戦評

広島の高さに対応するため、佐賀はスタートに#55ハレルソンを入れ、お互いにビッグラインナップでゲームスタート。佐賀はペイントエリアを固めるだけでなく、平面的なプレッシャーをかけ、広島のターンオーバーを誘発し、ターンオーバーからの得点でリードを広げる。追いつきたい広島はディフェンス強度を上げ、速い展開を作り出し、10-0のランを作り出しリードを奪い返す。

後半もお互いに守り合いの展開の中、広島はオフェンスリバウンドやディフェンスで粘りをみせ、#8スミスの3Pシュートなどで得点。対する佐賀も#22グローヴスなどが得点する。約10点差を追いつきたい佐賀はオールコートのプレスやトラップディフェンスを展開するが、広島は落ち着いて得点を重ね、リードを保ったまま勝利した。

ホームで連勝したい広島にとって大きな一勝となった。苦しい時間帯もあったが、リバウンドとディフェンスで勝利を手繰り寄せたゲームであった。次節での勝利にも期待したい。