「B.LEAGUE PREMIER」ライセンス交付の発表を受けた会見コメント
ごあいさつ
代表取締役社長 浦伸嘉
先ほど発表がありましたが、2026-27シーズンから始まる「B.PREMIER」への参入が決定いたしました。
まず今回、B.PREMIERの参入に向かっては「本当にハードルが高かったな」と振り返ってみて思います。広島県民の方々、そして日本全国のブースターの方々、そしてパートナー企業の方々、後援会の方々、そして広島市、広島県をはじめとする自治体・行政の方々、そしてメディアの皆様、関わる全ての方々、最後になりますけども親会社のNOVAホールディングスのグループの方々、そして広島ドラゴンフライズのスタッフおよびチームの皆さんに、心より感謝を申し上げたいなと思っております。ありがとうございます。
さらには、広島東洋カープさん、サンフレッチェ広島さん、そしてトップス広島さんにも、競技を超えて応援していただきましたし、ありとあらゆる方々が、このB.PREMIER入りにご尽力、サポートしていただいたおかげでこの偉業を達成できたこと、素直に嬉しく感じております。
振り返ってみますと、私がクラブに入る前にB2、B1の振り分けがあった時にはB2スタートということで、険しい道のりからスタートしまして、今9年が経ちましたが、次の新しいステージでトップカテゴリーのB.PREMIERでプレーができることは本当に誇らしいですし、気の引き締まる思いです。
島田(慎二)チェアマンから説明もありましたが「売上高12億円、平均入場者数4,000名、アリーナ基準」という条件の中、売上高はその前のシーズンで達成しておりましたので、我々にとっては来場者4,000名以上とアリーナ要件、この2つが非常にハードルの高い条件でした。来場者4,000名については、ドラゴンフライズのファン・ブースターの方はもちろんのこと、広島県民の方々が「なんとかプレミア入りを達成してもらおう」と協力していただいて、4,618名を達成することができました。
アリーナについては、新アリーナ建設を追求してまいりましたが、コロナ禍など色々なことがあって、なかなか進まない中、「広島サンプラザホールでは(B.PREMIERの)ライセンスが取れない」ということでしたので、急遽、(湯崎英彦)知事をはじめ、広島県の方にご相談させていただいて、広島グリーンアリーナの改修という案でなんとか申請させていただいて、本日、ライセンスを付与いただく運びになりました。我々の力だけでは不可能だったところを、このように皆さんのご尽力とサポートのおかげで獲得できましたので、本当に心より皆様に感謝を申し上げたいなと思っております。皆様、本当にありがとうございました。
質疑応答
―今後に向けて観客数の方策は。
おかげさまで、昨シーズンはチケットのソールドアウト、いわゆる「フルハウス」の状況を作れましたが、今シーズンももちろん目指していく努力をいたします。何よりも、会場にお客様がたくさん入っていることが、選手のパフォーマンスを上げること、投資いただいているパートナー企業様の満足度を上げることに繋がりますし、人が集まるところに、物とお金も集まってくると思っています。Bリーグ全体としても観客数をものすごく重要視しています。地域に根差していない限り観客数は増えていかないと思いますから引き続き、地域の方々から応援される、これを「地域愛着」と呼んでいますが、そのような形になれるように日々また努力し続けたいなと思います。
―新アリーナの見通しと、広島グリーンアリーナの使用期間については。
2024-25、2025-26の2シーズンは現在の広島サンプラザホールをメインホームアリーナとして活動させていただいて、B.PREMIERが始まる2026年からは5年間、暫定で広島グリーンアリーナを使わせていただける、という流れになっていますので、ここから7シーズン以内に新アリーナ建設を進行していかなくてはいけません。今日のB.PREMIERライセンスの交付決定を受けて、新アリーナの動きを加速していきたいなと思っています。
―新アリーナはどういう方向性が望ましいですか。
先日も発表させていただきましたけども、JR広島駅北口のJR西日本様の土地の活用がまだ決まってないということでして、今からご相談なのですが、そこで新アリーナを建設するとなれば、民間の土地なので、民設民営になっていくのかなと思います。もし場所が国、県、市の土地であれば、公設という形になると思いますので、場所によって事業スキームが変わってくるのかなと考えています。
