4/7(土)試合結果 広島84-87愛媛
【4月7日(土)B2第27節 GAME1 愛媛オレンジバイキングス戦ゲームレポート】 4月7日(土)に広島サンプラザホール(広島市西区)で行われました愛媛オレンジバイキングス戦。 <スコア> B.LEAGUE 2017-18 B2 広島ドラゴンフライズ84-87愛媛オレンジバイキングス (1Q:19-26,2Q:32-14,3Q:18-22,4Q:15-25) 会場:広島サンプラザホール 入場者数:1865人 シーズン成績:26勝24敗(B2西地区4位)※プレーオフ進出絶たれる 【スターター】 広島:#0ジャマリ・トレイラー、#5山田大治、#7坂田央、#11北川弘、#24田中成也 愛媛:#0楯 昌宗、#13俊野佳彦、#16笠原太志、#28ニカ・ウィリアムズ、#33俊野達彦 <試合レポート> ☆第1Q 好調を維持して今季初めての6連勝をかけて戦う。序盤、広島はディフェンスからリズムをつかむ。オフェンスはインサイドを攻めていく。トレイラーがアタックをしていくケースが増えた。北川の3Pも決まって9-4。愛媛はエースの#11タプスコットを送る。すると流れが変わる。タプスコットの1on1から得点して同点に。さらに愛媛#33俊野の3Pも決まって、あっという間に逆転を許し、19-26という立ち上がり。 ☆第2Q 朝山の3Pで反撃の狼煙を上げると、続いて朝山が再びジャンパー、北川の3P、ドリスドムの3Pと畳み掛ける。さらにコッツァーのAND1で33-33の同点にすると、北川の3Pで逆転に成功する。替わって入った岡崎も3Pを決めリードを広げる。コッツァーのスティールからの速攻でのダンクと主導権を握る。終了間際には村上の3Pも決まって51-40とリードを奪って後半へ。 ☆第3Q 愛媛は#28ウィリアムズのインサイドからねじこんでいく。広島も山田のインサイドで得点。北川のスティールから坂田の速攻でリズムは悪くない。守ってもトレイラーのブロックショットが愛媛にプレッシャーをかける。しかし残り3:18で広島ベンチへのテクニカルファウルが吹かれると、愛媛#13俊野にレイアップを決められ、タプスコットが前半同様に勢いに乗ってくる。そして残り1:15にタプスコットのファストブレイクで62-62と同点に追いつかれてしまう。村上がドライブからファウルをもらって、フリースローで得点をつなぎ、さらにリングにアタックしてレイアップを決めてAND1。69-62で最終クォーターへ。 ☆第4Q 9:20にトレイラーの巧みなステップでAND1で74-63と11点差つけるも、愛媛#33俊野の3P、ウィリアムズのインサイドから追い上げられる。トレイラーが4ファウルとなり交代。これが呼び水になったのか、ウィリアムズにファストブレイクを決められ、74-71となったところで最初のタイムアウト。しかし愛媛#13俊野の3P、ウィリアムズのジャンパー、#33俊野の3Pで82-83と一気に逆転を許してしまう。残り1:54。ここで2回目のタイムアウト。タイムアウト明け村上のジャンパーですぐさま逆転するも、残り33秒エンドラインからのリスタートで#33俊野にレイアップを決められ84-85。最後のタイムアウトからのオフェンスがタフショットで終わると、コッツァーのファウルがアンスポーツマンライクファウルになり万事休す。フリースローを2本決められ84-87。残り15秒からの最後のオフェンスも北川のタフな3Pに追い込まれ試合終了。84-87。 逆転での敗戦。まさに今季を象徴するようなゲーム展開だった。残念ながらこの敗戦をもって、プレーオフ進出の望みが絶たれてしまった。チームの状態は上り調子だっただけに、プレーオフ戦線からの脱落は悔しい限りだ。しかし自分たちの実力を見つめ直し、ステップアップして来季に雪辱を誓うほかない。まだ今季10ゲーム、ホームゲームは6ゲーム残している。応援してくれる全ての方に、一丸となって全身全霊戦う姿勢を見せたい。広島の誇りをかけて、まずは明日の愛媛オレンジバイキングス戦のリベンジを果たしましょう。BE ONE!UNITED WE STAND! 【主なスタッツ】 広島ドラゴンフライズ ◆得点 #1村上駿斗 14点 #7坂田央 13点 #11北川弘 12点 #42ケビン・コッツァー 10点 ◆リバウンド #0ジャマリ・トレイラー 6リバウンド #42ケビン・コッツァー 6リバウンド #3テレンス・ドリスドム 5リバウンド #5山田大治 5リバウンド ◆アシスト #11北川弘 6アシスト 愛媛オレンジバイキングス ◆得点 #13俊野佳彦 21点 #28ニカ・ウィリアムズ 21点 #33俊野達彦 20点 #11チェハーレス・タプスコット 14点 ◆リバウンド #28ニカ・ウィリアムズ 14リバウンド #11チェハーレス・タプスコット 9リバウンド #13俊野佳彦 8リバウンド #0楯 昌宗 5リバウンド ◆アシスト #16笠原 太志 5アシスト <ヘッドコーチ・選手コメント> 【広島ドラゴンフライズ】 ☆#2朝山正悟HC 「前半と後半で別のチームになってしまった。1Qの終わりぐらいから流れが悪く、2Qは良い形を作れたが、後半はそれを継続できなかった。特に前半は愛媛のオフェンスリバウンドを1回に抑えられていたが、後半は13回も奪われてしまった。フリースローも相手に多く与えてしまっている。連勝中はここを修正できていたが、今日は我慢しきれなかった。ただターンオーバーの数は抑えられているので、こういう競ったゲームができるようになってきていると思う。当然プレーオフ進出そしてB1昇格を目標にしてきた、昨季の思いも抱えて戦ってきたので、プレーオフ進出が果たせなくなったということは率直に残念で仕方なく、ファンに申し訳ない。ただ最後まで戦い続ける、選手全員がやれることを精一杯やることに変わりはない。」 ☆#11北川弘 「もったいないゲームになってしまった。後半は愛媛にオフェンスリバウンドだけでも13ポゼッションも与えている。もっと戦わないといけない部分だったと思う。明日に向けて課題はいっぱい残ったので、自分自身も冷静にビデオを見て考えて、明日に挑みたいと思う。」 【愛媛オレンジバイキングス】 ☆リチャード・グレスマンHC 「逆転で勝つことができたことを誇りに思う。負けているところから、勝つことは力のいる中で、色々なメンバーが全員良さを出してくれた。3Qに追いついてからも引き離されたが、それでもあきらめずにファイトしてくれた。特に後半のディフェンスで一人一人がどういう仕事をするのかということが明確になっていて、それぞれが役割を果たしてくれた。明日はもっと良いゲームができると思っている。」
