勝てただけに残念な結果だ。明日までにコンディションを整えて、リフレッシュして再び戦っていきたい。」
2017-10-12
10/8(日)試合結果 広島93-54岩手
【10月8日(日)B2第2節GAME2 岩手ビッグブルズ戦ゲームレポート】 10月8日(日)にアウェイ、盛岡タカヤアリーナ(岩手県盛岡市)で行われました岩手ビッグブルズ戦。 <スコア> B.LEAGUE 2017-18 B2 広島ドラゴンフライズ93-54岩手ビッグブルズ (1Q:15-16,2Q:25-3,3Q:23-12,4Q:30-23) 会場:盛岡タカヤアリーナ 入場者数:1723人 【スターター】 広島:#2朝山正悟、#5山田大治、#11北川弘、#13クリント・チャップマン、#24田中成也 岩手:#0藤江建典、#7マーカリ・サンダース・フリソン、#10菅澤紀行、#12鈴木友貴、#68永田晃司 <試合レポート> ☆第1Q 連勝をかけて臨むGAME2。スターターには仲摩に代えて田中が入った。立ち上がりチャップマンのジャンプショット、田中のスティールからの得点、さらに山田のインサイドで得点を重ねるも、岩手もフリースロー、インサイドで得点し食らいつく。その後、広島は連携が噛み合わず得点できない。そこを岩手が#13小原の3P、#7サンダースのショットで同点にすると、勢いそのままに逆転を許して第2Qへ。15-16 ☆第2Q 立ち上がりターンオーバーが連発するもタイムアウトをきっかけに立て直す。チャップマン、田中の連続3Pで勢いにのると、ここから怒涛の20連続ポイント。ドリスドムが攻守でチームを引っ張った。自らのドライブで岩手ディフェンスを切り裂き、スティールでターンオーバーを奪い、ディフェンスリバウンドでチャンスを作った。タフショットも沈め決定力の高さも見せた。岩手はオンザコート1を強いられドリスドム、チャップマンを守りきれない。ディフェンスでも岩手を圧倒し、40-19で後半へ。 ☆第3Q 大きなビハインドを背負った岩手は3Pショットで挽回を図る。しかし逆にショットが外れたところをディフェンスリバウンドから広島が得点を重ねる。6:11には山田のナイスアシストで朝山が得点。坂田もフィジカルの強さを生かしてインサイドを攻めてリードをさらに広げた。63-31。 ☆第4Q ターンオーバーから坂田が田中へ良いアシスト、さらに田中は3Pも沈めて勝負を決めにかかる。さらにチャップマンを岡崎に代えてスモールラインナップに。3Q終盤から登場したコートは自らのドライブからアンドワンを取るなど、躍動する。コートは4Qで8得点、坂田も7得点を挙げた。最後は撃ち合いの展開になったが、フレッシュなメンバーで逃げ切り勝利を掴んだ。93-54。 立ち上がりこそリードを奪われたが、すぐさま逆転し第2Qの連続ポイントで勝負を決めた。2Q、岩手が外国籍選手1名という中ではあるが3点に抑えたディフェンスが光った。勝負所でしっかり得点を伸ばせる強さを見せることができた。また組織的なオフェンスが出来た部分もあり、昨日よりも安定したゲームになった。またタイトなスケジュールの中でプレイタイムをシェアして戦えたことも、次節の熊本戦に向けて大きい。代わって入ったコートのオフェンス、田中の3Pショットが決まり始めてきたのは好材料だ。リバウンドではオフェンスリバウンドを取られたのが課題になる。リバウンドの部分、ビッグマン以外の選手の意識も高めてこれから臨んでいきたい。 3節目にして次はライバル熊本ヴォルターズとのゲームだ。準備期間は短いが、しっかりフォーカスして勝ち星を挙げたい。3連勝で勢いをつけて広島へ。ホーム広島で一つになって熊本を迎え撃ちましょう!!BE ONE!UNITED WE STAND!! 【主なスタッツ】 広島ドラゴンフライズ ◆得点 #24田中成也 21点 #13クリント・チャップマン 19点 #7坂田央 15点 #3テレンス・ドリスドム 11点 ◆リバウンド #13クリント・チャップマン 12リバウンド #3テレンス・ドリスドム 6リバウンド #11北川弘 5リバウンド ◆アシスト #10ハンターコート 5アシスト 岩手ビッグブルズ ◆得点 #10菅澤紀行 17点 #0藤江建典 16点 ◆リバウンド #7マーカリ・サンダース・フリソン 12リバウンド #10菅澤紀行 7リバウンド #13小原 良公 6リバウンド #5千葉 慎也 5リバウンド <ヘッドコーチコメント> 【広島ドラゴンフライズ】 ☆ジェイミー・アンドリセビッチHC 「全体的にいい試合展開だった。とくに第2、3Qのディフェンスは理想の形だったと思う。昨日は広げたリードをさらに離すことができなかったことが課題だったが、今日は学んだことを体現できていた。」 【岩手ビッグブルズ】 ☆上田康徳HC 「収穫のない試合だった。気持ち、すべてがよくなかった。語れることはない。ホームでこういった試合をしてしまったことをしっかり反省し、それぞれがやるべきことを再度見直して、また来週のホームに戻ってきたい。」
2017-10-08