これから我々がご相談する先に関しては、色々やり方はあると思いますが、そこは我々が決められることではないです。そのため「どういう形が望ましいか」というのは、まだ見えていない部分があります。
今、全国のアリーナは民設民営が半分、公設公営が半分といったところです。プロ野球、Jリーグはほぼ公設公営ですが、新しいチャレンジということで、バスケットボール界でも民設民営のアリーナというのも完成してきています。何がベストなのかは少し検証が必要です。
―いつまでに目処は立ちますか。
そうですね、まず、JR西日本様も「前向きに」とおっしゃっていますので、事業スキームをどうするか、細かいところを積み上げていきながら、難しければまた別の場所を探さないといけないですし、話が進むならばどんどん進めたいと思います。ただ、この1-2年である程度のところまでは見えてこないと、7年後の着工には間に合わないと思いますので、ここから話を加速させていきたいと思います。
―Bプレミア参入を果たした意義は。
島田チェアマンもおっしゃったように、現在のBリーグは「オープン型」の運営で、Jリーグやヨーロッパサッカーのように昇降格があり、競争が激しい形になっています。このオープン型とプロ野球のような昇降格のない「クローズ型」の2つがありますが、今度のBリーグはその間をとった「エクスパンション型」という新しい形になります。ユース(育成年代)組織を保有しながら、(新人選手獲得に)ドラフト制度を導入するといった新しいプロスポーツの枠組みにチャレンジします。そして「型破りなエンターテイメント」を志向して、競技はもちろんエンターテインメント性を追求して、お客さんの満足度を上げていく方向に進みます。そのためにはアリーナが必要だ、ということです。
競技だけを追求していけばいいわけではない新しいチャレンジが必要な状況で、その中に(ドラゴンフライズが)所属できるというのは非常に光栄なことだと思いますし、ここからが勝負になってくると思っています。
Bリーグが誕生して10年で、ようやく「Bリーグらしい形」をスタートし始めた状況だと思っています。創設時に制度設計を急遽作ったこともありまして、今まではJリーグと全く同じ仕組みでした。そこから10年後、Bリーグがもっと発展しやすい形に生まれ変わると私は捉えています。ここからが本当の勝負といいますか、クラブが頑張れば頑張るほど、成長を加速していける仕組みになっていくはずだと思っています。
ドラゴンフライズは今シーズンで11シーズン目ですから、13シーズン目でB.PREMIER入りを果たすことになります。B.PREMIERにチャレンジできることが非常に楽しみですし、ワクワクしています。B.PREMIERができることによって、もちろんその下のカテゴリーも含めた全体で盛り上げていくのはもちろん、メディアも含めて注目度が上がると考えています。B.PREMIERクラブの名に恥じないように、いいクラブを作っていきたいと思います。
―今日の発表を受けて、今後の将来性をどう見ていますか。
やはり1番のポイントは新アリーナだと思います。例えば琉球ゴールデンキングスは、沖縄アリーナができてからのクラブの成長が著しいと感じます。島田チェアマンも当初、B.PREMIERは「10クラブぐらいかな」と話していたのがだんだん増えて、一旦「18クラブ」としたところ、さらにその18クラブの限定を撤廃しました。その背景には、やはり「新アリーナができる流れを止めたくない」「各地で新アリーナの話がせっかく進んでいるのであれば、どんどん進めていこう」という狙いで、限定を撤廃したのだと感じています。ということは、日本全国、Bリーグを中心に新アリーナを建設することによって地域を活性化し、クラブを成長させていく。そのような流れの真っただ中にいると思います。我々はいまお話した通り、今から7年後を目処に、計画とすればこの3年ぐらいが勝負だと思いますが、その間に今できているアリーナ、そして今からどんどんできるアリーナを参考にできる立場にあると思います。全国に今ある新アリーナにも「もっとこうすればよかったんだ」とか、「もっとこうした方がお客さんは喜ぶ」とか、いろんな課題が山積していると思います。我々が後からアリーナを作る方が、よりハイブリッドな形でできる可能性があると思います。