2018-04-07
4/1(日)試合結果 広島84-73福島
【4月1日(日)B2第26節 GAME2 福島ファイヤーボンズ戦ゲームレポート】 4月1日(日)に郡山総合体育館(福島県郡山市)で行われました福島ファイヤーボンズ戦。 <スコア> B.LEAGUE 2017-18 B2 広島ドラゴンフライズ84-73福島ファイヤーボンズ (1Q:21-16,2Q:26-16,3Q:18-25,4Q:19-16) 会場:郡山総合体育館 入場者数:2563人 シーズン成績:26勝23敗(B2西地区4位) 【スターター】 広島:#0ジャマリ・トレイラー、#5山田大治、#7坂田央、#11北川弘、#24田中成也 福島:#1ソロモン・ アラビ、#8村上慎也、#9野上淳史、#21菅野翔太、#32武藤修平 <試合レポート> ☆第1Q 昨日は土壇場の逆転で勝利をつかみ4連勝。良い流れをそのまま今日も引き継ぎたい。広島はディフェンスリバウンドからの速攻で得点するも福島#9野上の3Pショットも決まってリズムをつかめない。それでも集中したディフェンスと、ビッグマンのインサイド、山田のミドルショット、朝山の3Pと内外バランス良くオフェンスでペースをつかむ。21-16。 ☆第2Q このクォーター躍動したのはコッツァー。ゴール下でポジションを取ると、上手さを見せて得点を積み重ねていく。コッツァーはオフェンスリバウンドも奪って、セカンドチャンスポイントも効果的だった。コッツァーの安定したプレイに周りにも落ち着き、自分たちのバスケットを攻守で展開していく。前半終了間際には福島#16ショウのロングショットを決められるも32-47で後半へ。 ☆第3Q 前半のいい流れで後半に入りたかったが、福島のエナジーが上回る。福島#9野上の3Pで先手を取られ、#1アラビの高さを活かしたインサイドを守りきれない。ハイプレスも使ってプレッシャーをかける福島ディフェンスにターンオーバーも出て、まさかの13連続ポイントを許し47-45と肉薄される。それでもトレイラーのフリースローで落ち着くと、山田、北川の得点で広島にリズムが戻ったかに見えたが、再び福島#9野上の3Pショットで53-53-の同点とされてしまう。この嫌な流れを振り払うトレイラー選手のダンク。広島もディフェンスプレッシャーをかけてターンオーバーを奪うとトレイラーの得点でリードを広げる。朝山の3Pも決まって65-57。 ☆第4Q 最終クォーターは好調を維持するドリスドムの個人技、安定したリバウンドで簡単には主導権を渡さない。コッツァーも前半に大当たりしているだけに、警戒されたが同じくリバウンドやディフェンスで仕事を果たす。ゲームは2点差までドリスドムのドライブ、村上のレイアップで引き離し、朝山のミドルシュートで突き放して勝利をつかみとった。これで5連勝。84-73。 昨日とは全く違うゲーム展開となったが、終始ペースを握って進められた。第3Qのスタートで大きく躓いたが、そこから立て直し、得点を取るべき選手が得点をつないだ。同点や点差を詰められた場面でも、集中力を増すことで逆転されなかったことが勝利に繋がった。リバウンドでも福島を圧倒し、トレイラー、コッツァーのインサイド陣が頼もしかった。3Pショットが少なく、インサイドを軸に得点を積み重ねて勝利できたことは自信につながる。 シマシマダービーを連勝で終え、次節は愛媛オレンジバイキングスとの戦いだ。自分たちの目指すバスケットがようやく出来てきているので、この流れで愛媛も倒したい。ホームでも連勝して、今季最多の連勝を作っていきたい。決して引くことなく、強気に勝利を目指せ。BE ONE!UNITED WE STAND! 【主なスタッツ】 広島ドラゴンフライズ ◆得点 #42ケビン・コッツァー 20点 #0ジャマリ・トレイラー 15点 #2朝山正悟 14点 ◆リバウンド #42ケビン・コッツァー 14リバウンド #3テレンス・ドリスドム 7リバウンド #2朝山正悟 5リバウンド #5山田大治 5リバウンド ◆アシスト #3テレンス・ドリスドム 5アシスト 福島ファイヤーボンズ ◆得点 #9野上淳史 18点 #16ジャレッド・ショウ 13点 #1ソロモン・ アラビ 12点 #8村上慎也 12点 #23ディオン・ジョーンズ 11点 ◆リバウンド #16ジャレッド・ショウ 6リバウンド #1ソロモン・ アラビ 5リバウンド ◆アシスト #21菅野翔太 8アシスト <ヘッドコーチコメント> 【広島ドラゴンフライズ】 ☆#2朝山正悟HC 「。」※後日追記します 【福島ファイヤーボンズ】 ☆森山知広HC 「。」※後日追記します
2018-04-01
3/31(土)試合結果 広島77-76福島
【3月31日(土)B2第26節 GAME1 福島ファイヤーボンズ戦ゲームレポート】 3月31日(土)に郡山総合体育館(福島県郡山市)で行われました福島ファイヤーボンズ戦。 <スコア> B.LEAGUE 2017-18 B2 広島ドラゴンフライズ77-76福島ファイヤーボンズ (1Q:17-30,2Q:19-21,3Q:22-13,4Q:19-12) 会場:郡山総合体育館 入場者数:2535人 シーズン成績:25勝23敗(B2西地区4位) 【スターター】 広島:#0ジャマリ・トレイラー、#5山田大治、#7坂田央、#11北川弘、#24田中成也 福島:#1ソロモン・ アラビ、#5友利健哉、#9野上淳史、#21菅野翔太、#32武藤修平 <試合レポート> ☆第1Q 今季久々の3連勝で波に乗りつつある広島。水曜日にバンビシャス奈良とのゲームを終えて、直接福島県郡山市に入った。準備が十分できない中でのゲームにはなるが、勝って連勝を伸ばしたい。ゲームは立ち上がり福島は#2アラビがインサイドで存在感を発揮し、リバウンドを制する。さらに福島#21菅野の3P、対して広島も田中が3Pを返すが、菅野が3Pをその後も2本、#2徳川の3Pで勢いに乗る。広島はターンオーバーも絡んで点差を開けられ、追いかける展開に。17-30。 ☆第2Q 替わって入った仲摩がいきなりアンスポーツマンライクファウルをとられる嫌な流れ。さらに福島#2徳川のスティールからの速攻を決められ19-36となりタイムアウト。その後も福島#23ジョーンズに簡単にレイアップにいかれるなどディフェンスでプレッシャーをかけられない。逆に福島のディフェンスは集中しており、#2徳川がもう1本スティールからファストブレイクを決める。ゾーンで守るもアウトサイドからのショット、さらにスティールからの速攻と完全に福島ペース。