戦評

2025年の初戦となる秋田とのGAME1、平均スティール数が8.7とリーグトップの秋田は前からプレッシャーをかけ広島のターンオーバーを誘いながら得点を重ねる。対する広島も立ち上がりから強度の高いディフェンスで秋田に簡単なシュートを許さず、素早いトランジションから連続で3Pシュートを沈めるなど、相手にペースを握らせない。互いに主導権を譲らない拮抗した試合は40-40の同点で前半終了。
 
後半、秋田は#11熊谷の3Pシュートと#24モランの高さを活かしたプレーで得点を重ねる。さらに、チームの強みであるスティールから広島にプレッシャーをかけ、チームで合計17回のターンオーバーを誘う。広島は3Qに5分間フィールドゴールが生まれない苦しい時間が続くも、ディフェンスの強度を落とさず、秋田に大量得点を許さない。後半も終始接戦が続いたが、最後は攻守に活躍した#4ロバーツの3Pシュートが決め手となり、74-72で広島が勝利を掴んだ。新年の初戦を取った勢いで明日も勝利に期待したい。