戦評

西地区首位、琉球ゴールデンキングスとの対戦。チーム平均得点が83.7点とリーグランキング3位の琉球は、その高い得点能力を発揮し、1Qだけで32点を記録。広島はディフェンスを崩され失点を許し、一時は12点差をつけられる苦しい展開に。しかし、2Qでディフェンスを修正し強度を上げると、オフェンスのリズムに繋がり連続得点。追い上げを見せた広島が3点差まで迫り、46-49と琉球のリードで前半終了。
 
後半、チーム平均リバウンド数が43.7回とリーグ1位の琉球は、#45クーリーが試合を通して合計10回のリバウンドを記録するなど、インサイドの強さを活かしながら得点を重ねる。広島は#21渡部がキャリアハイとなる17得点で3Pシュートにゴール下での得点と躍動。4Q残り1分でフリースローを獲得し、逆転に成功するなど、最後までどちらに転ぶか分からない接戦となったが、86-87で琉球の勝利となった。再戦の可能性があるEASLではリベンジを果たし、アジアNo1、優勝に期待したい。