ここから広島はボールをコッツァーに集めて、ゴール下から攻める。これが決まって、コッツァーが得点をつないでいく。守ってもゾーンが機能してリズムが出てくる。36-47。 ☆第3Q 広島の強気のオフェンスがよみがえる。ビッグマンがタフにアタックしていく。トレイラーはブロックショットで魅せる。北川から坂田へのナイスアシストが流れを引き寄せる。ディフェンスでも前半以上に足が動くようになりプレッシャーをかける。山田がインサイドでテクニックを見せ得点を挙げ53-58まで追い上げたが、ここで北川のアンスポーツマンライクファウルが流れを止めてしまう。しかし流れを再度引き寄せるビッグプレイが出る。フリースロー後のディフェンスでトレイラーがスティールから自分で走って豪快なダンクを叩き込んだ。これで俄然広島の追い上げムードに火がつく。58-64。 ☆第4Q 福島#5友利の3Pで先手を取られ、広島は朝山の3Pが決まらない。それでもドリスドムのリバウンド、個人技での得点で3点差に詰め寄る。いよいよ最終盤にはコッツァーのインサイドで攻めて得点していくと、残り1:46で73-76。ここを執念で守り切り、オフェンスへ。田中、朝山の3Pは決まらないも、トレイラーがオフェンスリバウンドを拾う。そして3度目の正直で打った朝山の3Pが決まってついに同点。残り20.1秒。続く福島のオフェンスで福島#8村上が痛恨のパスミス。残り4秒広島ボールに。そしてこの最後のオフェンスで朝山がフリースローをもらい、フリースローの1本目を落ち着いて決めて、2本目を外してクロックを動かし試合終了。最後の最後で同点からの逆転で劇的な勝利で4連勝をつかんだ。77-76。 殊勲の3Pショットと最後のフリースローを決めた朝山もさすがだが、第3Qのスティールからの速攻、土壇場でオフェンスリバウンドを2本奪ったトレイラーの活躍が光った。なにより最後まで勝利を信じて戦って全員で掴んだ逆転勝利だ。終盤でゲーム巧者になれなかった今季の中で、今日の勝利は大きな収穫となる。ディフェンスではゾーンとマンツーマンを効果的に使い分け、後半はプレッシャーをかけた。オフェンスでも村上が調子を上げてきており、今日も最後までコートに立って勝利に導いた。ターンオーバーが今日は多く出てしまったことは反省点だ。 シマシマダービーと銘打った今節GAME1はダービーマッチにふさわしい熱戦となった。GAME2は今日以上にタフになることは間違いない。アグレッシブに前に出て、5連勝をつかみとりたい。BE ONE!UNITED WE STAND! 【主なスタッツ】 広島ドラゴンフライズ ◆得点 #42ケビン・コッツァー 20点 ◆リバウンド #3テレンス・ドリスドム 9リバウンド #0ジャマリ・トレイラー 8リバウンド #1村上駿斗 6リバウンド ◆アシスト #11北川弘 5アシスト 福島ファイヤーボンズ ◆得点 #1ソロモン・ アラビ 21点 #21菅野 翔太 13点 #32武藤 修平 11点 ◆リバウンド #1ソロモン・ アラビ 12リバウンド ◆アシスト #32武藤修平 6アシスト <ヘッドコーチコメント> 【広島ドラゴンフライズ】 ☆#2朝山正悟HC 「出だしから福島の勢いに押されて、2Qは盛り返せたが、3Qのスタートで点差を開けられた。厳しい展開だったが、自分たちとしては最後まであきらめずに戦おうと、最近ようやく自分たちのやりたいバスケットが出来てきて、オフェンスからではなくディフェンスからという部分を最後までやり切れたことで、今日は最後逆転して勝つことができた。自信につなながるいい試合ができたと思う。」 【福島ファイヤーボンズ】 ☆森山知広HC 「非常に良い入りをしたが、後半足が止まり相手に追い上げられてしまった。ゲーム終盤のシチュエーションでターンオーバーになったが、あの場面でボールを保持して延長に出来ていればまた結果は違っていたと思う。そのような部分も含め修正し、全員で切り替えて明日に向け良い準備をしたい。」
2018-03-31
3/28(水)試合結果 広島79-71奈良
【3月28日(水)B2第25節 GAME バンビシャス奈良戦ゲームレポート】 3月28日(水)に大和郡山市総合公園(奈良県大和郡山市)で行われましたバンビシャス奈良戦。 <スコア> B.LEAGUE 2017-18 B2 広島ドラゴンフライズ79-71バンビシャス奈良 (1Q:19-17,2Q:24-18,3Q:24-18,4Q:12-18) 会場:大和郡山市総合公園 入場者数:627人 シーズン成績:24勝23敗(B2西地区4位) 【スターター】 広島:#0ジャマリ・トレイラー、#5山田大治、#7坂田央、#11北川弘、#24田中成也 奈良:#0澤岻直人、#6チリジ・ネパウエ、#13小松秀平、#15寺下太基、#24本多純平 【#2朝山正悟HC 個人記録達成】 ・B2個人通算得点 個人通算1000得点 (Bリーグになってからの記録) ・個人通算出場試合数 通算500試合出場(広島では#5山田大治 に続いて2選手目)(Bリーグ以前からも含まれる) <試合レポート> ☆第1Q 水曜日開催ということで、中2日でアウェイに移動しての奈良戦。コンディション的にタフな週だ。スターターはこれまで通り。広島は手堅くインサイドを攻めていく。ディフェンスではゾーンディフェンスも使いながら、奈良を中に入れさせない。ディフェンスではしっかり集中できている。すると田中の3P、スティールからの坂田のファストブレイクにアシスト。替わって入ったコッツァーのインサイドも機能している。19-17。 ☆第2Q 朝山のアシストからコッツァーがAND1を獲得するも、奈良#23ドラードの得点、オフェンスリバウンドで流れをつかまれると、#2ハミルトンのジャンパーで逆転され、ディフェンスが遅れたところを#33喜久山の3Pでリードを奪われてしまう。ここで朝山がタイムアウト。これで仕切り直せた広島はトレイラーをコートに戻して、高さのある奈良に対抗する。これで流れが良くなった広島は田中が怒涛の3Pショットを決める。立て続けに4本決めて、一気に40-30までリードを広げた。そしてB2個人通算1000得点となるジャンパーを朝山が決めて、43-32とリードを奪って後半へ。 ☆第3Q コッツァーのリバウンドからの得点、さらに坂田のセカンドチャンスポイントで良い入り。奈良のタイムアウト明けにも坂田が3Pを決めていく。しかしドリスドムが入って、山田がビッグマンにマークについた辺りから流れが悪くなり、奈良#6ネパウエのダンク、スティールからの#24本多の速攻とディフェンスが崩される。