もう一つはやはりファン、ブースターの数です。一次審査で受かったクラブは、どこもファン、ブースターの数が非常に多い、人気のあるクラブです。11シーズン目の我々はまだまだ未熟なところは多々ありますが、ファンを増やしていく、拡大していくことがやはりプロスポーツクラブ経営で最も大事なことだと思います。ハード面のポイントがアリーナなら、ソフト面のポイントはファンの数です。いかにファンになっていただけるように我々がマネージメントしているかが非常に重要だと捉えています。
―「すごくハードルが高かった」と振り返っていましたが、1番厳しかった部分は。
やはり「4,000名以上」と「アリーナの要件」ですね。まず「4,000名」ですが、前年が平均3,300名ぐらい、広島サンプラザホールは4,200席の設計でした。それで4,000名を達成しようとするとですね…。今回の審査の「4,000」はチケットの販売数じゃなくて、実際に来場した数なんです。とすると、着券率(=販売した数のうち、実際に来場する比率)を計算した時に、4,200席だと仮にチケットが全部売れたとしても、着券率が90パーセントでも4,000を割ってしまう、という状況でして、ここが非常に難しい部分でした。
アリーナの席数のキャパシティがもっと大きければ、少々波があってもチケットを売っていれば4,000名を超えられると思いますが、最大限にチケットを売っても(4,000名に)届かないかもしれない状況でしたので、席数を増やしたり、全席指定席にしたり、クラブで色々と創意工夫をしました。少しでも席を増やせるように施設と調整させていただいて、まず「立ち見を入れたら4,700~4,800名」というところまで持っていきました。あとは、自由席だと着券率が低いことがデータに出ていたので、全席指定席にして、着券率を上げていこうと。ここがまず1つ、ハード面からくる問題でした。
そしてそこから、いざスタートしましたが、やはり4,000名以上入れるとなると3,300名から4,600名は、増やす割合で言ったら大きかったです。そこは地元の皆さんから、本当に色々な立場から支えていただきました。特に1番大きかったところは、カープさんとの「カープコラボ月間」を実施させていただいたことですね。もともとスポーツを応援している人達に来ていただけるような施策を、カープさんと共にできたのは大きかったのかなと。それが12月で、そこから勢いに乗れたのかなというのは1つあります。
アリーナに関しては、広島県内でそのライセンスの基準をクリアする可能性があったのは広島グリーンアリーナだけで、なおかつそのグリーンアリーナを改修しないといけない。ここが非常に難しいというか、調整にかなりのエネルギーを費やしたところです。それも、湯崎知事始め広島県の方々の本当にサポートしていただきました。その2点が、非常にタフな道のりだったと感じています。
―島根と広島が晴れてBプレミア入りとなりました。過去のB1昇格プレーオフや昨シーズンのワイルドカード争いなど、少なからず因縁があります。そんな島根スサノオマジックとB.PREMIERで中国ダービーができることについて、期待は。
我々にとって島根スサノオマジックさんというのは、クラブの力を引き上げてくれた最大のライバルですね。ファンの方々も、やはり島根戦はお互い、一番燃えるカードかと思いますし、広島の企業の方々とコミュニケーションをとって「がんばれよ」と言われる中でも、「特に島根だけには負けるなよ」みたいな声は多数いただきます。それはやはり「中国地方のプライド」のようなものがあると思います。そういう意味でも、切磋琢磨できる素晴らしいライバルだと思っています。島根スサノオマジックさんは我々より常に1歩前にいて、B1も我々より先に昇格していますし、クラブの設立も我々より先です。昨シーズン、我々が優勝して、そこでは先に行かせてもらいましたけども、それはやっぱりスサノオマジックの存在が大きくて。そのライバルがいるからこそ、我々の力が引き上げられるという風に思っていますので、2チームがB.PREMIER入りできたことを非常に嬉しく感じています。さらに盛り上げるためには、お互いがビッグクラブとしてどんどん大きくなって、チームの成績も含めて、いろんな形でBリーグを引っ張れるような、そんな存在にお互いになっていけたらなと。本当にリスペクトを込めてそう思っています。
