戦評

お互いにディフェンス強度を高め、守り合いの展開でスタート。広島は#23コーバーンが負傷退場、#24メイヨの個人ファウルも3つとなりインサイドでトラブルを抱える展開のため、ゾーンディフェンスを多用する。琉球はパス展開からミッドレンジのシュートを効果的に沈め、得点を伸ばしていく。対する広島は琉球のスイッチディフェンスに対し、#8スミスや#13エバンスの1on1で得点を重ねていく。

後半に入ると広島はディフェンスをマンツーマンに戻し、徐々にリズムを掴み始める。一進一退の展開の中、広島#34三谷の3Pシュートなどでついに1ポゼッション差に追いつくが、琉球の硬いディフェンスの前に逆転には至らず敗戦となった。

前半にインサイドでトラブルを抱えた広島に対し、琉球はアドバンテージをしっかりと活かして勝利を掴んだ。ターンオーバーが減少し、改善した部分も見られたが、総合力で敗戦という結果となった。次戦で成長した姿に期待したい。