16点あったリードが10点に。50-60。それでもドリスドムの得点で67-53で最終クォーターへ。 ☆第4Q 朝山が3Pを決めるが、最終クォーターは奈良ペース。リバウンドから流れを作られてしまう。広島は得点が出せない重い展開の中、奈良#23ドラードの得点で73-63。ターンオーバーから奈良#13小松の3Pが決まって朝山HCがタイムアウト。それでもタイムアウト明け北川のターンオーバーとアンスポーツマンライクファウルで追い上げられる。68-73。あわやの展開だったが、ここから奈良のオフェンスに攻め急いだのかミスが出て、広島は救われる。最後は時間が無くなり追い上げを振り切って79-71で勝利をつかんだ。 前半はディフェンスも集中しており、田中の爆発力のあるショットで主導権を握って戦えた。しかし後半、特に最終クォーターの勝負どころでターンオーバーを出して、奈良の反撃を招いてしまった。リバウンドも大事な場面で抑えることができなかったことは大きな課題だ。奈良の高さのある3名の外国籍選手に対応しきれなかったが、我慢の展開からコッツァーのインサイドで手堅く得点できた。今季途中からHCに就任した朝山が個人通算500試合出場という大記録を達成した。さらにB2の個人通算1000得点を同時に達成した。HCをやりながらも、誰よりも結果を出すという、前人未到の領域で戦い続ける朝山選手兼任HC。それだけに朝山がさらにプレイしやすいように、チーム一丸となって戦っていきたい。 3連勝は12月初旬の信州戦以来となるが、この連勝をさらに伸ばしていきたい。ディフェンスの意識を高めて、次節の強敵福島ファイヤーボンズも倒したい。BE ONE!UNITED WE STAND! 【主なスタッツ】 広島ドラゴンフライズ ◆得点 #24田中成也 19点 #42ケビン・コッツァー 18点 #7坂田央 12点 ◆リバウンド #0ジャマリ・トレイラー 7リバウンド #42ケビン・コッツァー 7リバウンド #3テレンス・ドリスドム 5リバウンド #5山田大治 5リバウンド ◆アシスト #11北川弘 7アシスト #3テレンス・ドリスドム 6アシスト バンビシャス奈良 ◆得点 #6チリジ・ネパウエ 17点 #23ジョシュア・ドラード 17点 ◆リバウンド #2ゲイリー・ハミルトン 8リバウンド #23ジョシュア・ドラード 8リバウンド #6チリジ・ネパウエ 6リバウンド <ヘッドコーチコメント> 【広島ドラゴンフライズ】 ☆#2朝山正悟HC 「最後もたついた場面があったが自分たちのバスケットが終始できて、非常に良かったと思う。」 【バンビシャス奈良】 ☆石橋晴行HC 「前半、3Pシュートをフリーで決められてしまった。オフェンスに関しては、アシスト数が少ないことからわかるように、チームとして攻めることが出来なかった。追いかけないといけない第3Qで、プレッシャーをかけきることが出来ず、大事なところでのミスで流れをつかむことが出来なかった。週末の山形戦、気持ちの部分をいい状態にもっていかなくてはならない。チームプレーから得点出来るように改善したい。」
2018-03-28
3/25(日)試合結果 広島77-73香川
【3月25日(日)B2第24節 GAME2 香川ファイブアローズ戦ゲームレポート】 3月25日(日)に広島サンプラザホール(広島市西区)で行われました香川ファイブアローズ戦。 <スコア> B.LEAGUE 2017-18 B2 広島ドラゴンフライズ77-73香川ファイブアローズ (1Q:18-16,2Q:17-23,3Q:20-18,4Q:22-16) 会場:広島サンプラザホール 入場者数:1829人 マンオブザマッチ:#2朝山正悟 シーズン成績:23勝23敗(B2西地区4位) 【スターター】 広島:#0ジャマリ・トレイラー、#5山田大治、#7坂田央、#11北川弘、#24田中成也 香川:#0大澤 歩、#2レジナルド・ウォーレン、#7堀川竜一、#41高田秀一、#88木村啓太郎 <試合レポート> ☆第1Q 今節こそはホームで連勝を挙げたいGAME2。スターターは変わらないメンバー。立ち上がり北川が3Pを決めるも、香川#2ウォーレンのディフェンスリバウンドからの速攻でリズムがつかめない。それでも山田がインサイドで得点をつなぐと、集中したディフェンスで香川にプレッシャーをかける。トレイラーのブロックショット、ガード陣の粘り強いディフェンスが光る。田中の3P、北川のスティールからのファストブレイク、坂田のジャンパーで畳み掛け18-16で第2Qへ。 ☆第2Q コートがベースラインをドライブして得点、村上も3Pで続き若い力が引っ張る。しかしターンオーバーでつかみかけた流れを手放してしまい、香川#2ウォーレンの3Pで逆転を許してしまう。香川も粘り強いディフェンスで広島はタフショットが増え、我慢のクロスゲームになってくる。広島はコッツァーのインサイドをつかいたかったが、香川#2ウォーレン、#31クウソーが献身的な動きを見せリズムがつかめない。ウォーレンは3Pも狙ってくる。逆転を許して後半へ。35-39。 ☆第3Q 香川#2ウォーレンがタフショットを決めてくる。北川の3Pは決まるが、ショットが入らずディフェンスリバウンドからつながれ香川ペースに。それでもトレイラーのブロックショット、ルーズボールへのダイブとハッスルプレイで盛り立て、村上のアタックで勢いをつける。すると流れを変える朝山の3Pが決まる。坂田も続き、55-57で最終クォーターへ。 ☆第4Q いい流れを引き継いだ広島はスティールからの坂田のファストブレイクが2本決まって、逆転に成功。さらにリードを広げる朝山の3P、勝負を決める田中の3Pとシューター陣が勝利を呼び込む。香川も#2ウォーレンを中心に追いすがるが、最後も朝山の得点で締めて勝負を決めた。77-73。 年末の茨城ロボッツ戦以来のホームでの連勝を挙げることができた。昨日の展開とは全く違うクロスゲームとなったが、我慢して最終クォーターの逆転勝利につなげた。ディフェンスで粘ることができたが、ミスも多く出たゲームでリバウンドも取れなかった。ここ最近はドリスドムのドライブに偏っていただけに、日本人選手が点をつなぐことができたのは次につながる。ただシュートの確率の良さが功を奏したが、インサイドでタフにいって点を取る、アタックしていく姿勢も必要だ。フリースローを6本しかもらえていないだけに、チームとして頭をつかって、試合を巧者になりたい。 この連勝を伸ばしていきたい。特に1Qの入りはこの土日は良かったので、継続してリズムをつくっていきたい。