2024-10-18
#33 アイラ・ブラウン 選手契約合意(新規)のお知らせ
広島ドラゴンフライズは、2024-25シーズンにおいてアイラ・ブラウン選手との契約に新たに合意しましたのでお知らせいたします。なお、本日10月2日(水)15:00に、Bリーグ自由交渉選手リストから抹消されます。
#33 アイラ・ブラウン(Ira Brown)
プロフィール
●出身地 アメリカ
●生年月日 1982年8月3日
●ポジション SF/PF
●身長 193cm
●体重 107kg
●出身校 ゴンザガ大学
経歴
Coras de Tepic ( 2010)
-Asociación Española・San Miguel Beermen (2010-11)
-Lagartos UAN de Tepic (2011)
-富山グラウジーズ (2011-14)
-日立サンロッカーズ東京 ※ 2016-17:サンロッカーズ渋谷 (2014-17)
-琉球ゴールデンキングス(2017-19)
-大阪エヴェッサ(2019-23)
-千葉ジェッツ(2023-24)
-広島ドラゴンフライズ(2024-)
代表歴
2016 年 2016 FIBA ASIAチャレンジ
2017年 東アジアバスケットボール選手権大会2017/バスケットボール男子日本代表国際強化試合2017
FIBA ASIA カップ2017
2018年 FIBAバスケットボールワールドカップ2019
2019年 3x3 バスケットボール 男子日本代表候補
2020年 3x3 バスケットボール 男子日本代表候補
2021年 3x3 バスケットボール 男子日本代表候補
2021年 東京2020オリンピック 3x3日本代表
アイラ・ブラウン 選手 コメント
「 I want to thank the Hiroshima Dragonflies for an amazing opportunity to play with a championship organization. I look forward to being the best I can be in assisting the team with high level basketball for the fans in hopes of getting them where they finished last season. Thank you all for welcoming me. I look forward to getting to work As soon as possible.
日本一のチームでプレーをする機会を与えてくれた広島ドラゴンフライズに感謝いたします。連覇を期待しているブースターの為にも、ハイレベルなバスケでチームに貢献できればと思います。私を迎えていただいた皆様ありがとうございます。一日でも早く試合に参加できるよう頑張ります」
岡崎 修司ゼネラルマネージャー コメント
「 この度、アイラ・ブラウン選手との契約に合意をいたしました。先日リリースした河田選手のインジュアリーリスト入りに合わせて、補強をする形となり、手薄となったインサイドを支える働きをしてくれると思います。緊急の招集となりましたが、すでに来日し、チームの練習に参加してくれています。フィジカル面やリバウンド面でチームを支える活躍に期待をしています 」
2024-10-02
#15 河田チリジ選手 インジュアリーリスト登録のお知らせ
広島ドラゴンフライズでは、#15河田チリジ選手を下記の通り、インジュアリーリストに登録いたしましたので、ご報告いたします。
#15 河田チリジ
●出身地 南アフリカ共和国
●生年月日 1989年6月10日
●ポジション C
●身長 208cm
●体重 122kg
■リスト登録日: 10 月 1 日(火)
■リスト公示日: 10 月1日(火)
■公示事由:頚椎椎間板ヘルニア(療養期間:未定)
■再登録不可期日: 10 月 31 日(木)
※インジュアリーリストへ登録された選手は
当該登録から30日間は再登録することができません。
再登録不可期日以降、クラブの抹消申請によりインジュアリーリストから抹消され、その後再登録が可能となります。
