2020-21シーズンコンディショニングパートナーに「エイブル広島」様が決定!
広島ドラゴンフライズの2020-21シーズンのコンディショニングパートナーとして「エイブル広島」様が決定いたしましたので、お知らせいたします。
■パートナー企業様概要
【会社名】
エイブル広島((株)エヌ・シー・ピー)
【所在地】
〒733-0844 広島市西区井口台2-1-1
【代表】
代表取締役社長 丸田 茂彦
【設立】
1980 年(昭和55年) 9月13日
【事業内容】
スポーツ施設事業、キンダートーネン事業、FC事業、指定管理
【URL】
http://www.ncp.co.jp/hiroshima/
2020-08-03
#5アイザイア・マーフィー(榎本新作)選手 新入団記者会見コメント
2020年7月29日に広島ドラゴンフライズ クラブオフィスにて
#5アイザイア・マーフィー(榎本新作)選手の新入団記者会見を実施いたしました。
■登壇者
浦 伸嘉(代表取締役社長兼GM)
#5アイザイア・マーフィー
■株式会社広島ドラゴンフライズ 代表取締役社長兼GM 浦伸嘉より ごあいさつ
本日はアイザイア・マーフィー選手の記者会見にお集まりいただき、ありがとうございます。
この後、今後の期待や展望についてお話させていただきたいと思います。
2週間前に来日して、ルールに則ってPCR検査とその後の隔離を経て今日を迎えております。
どうぞご安心いただき、ご取材ください。
■新加入 #5アイザイア・マーフィー選手より ごあいさつ
(日本語で)みなさん、こんにちは。僕の名前はアイザイア・マーフィーです。広島ドラゴンフライズに迎えてくれて、
ありがとうございます。堀田(剛司)コーチと、チームメイトとプレーするのを楽しみにしています。チームメイトのために頑張ります。
■ 浦社長より獲得の経緯説明
B1に昇格して、主力8人を残す、という中で補強を考えていました。マーフィー選手については、1年以上前からマークしていて、情報収集して、映像も見ていました。
マーフィー選手と同じポジションには朝山正悟選手、田中成也選手、トーマス・ケネディ選手らがいますが、いずれも外のシュートを得意としていて、ペイントタッチ(ペイントエリアに侵入するプレー)して得点するタイプの選手が必要でした。
先般補強したポイントガードの田渡凌選手、インサイドの荒尾岳選手もペイントエリアでプレーできる選手であることが補強の理由でした。最後の補強として、ゴールにアタックすることができて、なおかつ外のシュートがある若い選手が欲しかったのですが、一番バランスがいい選手がマーフィー選手でした。
昨季が終わるころから、代理人を通じてコンタクトをとって、交渉してきました。いろんなクラブからオファーがあって、彼の決断に時間はかかりました。しかし、ドラゴンフライズに来てくれたということは、おそらく私に一番情熱があったということだと自負しております(笑)。
それはともかくとして「マーフィー選手が入るとチームのバランスが整う」ということはしっかり説明させてもらいました。
あと、彼は日本代表のアンダー世代でプレーした経験があり、将来的に日本代表を目指すという中で、フォローもしたいと思っております。日本代表の佐古賢一アシスタントコーチは我々の初代ヘッドコーチですし、かつては竹内公輔選手を現役代表として在籍していたこともある。クラブとしてつみ重ねてきたものを生かして、彼の成長をサポートできたらと思います。
期待はいろいろありますが、まずはBリーグに慣れてもらう必要があります。2日連続で試合をする国は少ないですし、土曜の夜から日曜の昼、という場合が多いです。さらにB1に上がれば水曜の試合も増えます。レフリーの笛の感覚もあります。戦術面は堀田(剛司)HCに任せていますが、それにいち早く慣れてもらって力を発揮してほしいと思います。得点、ペイントアタック、ディフェンス、スピード。ありとあらゆる面でチームを助けてくれると思います。
■質疑応答①代表取締役社長 浦伸嘉
―獲得競争が激しかったということですが、ドラゴンフライズをどうアピールしましたか?
