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B1開幕戦以来の再戦。
ドラゴンフライズウィーク、最終ラウンドの相手は大阪エヴェッサ。昨年10月に記念すべきB1開幕戦を敵地・大阪で戦い、2戦目でB1初勝利を手にしたのは記憶に新しいところかと思いますが、それ以来半年ぶりの対戦となります。
大阪は現在、27勝18敗の西地区3位。
序盤は苦しんだものの12月から徐々に盛り返し、2月以降は10勝3敗。直近の北海道戦で敗れ連勝が5で止まりましたが、一気に成績を伸ばして名古屋Dを抜き、プレーオフ出場圏内につけています。
開幕戦とは全く違うチーム。
チーム得点王ニュービルを止めろ。
現在の大阪は、実は開幕戦とは全くといっていいほど違うチームです。
開幕節に出場していなかったメンバー、ポイントガードの#13 中村浩陸、外国籍ポイントガード/シューティングガードの#25 ディージェイ・ニュービルの2名が先発に名を連ねています。特に大きなインパクトを生んでいるのがニュービルです。
開幕戦時の大阪は#33 アイラ・ブラウンのゴール下へのアタックと、センター#55 ジョシュ・ハレルソンが得意のアウトサイドシュートとサイズを生かしたゴール下を武器にインサイドとアウトサイドを行き来する攻撃を軸に攻めてくる形でした。しかし現在のチーム得点王はニュービル(1試合平均19.9得点)。ゴール下に切れ込んでからの得点もしくはアシストパスを得意とする上に、スリーポイントもリーグ5位の成功率44.2%をもっています。もともとインサイドとアウトサイドの両方に起点があり、それを器用に使い分けていた大阪ですが、ニュービルの加入でさらに起点が増え、非常に守備で的の絞りづらいチームになっています。ボールを持つことの多いニュービルにいかに仕事をさせないかがカギになります。サイズとしては#5 アイザイア・マーフィーが近く、スピードを生かしてしっかり守りたいところです。加えて、大阪はリバウンドも強いチームです。
1試合平均リバウンドはリーグ4位の35.2本。ディフェンスリバウンドに限って言えば3/22(月)時点での本数はリーグ1位です。ハレルソン(1試合平均9.4本)、ブラウン(同7.6本)、#41 ギャレット・スタツ(同7.2本)のビッグマン3人ががっちりと守備時のゴール下を固めます。ディフェンスリバウンドが強いのであまり多くのセカンドチャンスが望めず、いかに簡単なシュートに持ち込むかが求められます。
※成績はいずれも3月22日時点です。
ネパウェを使った戦術の広がりに期待。
ドラゴンフライズのキーマンは、今月加入したセンター、#15チリジ・ネパウェです。デビュー2戦目となった3/21(日)琉球戦では第4クォーターの追い上げ時にインサイドをがっちり守り、リバウンドからリズムを作る活躍を見せました。
インサイドでの孤軍奮闘が続いていた#8グレゴリー・エチェニケを休ませるのみならず同時に出場するケースも見られ、慣れてくればより多彩なラインアップを組むことができるでしょう。あるいは、積極的なゴール下への攻撃で大阪のビッグマンをファウルトラブルに追い込むことができれば流れをつかめます。
ネパウェ選手加入による戦術の広がりに期待したいところです。