水曜日に奈良、土日で福島とハードなアウェイゲームが続くが、ここを勝利でつないで、ホーム広島に帰ってきたい。広島の誇りをかけて、共に闘いましょう。BE ONE!UNITED WE STAND! 【主なスタッツ】 広島ドラゴンフライズ ◆得点 #1村上駿斗 13点 #2朝山正悟 13点 #11北川弘 11点 #42ケビン・コッツァー 10点 ◆リバウンド #0ジャマリ・トレイラー 4リバウンド #2朝山正悟 4リバウンド ◆アシスト #3テレンス・ドリスドム 6アシスト 香川ファイブアローズ ◆得点 #2レジナルド・ウォーレン 35点 #31アブドゥーラ・クウソー 14点 #41高田秀一 10点 ◆リバウンド #2レジナルド・ウォーレン 9リバウンド #31アブドゥーラ・クウソー 7リバウンド ◆アシスト #88木村啓太郎 7アシスト #99筑波拓朗 5アシスト <ヘッドコーチ・選手コメント> 【広島ドラゴンフライズ】 ☆#2朝山正悟HC 「昨日とは違う我慢の展開になって、最後まで我慢して勝てたことは良かった。ディフェンスでは特にプレッシャーをかけて相手のボールラインを上げることができたことは評価できる。ウォーレン選手に2日間通してやられ過ぎてはいるが、全体として香川の3Pを抑えられた。それでも香川にオフェンスリバウンドを12本与えていて、フリースローは6本しかもらえていないことを考えると、この内容では上位チームの対戦では苦しいスタッツになっている。本当は勝てないような内容の中で、昨日今日とシュートが確率良く入っているので、確率に左右されないようなチームを目指さないといけない。勝ちの中で反省できる週末になったので、水曜、土日曜と短い中になるが、修正して戦っていきたい。」 ☆#24田中成也 「昨日のゲームを受けて、香川は必ず挽回してくると思っていたし、実際にそういうゲームになった。こういう競ったゲームをいかに勝ち切るかが課題の中で、今日はなんとか勝ちきれたことは評価できるし、残り14ゲームの中でまだ成長できる余地があることが分かったので価値ある連勝となった。もう少しオフェンスにアクセントが欲しいし、もっとタフにいかないといけないと思う。フリースローをどうやってもらうかということも、チームの戦術として改善しないといけない。」 【香川ファイブアローズ】 ☆衛藤晃平HC 「昨日の反省からターンオーバーから失点をしないことを気をつけて、ゲームに入った。選手は持っているスキル、メンタリティは全て出してくれたと思う。やはり1人外国籍選手を連れてきていない中で、40分間バスケットに変化をつけることができなかった。逆に広島は日本人ビッグマンの坂田選手を始め、オプションの多いバスケットをしていた。ディフェンスからゲームに入れたことは収穫だと思うし、一人一人が役割を遂行するチーム力が我々の武器なので、スキルをおぎなうためにもチーム一丸となって残りゲーム戦っていきたい。」
2018-03-25
3/24(土)試合結果 広島90-66香川
【3月24日(土)B2第24節 GAME1 香川ファイブアローズ戦ゲームレポート】 3月24日(土)に広島サンプラザホール(広島市西区)で行われました香川ファイブアローズ戦。 <スコア> B.LEAGUE 2017-18 B2 広島ドラゴンフライズ90-66香川ファイブアローズ (1Q:18-10,2Q:24-17,3Q:32-19,4Q:16-20) 会場:広島サンプラザホール 入場者数:1610人 マンオブザマッチ:#1村上駿斗 シーズン成績:22勝23敗(B2西地区4位) 【スターター】 広島:#0ジャマリ・トレイラー、#5山田大治、#7坂田央、#11北川弘、#24田中成也 香川:#0大澤 歩、#2レジナルド・ウォーレン、#7堀川竜一、#41高田秀一、#99筑波拓朗 <試合レポート> ☆第1Q 福岡戦での連敗を糧にホームで連勝を勝ち取りたい。スターターにはいつもの布陣。対して香川は外国籍選手のベンチ登録が2名と怪我人が出ている苦しい状況。ゲームは立ち上がりから広島が支配する。山田のジャンパーで先制すると、北川のスティールから田中が3Pを決め、トレイラーのルーズボールやブロックショットのハッスルプレイで流れをつかむ。ディフェンスでも香川のターンオーバー、タフショットを誘い、ポゼッションは広島有利。香川はショットが打てない。18-10で広島リード。 ☆第2Q ドリスドムのスティールから朝山のファストブレイクで22-10とリードを広げるが、香川#2ウォーレン、#13近の3Pで追い上げる。しかし朝山が4点プレイで流れを引き戻すと、村上のバスケットカウント、コートの3Pが決まって、34-23。さらにドリスドムのスティールから走ってダンクで叩き込み40-27。香川も#31クウソーの走力が光ったが、広島が42-27とリードを広げて後半へ。 ☆第3Q 北川の得点でリズムは引き続き良い広島だったが、香川エース#2ウォーレンも黙っていない。連続で3Pを決めて追いすがる。それでもしっかりディフェンスで粘って、坂田の3P、村上のオフェンスリバウンドからのセカンドチャンスポイントで得点をつないでいく。さらに久々出場の岡崎が1本目のショットを3Pで決めて、67-46とリードはさらに広がる。続いても坂田がボールを奪ってからの速攻でリズムをキープして、最終クォーターへ。74-46。 ☆第4Q 最終クォーターもパスワークから香川ディフェンスを翻弄する。岡崎が2本目となる3Pを決め、トレイラーがAND1を獲得。コートも12得点の活躍。残り1:31で仲摩がショットを決めて全員得点を挙げた。試合終了まで主導権を握り続けた会心のゲームで勝利をつかんだ。90-64。 特に前半で香川からターンオーバーを奪って、ポゼッションで有利に立った。攻めてもボールと人が良く動き、自分たちのリズムでショットを打つことが出来た。今季初めてマンオブザマッチを獲得した村上は落ち着いてゲームをコントロールし、緩急を付けて勝利に導いた。久しぶりにプレイタイムが長くなった岡崎、コートもそれぞれ得点も決め、勝利に貢献した。全員出場 ・得点での勝利は久々で、良いバスケットをすることができた。 GAME2もこの勢いで連勝といきたいが、今日はショットの確率が良かったので、これが悪くなると全く違う展開になる。今節こそホームで連勝を勝ち取るために共に闘いましょう。BE ONE!UNITED WE STAND! 