浦 若いチームで勢いがあり、挑戦が必要な状況です。「若い力を貸してほしい、トップクラブに成長するために、若い力を貸してほしい」と伝えました。もちろん、最初から強豪クラブに入るのも一つの選択肢ではあると思いますが、ドラゴンフライズなら「駆け上がれるチャンス」がある。だから「一緒に駆け上がろう」と。
―大学時代などの映像を見ると、すごくアスレティックです。どんなプレーに期待しますか。
浦 インサイドのグレゴリー・エチェニケ選手はフィールドゴール成功率が70%あり、ここはB1でもアドバンテージが取れます。そして、スリーポイントの成功率が38%くらいある。となればB1ではより、ゴール下とアウトサイドを重点的に抑えにきます。そういう状況下で、マーフィー選手のペイントタッチやドライブで進入していくプレーがチームを救ってくれるはずです。そこがこれまでのチームに欠けていた要素であり、補強のポイントでした。田渡選手、荒尾選手もペイントでのカットができ、ダイブができる。マーフィー選手は外のシュートもあるので、よりバランスが取れると思います。
―即戦力と考えていますか。
浦 そうですね。先ほども言いましたが、まずは慣れてもらって、戦術理解ができれば出場機会があると思います。コーチ陣の信頼を勝ち得るところは本人の努力次第ですが、大いに期待しています。
―マーフィー選手の将来の話がありました。どう育ってほしいとお考えですか。
浦 今はシューティングガードですが、ポイントガードもできるようになってほしいですね。両ガードができて、得点もできる幅広い選手で、サイズ(194cm)があるという選手になってほしいです。世界ではサイズの大型化が進んでいるので、そういう選手が日本代表には必要ですし、サイズがあって運動能力のある選手がいると代表にインパクトがあると思います。
コーチの判断ですが(ドラゴンフライズでの)ポイントガード器用だってあると思いますから。
■質疑応答②アイザイア・マーフィー選手
―ドラゴンフライズを選んだ理由は。
マーフィー 自分にとってベストな状況だと思ったからです。
クラブの組織も、チームスタッフも素晴らしいので、自分がここで活躍できると信じています。プレーするのが楽しみです。
―期待してほしいプレーは。
マーフィー 攻撃も守備もできる「2ウェイプレーヤー」だと思っています。攻守にアグレッシブなプレーを期待してください。
―アメリカと日本のプレーを両方体験して、違いはありますか。
マーフィー 大きな違いは、基礎・基本に忠実にプレーすることを大事にしているところかなと思います。
―もっと向上したいポイントはありますか。
マーフィー 自分はまだ発展途上の選手だと思います。
特に、ボールハンドリングに集中して技術を上げていきたいですね。もっと体も強く、大きくしていきたいです。
―身長はまだ伸びますか?
マーフィー そうなってほしいですね(笑)
―日本代表で八村塁選手(NBAワシントン・ウィザーズ)とプレーしました。目標とする選手は。
マーフィー たくさんいます。もちろん八村選手もその一人です。とても才能のある選手で、国際大会で一緒にプレーして、スーパースターになる潜在能力のある選手です。
―ドラゴンフライズの印象は。
マーフィー B2からB1へ昇格して、チャレンジの年。僕が入って、チームに貢献して強豪になりたい。
―日本に来たのは?
マーフィー ウィリアム・ジョーンズカップの合宿があった昨年の夏以来ですね。
―広島の印象は。
マーフィー すごくいい街です。思っていたよりずっときれいで、ずっと大きい街ですね。
―広島で、バスケの他にやりたいことは。
マーフィー 博物館とか、観光スポットに行きたいですね。昔、一度母親に連れてこられたことはありますが、一度一人で観光してみたいです。
―ドラゴンフライズにとってはB1デビューの年になります。意気込みを。
マーフィー 個人としても技術を磨いていって、チームの勝利に貢献できたらと思います。
アイザイア・マーフィー選手の今後の活躍にご期待ください!
2020-08-02