インジュアリーリストの公示についてはBリーグ公式サイトをご確認ください。
https://www.bleague.jp/news/injury.html
岡崎 修司 ゼネラルマネージャー コメント
「河田選手は夏の練習中に受傷し、早期復帰をする見込みでしたが、想定よりも長引くような結果となったため、急遽インジュアリーリストに掲載をすることとなりました。河田選手は日々、リハビリとワークアウトに励んでおり、シーズン序盤で早期復帰予定です。河田選手がリスト入りしている期間の、新規加入選手については現在最終調整を進めており、確定次第ご報告をさせていただきます」
2024-10-01
解良 風馬 通訳 契約合意(新規)のお知らせ
広島ドラゴンフライズは、2024-25シーズンにおいて、解良風馬 通訳との契約に新たに合意しましたのでお知らせいたします。
解良 風馬(けら ふうま)
プロフィール
●出身地 千葉県
●生年月日 2002年10月23日
解良風馬 通訳 コメント
広島ドラゴンフライズのブースターの皆様、この度オフコート通訳として加入することになりました、解良風馬と申します。まずは何も経験のない私を暖かく迎えてくださった岡崎GMをはじめ、クラブ関係者皆様に感謝申し上げます。外国籍選手の生活をサポートし、バスケに集中して貰えるよう尽力いたします。チームのご声援よろしくお願いいたします。
岡崎 修司ゼネラルマネージャー コメント
解良風馬通訳を迎え入れることとなりました。フロント業務とオフコート通訳業務を両立することになりますが、外国籍選手の生活周りを含め、多くのサポートをしてもらう予定です。チームとクラブを支える働きに期待をしています。
2024-09-12
水上七菜美ビデオアナリスト 契約合意(新規)のお知らせ
広島ドラゴンフライズは、2024-25シーズンにおいて、水上七菜美ビデオアナリストとの契約に新たに合意しましたのでお知らせいたします。9月よりドラゴンフライズのビデオアナリストと筑波大学の活動を並行して行い、全日本大学バスケットボール選手権大会の終了後より、ドラゴンフライズのベンチに入る予定となっております。
水上七菜美(みずかみ ななみ)
プロフィール
●出身地 北海道
●生年月日 2000年1月14日
経歴
筑波大学大学院 アナリスト (2023-25)
水上七菜美ビデオアナリスト
広島ドラゴンフライズのブースターの皆様。この度、広島ドラゴンフライズのビデオアナリストとして加入することになりました、水上七菜美と申します。このような機会を与えてくださったチーム関係者の皆さまに心から感謝申し上げます。これからのシーズン、チームの一員として全力を尽くし、広島ドラゴンフライズの勝利に貢献できるよう、一生懸命頑張ります!応援よろしくお願いいたします!
岡崎 修司ゼネラルマネージャー コメント
水上七菜美アナリストとの契約の運びとなりました。9月からは大学院と両立する形となりますが、ドラゴンフライズにも貢献してくれます。水上アナリストの加入により、詳細な情報をリアルタイムに収集することが可能となり、コーチ陣の意思決定の手助けをしてくれると考えています。
2024-08-26
2024-25シーズン キャプテン決定のお知らせ
広島ドラゴンフライズでは、2024-25シーズンのキャプテンに#10上澤俊喜選手が決定いたしましたので、お知らせいたします。
キャプテン
#10 上澤俊喜 選手
● 出身地 富山県
● 生年月日 1998年6月2日
● ポジション PG
● 身長 176cm
● 体重 77kg
● 出身校 中部大学第一高等学校-日本大学
● 経歴
富山グラウジーズ 特別指定選手(2020-21)
- 富山グラウジーズ (2021-22)
- 広島ドラゴンフライズ(2022-)
上澤俊喜 選手 コメント
この度、今シーズンのキャプテンを務めることになりました。優勝をすることが出来た次のシーズンというのは本当に難しく、試されるシーズンになると思っています。チームは若いですが、昨年の経験を活かし、ワクワクするバスケをお見せします!そしてスポーツが盛んなこの広島でバスケを通じてもっと盛り上げられるように頑張ります!もう一度、皆さんと最高の景色を見るためにチーム一丸で頑張りますので、引き続き応援よろしくお願いします!