【主なスタッツ】 広島ドラゴンフライズ ◆得点 #1村上駿斗 16点 #5山田大治 13点 #10ハンターコート 12点 #7坂田央 10点 ◆リバウンド #3テレンス・ドリスドム 7リバウンド #5山田大治 6リバウンド #42ケビン・コッツァー 6リバウンド #0ジャマリ・トレイラー 5リバウンド ◆アシスト #42ケビン・コッツァー 6アシスト #36仲摩匠平 5アシスト ◆スティール #3テレンス・ドリスドム 6スティール 香川ファイブアローズ ◆得点 #2レジナルド・ウォーレン 25点 #31アブドゥーラ・クウソー 15点 ◆リバウンド #31アブドゥーラ・クウソー 11リバウンド #2レジナルド・ウォーレン 9リバウンド ◆アシスト #0大澤 歩 6アシスト <ヘッドコーチ・選手コメント> 【広島ドラゴンフライズ】 ☆#2朝山正悟HC 「今日は自分たちのバスケットを40分間の中で長く出すことができた。ずっと課題となっているゲームの入りと第3Qも良かったと思う。最後は20点取られてしまったが、自分たちのディフェンスを終始機能させることができた。ベンチから出た選手が全員良い形でつないでくれた。岡崎が交代で入って1本目を決めたプレイはチームを救った1本だったと思う。よく打ち切って決めてくれた。チームには福岡に連敗した後に、自分たちのやれるバスケットを最後までやりきろう、しっかり広島のプライドをもって一戦一戦戦い抜くことを話して、良いバスケットができるように準備をしてきた。今日はそれが出せたと思うが、明日は違う展開になると思うので、今日また準備して明日挑みたい。」 ☆#8岡崎修司 「コートに立ったら結果を出そうと思って準備していたので、チームに貢献できて良かった。1本目のショットが入ってくれたので、2本目も打ち切れた。今日はディフェンスが66失点で抑えられたことがチームとしては良かったと思う。節で勝ちきれないことが続いているので、なんとか勝利に貢献できるように思いっきりプレイして、チームの雰囲気や流れを変えられる働きをしていきたい。」 【香川ファイブアローズ】 ☆衛藤晃平HC 「シュート確率が単純にリーグでも低い我々が、決められる選手のいる広島と対戦して、アテンプトの差が10本ほどあって、それを決められてしまうと、点差が開くようなゲームになってしまう。明日はミスから崩れないように、ターンオーバーをしない、オフェンスリバウンドを与えない、ポゼッションをとられない、ルーズボールはこちらがとるというような部分を徹底したい。それができないと戦術や作戦でカバーするのは難しい。香川から駆けつけてくれた多くのブースターやいつも応援してくれる方のためにも、明日は反省点を修正して頑張りたい。」
2018-03-24
3/18(日)試合結果 広島82-86福岡
【3月18日(日)B2第23節 GAME2 ライジングゼファー福岡戦ゲームレポート】
3月18日(日)に福岡市民体育館(福岡県福岡市)で行われましたライジングゼファー福岡戦。
<スコア>
B.LEAGUE 2017-18 B2
広島ドラゴンフライズ82-86ライジングゼファー福岡
(1Q:20-26,2Q:12-16,3Q:18-23,4Q:32-21)
会場:福岡市民体育館
入場者数:2013人
シーズン成績:21勝23敗(B2西地区4位)※地区優勝消滅
【スターター】
広島:#0ジャマリ・トレイラー、#5山田大治、#7坂田央、#11北川弘、#24田中成也
福岡:#6小林大祐、#8薦田拓也、#9堤啓士朗、#10ファイ・パプ月瑠、#11エリック・ジェイコブセン
<試合レポート>
☆第1Q
坂田がスタートに戻った広島だったが、立ち上がりの数分は重たい展開に。坂田のドライブ、ディフェンスリバウンドからの田中のドライブで得点し、北川の3Pで12-4と上々の立ち上がりを見せたが、ここから福岡が3Pが当たりだす。福岡#8薦田、#6小林の連続3Pで点差を詰められると、#24石谷の3Pで同点。さらに#8薦田のショットで逆転を許し、20-26と逆転されてしまう。
☆第2Q
立ち上がりディフェンスリバウンドからの速攻を決められて20-28となったところで広島タイムアウト。ドリスドムのドライブで追い上げていく。6:34には巧なステップでかわしてAND1を決めると27-30。しかしコッツァーがこの日はリング下を決めきれない。福岡は3P攻勢を弱めることなく得点を稼いでいき、さらにスティールから連続でファストブレイクを許してしまった。広島は終了間際に朝山が3Pを決めるまで約5分間得点することができなかった。32-42。
☆第3Q
福岡#6小林の3Pに対抗して田中が3Pを決め、坂田がジャンパーを沈める。しかし福岡のアウトサイドのショットが確率よく決まり、#11ジェイコブセン、#10パプ月瑠のビックマンのミドルショットも決まる。#10パプ月瑠はこのクォーターだけで9得点、4リバウンドとディフェンスリバウンドで存在感も発揮。広島は田中が再び3Pを決め、坂田もアタックをしかけていくも、点差は広がり50-65で最終クォーターへ。
☆第4Q
勝利をつかむには攻めるしかなくなった広島は、村上のスティールからのドリスドムの得点を挙げるが、サイドからのリスタートを福岡#22ペッパーズに奪われ速攻を決められてしまう。それでもドリスドムがここからリズムを作り直し、個人技で得点を生みだす。朝山もタフショットを決めるなど追い上げていく。すると、残り2:43北川のスティールからドリスドムがAND1を決めて74-80.さらにタフなディフェンスでマイボールにすると朝山が3Pを沈めて79-82と3点差まで詰め寄る。連日の反撃であと一歩のところまで追いすがるが、逆転勝利をつかむには至らずここで試合終了。82-86。熊本戦から3連敗となった。
これでライジングゼファー福岡とのゲーム差が16となり追いつく可能性が無くなったことで西地区優勝の可能性が消えた。チームケミストリーが上がってきた実感があった中での3連敗は悔しい結果だ。福岡には力負けした結果ではあるが、勝負所でミスや一瞬のスキをつかれる場面など勝機が無かったわけではない。リバウンドやターンオーバーなど自分たちの課題を修正しきれずに敗戦となってしまったことが残念だ。
パブリックビューイングにも120名を超える方が集まり、アウェイ福岡にも多くの方が応援に駆けつけ声援を送った。変わらず熱い応援をしてくれる広島の多くのファンのためにも次節のホームゲーム香川ファイブアローズ戦で勝利への執念を見せたい。連勝をつかむにはボールを最後まで追い続け、苦しいときこそ足を動かし続ける強い意志が必要だ。このまま終わるわけにはいかない。
BE ONE!UNITED WE STAND!苦しい時こそ上を向け!
