戦評

広島はボールマンプレッシャーを高め、ディフェンスから速い展開で#8スミスや#34三谷の3Pシュートなどで得点を重ねていく。リードを許した宇都宮はディフェンスで我慢の展開を作り出し、#6比江島の3Pシュートなどで得点。宇都宮のディフェンスが徐々に効き、広島の得点が止まる中、宇都宮は広島のゾーンディフェンスを攻略し、点差を広げていく。リードを許し苦しい広島は#3伊藤のディフェンスから宇都宮のターンオーバーを誘発、一気に点差を縮め、宇都宮が2点リードで前半終了。

後半に入ると、広島はディフェンスの運動量をあげ、ローテーションを多用するディフェンスで、宇都宮のオフェンスを停滞させる。ディフェンスから速い展開を作り出し、#24メイヨ、#13エバンスの得点などで逆転、一気に点差を広げて20点差に。この点差を守り切った広島が勝利した。

前半、昨日のゲームと同じような展開で、広島にとって苦しいゲームになるように思われたが、後半にはディフェンスを大きく変化させ、結果的には守りから走る理想的な展開で圧倒しての勝利となった。次節での勝利にも期待したい。