岡崎 修司 ゼネラルマネージャー コメント
今シーズンも昨シーズンに続き、積み上げのシーズンにすべく、チームスタッフともしっかりと話をした上で、上澤俊喜選手をキャプテンに任命いたしました。今までの広島の歴史を継承しながら、新たな要素を加えてチームの文化を作り、さらなる強豪チームへと成長できるよう尽力いたします。
キャプテンの上澤選手には、昨シーズンの経験を踏まえて今まで以上のリーダーシップを持ちながら、チームを目指すべき方向に導いてくれると思います。今シーズンの飛躍を誓い、クラブとしてもしっかりと上澤選手をフォローしていきたいと考えています。
また、昨年同様にリーダーシップは全ての選手やスタッフが持つべきものだと思います。チーム全員がそれぞれの強みを発揮し、補完しあうことで、本当に強い組織・チームを作っていけると信じています。結果を出し続けることは簡単ではなく、今シーズンも多くの壁にぶつかると思いますが、良い時も悪い時も「HIROSHIMA PRIDE」を持ち、粘り強く前を向いて走り続けてまいります。引き続きご支援、ご声援のほどよろしくお願いいたします。
2024-08-23
B.PREMIERを見据えたスタッフ体制について
いつも、ドラゴンフライズへのご声援をありがとうございます。
今シーズンはチームスタッフの増員を行い、シーズンをスタートすることとなりました。B.PREMIERではスタッフの数を含めたソフト面への投資も必要条件とされることから、クラブとしては中長期的な視点を持って強化を進めております。新たな顔ぶれも多いということもあり、改めてスタッフ編成の意図と役割、今シーズンの組織体制についてご説明をさせていただきます。大きな方向性としては、コーチング・コンディショニング・マネジメントと、3部門で、それぞれ専門性を持ったスタッフたちが、更にハイパフォーマンスを出せる組織づくりを目指して編成を進めてきました。コンディショニングスタッフとマネジメントスタッフの役割は明確ですが、増員することとなったコーチたちの主な役割をお伝えさせていただきます。
朝山正悟ヘッドコーチ
まずは、朝山正悟ヘッドコーチ(HC)ですが、HCとして意思決定とチームを背負う責任感を持って、今シーズンを闘ってくれると思います。今までのクラブの歴史も背負い、指揮を振る姿にご注目ください。
朝山正悟HCを支えるコーチングスタッフは充実した布陣を作ることができました。
田方慎哉コーチ
田方慎哉コーチは朝山正悟HCの1番の理解者であり、トップアシスタントコーチとして、常に寄り添い、コーチたちをまとめながら、HCの目指すバスケットを作り上げてくれると考えております。
池谷智明コーチ
池谷智明コーチは、アシスタントコーチとして、戦術や戦略面での情報収集から、選手のワークアウトなどでも新たなエッセンスを加え、チームに貢献をしてくれます。
山鹿誠弘コーチ
山鹿誠弘コーチはオンコートでの通訳業務が大きな役割になります。外国籍選手と日本人選手の架け橋となり、戦術を浸透させてくれると考えています。また、他のアシスタントコーチと同様にスカウティングやワークアウトでも貢献してくれます。
坂本ジェイコーチ
坂本ジェイコーチは、2mのサイズを活かし、元選手だからこそ提供できるワークアウトで貢献してくれます。また、日本と海外の文化を知る者として、外国籍選手のメンターになってくれると思います。
松井康司コーチ
松井康司コーチは、国内でもトップクラスの分析能力を持った人材です。ビデオアナリストとしての業務も行うこととなっており、松井康司コーチの働きにより、今までクラブが扱えなかった数字やデータの蓄積が可能となります。
また、契約の関係で現時点では発表できておりませんが、トップアナリストの契約が決まっております。トップアナリストと松井コーチの連携で、より詳細な情報を収集することが可能となり、コーチ陣の意思決定の手助けをしてくれると考えています。チーム強化には必須の人材ですので、発表までしばらくお待ちください。
B.PREMIER を見据え、練習 設備などのハード面だけでなく、ソフト面でも他のトップチームに引けをとらない専門性と分業体制を整備することで、選手・チームの成長に繋げていきたいと考えています。
今後とも、広島ドラゴンフライズのご支援・ご声援をよろしくお願いいたします。
2024-07-24
#1市川真人選手 #21渡部琉選手 新入団記者会見コメント
2024年7月19日(金)に#1市川真人選手 #21渡部琉選手の新入団記者会見を実施いたしました。
登壇者
・岡崎 修司ゼネラルマネージャー
・ #1市川真人選手
・ #21渡部琉
ごあいさつ
岡崎修司 ゼネラルマネージャー