【主なスタッツ】
広島ドラゴンフライズ
◆得点
#3テレンス・ドリスドム 18点
#7坂田央 17点
#0ジャマリ・トレイラー 11点
#2朝山正悟 10点
◆リバウンド
#0ジャマリ・トレイラー 7リバウンド
#24田中成也 5リバウンド
◆アシスト
#11北川弘 5アシスト
ライジングゼファー福岡
◆得点
#11エリック・ジェイコブセン 19点
#6小林大祐 14点
#8薦田拓也 14点
#22ジョシュ・ペッパーズ 14点
#10ファイ・パプ月瑠 11点
◆リバウンド
#10ファイ・パプ月瑠 12リバウンド
#11エリック・ジェイコブセン 8リバウンド
◆アシスト
#9堤啓士朗 7アシスト
#22ジョシュ・ペッパーズ 5アシスト
<ヘッドコーチコメント>
【広島ドラゴンフライズ】
☆#2朝山正悟HC
「昨日の反省をいかして、出だしは上手く入れた。ゾーンディフェンスで福岡を苦しめることができたが、3Pを立て続けに決められて流れを持っていかれたところも落ち着いていた。ただ3Qで離されてしまったところは悔やまれるが、昨日と同様に追い上げを最後にすることができた。やはり福岡のほうが、一枚も二枚もうわてだった。」
【ライジングゼファー福岡】
☆河合竜児HC
「少ない人数で戦わないといけない中で、入りは少し失敗した。そのあとに選手が修正してくれて、良い状態でゲームを進めることができた。ただ第4Qに私の選手起用が上手くいかずに、広島の 追い上げを止めきれなかった。選手はよく頑張ってくれている、たった10人で戦わないといけない状況なので、昨日今日とたくさんの人の前で選手が頑張って戦ってくれて、勝ち切ることができた。」
【次回のホームゲーム】
2018-03-18
3/17(土)試合結果 広島82-87福岡
【3月17日(土)B2第23節 GAME1 ライジングゼファー福岡戦ゲームレポート】
3月17日(土)に福岡市民体育館(福岡県福岡市)で行われましたライジングゼファー福岡戦。
<スコア>
B.LEAGUE 2017-18 B2
広島ドラゴンフライズ82-87ライジングゼファー福岡
(1Q:16-26,2Q:23-19,3Q:17-23,4Q:26-19)
会場:福岡市民体育館
入場者数:3409人
シーズン成績:21勝22敗(B2西地区4位)
【スターター】
広島:#0ジャマリ・トレイラー、#5山田大治、#11北川弘、#24田中成也、#36仲摩匠平
福岡:#6小林大祐、#8薦田拓也、#9堤啓士朗、#10ファイ・パプ月瑠、#11エリック・ジェイコブセン
<試合レポート>
☆第1Q
前節の熊本ヴォルターズ戦では惜しくも連勝が出来なかった。ただチームケミストリーが高まっているのは間違いない。自分たちのバスケットで福岡で連勝を挙げたい。
今日はスターターに仲摩が久々の復帰。逆に福岡は司令塔の山下を欠く布陣。しかし立ち上がりは福岡ペースとなった。福岡#9堤に3Pを決められると、ターンオーバーから走られ点差を広げられる。さらに7:01にはディフェンスリバウンドからファストブレイクをAND1で決められ2-11となる。トレイラーはこのファウルが2つ目となり早くも交代を余儀なくされる。それでも交代で入ったコッツァーがチームに安定をもたらす。リバウンドをおさえると、インサイドで得点を稼ぐ。北川も3Pを決めて追い上げる。しかし福岡が#22ペッパーズ、#24石谷の3Pで逃げて16-26。
☆第2Q
ショットに精彩を欠く広島。それでもドリスドムがオフェンスにテンポをつける。そして頼れる朝山が3Pを決めて、点差を詰めていく。しかし福岡も3Pが止まらない。福岡#7北向、#9堤が連続で3Pを決めて、再び10点差。ドリスドムのドライブ、コッツァーのインサイドで食らいついていくも39-45。
☆第3Q
トレイラーがインサイドで得点する。しかし怪我から復帰した福岡#6小林が躍動、3Pも決めて攻守で軸となる。それでもトレイラーが今度は北川のショットが外れたところをダンクで押し込み流れを渡さない。山田の得点もあって3点差まで詰め寄るが残り2:19、頼みの綱のトレイラーが4ファウルとなり交代。ここから福岡#22ペッパーズがリバウンドにアシストに得点と起点となり、再び引き離す。結局、最後は連続9ポイントを奪われ56-68とビハインドは12点で最終クォーターへ。
☆第4Q
立ち上がりにいきない連続ターンオーバーを出して、さらに点差が広がる。最終クォーターで追い上げる展開の多い広島。今日もドリスドムが中心となって猛攻をしかける。6:21にはオフェンスリバウンドからのAND1、4:46にはステップでディフェンスをかわしてダンクでファストブレイク。坂田も3Pショットで得たフリースローを3本とも決める。そして3:33でドリスドムのアシストをコッツァーが決めて74-74についに追いついた。しかし反撃もここまで。この後はショットが決まらずターンオーバーも出て、最後はファウルゲームで粘りをみせるも、82-87で敗戦となった。
最終クォーター同点まで追いついたところまでは良かったが、一気に逆転まで持っていきゲームを支配する力はなかった。リバウンドでは大きく上回り優位に立ったが、ショットの精度、ターンオーバーなどミスで流れをつかみきることができなかった。
明日も同じくライジングゼファー福岡との対戦。今日も多くの福岡ブースターがアリーナに駆けつけ、パワフルな応援に飲み込まれた。しかし現地応援の広島ファン、そして明日はパブリックビューイングでもパワーを送る。なんとか一矢を報いて広島に帰りたい。まずはディフェンスからタフに戦って1勝をもぎとりましょう!BE ONE!UNITED WE STAND!