皆さんこんにちは。本日もお集まりいただきありがとうございます。2名の新加入選手の入団会見を行うことができてほっとしています。入団に至った経緯や2人にもしっかりと話を聞いていただければと思っております。本日はよろしくお願いします。
市川真人選手
ベルテックス静岡から移籍してきました。市川真人です。 自分の特徴としては、3Pシュートがこのサイズ(身長206cm)でも打てることや、スペーシングを広げることだと思っております。まだまだプロ2年目で緊張するところもたくさんありますが、早くチームに馴染み、楽しくプレーできたらいいなと思っています。
渡部琉選手
仙台89ERSから移籍してきました、渡部琉です。この素晴らしいチームに呼んでいただいた広島ドラゴンフライズの関係者の皆さんに感謝をしたいです。昨シーズン、チャンピオンシップ優勝という素晴らしい成績を上げた中で、今シーズンは自分自身としてもさらに飛躍しなければいけない中、1つ、2つステップアップをしてチームに貢献したいと思っております。
岡崎GMより入団の経緯説明
市川選手につきましては、積極的にシュートを打てるビッグマンということで、十分に戦力としても期待しています。今季の外国籍ビッグマンのラインナップは昨季とほとんど変わっていない状況です。リーグでもトップクラスの外国籍選手が揃っていると考えており、ポジション争いは激しいと予想されますが、現状を受け入れ、決意を持って広島に来てくれました。 同時にポジション争いだけではなく、新たなオプションを広島にもたらせると思っています。 具体的には昨シーズン、ドウェイン・エバンス選手がアウトサイドの3番ポジション (スモールフォワード) で外回りのプレーも非常に良くなり、精度が上がってきたのもあります。
市川選手の成長によって、新たなオプション、新たなラインナップを組めるシーズンになると思っています。このオフシーズン、さらにはシーズン中に成長していくことに期待していますし、 新たな広島ドラゴンフライズのオプションになると思っています。
渡部選手につきましては、広島でプレーをしたこともあるので、ご存じの方も多いと思います。仙台から移籍をしてくれて、まずはシュートの部分にすごく期待をしています。同時に仙台でプロの経験を積みながら、徐々に経験や体つき、バスケットボールIQなど非常に能力を上げて帰ってきてくれたと思っています。 変速的な契約にはなりましたが、6月にドバイ(BCL)にも帯同してもらいました。加入して1日、2日の練習でチームのプレーに適応するなど、高い適応能力を持っていると思っています。
BCL でイメージしたような起用方法ではなく、しっかりとチームのローテーションの一角を担うつもりで、渡部選手に声をかけているので、 このオフシーズンでチームの形を作っていく中で、自分のポジションを確立してチームの核になってほしいと思っています。特に3Pシュートを筆頭として、さらにプレーの幅を広げようと本人も努力をしているので、基本はシュートを見ていただきながら、 柔らかいプレーが特徴の渡部選手にも注目して、今季の飛躍を期待していただきたいです。
質疑応答 岡崎GM
2 人の加入によって、チームが目指す所は。
チャンピオンシップを通して、昨季の良かった部分を継承していかないといけないと思います。良かった部分を引き継いでチームに馴染んでもらうことは重要だと思います。同時に変化しないだけでは、今シーズンを戦い抜くことはできないと思いますので、2人それぞれの良さをチームに落とし込んで、新たなドラゴンフライズを作りたいなと思っております。
市川選手・渡部選手 質疑応答
入団会見を迎えて、今の心境は。
市川:すごい緊張をしているので、なんと言葉に表していいか難しいです。優勝したチームのため、プレッシャーがかかる中、ローテーションの中に入るのが難しいと思っています。ですが、簡単に諦めずに最後まで食いしばって、いつかはスターティング5の座を取れるぐらいに努力して頑張りたいと思います。
日本一への道のりも目にしたことがあると思います。ドラゴンフライズの良さは。
市川:3Pシュートや、スペーシングのところを活用できたらいいと思っています。(ドラゴンフライズの)バスケを見ていて、そのスペーシングを広げるところや外にキックアウトするのが多いチームだと感じました。 自分と合うなと思ったので、 僕自身そこでいい役割を果たせるのではないかなと思いました。
広島の街の印象や楽しみだと思うところは。
市川:住んでいる場所が自然豊かで住みやすいです。まだ広島の名物は食べることができていないので、早く食べたいです。お好み焼きは今すぐ食べてみたいです。良ければ皆さん教えてください(笑)
自身の持ち味を改めて教えてください。
市川:この身長で3Pシュートを打てる所だと思います。日本人選手でこのサイズの選手はあまり多くないと思っています。この高さから3Pシュートを打てることを持ち味にしてプレーをしてきて、代表選手にも選ばれているので、今後は3Pシュートの確率も上げてより頑張りたいと思います。
特別指定選手として在籍していましたが、改めて入団した気持ちは。
渡部:昨季優勝したこともあり、緊張する部分もあれば楽しみな部分もあります。仙台でルーキーシーズンを過ごしましたが、うまく成績を残せないところもありました。今季は覚悟を持って取り組むつもりでいます。
広島、そしてブースターの印象は。
渡部:会場では多くのブースターを見かけますし、街中でもグッズを身につけている人を見かけます。特別指定選手としての在籍時よりもバスケットボールの熱が全体的に高くなっていると感じました。
自身の持ち味を改めて教えてください。
渡部:僕の持ち味はシュート力だと思います。しかしシュートが上手いだけでは戦えないので、もう一つ突出した武器を持てるように頑張らないといけないと思います。例えばボールを持ってクリエイトする部分は昨シーズンから練習してきましたが、チームからボールを託してもらえるような、信頼を勝ち取れるようなところまで行けるようにがんばりたいと思います。
仙台89ERSで成長できた部分は。
渡部:確実にディフェンス力が上がったと思います。一対一やチームのペースの遂行など、たくさんありますが、ディフェンスが一番成長したと思います。
仙台でもブースターから愛されていたと思います。仙台での思い出は。
渡部:仙台も応援の熱がすごく、街中で声をかけていただいて、会場でもタオルも掲げて応援していただきました。愛されているかは分かりませんが、たくさん応援していただきました。
朝山ヘッドコーチの印象は。
市川:BCLに帯同できていないので、直接会っていませんが映像越しで見ると本当に熱い方だと思いました。チームのために努力をしている方だと思っているので、これからチームを作るにあたり、一人一人すごく丁寧に教えてくれると思っています。
広島で力を付けて、代表への挑戦について。
市川:オフェン スでは、 (代表に) 行くたびに 成長していると言われています。しかし、ディフェンスの部分でリバウンドが取れず、ディフェンス面での活躍も期待していると言われます。ディフェンス面でアピールすることによって、もともと自信がある持ち味の3Pシュートがより輝くと思っているので、そのディフェンス面のところでもっと活躍をして、候補で終わるのではなく、最後の12人まで残るように頑張っていきたいと思います。
2024-07-24
松井康司 アシスタントコーチ/ビデオアナリスト 契約合意(新規)のお知らせ
広島ドラゴンフライズは、2024-25シーズンにおいて、松井康司 アシスタントコーチ/ビデオアナリストとの契約に新たに合意しましたのでお知らせいたします。
松井康司(まつい こうじ)
プロフィール
●出身地 愛知県
●生年月日 1992年12月11日
経歴
トヨタ自動車アンテロープス(2017-22)
テクニカルスタッフ(アナリスト)
トヨタ自動車アンテロープス アシスタントコーチ(2022-23)
KK パルチザン (セルビア) / オリンピアミラノ (イタリア) コーチ留学
メルボルンユナイテッド(NBL)(2023-24)
広島ドラゴンフライズ アシスタントコーチ(2024-)
代表歴
女子日本代表 ジョーンズカップ テクニカルスタッフ(2018)
女子ユニバーシアード代表 テクニカルスタッフ (2020,2021)
松井 康司アシスタントコーチ コメント
広島ドラゴンフライズのブースターの皆様、関係者の皆様。この度、広島ドラゴンフライズのアシスタントコーチ/ビデオアナリストとして加入することになりました松井です。新たな挑戦を迎え、この素晴らしいチームの一員になれることを大変嬉しく思います。
これからのシーズン、チームの目標達成に向けて全力を尽くし、皆様と共に戦えることを楽しみにしています。広島ドラゴンフライズの成功に貢献できるよう、一生懸命頑張りますので、どうぞ応援よろしくお願いいたします。
岡崎 修司ゼネラルマネージャー コメント
松井康司アシスタントコーチとの契約の運びとなりました。松井コーチはアナリストとしての経験も長く、今シーズンはビデオアナリストとして分析業務をフォローしてもらう予定となっております。国内でもトップクラスの分析能力を持った松井コーチの加入により、今までクラブが扱えなかった数字や、データの蓄積が可能となります。対戦相手の強み弱みを明確にするだけでなく、自チームの振り返りもより効率的に実施をすることができます。EASLを含めて、非常に試合数の多い今シーズンのサポートをしてもらうだけでなく、中長期的な視点でもチームの強化と選手個人の成長につなげてまいります。
2024-07-19