【主なスタッツ】
広島ドラゴンフライズ
◆得点
#3テレンス・ドリスドム 21点
#2朝山正悟 15点
#42ケビン・コッツァー 13点
#7坂田央 11点
◆リバウンド
#42ケビン・コッツァー 15リバウンド
#3テレンス・ドリスドム 8リバウンド
◆アシスト
#3テレンス・ドリスドム 5アシスト
ライジングゼファー福岡
◆得点
#6小林大祐 18点
#7北向由樹 15点
#11エリック・ジェイコブセン 15点
#9堤啓士朗 14点
◆リバウンド
#10ファイ・パプ月瑠 9リバウンド
#11エリック・ジェイコブセン 9リバウンド
◆アシスト
#9堤啓士朗 5アシスト
#22ジョシュ・ペッパーズ 5アシスト
<ヘッドコーチコメント>
【広島ドラゴンフライズ】
☆#2朝山正悟HC
「首位福岡が相手ということで、しっかり準備をして臨んだ。ずっと課題となっているゲームの出だしと、3Qの入りが今日も自分たちのバスケットができなかった。全体的に自分たちも我慢してやれた部分もあるが、決めるべきシュートを福岡が決めて、自分たちはそれができなかった。」
【ライジングゼファー福岡】
☆河合竜児HC
「」
【次回のホームゲーム】
2018-03-17
3/11(日)試合結果 広島78-82熊本
【3月11日(日)B2第22節 GAME2 熊本ヴォルターズ戦ゲームレポート】
3月11日(日)に広島サンプラザホール(広島市西区)で行われました熊本ヴォルターズ戦。
<スコア>
B.LEAGUE 2017-18 B2
広島ドラゴンフライズ78-82熊本ヴォルターズ
(1Q:21-14,2Q:18-26,3Q:19-19,4Q:20-23)
会場:広島サンプラザホール
入場者数:2094人
シーズン成績:21勝21敗(B2西地区4位)
【スターター】
広島:#0ジャマリ・トレイラー、#5山田大治、#7坂田央、#11北川弘、#24田中成也
熊本:#1中西良太、#2古野拓巳、#7小林慎太郎、#8ジョッシュ・ドゥインカー、#11福田真生
<試合レポート>
☆第1Q
昨日の勝利をつなげるためにも絶対に勝利が必要なゲーム。両チームともにスターターは同じ。お互いに気合が入ったディフェンスでショットが決めさせない。田中が積極的なドライブでAND1を取り、さらに北川のスティールからの3Pショットも決まって、出だしは昨日と真逆の展開となって10-2。エナジーを出して、良いディフェンスができていた。しかし熊本#1中西のスティールからの速攻、オフェンスリバウンドからのセカンドチャンスポイントで点差を詰められる。ここで出番を踏ん張ったのが、朝山兼任選手だった。立て続けに3Pを決め、4点プレイも出て21-12と大きくリードを奪った。21-14。
☆第2Q
タッチが良い朝山が1Qに続いて3Pを決めるも、熊本#2古野も負けじと3Pを決めて点差は開かない。これに続いて熊本#8ドゥインカー、ターンオーバーを奪われて#30ウッドベリーに速攻を許してしまう。これがフリースローとなって24-24の同点。さらに熊本の勢いは続く、広島のショットが決まらずディフェンスリバウンドからの速攻で#8ドゥインカーの得点。ゲームがヒートアップし逆転されたところでタイムアウト。熊本は第2Q立ち上がりから#2古野、#47並里のダブルガードが機能している。落ち着いた広島はコッツァー、ドリスドムの両外国籍選手が得点をつないでいく。仲摩からドリスドムへのアシストも決まって、クロスゲームの展開に。しかしエンドからのボールを熊本#2古野にスティールされて得点されるなどもったいない得点もあって、39-40で後半へ。
☆第3Q
お互いに点を取り合うが、熊本がディフェンスリバウンドから走る。古野からのアシストで中西が強さを見せて得点を稼ぐ。さらに熊本#7小林が3Pを決めて46-55と点差が開く。これ以上離されたくない広島はコッツァーがインサイドで奮起。コッツァーから仲摩のアシストでバックシュートを決めて52-55と追い上げていく。熊本はここでタイムアウト。コッツァーがインサイドで確率高く得点を決めれると優位に立てる。コッツァーが得点を繋いで最終クォーターへ。58-59。
☆第4Q
怒涛の連続得点を決めたのは熊本だった。ウッドベリーの個人技、広島ターンオーバーから得点を伸ばして、連続10ポイント。58-69と11点差。広島はショットが全く決まらず4分半の間、得点が止まってしまった。しかしここからドリスドムの猛チャージが始まる。自ら切り込んでいってのレイアップ、さらにエンドラインをドライブしてのダンクでAND1と69-72まで追い上げていく。しかしここから試合巧者となったのは熊本だった。熊本#2古野が3Pのフリースローをもらい全て決める。広島も北川が気持ちで3Pを決め、コッツァーがAND1ととって1点の攻防となるが、古野がフリースローで着実に得点を繋いで広島の追い上げを振り切った。最後、朝山も3Pを決めるなど粘ったが及ばなかった。78-82。
最後まで分からない白熱したライバル対決だったが、競る展開で力量の差が出た。この力の差をカバーできるエナジーと執念が足りなかった。それでも熊本に中盤引き離されそうになった場面でも粘り強く食らいついていき、最終クォーターのドリスドムの圧巻のチャージで、クロスゲームに持ち込めたことはチームが成長していると言っていいだろう。やはり勝負どころでディフェンスに焦りが出てしまったことが悔やまれる。リバウンドで大きな差がついているが、トレイラーがよく身体を張ってプレイをしているので、周りの選手も意識を高めてチームでリバウンドも取っていきたい。
なかなか出来ない週末の連勝。これで再び勝利は5割。対戦成績で熊本に対して負け越しとなり、一層厳しい状況になった。しかし残り18試合、広島ドラゴンフライズのバスケットをしっかり出して、最後まであきらめずに戦い抜きたい。次節は西地区首位のライジングゼファー福岡戦。首位の相手から今度こそ連勝を挙げて、意地をみせたい。BE ONE!UNITED WE STAND!
【主なスタッツ】
広島ドラゴンフライズ
◆得点
#3テレンス・ドリスドム 18点
#42ケビン・コッツァー 18点
#2朝山正悟 13点
◆リバウンド
#0ジャマリ・トレイラー 7リバウンド
#42ケビン・コッツァー 5リバウンド
熊本ヴォルターズ
◆得点
#30テレンス・ウッドベリー 21点
#1中西良太 19点
#8ジョッシュ・ドゥインカー 15点
#2古野拓巳 12点
◆リバウンド
#8ジョッシュ・ドゥインカー 11リバウンド
#14ジョーダン・ヴァンデンバーグ 7リバウンド
#30テレンス・ウッドベリー 7リバウンド
#2古野拓巳 5リバウンド
◆アシスト
#2古野拓巳 6アシスト
#47並里 祐 6アシスト
<ヘッドコーチコメント>
【広島ドラゴンフライズ】
☆#2朝山正悟HC
「最後までどちらに転ぶか分からない展開でゲーム巧者になったのは熊本だった。ドリスドム選手が最後、切り込んでいく場面から得点できたが、熊本には上手くフリースローでつながれてしまった。熊本のほうがフリースローを倍近く打っている。勝てるチャンスはあっただけに悔やまれる敗戦となった。やはり接戦になったときに、どこを攻めるのか、なにをやらせないのか、リバウンドの部分のコミュニケーションができていなくて、競り負けている。厳しい状況ではあるが、残りゲームも広島らしさを存分に出して、目の前の一戦一戦に向き合いながら、最後まで戦いたいと思う。」
【熊本ヴォルターズ】
☆保田 尭之HC
「昨日から修正したところはオフェンスのターンオーバーから走られてポイントを与えた部分で、ターンオーバーを減らすことができた。古野選手に対する広島のプレッシャーは最後までかけ続けられて、苦しい時間もあったが、昨日とは違ってベンチメンバーがボールマンにプレッシャーをかけて、いい流れを持ってきてくれた。今日は試合前に負けたらプレーオフにはいけないぐらいの気持ちで入ろうと選手に危機感が出ていたことが、良いプレイを生んだと思う。ライバル対決にふさわしいエキサイティングなゲームだった。ライバルとする広島にシーズンで勝ち越しということを自信にして、プレーオフに向けて戦っていきたい。」
【次回のホームゲーム】
2018-03-11